「ガンダムビルドダイバーズ ブレイク」の版間の差分

提供: ガンダムWiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
33行目: 33行目:
 
『[[ガンダムビルドダイバーズ]]』の外伝作品。漫画誌「[[月刊ガンダムエース]]』の2018年8月号から2019年10月号まで連載された。
 
『[[ガンダムビルドダイバーズ]]』の外伝作品。漫画誌「[[月刊ガンダムエース]]』の2018年8月号から2019年10月号まで連載された。
  
[[ブレイクデカール]]を使用する2人のマスダイバーの少年の活躍を描いた物語で、VRMMOゲームを題材とした作品でも珍しいチーター側の視点から描かれた物語となっている。
+
[[ブレイクデカール]]を使用する2人のマスダイバーの少年の活躍を描いた物語で、VRMMOゲームを題材とする作品としても珍しいチーター側の視点から描かれた物語となっている。
  
 
本作は二つの時系列が交互に折り重なるようにストーリーが展開されており、本編の主人公[[ミカミ・リク]]が[[GBN]]に出会う前の物語を「Before」、その後の物語を「After」と分けており、2人の主人公の立場に加え、使用ガンプラの外見もその時期によって異なっている。
 
本作は二つの時系列が交互に折り重なるようにストーリーが展開されており、本編の主人公[[ミカミ・リク]]が[[GBN]]に出会う前の物語を「Before」、その後の物語を「After」と分けており、2人の主人公の立場に加え、使用ガンプラの外見もその時期によって異なっている。
46行目: 46行目:
 
アークとゼンで立ち上げたフォース。
 
アークとゼンで立ち上げたフォース。
 
;[[アーク]]
 
;[[アーク]]
:本作の主人公の1人。1人でマスダイバーを狩るマスダイバーとして活動していたが、ゼンと出会い共に活動することになる。だが、オーガやアインソフと出会いブレイクデカールの使用を迷い始め、GBNに悪影響を及ぼすことを知ると脱却することを決心した。
+
:本作の主人公の1人。1人でマスダイバーを狩るマスダイバーとして活動していたが、ゼンと出会い共に活動することになる。だが、オーガやアインソフと出会いブレイクデカールの使用を迷い始め、GBNに悪影響を及ぼすことを知ると脱却することを決心した。「チート行為は他人に迷惑をかけないよう仲間内で楽しむだけに留めるべき」というモットーを持ち、マスダイバー狩りもその一環であった。
 
;[[ゼン]]
 
;[[ゼン]]
:本作の主人公の1人。アークの戦い方に憧れて自身もマスダイバーとなった。アークから共にマスダイバーを止めようと持ちかけられたが、悩みを打ち明けてくれなかったことに不満を感じ、バトルをするもコックピットを直接狙われたことで怒って立ち去ってしまった。
+
:本作の主人公の1人。アークの戦い方に憧れて自身もマスダイバーとなった。アークから共にマスダイバーを止めようと持ちかけられたが、悩みを打ち明けてくれなかったことに不満を感じ、対立。その際のバトルでコクピットを直接狙われたことに怒りを感じ、決別した。
  
 
=== [[アイン・ソフ・オウル]] ===
 
=== [[アイン・ソフ・オウル]] ===
60行目: 60行目:
 
GBN最高の男らしさを目指しているフォース。
 
GBN最高の男らしさを目指しているフォース。
 
;[[ユメサキ・エモ]](オノコ)
 
;[[ユメサキ・エモ]](オノコ)
:フォースのリーダー。男性アバターを使用しているがリアルは少女。ZA-∀Zに助けられて以降彼らのファンとなった。
+
:フォースのリーダー。女性だが男性アバターを使用するいわゆる「逆ネカマ」。ZA-∀Zに助けられて以降彼らのファンとなった。
 
;ノブヲ / ザカモト
 
;ノブヲ / ザカモト
 
:フォースのメンバー。ノブヲは小柄で忠誠心が高く、ザカモトは出っ歯で冷静。リアルでは2人ともイケメン。
 
:フォースのメンバー。ノブヲは小柄で忠誠心が高く、ザカモトは出っ歯で冷静。リアルでは2人ともイケメン。
66行目: 66行目:
 
=== その他 ===
 
=== その他 ===
 
;[[エイリアス]]
 
;[[エイリアス]]
:元GBN開発スタッフ。独自に[[EGBN]]を作り上げゼンを誘った。
+
:元GBN開発スタッフ。独自に[[EGBN]]を作り上げ、その象徴としてゼンを勧誘する。
  
 
=== 本編登場ダイバー ===
 
=== 本編登場ダイバー ===
90行目: 90行目:
 
:フォース「[[ビルドダイバーズ]]」に所属している[[ELダイバー]]。
 
:フォース「[[ビルドダイバーズ]]」に所属している[[ELダイバー]]。
 
;[[シバ・ツカサ]]
 
