「ジム・キャノンII」の版間の差分

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*[[機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY]]
 
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*[[GUNDAM LEGACY]]
 
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*[[ADVANCE OF Ζ 刻に抗いし者]]
 
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| タイトル = スペック
 
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| 分類 = 支援用量産型[[モビルスーツ]]
 
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| 生産形態 = 量産機
 
| 型式番号 = RGC-83
 
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| 頭頂高 = 18.0m
 
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| 主動力 = [[熱核融合炉]]
 
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| ジェネレーター出力 = 1,420kw
 
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| 装甲材質 = チタン合金セラミック複合材
 
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| 開発組織 = [[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]]
 
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*[[チャック・キース]]
 
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== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[一年戦争]]後に[[地球連邦軍_(UC)|連邦軍]]が開発した火力支援用[[モビルスーツ]]。[[ガンキャノン]]の純然たる量産化を目的としており、[[ジム・キャノン]]や[[量産型ガンキャノン]]のデータを元に、それら支援用MSの集大成と呼べる機体として完成した。生産ラインは[[ジム・カスタム]]の物と共有化が図られており、ジェネレーターやフレームは同一の物を使用している。
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[[一年戦争]]後に[[地球連邦軍_(UC)|連邦軍]]が開発した火力支援用[[モビルスーツ]]。[[ガンキャノン]]の純然たる量産化を目的としており、[[ジム・キャノン]]や[[量産型ガンキャノン]]のデータを元に、それら支援用MSの集大成と呼べる機体として完成した。基本的な部材はジムタイプMSとのパーツ互換性を重視して設計されており、生産ラインは[[ジム・カスタム]]の物と共有化が図られ、ジェネレーターやフレームは同一の物を使用している。
  
生産性の向上や技術的な底上げによって高出力ジェネレーターの搭載が可能になった為、両肩のキャノン砲は実弾式からビーム・キャノンへと変更されている。精密射撃時には量産型ガンキャノンと同じく腰部のスタビライズド・ギアを展開して機体を安定させる。
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生産性の向上や技術的な底上げによって高出力ジェネレーターの搭載が可能になった為、両肩のキャノン砲は実弾式からビーム・キャノンへと変更されている。重力下での精密射撃時には量産型ガンキャノンと同じく腰部のスタビライズド・ギアを展開して機体を安定させる。
  
全身の装甲は[[ガンダムNT-1 (チョバムアーマー装着型)|ガンダムNT-1]]のチョバムアーマーのデータから開発された複合装甲を採用しており、耐弾性の向上と重量軽減を実現している。ただしこの装甲は追加装甲では無い為、ダメージを受けてもパージすることはできない。
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所謂「オーガスタ系」に属する機体で、全身の装甲は[[ガンダムNT-1 (チョバムアーマー装着型)|ガンダムNT-1]]のフルアーマー・システムの概念を取り入れており、チョバムアーマーと同様の複合装甲を最終装甲とした事で、耐弾性の向上と重量軽減を実現している。ただしこの装甲はアレックスのように追加装甲として着込んでいるわけではなく、戦闘によってダメージを受けてもその場で装甲をパージすることはできない。
  
 
支援機としてほぼ完成された性能を有しているが、製造コストはともかく、運用面ではジム・カスタムとの連携運用を前提としていた為、配備数は少なく、[[デラーズ紛争]]後は開発スタッフを含むプロジェクトそのものが[[ティターンズ]]の管理下に置かれた為、直接の後継機も開発される事なく生産は終了し、ジム・キャノンの系譜は一度ここで途絶える事になる。
 
支援機としてほぼ完成された性能を有しているが、製造コストはともかく、運用面ではジム・カスタムとの連携運用を前提としていた為、配備数は少なく、[[デラーズ紛争]]後は開発スタッフを含むプロジェクトそのものが[[ティターンズ]]の管理下に置かれた為、直接の後継機も開発される事なく生産は終了し、ジム・キャノンの系譜は一度ここで途絶える事になる。
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;[[機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY]]
 
;[[機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY]]
:主なパイロットは[[チャック・キース]]、[[チャップ・アデル]]。劇中では[[アルビオン]]に2機が配備され、[[チャック・キース]]と[[チャップ・アデル]]が搭乗して味方機を支援していた。
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:初出作品。劇中では[[アルビオン]]に2機が配備され、[[チャック・キース]]と[[チャップ・アデル]]が搭乗。主に同部隊のガンダムやジム・カスタムに対する火力支援に務めた。特にキース機は、[[ガンダム試作1号機]]とコンビを組んでの戦闘も多く、作中でクローズアップされる機会も多い。
;[[機動戦士Ζガンダム|機動戦士Ζガンダム A New Translation]]
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;[[機動戦士Ζガンダム A New Translation]]
:[[エゥーゴ]]所属機が登場。通常カラーの機体と[[ネモ]]に近いグリーンの機体が[[アーガマ]]から発進するシーンが描かれている。その後生き残ったらしく、ラストシーンで残存のサラミス改やMSが集まるシーンで1カット登場している。
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:第3部「星の鼓動は愛」の新規作画シーンに[[エゥーゴ]]所属機が登場。パっと見は分かりにくいが、チョバムアーマーが緑色に塗装されたエゥーゴカラーとなっている。[[アーガマ]]から発進するシーンとラストの[[サラミス改級]]やMSが集まるシーンに登場している。
 
