「シグー」の版間の差分

提供: ガンダムWiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集
 
(同じ利用者による、間の3版が非表示)
19行目: 19行目:
 
| 主動力 = [[バッテリー]]
 
| 主動力 = [[バッテリー]]
 
| 装甲材質 =  
 
| 装甲材質 =  
| 開発組織 = [[ザフト軍]]
+
| 開発組織 =  
 +
*[[ザフト軍]]
 +
*ハインライン設計局
 
| 所属 = [[ザフト軍]]
 
| 所属 = [[ザフト軍]]
 
| 所属組織 =  
 
| 所属組織 =  
28行目: 30行目:
  
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[ザフト軍]]が[[ジン]]の後継主力機として開発した[[モビルスーツ]]。ジンのコンセプトを基本に実戦データを反映させることで、機動性や運動性といった全ての面でジンを上回る機体となっている。
+
[[ザフト軍]]が[[ジン]]に代わる次期主力機として開発した[[モビルスーツ]]。[[コズミック・イラ]]70年3月15日、[[オペレーション・ウロボロス]]採決と同時にプロパガンダ的意味を込めて[[ディン]]、[[バクゥ]]、[[ザウート]]、[[グーン]]と共に全世界に発表された。特にディンとは、同じハインライン局の設計であるため、フォルム上の類似性が見られる。
  
本機では特にスラスター類の増設や高出力化が行われており、航宙性能や宇宙空間での運動性能が大幅に高められているのが特徴である。装備される武装はジンの戦闘データを基に改良された物を使用する。
+
シグーはジンよりも高性能ではあったが、実際には量産に至らず、少数機が指揮官用に配備されるにとどまり、次期主力の役目は[[ゲイツ]]に譲ることとなった。また、その過渡期において[[地球連合軍]]から奪取したGATシリーズから得たビーム技術の実験機体として開発された[[シグーディープアームズ]]等の複数のバリエーションが存在している。
  
当初はジンに代わる主力量産機となるはずだったが、連合軍から強奪したGAT-Xシリーズの技術を導入した[[ゲイツ]]が主力機として量産される事が決まったため、最終的には先行量産された少数が指揮官用に配備されるに止まった。
+
背部メインスラスターは、ジンやシグーに共通する独特のフォルムであり、ハインライン設計局の特徴であるらしく、ハインライン、アジモフ、クラーク主要3局が合同で開発に当たったゲイツのスラスター部にもその色が見える。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
<!-- :作品名:説明 -->
 
<!-- :作品名:説明 -->
 
;[[機動戦士ガンダムSEED]]
 
;[[機動戦士ガンダムSEED]]
:主に[[ラウ・ル・クルーゼ]]が搭乗し、[[ムウ・ラ・フラガ]]の[[メビウス・ゼロ]]と交戦、破損させている。劇中後半でも[[クルーゼ専用ゲイツ|専用のゲイツ]]が大破したクルーゼが本機に搭乗して再出撃している。
+
:初登場作品。主に[[ラウ・ル・クルーゼ]]が搭乗し、[[ムウ・ラ・フラガ]]の[[メビウス・ゼロ]]と交戦、破損させている。劇中後半でも[[クルーゼ専用ゲイツ|専用のゲイツ]]が大破したクルーゼが本機に搭乗して再出撃している。
 
;[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]
 
;[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]
 
:[[C.E.]]73時にも現役で運用されているが、その頃には本機やゲイツよりも高性能な[[ザクウォーリア]]を始めとしたニューミレニアムシリーズの機体の配備が進んでおり、徐々にその姿を消し始めている。
 
:[[C.E.]]73時にも現役で運用されているが、その頃には本機やゲイツよりも高性能な[[ザクウォーリア]]を始めとしたニューミレニアムシリーズの機体の配備が進んでおり、徐々にその姿を消し始めている。
  