;[[シバ・ツカサ]]
:ブレイクデカールを配布している人物。
+
:ブレイクデカールを配布している人物。当初は手渡しでデカールを渡していたが、マスダイバーの増大に伴って郵送による配布に転換した事が語られている。
 
;[[ミス・トーリ]]
 
;[[ミス・トーリ]]
 
:GBNのシステムを作った張本人。エイリアスとは知り合い。
 
:GBNのシステムを作った張本人。エイリアスとは知り合い。
123行目: 123行目:
 
=== マスダイバー ===
 
=== マスダイバー ===
 
;[[ドムトルーパー]]
 
;[[ドムトルーパー]]
:ep01で登場。ビームの威力を向上させていたが、ブレイクブーストを使用したシャイニングブレイクに一撃で撃破された。
+
:ep01で登場。ブレイクデカールでビームの威力を向上させていたが、ブレイクブーストを使用したシャイニングブレイクに一撃で撃破された。
 
;[[バウンド・ドック]]
 
;[[バウンド・ドック]]
 
:ep01で登場。シャイニングブレイクに翻弄され撃破された。
 
:ep01で登場。シャイニングブレイクに翻弄され撃破された。

2020年7月21日 (火) 18:33時点における版

ガンダムビルドダイバーズ ブレイク
外国語表記 GUNDAM BUILD DIVERS BREAK
著者 しいたけ元帥
原作 矢立肇
富野由悠季
脚本 関西リョウジ
作画 りの / あっちゃん / イエコ (アシスタント)
編集 森小太郎
企画・編集 コミック&キャラクター局
ガンダムエース編集部
デザイン 形部一平 (フォースエンブレム)
装幀・デザイン 大塚幸司 (BBD)
キャラクターデザイン ハラカズヒロ
メカニックデザイン 柳瀬敬之
海老川兼武
協力 綿田慎也
久下宏樹 / 早川春菜 (サンライズ)
BANDAI SPIRITS ホビー事業部
発行人 青柳昌行
発行所 株式会社KADOKAWA
レーベル 角川コミックス・エース
掲載誌 月刊ガンダムエース
掲載期間 2018年8月号〜2019年10月号
巻数 全2巻
話数 13話
テンプレートを表示

概要

ガンダムビルドダイバーズ』の外伝作品。漫画誌「月刊ガンダムエース』の2018年8月号から2019年10月号まで連載された。

ブレイクデカールを使用する2人のマスダイバーの少年の活躍を描いた物語で、VRMMOゲームを題材とする作品としても珍しいチーター側の視点から描かれた物語となっている。

本作は二つの時系列が交互に折り重なるようにストーリーが展開されており、本編の主人公ミカミ・リクGBNに出会う前の物語を「Before」、その後の物語を「After」と分けており、2人の主人公の立場に加え、使用ガンプラの外見もその時期によって異なっている。

本作には本編キャラクターも多数登場する他、逆に本作の主要キャラクターが本編にゲスト出演するといったサプライズも行われている。また、本編には登場しない『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』の機体もモブ機体として登場している。

ストーリー

ガンプラバトル・ネクサスオンライン (GBN)」にてアークは、ブレイクデカールを使用するマスダイバーを狩るマスダイバーとして活動していた。ある日ゼンにミッションに誘われて共に行動していたが、途中でマスダイバーと出会いこれを撃破。この姿を見てゼンも一緒にマスダイバーになりたいと言い共に活動することになった。

登場人物

ZA-∀Z

アークとゼンで立ち上げたフォース。

アーク
本作の主人公の1人。1人でマスダイバーを狩るマスダイバーとして活動していたが、ゼンと出会い共に活動することになる。だが、オーガやアインソフと出会いブレイクデカールの使用を迷い始め、GBNに悪影響を及ぼすことを知ると脱却することを決心した。「チート行為は他人に迷惑をかけないよう仲間内で楽しむだけに留めるべき」というモットーを持ち、マスダイバー狩りもその一環であった。
ゼン
本作の主人公の1人。アークの戦い方に憧れて自身もマスダイバーとなった。アークから共にマスダイバーを止めようと持ちかけられたが、悩みを打ち明けてくれなかったことに不満を感じ、対立。その際のバトルでコクピットを直接狙われたことに怒りを感じ、決別した。

アイン・ソフ・オウル

マスダイバー・ハントを主とする自警フォース。

アインソフ
フォースのリーダー。マスダイバーを相手しているため記録には残らないもののその撃破数はチャンピオンに匹敵すると言われている。
ワーミー
副リーダーと思われる人物。