;[[GUNDAM LEGACY]]
 
;[[GUNDAM LEGACY]]
 
:[[エイガー]]の乗る[[ティターンズ]]所属の機体が登場。[[エアーズ]]の暴徒鎮圧任務で[[フォルド・ロムフェロー|フォルド]]の乗る[[ジム・クゥエル]]をサポートした。
 
:[[エイガー]]の乗る[[ティターンズ]]所属の機体が登場。[[エアーズ]]の暴徒鎮圧任務で[[フォルド・ロムフェロー|フォルド]]の乗る[[ジム・クゥエル]]をサポートした。
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:第34話にて1機登場。[[サイド1]] 107バンチ バーラトでエゥーゴのOBが暴動を起こした際にコロニー外で[[ネモ]]と共に哨戒に当たっていたが、索敵範囲外から[[ファステスト・フォーミュラ]]の[[Gキャノン (バズ・ガレムソン専用機)]]の長距離狙撃を受けネモ共々撃墜された。
  
 
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
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=== 特殊機能 ===
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;チョバムアーマー
 
;チョバムアーマー
:ガンダムNT-1のチョバムアーマーのデータから開発された複合装甲。リアクティブ層や融衝層が積層化された装甲フレームを機体フレームに直接装着している。
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:ガンダムNT-1のチョバムアーマーのデータから開発された複合装甲。元のチョバムアーマーが増加装甲だったのに対し、こちらはリアクティブ層や融衝層が積層化された装甲フレームを機体フレームに直接装着している。<br/>厳密には構造が異なるが、便宜上「チョバムアーマー」と呼ばれている。
:厳密には構造が異なるが、便宜上「チョバムアーマー」と呼ばれている。
 
  
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
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;60mmバルカン砲
 
;60mmバルカン砲
:頭部に2門内蔵。支援用MSとして牽制・威嚇目的に有効。
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:連邦系MSに標準的に装備されている武装で、頭部の両側面に内蔵される事が多い。60mmの実体弾を連射する事で近接戦闘時には充分な威力を発揮する。武器の換装や転進時の牽制・威嚇目的に有効。
;ビーム・サーベル
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;[[ビーム・サーベル]]
:接近戦を想定して装備している斬撃兵装。左腕に一基格納されている。あくまで接近戦用の予備兵装である為、グリップはショートタイプを採用している。
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:接近戦を想定して左腕部に格納されている斬撃兵装。プラズマ状のビームを形成して対象を溶断する。あくまで予備的な装備であるため、グリップはショートタイプを採用している。
;ジム・ライフル
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;HWF GR-MR82-90mm [[ジム・ライフル]]
:ジム・カスタムに装備されている物と同型の90mm口径ライフル。
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:バレルやセンサー、ストック、マガジンなどを換装可能な汎用マシンガンのロングバレル仕様。ジム・カスタムに装備されている物と同型の90mm口径ライフルであり、この組み合わせは特に「ジム・ライフル」と呼ばれ、有効射程が延長されている。
 
;ビーム・キャノン
 
;ビーム・キャノン
:両肩に1門ずつ装備。[[ガンキャノンII]]を除くRX-77系の機体やジム・キャノンが実弾式のキャノンを装備していたのに対し、本機は高出力ジェネレーターの恩恵によってビーム・キャノンが装備できるようになった。また、重力下で精密射撃を行う際は腰部からスタビライズド・ギアを展開する。
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:両肩に1門ずつ装備。[[ガンキャノンII]]を除くRX-77系の機体やジム・キャノンが実弾式のキャノンを装備していたのに対し、本機は高出力ジェネレーターの恩恵によって量産機としては初めて大出力のビーム・キャノンを標準装備できるようになった。砲塔の基本仕様はジェネレーター直結タイプだが、予備回路として[[エネルギーCAP]]システムも装備している。<br/>また、重力下で精密射撃を行う際は腰部からスタビライズド・ギアを展開する。
 
