ダリル・ローレンツ
ダリル・ローレンツ
ダリル・ローレンツ | |
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外国語表記 | Daryl Lorentz |
登場作品 | 機動戦士ガンダム サンダーボルト |
声優 | 木村良平 |
プロフィール | |
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種族 | スペースノイド |
性別 | 男 |
所属 | ジオン公国軍→ジオン残党軍→南洋同盟 |
所属組織 | 所属組織 |
所属部隊 | リビング・デッド師団→ジオン残党軍→南洋同盟 |
階級 | 伍長→曹長→少尉 |
主な搭乗機 | ザクII (サンダーボルト版)、サイコ・ザク、アッガイ |
機動戦士ガンダム サンダーボルトにおける、ジオンサイドの主要人物。穏やかで仲間想いな性格であり、仲間からも強く信頼されている。好きな音楽のジャンルはポップスのラブソングで、コクピットに持ち込んだ小型ラジオで海賊放送を聞いている。
部隊員のほとんどが義肢持ちと言う特殊な境遇の人員を集めたスナイパー部隊「リビング・デッド師団」に属するパイロット。かつての歩兵戦で両足が義足となり、後に原作では待機中の母艦への攻撃で、アニメ版ではイオとの交戦で左手も失う。最終的にRPD実験と艦隊を守るために、残った右腕も棄ててサイコ・ザクのパイロットとなった。元々師団随一の腕前を誇るスナイパーだったが、サイコ・ザクやアッガイなどに搭乗した際も高い戦果を挙げ、ニュータイプではないかと勘繰られていたほか後者ではガルシアから機転が利き肝が据わっていると評価されている。ただし四肢を失ったハンデは大きく機体・義肢に専用の調整が必要であり、ア・バオア・クー戦でゲルググに搭乗した際はまともな機動ができず苦戦している。
終戦後にリビング・デッド師団の残存兵がオーストラリアに降下してからは、整備兵からブレードアンテナを持ち「DL(Daryl LorenzとDead Livingのダブルミーニング)」と書かれた頭蓋骨のパーソナルマークと、その上部に「SURVIVOR DL」の文字が入ったエンブレムを贈られる。
登場作品と役柄
- 機動戦士ガンダム サンダーボルト
- ジオン軍の宇宙要塞「ア・バオア・クー」への補給路にあたる旧サイド4宙域、通称『サンダーボルト宙域』の防衛として派遣された『リビング・デッド師団』の一員として登場する。
当初は他の隊員と同じく専用装備のザクIIを使用していたが、イオ・フレミングとの邂逅後に完成したサイコ・ザクを受領。このとき少尉への特進と共に唯一無事だった右腕も義手に変えている。 その後は圧倒的な戦闘力で『ムーア同胞団』に壊滅的な打撃を与えつつもイオの駆るフルアーマーガンダムと熾烈な戦いを経て終戦を迎えた。しかし、相思相愛であった技官のカーラは多くの仲間を失ったことで精神的ショックから幼児退行するまでに心を蝕まれてしまっていた。 戦後はオーストラリアのジオン影響圏に降りており、リビング・デッド師団の生き残りからはとても慕われている。周囲も「艦隊を守るため自ら腕を切り落とした精神とガンダムを倒した凄腕を持つ」と強い信頼を受けている。RPDを巡って南洋同盟と接触するうちにレヴァン・フウの「声」を聴き、カーラのため、サイコ・ザクに乗ってイオと決着を着けるためにジオン残党軍を裏切って南洋同盟に参加する。
人間関係
ジオン公国軍
- カーラ・ミッチャム
- RPDの開発者にして、リビング・デッド師団にいた時からの戦友。後にムーア同胞団との戦いの影響で精神が幼児退行し、ダリルが『父親』として面倒を見ている。
- フィッシャー・ネス
- リビング・デッド師団の戦友の1人。戦後も(一時を除いて)行動を共にしている長い付き合い。
- ビリー・ヒッカム
- 戦後に合流。後にレヴァン・フウの側につく。
- J・J・セクストン
- 戦後に合流。ビリーをニュータイプではないかと考えていたが、レヴァン・フウと出会ったことでダリルと共に彼の側につく。
- クライバー大佐
- 一年戦争時に「セイレーン機動大隊」を率いた士官。現在はジオン残党を率いており、ダリル達リビング・デッド師団の生き残りも統括していた。
地球連邦軍
- イオ・フレミング
- 一年戦争時に死闘を繰り広げた宿敵。
南洋同盟
搭乗機体・関連機体
- ザクII (サンダーボルト版)
- サンダーボルト宙域で狙撃任務を行うために搭乗した機体。
- ザクI (サンダーボルト版)
- 失ったザクIIの代わりに搭乗した機体。
- サイコ・ザク
- リユース・P・デバイスのために四肢を義肢化して搭乗した専用機。
- ゲルググ (サンダーボルト版)
- ア・バオア・クー防衛戦で搭乗した機体。
- アッガイ (サンダーボルト版)
- 地上に降りた後に搭乗した機体。
- サイコ・ザクMk-II
- 南洋同盟に帰順した後に搭乗した機体。