 
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
=== 特殊機能 ===
 
;換装
 
:[[シグーアサルト|アサルトシュラウド]]に換装可能。
 
 
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
 
;MA-M4 重斬刀
 
;MA-M4 重斬刀
:[[ジン]]のMA-M3を改良した実体剣。戦闘データを基に軽量化等の改良が施されている。非使用時には背部スラスター側面にマウントされる。
+
:マティウス・アーセナリー社製の両刃剣。ジンが装備するMA-M3の改良型。マティウス市は船舶の外装甲等の開発を行っており、この刃はその合金製造技術を応用した物である。非使用時にはスラスターユニット側面にマウントされる。
 
;MMI-M7S 76mm重突撃機銃
 
;MMI-M7S 76mm重突撃機銃
:ジンのMMI-M8A3を改良した重突撃機銃。威力が強化された他、命中精度も向上している。
+
:マイウス・ミリタリー・インダストリー社製の主力武装。ジンのMMI-M8A3を改良した重突撃機銃。今後予想される高度な戦闘を想定し、ジンのM8A3より命中精度を向上させている。
 
;M7070 28mmバルカンシステム内装防盾
 
;M7070 28mmバルカンシステム内装防盾
:腕部に装着される機関砲付きのシールド。一対多の状況に対応した武装である。貫通力の高い強化APSV弾などの複数の弾種を選択可能。
+
:左腕部に装着される機関砲付きのシールド。先行したジンの戦闘記録を分析した結果、複数機体との格闘戦時における問題(多方向からの同時攻撃に対する防御・銃器の弾薬が切れた場合のアウトレンジへの敵への攻撃法)が浮上し、これを改善する為に装備された。一対多の状況に対応した武装である。貫通力の高い強化APSV弾などの複数の弾種を選択可能。<br/>この装備の設計思想は、連合から奪取した[[ブリッツガンダム|ブリッツ]]のトリケロスのそれを取り入れ[[プロヴィデンスガンダム|プロヴィデンス]]のMA-MV05Aに発展している。
 
;M68 キャットゥス500mm無反動砲
 
;M68 キャットゥス500mm無反動砲
:大型の目標に対して使用されるバズーカ。弾速が遅い為にMSやMA相手には不向き。
+
:主に大型の目標に対して使用されるバズーカ。弾速が遅い為にMSやMA相手には不向き。
 
;MA-M21G [[ビームライフル]]
 
;MA-M21G [[ビームライフル]]
:本来は[[ゲイツ]]の武装。L4コロニー「メンデル」での戦闘で専用のゲイツを大破させられたクルーゼがシグーに予備の物を装備させた。実弾兵器しか持っていない本機がなぜビームライフルを使えるのかは不明。
+
:本来は[[ゲイツ]]の武装。L4コロニー「メンデル」での戦闘で専用のゲイツを大破させられたクルーゼがシグーに予備の物を装備させた。
  
 
== 対決・名場面 ==
 
== 対決・名場面 ==
<!-- ;内容:説明 -->
+
;VS-[[メビウス・ゼロ]]
 
+
:
 
== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
 
=== パーソナルカスタム機 ===
 
=== パーソナルカスタム機 ===
 
;[[クルーゼ専用シグー]]
 
;[[クルーゼ専用シグー]]
:外部ユニットを追加した[[ラウ・ル・クルーゼ|クルーゼ]]専用機。
+
:『ガンダムSEED Re:』に登場。[[ドラグーンシステム]]の雛形となる外部ユニットを追加した[[ラウ・ル・クルーゼ|クルーゼ]]専用機。
 
;[[ジスト専用シグー]]
 
;[[ジスト専用シグー]]
 
:監視のために真紅に塗装された[[ジスト・エルウェス|ジスト]]専用機。
 
:監視のために真紅に塗装された[[ジスト・エルウェス|ジスト]]専用機。

2023年4月20日 (木) 14:57時点における最新版

シグー
外国語表記 Cgue
登場作品
デザイナー 大河原邦男
テンプレートを表示
スペック
分類 汎用量産型モビルスーツ
型式番号 ZGMF-515
全高 21.43m
本体重量 80.22t
主動力 バッテリー
開発組織
所属 ザフト軍
主なパイロット ラウ・ル・クルーゼ
ザフト兵
テンプレートを表示