;シールド
 
;シールド
:ジム・カスタムの物と同一の実体盾。耐ビームコーティング処理が施されており、数度のビーム攻撃なら防御可能。
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:主に実体弾などに対して有効な防御装備。[[ジム・コマンド]]用に開発された局面シールドの更新型で、耐ビームコーティング処理も施されている。マガジンやサーベルなどのオプション兵装も装備/携行可能。
  
 
== 対決・名場面 ==
 
== 対決・名場面 ==
  
 
== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
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=== 別デザイン ===
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;[[ジム・キャノンII (サンダーボルト版)]]
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:『[[機動戦士ガンダム サンダーボルト|サンダーボルト]]』の世界観におけるジム・キャノンII。同作の他の機体と同様にシーリング処理が施されている他、全身に火器を装備する事で重装化されている。
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=== 改修機・強化型 ===
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;[[ジム・キャノンII(ルシアン・ベント専用機)]]
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:ケラウノスのMS部隊隊長[[ルシアン・ベント]]専用の機体。
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:;[[ジム・キャノンII[ホワイトコーラル]]]
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::ルシアン機の改修型。
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=== 系列機・派生機 ===
 
;[[ジム・カスタム]]
 
;[[ジム・カスタム]]
 
:生産ラインを共用している機体。
 
:生産ラインを共用している機体。
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;[[量産型ガンキャノンII]]
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:『[[機動戦士ガンダム U.C. ENGAGE|ガンダムUCE]]』のゲームオリジナル機体である、[[ジム・スナイパーII]]がベースの量産検討機。コンペの結果、本機が量産機として採用されたという設定を持つ。
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=== 技術的関与のある機体 ===
 
;[[ガンダムNT-1 (チョバムアーマー装着型)]]
 
;[[ガンダムNT-1 (チョバムアーマー装着型)]]
 
:本機の装甲はこの機体のデータを元に開発されている。
 
:本機の装甲はこの機体のデータを元に開発されている。
;[[ジム・キャノン]]/[[量産型ガンキャノン]]
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;[[ジム・キャノン]] / [[量産型ガンキャノン]]
 
:本機の開発に際してデータが参考にされた機体。
 
:本機の開発に際してデータが参考にされた機体。
;[[ジム・キャノンII(ルシアン・ベント専用機)]]
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:ケラウノスのMS部隊隊長[[ルシアン・ベント]]専用の機体。
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<!-- *説明 -->
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== 商品情報 ==
 
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== 資料リンク ==
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*[http://www.gundam0083.net/machine/04.html 『機動戦士ガンダム0083』公式サイト:ジム・キャノンII]
  
 
== リンク ==
 
== リンク ==
 
*[[登場メカ]]
 
*[[登場メカ]]
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2023年7月2日 (日) 13:10時点における最新版

ジム・キャノンII
外国語表記 GM Cannon II
登場作品
デザイン カトキハジメ
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スペック
分類 支援用量産型モビルスーツ
生産形態 量産機
型式番号 RGC-83
頭頂高 18.0m
本体重量 47.3t
全備重量 66.9t
主動力 熱核融合炉
ジェネレーター出力 1,420kw
スラスター総推力 59,480kg (13,000kg×4、1,870kg×4)
180度姿勢変換 1.6秒
装甲材質 チタン合金セラミック複合材
開発組織 地球連邦軍
所属組織 地球連邦軍
エゥーゴ
ティターンズ
所属部隊 アルビオン隊
アーガマ隊など
主なパイロット
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概要[編集 | ソースを編集]

一年戦争後に連邦軍が開発した火力支援用モビルスーツガンキャノンの純然たる量産化を目的としており、ジム・キャノン量産型ガンキャノンのデータを元に、それら支援用MSの集大成と呼べる機体として完成した。基本的な部材はジムタイプMSとのパーツ互換性を重視して設計されており、生産ラインはジム・カスタムの物と共有化が図られ、ジェネレーターやフレームは同一の物を使用している。

生産性の向上や技術的な底上げによって高出力ジェネレーターの搭載が可能になった為、両肩のキャノン砲は実弾式からビーム・キャノンへと変更されている。重力下での精密射撃時には量産型ガンキャノンと同じく腰部のスタビライズド・ギアを展開して機体を安定させる。

所謂「オーガスタ系」に属する機体で、全身の装甲はガンダムNT-1のフルアーマー・システムの概念を取り入れており、チョバムアーマーと同様の複合装甲を最終装甲とした事で、耐弾性の向上と重量軽減を実現している。ただしこの装甲はアレックスのように追加装甲として着込んでいるわけではなく、戦闘によってダメージを受けてもその場で装甲をパージすることはできない。

