「メンデル」の版間の差分

提供: ガンダムWiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
(新規作成)
 
1行目: 1行目:
 
== メンデル(Mendel) ==
 
== メンデル(Mendel) ==
 +
[[コズミック・イラ]]30年にL4宙域に他のコロニーと共に建造された[[スペースコロニー]]。完成後は「禁断の聖域」や「遺伝子研究のメッカ」とも呼ばれ、[[コーディネイター]]研究と作成を主とするG.A.R.M. R&D社の研究施設も所在していたが、[[第1次連合・プラント大戦]]開戦以前、コズミック・イラ68年に発生したバイオハザードによって多数の死者を出した結果放棄され、G.A.R.M. R&Dも倒産した。
  
[[機動戦士ガンダムSEED]]シリーズに登場するC.E.30年にL4宙域にて建造された[[スペースコロニー]]。
+
コロニー内部の環境ははその後X線照射によって全域が消毒されたため、無害となったが、内部には様々な情報が手つかずのまま残っていたが、[[第2次連合・プラント大戦]]時には研究所は破壊され、資料も抹消されている。
  
主に遺伝子研究が行われ、[[コーディネイター]]作成の研究の中心であり、[[キラ・ヤマト|キラ]]の父、[[ユーレン・ヒビキ]]も所属し、キラが生み出されることになり、DNA解析の権威でもあった[[ギルバート・デュランダル]]も所属していた。
+
[[キラ・ヤマト]]の実父である[[ユーレン・ヒビキ]]はこの研究所の主任研究員であり、人工子宮による完全な遺伝子調整を目指した[[スーパーコーディネイター]]の研究を行っていた。また、[[ギルバート・デュランダル]]も嘗てはここに勤務し、[[デスティニー・プラン]]の草案を作り上げている。
  
また[[クローン]]技術の研究も行われ、[[ラウ・ル・クルーゼ|クルーゼ]][[レイ・ザ・バレル|レイ]]もここの研究所で生み出された。
+
コーディネイター研究と同時にクローン研究も行っており、[[アル・ダ・フラガ]]のクローンである[[ラウ・ル・クルーゼ]][[レイ・ザ・バレル]]が生み出された。
  
事故により放棄されていたが、作中終盤にキラと[[ムウ・ラ・フラガ|ムウ]]が訪れ、[[ラウ・ル・クルーゼ|クルーゼ]]と相対することになり、DESTINYでも[[マーチン・ダコスタ]]が訪れているが、その際は研究所が破壊されており、データも失われていた。
+
また、戦闘用コーディネイターの開発も行われており、[[叢雲劾]][[グゥド・ヴェイア]]、そして[[ソキウス]]もここで誕生したとされている。
  
 +
== 関連人物 ==
 +
=== 出資者 ===
 +
;[[アル・ダ・フラガ]]
 +
:フラガ家当主。ユーレンのパトロンとなる交換条件として自身のクローン作成を依頼する。
 +
=== 研究員 ===
 +
;[[ユーレン・ヒビキ]]
 +
:主任研究員。人工子宮開発の責任者。
 +
;[[ヴィア・ヒビキ]]
 +
:研究員。ユーレンの妻。
 +
;[[ギルバート・デュランダル]]
 +
:後のプラント最高評議会議長。遺伝子研究者でもあり、メンデルに勤務していた事が示唆されている。
 +
;[[アウラ・マハ・ハイバル|アウラ]]
 +
:研究員。
 +
=== 出生者 ===
 +
;[[キラ・ヤマト]]
 +
:ヒビキ夫妻の実子。ユーレンによって人工子宮開発のための実験体とされ、[[スーパーコーディネイター]]として誕生。
 +
;[[ラウ・ル・クルーゼ]]
 +
:アル・ダ・フラガのクローン。遺伝子的に短命であったため、アルによって「失敗作」として捨てられ、世界を憎むようになる。
 +
;[[レイ・ザ・バレル]]
 +
:クルーゼの遺伝子から作り出された二次クローン。
 +
;[[叢雲劾]]
 +
:傭兵部隊「[[サーペントテール]]」のリーダー。戦闘用コーディネイターの試作体の一人だったが、その後脱走し傭兵となった。
 +
;[[グゥド・ヴェイア]]
 +
:[[ザフト軍]]で「英雄」と呼ばれたエースパイロット。劾と同じく戦闘用コーディネイターとして生を受けた一人。
 +
;[[ソキウス]]
 +
:ヴェイアの遺伝子をベースに開発された戦闘用コーディネイター。
 
== 登場作品 ==
 
== 登場作品 ==
 
;[[機動戦士ガンダムSEED]]
 
;[[機動戦士ガンダムSEED]]
:
+
:初登場作品。既に放棄されたコロニーで[[アークエンジェル]]及び[[クサナギ]]が[[プラント]]から脱出した[[エターナル]]と合流。しかし、そこで[[ドミニオン]]、[[クルーゼ隊]]との三つ巴の戦闘が発生し、その結果クルーゼが意図的に流出させた[[ニュートロンジャマーキャンセラー]]が[[地球連合軍]]の手に渡る事になった。
 +
;[[機動戦士ガンダムSEED ASTRAY]]
 +
:戦闘用コーディネイターである[[叢雲劾]]、[[グゥド・ヴェイア]]、[[ソキウス]]がここで作り出された事が語られている。また、プラント最高評議会から[[ジョージ・グレン]]のDNAサンプル検索を依頼された[[ディラー・ロッホ]]が[[グーン地中機動試験評価タイプ]]を使い、コロニー内を探索している。
 
