「量産型キュベレイ」の版間の差分

提供: ガンダムWiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
 
(2人の利用者による、間の2版が非表示)
7行目: 7行目:
 
*[[ガンダムビルドダイバーズ]]
 
*[[ガンダムビルドダイバーズ]]
 
<!-- *続編、或いは個別作品に出演した作品のみ記載。 -->
 
<!-- *続編、或いは個別作品に出演した作品のみ記載。 -->
| デザイナー = <!-- デザイナー名 -->
+
| デザイナー = 明貴美加
 
}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
 
}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
  
13行目: 13行目:
 
| タイトル = スペック
 
| タイトル = スペック
 
| 分類 = [[ニュータイプ]]専用量産型[[モビルスーツ]]
 
| 分類 = [[ニュータイプ]]専用量産型[[モビルスーツ]]
 +
| 生産形態 = 量産機
 
| 型式番号 = AMX-004G<ref>『機動戦士ガンダムΖΖ』公式サイトなど</ref><br/>AMX-017<ref>書籍『GUNDAM WARS II MISSION ΖΖ』など</ref>
 
| 型式番号 = AMX-004G<ref>『機動戦士ガンダムΖΖ』公式サイトなど</ref><br/>AMX-017<ref>書籍『GUNDAM WARS II MISSION ΖΖ』など</ref>
 
| 頭頂高 = 18.4m
 
| 頭頂高 = 18.4m
20行目: 21行目:
 
| 主動力 = [[熱核融合炉]]
 
| 主動力 = [[熱核融合炉]]
 
| ジェネレーター出力 = 1,820kW
 
| ジェネレーター出力 = 1,820kW
| スラスター総推力 =  
+
| スラスター総推力 = 61,600kg
 +
| 姿勢制御バーニア数 = 12基
 
| 装甲材質 = [[ガンダリウム合金]]
 
| 装甲材質 = [[ガンダリウム合金]]
 
| センサー有効半径 = 10,900m
 
| センサー有効半径 = 10,900m
 
| 開発組織 = [[ネオ・ジオン]]
 
| 開発組織 = [[ネオ・ジオン]]
| 所属 = [[ネオ・ジオン]][[グレミー・トト|グレミー]]軍)
+
| 所属 = [[ネオ・ジオン]] ([[グレミー・トト|グレミー]]軍)
 
| 所属組織 =  
 
| 所属組織 =  
 
| 所属部隊 =  
 
| 所属部隊 =  
32行目: 34行目:
  
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[ネオ・ジオン]]のグレミー派が開発した[[モビルスーツ]]で、[[キュベレイ]]の量産型。
+
[[ネオ・ジオン]][[グレミー・トト|グレミー]]派が開発した[[キュベレイ]]の量産型。[[キュベレイMk-II]]開発で得たデータが利用されている。
  
性能自体は落とされているが、単純な火力は向上している。プルシリーズの中に[[ハマーン・カーン]]と同等のニュータイプ能力を持つものがいなかったため機体の追従性やファンネルの制動性には下方調整が施されており、それを補うために武装が増設されている。
+
基本的な設計はキュベレイからほぼ変更されていないが、頭頂部にはアンテナ付きの補助センサーが備わり、上腕部には伸縮機能が追加された事でバインダー内側に収納可能になった。
 +
 
 +
[[プルクローン|プルシリーズ]]の中に[[ハマーン・カーン]]と同等の[[ニュータイプ]]能力を持つパイロットがいなかったため、[[サイコミュ]]の性能は下方調整が施されている。これにより機体の追従性や[[ファンネル]]の制動性が低下しているため、それを補うために武装が増設され、ベース機と比較して火力が大幅に増強されている。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
<!-- ;[[作品名]]:説明 -->
 
<!-- ;[[作品名]]:説明 -->
 
;[[機動戦士ガンダムΖΖ]]
 
;[[機動戦士ガンダムΖΖ]]
:第45話でグレミー軍カラー(灰色)の機体が初登場。[[クィン・マンサ]]の随伴機としてハマーン軍と戦闘する。また、第47話ではMk-II(プル機)に近いカラーリングの機体が登場。無数のファンネルによるオールレンジ攻撃で[[ゲーマルク]]とロイヤルガードを相手に圧倒的な戦闘力を見せつけるが、最終的にゲーマルクによって全滅させられている。
+
:第45話で[[グレミー・トト|グレミー]]軍カラー(灰色)の機体が初登場。[[クィン・マンサ]]の随伴機として[[ハマーン・カーン|ハマーン]]軍と戦闘する。また、第47話ではMk-II(プル機)に近いカラーリングの機体が登場。無数の[[ファンネル]]によるオールレンジ攻撃で[[ゲーマルク]]とロイヤルガードを相手に圧倒的な戦闘力を見せつけるが、最終的にゲーマルクによって全滅させられている。
 
