「ドラッツェ」の版間の差分

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*本体重量:23.9t
 
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*全備重量:49.0t
 
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*主動力:[[熱核ジェットエンジン]]
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*主動力:[[熱核融合炉]]
 
*出力:569kW
 
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*推力:117,500kg
 
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== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[デラーズ・フリート]]が開発した、宇宙専用MS。30機ほどが生産され、おもに哨戒用として運用される。
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[[デラーズ・フリート]]が開発した、宇宙専用MS。30機程が生産され、おもに哨戒用として運用される。
  
破損したり製造が間に合わなかった[[ザクIIF2型|ザクII (F2)]]の胴体を核に、頭部を高速機動に対応したオリジナルの物にし背部にガトル宇宙戦闘爆撃機のメインスラスターを加工したバックパック、脚部を同じくガトルのパーツを加工したプロペラントタンク兼スラスターに替えて製造された。バックパックには懸架収容用のマウントラッチが配されている。宇宙専用だが着地機能は有り、MS胴体の股間部に前部着陸脚、脚部先端に後部着陸脚を持ち、どちらも航空機の様なタイヤ式である。脚部は歩行肢としての機能は捨てている為歩行する事は出来ず、AMBAC作動肢としての機能も低いので旋回性は劣悪。それを補う為肩部に球状スラスターポッドを増設しているが、それでも足の有るMSの旋回性には遠く及ばない。その反面、直線的な機動性はとても高く、[[リック・ドムII]]に匹敵する。
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破損したり製造が間に合わなかった[[ザクIIF2型|ザクII (F2)]]の胴体を核に、頭部を高速機動に対応したオリジナルの物にし背部にガトル宇宙戦闘爆撃機のメインスラスターを加工したバックパック、脚部を同じくガトルのパーツを加工したプロペラントタンク兼スラスターに替えて製造された。その為勘違いされがちだが主動力は元機であるザクIIF2型の「熱核融合炉」で主推進機はガトル戦闘爆撃機の「[[熱核ロケットエンジン]]」である。バックパックには懸架収容用のマウントラッチが配されている。宇宙専用機体だが着地機能は有り、MS胴体の股間部に前部着陸脚、脚部先端に後部着陸脚を持ち、どちらも航空機の様なタイヤ式である。脚部は歩行肢としての機能は捨てている為歩行する事は出来ず、[[AMBAC]]作動肢としての機能も低いので旋回性は劣悪。それを補う為肩部に球状スラスターポッドを増設しているが、それでも足の有るMSの旋回性には遠く及ばない。その反面、直線的な機動性はとても高く、[[リック・ドムII]]に匹敵する。
  
 
総合的に見ると[[モビルスーツ|MS]]というより[[モビルアーマー|MA]]寄りの性質の機体である事が分かる。
 
総合的に見ると[[モビルスーツ|MS]]というより[[モビルアーマー|MA]]寄りの性質の機体である事が分かる。
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::ドラッツェ改の右腕装備を手持ち装着型ガトリング砲に変更し、左腕のシールドの表にシュツルムファウストを2基、脚部スラスターポッド部外側にザク用の三連装ミサイルポッドを左右二基ずつ計四基装備した重武装型。
 
::ドラッツェ改の右腕装備を手持ち装着型ガトリング砲に変更し、左腕のシールドの表にシュツルムファウストを2基、脚部スラスターポッド部外側にザク用の三連装ミサイルポッドを左右二基ずつ計四基装備した重武装型。
 
;[[ガトル]]
 
;[[ガトル]]
:スラスターや燃料タンクユニットを流用。
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:メインスラスターや燃料タンクユニットを流用。
  
 
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==

2019年7月19日 (金) 23:20時点における版

MS-21C ドラッツェ (DRA-C)

概要

デラーズ・フリートが開発した、宇宙専用MS。30機程が生産され、おもに哨戒用として運用される。

破損したり製造が間に合わなかったザクII (F2)の胴体を核に、頭部を高速機動に対応したオリジナルの物にし背部にガトル宇宙戦闘爆撃機のメインスラスターを加工したバックパック、脚部を同じくガトルのパーツを加工したプロペラントタンク兼スラスターに替えて製造された。その為勘違いされがちだが主動力は元機であるザクIIF2型の「熱核融合炉」で主推進機はガトル戦闘爆撃機の「熱核ロケットエンジン」である。バックパックには懸架収容用のマウントラッチが配されている。宇宙専用機体だが着地機能は有り、MS胴体の股間部に前部着陸脚、脚部先端に後部着陸脚を持ち、どちらも航空機の様なタイヤ式である。脚部は歩行肢としての機能は捨てている為歩行する事は出来ず、AMBAC作動肢としての機能も低いので旋回性は劣悪。それを補う為肩部に球状スラスターポッドを増設しているが、それでも足の有るMSの旋回性には遠く及ばない。その反面、直線的な機動性はとても高く、リック・ドムIIに匹敵する。

総合的に見るとMSというよりMA寄りの性質の機体である事が分かる。

デラーズ紛争中にほとんどの機体が喪失したが、一部残った機体はその後の アクシズ袖付きに渡り、塗装や武装が変更されて運用され続けた。

登場作品と操縦者

機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY
初登場作品。デラーズ・フリート一般兵が搭乗。ブルーの塗装の機体。
機動戦士Ζガンダム A New Translation―Legend of Z―
第3部『星の鼓動は愛』のワンシーンに、グレーの塗装の機体が登場。アクシズ一般兵が搭乗。
機動戦士ガンダムUC
袖付き一般兵が搭乗。明るい紫の塗装の機体。ネオジオンの紋章のエングレービング加工が施された胸部装甲に換装されている。

装備・機能

特殊機能

センサー・ユニット
袖付き機のみの実装。ガトリング・ガンに搭載されており、起動するとセンサー有効半径が10,900mから18,800mに広がる。システムはガザシリーズからの流用。

武装・必殺攻撃

3連40mmバルカン砲
右腕のマニピュレータを廃し、代わりに装備している。三連装の砲身はカバーで覆っている為外見は単装砲。
ガトリング・ガン
袖付き機では、3連40mmバルカン砲から置き換えて装備している。火力強化よりは併設してあるガザシリーズの物を転用したセンサーによる捜索探知能力向上目的の装備。
シールド
左腕部に装備。戦艦の装甲を転用した物で強度はやや高め。
ビーム・サーベル
シールド裏に固定されている。本来、ビーム・サーベルは出力不足で使用できないが、シールドに小型ジェネレータ、エネルギーCAPと冷却装置を付けて無理やり運用している。

対決・名場面

ガンダム試作1号機フルバーニアン
第9話より。試作2号機を捜索中のフルバーニアンに急接近し、ビーム・サーベルで叩き切ろうとするものの、ビーム・ジュッテという予想だにしない装備で受け止められ、逆にビーム・サーベルによる反撃で返り討ちにされてしまった。

関連機体

ザクII (F2)
原型機。手足や頭を除いた胴体を機体の芯として流用。
ドラッツェ改
右手を通常型マニピュレータに戻しザク規格の武装を使用可能とし、肩部スラスターポッドを宇宙突撃艇のスラスターを転用したタイプに変更したバリエーション機。
ドラッツェ改(重装型)
ドラッツェ改の右腕装備を手持ち装着型ガトリング砲に変更し、左腕のシールドの表にシュツルムファウストを2基、脚部スラスターポッド部外側にザク用の三連装ミサイルポッドを左右二基ずつ計四基装備した重武装型。
ガトル
メインスラスターや燃料タンクユニットを流用。

商品情報

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