;[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]
 
;[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]
 +
:[[マーチン・ダコスタ]]が放棄された施設の再調査を行い、デスティニー・プランについて書かれた資料を発見しているが、研究施設に破壊工作が行われた形跡がうかがえた。
 +
;[[機動戦士ガンダムSEED FREEDOM]]
 
:
 
:
  
20行目: 51行目:
 
;[[スーパーコーディネイター]]
 
;[[スーパーコーディネイター]]
 
:
 
:
;[[三隻同盟]]
+
;[[デスティニー・プラン]]
 +
:
 +
;[[ソキウス]]
 +
:
 +
;[[アコード]]
 
:
 
:
 +
== リンク ==
 +
*[[施設・地名]]
 +
<!-- == 脚注 == -->
 +
<!-- <references /> -->
 +
<!-- 本文には<ref>内容</ref>のかたちで挿入してください。 -->
  
== メモ ==
+
{{DEFAULTSORT:めんてる}}<!-- 濁点・半濁点は除く。「っ」のような小書き文字は「つ」のように大きくする。「・」のような区切り文字は半角空白「 」に変える。 -->
 
+
[[Category:施設・地名]]
== 話題まとめ ==
+
[[Category:機動戦士ガンダムSEED]]
<!-- *[[namazu:メンデル]] (全文検索結果) -->
+
<!-- DEFAULTSORTとCategoryを元に、各カテゴリページに表示・自動整列されます。 -->
 
 
== 資料リンク ==
 
<!-- *[[一覧:メンデル]] -->
 
 
 
== リンク ==
 
*[[地名]]
 

2024年2月29日 (木) 14:49時点における版

メンデル(Mendel)

コズミック・イラ30年にL4宙域に他のコロニーと共に建造されたスペースコロニー。完成後は「禁断の聖域」や「遺伝子研究のメッカ」とも呼ばれ、コーディネイター研究と作成を主とするG.A.R.M. R&D社の研究施設も所在していたが、第1次連合・プラント大戦開戦以前、コズミック・イラ68年に発生したバイオハザードによって多数の死者を出した結果放棄され、G.A.R.M. R&Dも倒産した。

コロニー内部の環境ははその後X線照射によって全域が消毒されたため、無害となったが、内部には様々な情報が手つかずのまま残っていたが、第2次連合・プラント大戦時には研究所は破壊され、資料も抹消されている。

キラ・ヤマトの実父であるユーレン・ヒビキはこの研究所の主任研究員であり、人工子宮による完全な遺伝子調整を目指したスーパーコーディネイターの研究を行っていた。また、ギルバート・デュランダルも嘗てはここに勤務し、デスティニー・プランの草案を作り上げている。

コーディネイター研究と同時にクローン研究も行っており、アル・ダ・フラガのクローンであるラウ・ル・クルーゼレイ・ザ・バレルが生み出された。

また、戦闘用コーディネイターの開発も行われており、叢雲劾グゥド・ヴェイア、そしてソキウスもここで誕生したとされている。

関連人物 

出資者 

アル・ダ・フラガ
フラガ家当主。ユーレンのパトロンとなる交換条件として自身のクローン作成を依頼する。

研究員 

ユーレン・ヒビキ
主任研究員。人工子宮開発の責任者。
ヴィア・ヒビキ
研究員。ユーレンの妻。
ギルバート・デュランダル
後のプラント最高評議会議長。遺伝子研究者でもあり、メンデルに勤務していた事が示唆されている。
アウラ
研究員。

出生者 

キラ・ヤマト
ヒビキ夫妻の実子。ユーレンによって人工子宮開発のための実験体とされ、スーパーコーディネイターとして誕生。
ラウ・ル・クルーゼ
アル・ダ・フラガのクローン。遺伝子的に短命であったため、アルによって「失敗作」として捨てられ、世界を憎むようになる。
レイ・ザ・バレル
クルーゼの遺伝子から作り出された二次クローン。
叢雲劾
傭兵部隊「サーペントテール」のリーダー。戦闘用コーディネイターの試作体の一人だったが、その後脱走し傭兵となった。
グゥド・ヴェイア
ザフト軍で「英雄」と呼ばれたエースパイロット。劾と同じく戦闘用コーディネイターとして生を受けた一人。
ソキウス
ヴェイアの遺伝子をベースに開発された戦闘用コーディネイター。

登場作品

機動戦士ガンダムSEED
初登場作品。既に放棄されたコロニーでアークエンジェル及びクサナギプラントから脱出したエターナルと合流。しかし、そこでドミニオンクルーゼ隊との三つ巴の戦闘が発生し、その結果クルーゼが意図的に流出させたニュートロンジャマーキャンセラー地球連合軍の手に渡る事になった。
機動戦士ガンダムSEED ASTRAY
戦闘用コーディネイターである叢雲劾グゥド・ヴェイアソキウスがここで作り出された事が語られている。また、プラント最高評議会からジョージ・グレンのDNAサンプル検索を依頼されたディラー・ロッホグーン地中機動試験評価タイプを使い、コロニー内を探索している。
機動戦士ガンダムSEED DESTINY
マーチン・ダコスタが放棄された施設の再調査を行い、デスティニー・プランについて書かれた資料を発見しているが、研究施設に破壊工作が行われた形跡がうかがえた。
機動戦士ガンダムSEED FREEDOM

関連用語

コーディネイター
スーパーコーディネイター
デスティニー・プラン
ソキウス
アコード

リンク