;[[機動戦士ガンダムUC]]
 
;[[機動戦士ガンダムUC]]
:原作小説第4巻およびOVA版Ep.3で、マリーダと感応したバナージが見た彼女の過去に登場。ゲーマルクによって他のプルクローンと共に撃墜されるまでの経緯が描かれる。また、原作小説第6巻およびOVA版Ep.4には中破した機体が[[オーガスタ研究所]]で登場。[[マリーダ・クルス]]の再調整に使われた。
+
:原作小説第4巻およびOVA版Ep.3で、[[マリーダ・クルス|マリーダ]]と感応した[[バナージ・リンクス|バナージ]]が見た彼女の過去に登場。ゲーマルクによって他の[[プルクローン]]と共に撃墜されるまでの経緯が描かれる。また、原作小説第6巻およびOVA版Ep.4には中破した機体が[[オーガスタ研究所]]で登場。マリーダの再調整に使われた。
 
;[[ガンダムビルドダイバーズ]]
 
;[[ガンダムビルドダイバーズ]]
:第11~12話にマスダイバー側の機体として灰色カラーの機体が登場。ブレイクデカールの効果によりあらゆる攻撃を無効化するも、これに対し[[アヤメ]]はサイコミュ・ジャックでファンネルをジャックして対抗。「自機の攻撃は無効化できない」という唯一の弱点を突かれ撃墜された。
+
:第11~12話にマスダイバー側の機体として灰色カラーの機体が登場。[[ブレイクデカール]]の効果によりあらゆる攻撃を無効化するも、これに対し[[アヤメ]]はサイコミュ・ジャックでファンネルをジャックして対抗。「自機の攻撃は無効化できない」という唯一の弱点を突かれ撃墜された。
 +
;[[機動戦士ガンダム U.C. ENGAGE]]
 +
:
  
 
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
50行目: 56行目:
 
;ハンド・ランチャー
 
;ハンド・ランチャー
 
:腕に格納されたビーム・ガン。ビーム・サーベルと兼用。
 
:腕に格納されたビーム・ガン。ビーム・サーベルと兼用。
:;ビーム・サーベル
+
:;[[ビーム・サーベル]]
::格納されたグリップを取り出し使用する。グリップ形状はキュベレイやMk-IIとは異なる独自の物。
+
::格納されたグリップを取り出し使用する。グリップ形状は[[キュベレイ]]や[[キュベレイMk-II|Mk-II]]とは異なる独自の物。
;ファンネル
+
;[[ファンネル]]
:サイコミュにより制御される遠隔攻撃端末。背部の専用コンテナに30基格納されている。
+
:[[サイコミュ]]により制御される遠隔攻撃端末。搭載位置と性能はキュベレイと同様だが、搭載数は30基と大幅に増加している。
;アクティブカノン
+
;アクティブ・カノン
:背部に2門搭載されている可動式ビーム・キャノン。基部が球状になっており、使用時には機体前方へ砲身が可動する。
+
:背部に2門搭載されている可動式ビーム・キャノン。基部が球状になっており、使用時には機体前方へ砲身が可動する。機体のバランサーとしても機能しており、砲身の延長を可能としている。
  
 
== 対決・名場面 ==
 
== 対決・名場面 ==
 
<!-- ;内容:説明 -->
 
<!-- ;内容:説明 -->
 +
 
=== 機動戦士ガンダムΖΖ ===
 
=== 機動戦士ガンダムΖΖ ===
 
;対[[ゲーマルク]]
 
;対[[ゲーマルク]]
66行目: 73行目:
 
;[[キュベレイ]]
 
;[[キュベレイ]]
 
:試作機。
 
:試作機。
 +
;[[キュベレイMk-II]]
 +
:キュベレイのマイナーチェンジ機。本機の前身にあたる。
 +
;[[マグナ・マーテル]]
 +
:キュベレイシリーズの上位互換機として開発された機体。本機と9割同じユニットが使用されている。
 +
;[[カルメン]]
 +
:宇宙戦国時代の[[ミキシングビルドモビルスーツ]]の1つ。本機の胸部装甲がこの機体の股間部に、腕部がそのまま使用されている。
  
 
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==
74行目: 87行目:
  