概要[編集 | ソースを編集]

ザフト軍ジンに代わる次期主力機として開発したモビルスーツコズミック・イラ70年3月15日、オペレーション・ウロボロス採決と同時にプロパガンダ的意味を込めてディンバクゥザウートグーンと共に全世界に発表された。特にディンとは、同じハインライン局の設計であるため、フォルム上の類似性が見られる。

シグーはジンよりも高性能ではあったが、実際には量産に至らず、少数機が指揮官用に配備されるにとどまり、次期主力の役目はゲイツに譲ることとなった。また、その過渡期において地球連合軍から奪取したGATシリーズから得たビーム技術の実験機体として開発されたシグーディープアームズ等の複数のバリエーションが存在している。

背部メインスラスターは、ジンやシグーに共通する独特のフォルムであり、ハインライン設計局の特徴であるらしく、ハインライン、アジモフ、クラーク主要3局が合同で開発に当たったゲイツのスラスター部にもその色が見える。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

機動戦士ガンダムSEED
初登場作品。主にラウ・ル・クルーゼが搭乗し、ムウ・ラ・フラガメビウス・ゼロと交戦、破損させている。劇中後半でも専用のゲイツが大破したクルーゼが本機に搭乗して再出撃している。
機動戦士ガンダムSEED DESTINY
C.E.73時にも現役で運用されているが、その頃には本機やゲイツよりも高性能なザクウォーリアを始めとしたニューミレニアムシリーズの機体の配備が進んでおり、徐々にその姿を消し始めている。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]

MA-M4 重斬刀
マティウス・アーセナリー社製の両刃剣。ジンが装備するMA-M3の改良型。マティウス市は船舶の外装甲等の開発を行っており、この刃はその合金製造技術を応用した物である。非使用時にはスラスターユニット側面にマウントされる。
MMI-M7S 76mm重突撃機銃
マイウス・ミリタリー・インダストリー社製の主力武装。ジンのMMI-M8A3を改良した重突撃機銃。今後予想される高度な戦闘を想定し、ジンのM8A3より命中精度を向上させている。
M7070 28mmバルカンシステム内装防盾
左腕部に装着される機関砲付きのシールド。先行したジンの戦闘記録を分析した結果、複数機体との格闘戦時における問題(多方向からの同時攻撃に対する防御・銃器の弾薬が切れた場合のアウトレンジへの敵への攻撃法)が浮上し、これを改善する為に装備された。一対多の状況に対応した武装である。貫通力の高い強化APSV弾などの複数の弾種を選択可能。
この装備の設計思想は、連合から奪取したブリッツのトリケロスのそれを取り入れプロヴィデンスのMA-MV05Aに発展している。
M68 キャットゥス500mm無反動砲
主に大型の目標に対して使用されるバズーカ。弾速が遅い為にMSやMA相手には不向き。
MA-M21G ビームライフル
本来はゲイツの武装。L4コロニー「メンデル」での戦闘で専用のゲイツを大破させられたクルーゼがシグーに予備の物を装備させた。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

VS-メビウス・ゼロ

関連機体[編集 | ソースを編集]

パーソナルカスタム機[編集 | ソースを編集]

クルーゼ専用シグー
『ガンダムSEED Re:』に登場。ドラグーンシステムの雛形となる外部ユニットを追加したクルーゼ専用機。
ジスト専用シグー
監視のために真紅に塗装されたジスト専用機。

系列機・派生機[編集 | ソースを編集]

シグーアサルト
アサルトシュラウドを装備した機体。
シグーディープアームズ
小型ビーム兵器の実験機。
ジン
前任機。
ディン
シグーの設計を基に開発された機体。
ジャスティスガンダム
下半身の設計に本機の物が流用されている。

商品情報[編集 | ソースを編集]

ガンプラ[編集 | ソースを編集]

リンク[編集 | ソースを編集]