ドモン・カッシュ

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ドモン・カッシュ (Domon Kasshu)

ネオジャパンガンダムファイター。コロニー格闘技の覇者にして『キング・オブ・ハート』の称号を持つ。10歳の頃からマスター・アジアに師事して流派東方不敗を学んでおり、素手で銃弾を受け止めることも出来る。無愛想で近寄りがたい雰囲気を漂わせているが、その心に強さと優しさを併せ持つ熱い男である。あまり物事を深く考えるタイプではなく「分かり合うには言葉で取り繕うより戦ったほうが手っ取り早い」という考えを持ち、かなり無鉄砲ではあるが作中ではそうして多くの友を得ていった。ある意味ではガンダムシリーズの「分かり合う人類」の表現者でもある。

10年間の修行を終え自宅に戻った時、母は他界、兄・キョウジはデビルガンダムを奪って逃走、父は責任を問われ冷凍刑になっていた。父の汚名を晴らすために、ネオジャパン代表のガンダムファイターになり、地上へ逃亡したデビルガンダムを追って大会に参加した。ガンダムファイトの戦いの中で、仲間と出会い、友情を育みながら成長してゆく。また、大会中の修行で明鏡止水の境地を会得し、第13回大会の優勝者となった。

デビルガンダムを巡る陰謀に巻き込まれたことで、ウルベ少佐やミカムラ博士によって「デビルガンダムとキョウジ・カッシュを憎む」という記憶の刷り込み(洗脳)まで受けている。 あまりにも大きな使命を背負わされたため、必要以上に他人との接触を避けるようになってしまっているが、本当は素直でやさしい性格をしている。そのため、師匠のマスターアジアからは「大切な時に必要なことを見失う」「決断の遅い愚図」と言われてしまっている。このやさしさと弱さの紙一重の部分は、激闘を繰り返し、友人や兄を失っていくことで乗り越え、強く成長してゆく。

多くのものを失い、傷つきながらも戦うという意味では、ガンダムシリーズの例にもれず正統派主人公となっている。

デビルガンダムとの最終決戦で、レインに愛を告白し、レインと共にデビルガンダムを完全撃破した。

登場作品と役柄

機動武闘伝Gガンダム

人間関係

レイン・ミカムラ
幼馴染みで、ガンダムファイト時の補佐パートナー。最期はドモンとの愛を射止めた。
東方不敗
師匠。後にデビルガンダムの手先と分かると袂を分けるが、内心は信頼関係を気にしていた。
キョウジ・カッシュ
実の兄。デビルガンダムに操られていたことは最期まで気付かなかった。
ライゾウ・カッシュ
父親。冷凍刑にさせられるが、後に解放されて対デビルガンダム戦でドモンにアドバイスをした。
チボデー・クロケット
新生シャッフル同盟の一人。決勝大会におけるシャッフル同盟との連戦が決まると、ドモンに今のシャッフル同盟の気持ち「決着」を代弁した。
サイ・サイシー
新生シャッフル同盟の一人。「アニキ」と慕われ、纏わりつく。決勝大会におけるシャッフル同盟同士の対決ではガンダムファイトでドモンを一番追い詰めた。
ジョルジュ・ド・サンド
新生シャッフル同盟の一人。ドモンとは常に協調関係を築いていて、お互い助け合うこともあった。
アルゴ・ガルスキー
新生シャッフル同盟の一人。アルゴ自身はドモンとのガンダムファイトで戦う楽しさを見つけた。
シュバルツ・ブルーダー
他国の代表でありながら、ドモンに修行のアドバイスをした。その正体は兄・キョウジのコピーアンドロイド。
アレンビー・ビアズリー
ドモンと格闘ゲームで争った後は好かれてしまい、恋心を懐く。
風雲再起
東方不敗が連れ添った愛馬。その愛馬をドモンは受け継いだ。

名台詞

「この男を知っているか?」
兄キョウジの写真を見せて、尋ねる。
「出ろぉぉぉ!ガンダァァァム!」
「○○○ガンダァァァム!」の○の所は「シャイニング」、後に「ゴッド」に変わった。
「俺のこの手が光って唸る、お前を倒せと輝き叫ぶ!」
必殺シャイニングフィンガーの前口上。
「ガンダムファイト国際条約第1条!頭部を破壊された者は失格となる!」
ミケロ・チャリオットネロスガンダムにシャイニングフィンガーが決まった瞬間に叫んだ。
「俺のこの手が真っ赤に燃える!勝利をつかめと轟き叫ぶ!」
爆熱ゴッドフィンガーの前口上。
「人の恋路を邪魔する奴は、馬に蹴られて地獄へ落ちろ!」
レインの元へ向う時に邪魔をしたウォン・ユンファに言った言葉。そしてウォンはその言葉通りの最期を迎える。
「おまえが好きだぁぁあ、おまえがほしいぃぃぃ、レイィィィン!」
ドモン一世一代の愛の告白。

搭乗機体・関連機体

シャイニングガンダム
ゴッドガンダム

商品情報

話題まとめ

資料リンク

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