 
== 資料リンク ==
 
== 資料リンク ==
*[http://www.gundam-zz.net/ms/29.html 機動戦士ガンダムZZ 公式サイト:量産型キュベレイ]
+
*[http://www.gundam-zz.net/ms/29.html 『機動戦士ガンダムZZ』公式サイト:量産型キュベレイ]
  
 
== リンク ==
 
== リンク ==

2023年2月3日 (金) 16:05時点における最新版

量産型キュベレイ
外国語表記 Mass-Produced Qubeley
登場作品
デザイナー 明貴美加
テンプレートを表示
スペック
分類 ニュータイプ専用量産型モビルスーツ
生産形態 量産機
型式番号 AMX-004G[1]
AMX-017[2]
頭頂高 18.4m
本体重量 35.2t
全備重量 62.1t
主動力 熱核融合炉
ジェネレーター出力 1,820kW
スラスター総推力 61,600kg
姿勢制御バーニア数 12基
装甲材質 ガンダリウム合金
センサー有効半径 10,900m
開発組織 ネオ・ジオン
所属 ネオ・ジオン (グレミー軍)
主なパイロット プルシリーズ
プルトゥエルブ
テンプレートを表示

概要 [編集 | ソースを編集]

ネオ・ジオングレミー派が開発したキュベレイの量産型。キュベレイMk-II開発で得たデータが利用されている。

基本的な設計はキュベレイからほぼ変更されていないが、頭頂部にはアンテナ付きの補助センサーが備わり、上腕部には伸縮機能が追加された事でバインダー内側に収納可能になった。

プルシリーズの中にハマーン・カーンと同等のニュータイプ能力を持つパイロットがいなかったため、サイコミュの性能は下方調整が施されている。これにより機体の追従性やファンネルの制動性が低下しているため、それを補うために武装が増設され、ベース機と比較して火力が大幅に増強されている。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

機動戦士ガンダムΖΖ
第45話でグレミー軍カラー(灰色)の機体が初登場。クィン・マンサの随伴機としてハマーン軍と戦闘する。また、第47話ではMk-II(プル機)に近いカラーリングの機体が登場。無数のファンネルによるオールレンジ攻撃でゲーマルクとロイヤルガードを相手に圧倒的な戦闘力を見せつけるが、最終的にゲーマルクによって全滅させられている。
機動戦士ガンダムUC
原作小説第4巻およびOVA版Ep.3で、マリーダと感応したバナージが見た彼女の過去に登場。ゲーマルクによって他のプルクローンと共に撃墜されるまでの経緯が描かれる。また、原作小説第6巻およびOVA版Ep.4には中破した機体がオーガスタ研究所で登場。マリーダの再調整に使われた。
ガンダムビルドダイバーズ
第11~12話にマスダイバー側の機体として灰色カラーの機体が登場。ブレイクデカールの効果によりあらゆる攻撃を無効化するも、これに対しアヤメはサイコミュ・ジャックでファンネルをジャックして対抗。「自機の攻撃は無効化できない」という唯一の弱点を突かれ撃墜された。
機動戦士ガンダム U.C. ENGAGE

装備・機能[編集 | ソースを編集]

武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]

ハンド・ランチャー
腕に格納されたビーム・ガン。ビーム・サーベルと兼用。
ビーム・サーベル
格納されたグリップを取り出し使用する。グリップ形状はキュベレイMk-IIとは異なる独自の物。
ファンネル
サイコミュにより制御される遠隔攻撃端末。搭載位置と性能はキュベレイと同様だが、搭載数は30基と大幅に増加している。
アクティブ・カノン
背部に2門搭載されている可動式ビーム・キャノン。基部が球状になっており、使用時には機体前方へ砲身が可動する。機体のバランサーとしても機能しており、砲身の延長を可能としている。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

機動戦士ガンダムΖΖ [編集 | ソースを編集]

ゲーマルク

関連機体[編集 | ソースを編集]

キュベレイ
試作機。
キュベレイMk-II
キュベレイのマイナーチェンジ機。本機の前身にあたる。
マグナ・マーテル
キュベレイシリーズの上位互換機として開発された機体。本機と9割同じユニットが使用されている。
カルメン
宇宙戦国時代のミキシングビルドモビルスーツの1つ。本機の胸部装甲がこの機体の股間部に、腕部がそのまま使用されている。

商品情報[編集 | ソースを編集]

フィギュア [編集 | ソースを編集]

※組み換えでキュベレイMk-IIに変更可能

資料リンク [編集 | ソースを編集]

リンク[編集 | ソースを編集]

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. 『機動戦士ガンダムΖΖ』公式サイトなど
  2. 書籍『GUNDAM WARS II MISSION ΖΖ』など