魂太

GBN最高の男らしさを目指しているフォース。

ユメサキ・エモ(オノコ)
フォースのリーダー。女性だが男性アバターを使用するいわゆる「逆ネカマ」。ZA-∀Zに助けられて以降彼らのファンとなった。
ノブヲ / ザカモト
フォースのメンバー。ノブヲは小柄で忠誠心が高く、ザカモトは出っ歯で冷静。リアルでは2人ともイケメン。

その他

エイリアス
元GBN開発スタッフ。独自にEGBNを作り上げ、その象徴としてゼンを勧誘する。

本編登場ダイバー

オーガ
フォース「百鬼」のリーダー。
ドージ
百鬼のメンバーの1人。
キスギ・キョウヤ(クジョウ・キョウヤ
フォース「AVALON」のリーダー。
エミリア / カルナ
AVALONの副隊長。
ロンメル
フォース「第七機甲師団」のリーダー。
リュック・アルジェ(シャフリヤール
フォース「SIMURGH」のリーダー。
オオガミ・コタロー(タイガーウルフ
フォース「虎武龍」のリーダー。
マギー
フォース「アダムの林檎」のリーダー。
フジサワ・アヤ(アヤメ)
くノ一アバターの少女。
サラ
フォース「ビルドダイバーズ」に所属しているELダイバー
シバ・ツカサ
ブレイクデカールを配布している人物。当初は手渡しでデカールを渡していたが、マスダイバーの増大に伴って郵送による配布に転換した事が語られている。
ミス・トーリ
GBNのシステムを作った張本人。エイリアスとは知り合い。
パトリック・コーラサワーにとてもよく似ているダイバー
有志連合戦後のパーティーに1コマ登場している。

ガンプラ

ZA-∀Z

ガンダムシャイニングブレイク
アークの機体。当初は黒を基調としたカラーリングだったが、後にブレイクデカールを外し白を基調としたカラーリングに変更された。
G-エルス
ゼンの機体。当初は白を基調としたカラーリングだったが、後にブレイクデカールに合わせて改造され黒を基調としたカラーリングに変更された。

アイン・ソフ・オウル

ガンダムザラキエル
アインソフの機体。マスダイバーを撃破するために一撃を重視した機体となっている。
ディジェ
ワーミーの機体。特に特別な点はない。
ジェガン
フォースメンバーの1人が使用する機体。有志連合戦にてG-エルスに撃破されてしまった。

魂太

ビルドΓガンダム
オノコの機体。ヒロイックなガンダムタイプとして製作した。
リック・ディアス
ノブヲとザカモトの機体。リーダー機の盾として運用される。

その他

ヴァリアント
エイリアスの機体。鳥をイメージした外見となっている。

マスダイバー

ドムトルーパー
ep01で登場。ブレイクデカールでビームの威力を向上させていたが、ブレイクブーストを使用したシャイニングブレイクに一撃で撃破された。
バウンド・ドック
ep01で登場。シャイニングブレイクに翻弄され撃破された。
シャア専用ザクII
ep02で登場。旧キットだがブレイクデカールで改造されており、G-エルスと戦うもブレイクブーストを使用され撃破された。
マヒロー
ep03で登場。通常ではありえない機動性を発揮したが、シャイニングブレイクに撃破された。
グリモア
ep03〜04に登場。ガンダムザラキエルと戦いコックピットを直接攻撃され撃破された。
ディガンマ・アジール
ep05に登場。シャイニングブレイクとG-エルスと戦うが、ブレイクブーストでSD化され海の中に落ち撃破された。
ジ・O
ep10に登場。EGBNに来たゼンと戦うも撃破された。

本編登場ガンプラ

オーガ刃-X
オーガの機体。
ガンダムAGEIIマグナム / ガンダムAGEIIマグナム (SV ver.)
キョウヤの機体。
インパルスガンダムアルク
エミリアの機体。
インパルスガンダムランシエ
カルナの機体。
GBN-ガードフレーム
GBNの警備に用いられる機体。
ディザスターガンダム (変異体)
レイドボスがバグにより変貌した姿。

用語

EGBN
エイリアスが独自に作り上げたGBNの模倣世界。

各話リスト

話数 サブタイトル 備考
第1巻 ep01 マスダイバー
ep02 ZA-∀Zザッズ
ep03 迷うアーク
ep04 アインソフ
ep05 魂太ごんぶと
ep06 ブレイク
第2巻 ep07 BEFORE→AFTER
ep08 めぐりあい
ep09 ゼンとエイリアス
ep10 EMULATION
ep11 滾るエモ
ep12 簡単で、難しい
ep13 AFTER→BREAK

関連作品

ガンダムビルドダイバーズ
本編。本作の主人公がゲスト出演している。
ガンダムビルドダイバーズRe:RISE
ビルドダイバーズの続編。本作のEGBNを元にアップデートされたGBNが使用されている。

商品情報

漫画

リンク