支援機としてほぼ完成された性能を有しているが、製造コストはともかく、運用面ではジム・カスタムとの連携運用を前提としていた為、配備数は少なく、デラーズ紛争後は開発スタッフを含むプロジェクトそのものがティターンズの管理下に置かれた為、直接の後継機も開発される事なく生産は終了し、ジム・キャノンの系譜は一度ここで途絶える事になる。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY
初出作品。劇中ではアルビオンに2機が配備され、チャック・キースチャップ・アデルが搭乗。主に同部隊のガンダムやジム・カスタムに対する火力支援に務めた。特にキース機は、ガンダム試作1号機とコンビを組んでの戦闘も多く、作中でクローズアップされる機会も多い。
機動戦士Ζガンダム A New Translation
第3部「星の鼓動は愛」の新規作画シーンにエゥーゴ所属機が登場。パっと見は分かりにくいが、チョバムアーマーが緑色に塗装されたエゥーゴカラーとなっている。アーガマから発進するシーンとラストのサラミス改級やMSが集まるシーンに登場している。
GUNDAM LEGACY
エイガーの乗るティターンズ所属の機体が登場。エアーズの暴徒鎮圧任務でフォルドの乗るジム・クゥエルをサポートした。
機動戦士ガンダムF90FF
第34話にて1機登場。サイド1 107バンチ バーラトでエゥーゴのOBが暴動を起こした際にコロニー外でネモと共に哨戒に当たっていたが、索敵範囲外からファステスト・フォーミュラGキャノン (バズ・ガレムソン専用機)の長距離狙撃を受けネモ共々撃墜された。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

特殊機能[編集 | ソースを編集]

チョバムアーマー
ガンダムNT-1のチョバムアーマーのデータから開発された複合装甲。元のチョバムアーマーが増加装甲だったのに対し、こちらはリアクティブ層や融衝層が積層化された装甲フレームを機体フレームに直接装着している。
厳密には構造が異なるが、便宜上「チョバムアーマー」と呼ばれている。

武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]

60mmバルカン砲
連邦系MSに標準的に装備されている武装で、頭部の両側面に内蔵される事が多い。60mmの実体弾を連射する事で近接戦闘時には充分な威力を発揮する。武器の換装や転進時の牽制・威嚇目的に有効。
ビーム・サーベル
接近戦を想定して左腕部に格納されている斬撃兵装。プラズマ状のビームを形成して対象を溶断する。あくまで予備的な装備であるため、グリップはショートタイプを採用している。
HWF GR-MR82-90mm ジム・ライフル
バレルやセンサー、ストック、マガジンなどを換装可能な汎用マシンガンのロングバレル仕様。ジム・カスタムに装備されている物と同型の90mm口径ライフルであり、この組み合わせは特に「ジム・ライフル」と呼ばれ、有効射程が延長されている。
ビーム・キャノン
両肩に1門ずつ装備。ガンキャノンIIを除くRX-77系の機体やジム・キャノンが実弾式のキャノンを装備していたのに対し、本機は高出力ジェネレーターの恩恵によって量産機としては初めて大出力のビーム・キャノンを標準装備できるようになった。砲塔の基本仕様はジェネレーター直結タイプだが、予備回路としてエネルギーCAPシステムも装備している。
また、重力下で精密射撃を行う際は腰部からスタビライズド・ギアを展開する。
シールド
主に実体弾などに対して有効な防御装備。ジム・コマンド用に開発された局面シールドの更新型で、耐ビームコーティング処理も施されている。マガジンやサーベルなどのオプション兵装も装備/携行可能。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

関連機体[編集 | ソースを編集]

別デザイン [編集 | ソースを編集]

ジム・キャノンII (サンダーボルト版)
サンダーボルト』の世界観におけるジム・キャノンII。同作の他の機体と同様にシーリング処理が施されている他、全身に火器を装備する事で重装化されている。

改修機・強化型 [編集 | ソースを編集]

ジム・キャノンII(ルシアン・ベント専用機)
ケラウノスのMS部隊隊長ルシアン・ベント専用の機体。
ジム・キャノンII[ホワイトコーラル]
ルシアン機の改修型。

系列機・派生機 [編集 | ソースを編集]

ジム・カスタム
生産ラインを共用している機体。
量産型ガンキャノンII
ガンダムUCE』のゲームオリジナル機体である、ジム・スナイパーIIがベースの量産検討機。コンペの結果、本機が量産機として採用されたという設定を持つ。

技術的関与のある機体 [編集 | ソースを編集]

ガンダムNT-1 (チョバムアーマー装着型)
本機の装甲はこの機体のデータを元に開発されている。
ジム・キャノン / 量産型ガンキャノン
本機の開発に際してデータが参考にされた機体。

商品情報[編集 | ソースを編集]

ガンプラ[編集 | ソースを編集]

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資料リンク [編集 | ソースを編集]

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