「高機動型ゲルググ (ジョニー・ライデン少佐機)」の版間の差分

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== 概要 ==
 
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[[ジオン公国軍]]特別編成大隊[[キマイラ隊]]隊長を務める[[ジョニー・ライデン]]専用の[[高機動型ゲルググ]]。パーソナルカラーである紅と黒に塗装されている。
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[[ジオン公国軍]]突撃機動軍特別編成大隊「[[キマイラ隊]]」の第1中隊長を務める[[ジョニー・ライデン]]少佐専用の[[高機動型ゲルググ]]。装甲はジョニーのパーソナルカラーである紅を基調に黒で塗り分けられている。機体番号は「010」で、左腕部にはキマイラのマークが描かれている。
  
先行量産型ゲルググに高機動バックパックを装備させた機体で、高機動型ゲルググの第1号機である。『MSV』ではブレードアンテナは装備されていなかったが、他の媒体では装備している。パーソナルエンブレムは媒体によって左右が異なるが、肩部に描かれている。ジョニーは状況に応じてバックパックを換装し運用していた。他のゲルググの改修機とは異なり外見上は改修されていないように見えるが、武装を初めとして専用にチューニングされている。
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本機は高機動型ゲルググの1号機で、装備のテストで外装や機器の換装が頻繁に行われたとされている。そのため引き渡す際にはブレードアンテナが装備されておらず、配備後に装備が確認されているなど、時期によって外見が多少異なっていた。また機体色の塗り分けについても、チューニング後に再塗装されたとされている。チューニングにより機動性だけでなく運動性も大きく向上しており、外見は変わらないが武装も強化されている。
  
『ジョニー・ライデンの帰還』では[[U.C.]]0090年の技術で[[アナハイム・エレクトロニクス社]]が新規製造した機体が登場する。外見は旧式機と変わらないが、コックピットは[[全天周モニター]][[リニアシート]]が使用され、操縦方式はアームレイカー式となっている別物の機体となっている。また、[[ユーマ・ライトニング専用高機動型ゲルググ]]よりも高品質のパーツが使用されている。またオリジナルの本機は[[一年戦争]]末期に[[ジル・ブロッケン・フーパー]]の手で鹵獲されており、0090年時は彼の元で保管されている。
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[[一年戦争]]末期の[[ア・バオア・クー]]攻防戦ではキマイラ隊の内乱が発生し、それが原因で[[ユーマ・ライトニング]]が叛乱。本機は[[高機動型ゲルググ (ユーマ・ライトニング中尉機)|ユーマの高機動型ゲルググ]]と交戦しながら宙域を離脱し、無力化するがその際にジョニーは負傷した。その後、追ってきた[[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]]のウェイライン隊と交戦。単機でありながら多大な被害を与えるが撃破され、ジョニーと共に捕獲された。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
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:出典元。
 
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;[[機動戦士ガンダムMSV戦記 ジョニー・ライデン]]
 
;[[機動戦士ガンダムMSV戦記 ジョニー・ライデン]]
:[[ジョニー・ライデン]]の搭乗機として登場。[[ア・バオア・クー]]攻防戦にて[[フルアーマーガンダム]]と交戦するも撃破されてしまった。
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:第1話に[[ジョニー・ライデン]]の搭乗機として登場。[[ア・バオア・クー]]攻防戦にて[[フルアーマーガンダム]]と交戦し撃墜されるが、ジョニーは機体から脱出することに成功している。
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;[[機動戦士ガンダム MSV-R 宇宙世紀英雄伝説 虹霓のシン・マツナガ]]
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:FABULOUS-R039からジョニーの機体として登場。コレヒドール宙域にて反乱分子の疑いをかけられた[[シン・マツナガ]]を拘束するために抵抗した[[ザクII (シン・マツナガ中尉機)|マツナガのザクII]]と交戦し、撃墜してシンの確保に成功している。後に[[サイド3]]宙域にて[[ロバート・ギリアム]]の要請で味方の隊員を下がらせた後、[[ゲルググJ (シン・マツナガ大尉機)|マツナガのゲルググJ]]と互角に渡り合うが、デギン公王のロイヤルガードとして[[ギャン・エーオース]]が現れ、戦闘は中止された。
 
;[[機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還]]
 
;[[機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還]]
:第38話から登場。元[[キマイラ隊]]の一員であった[[ユーマ・ライトニング]]の注文によって、[[アナハイム・エレクトロニクス社]]が本機を作成している。なお、この機体はユーマの手で[[レッド・ウェイライン]]に託された。
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:MATERIAL-F033に登場。[[FSS]]本部の地下で捕獲された機体が冷凍保存されている。また、同話で[[一年戦争]]において本機が鹵獲された経緯が回想されている。他に[[ユーマ・ライトニング|ユーマ]]の回想などにも度々登場する。
:第16、33話では回想にて[[一年戦争]]当時の本機が登場。33話では本機が鹵獲された経緯が描写されている。
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;[[機動戦士ガンダム U.C. ENGAGE]]
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:イベント「0079 真紅の稲妻」にて登場。イベント戦闘にてジョニーと思われる人物が搭乗し連邦軍と交戦して撃墜されている。イベントムービーでは本物のジョニーと思われる人物が[[ア・バオア・クー]]戦にて一度[[ミナレット]]へと帰投し、出撃後に再びア・バオア・クーへと向かっている。
  
 
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
 
=== 特殊機能 ===
 
=== 特殊機能 ===
 
;換装
 
;換装
:バックパックを換装可能。
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:前腕部の装備及びランドセルの換装が可能。
  
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
 
;[[ビーム・ライフル]]
 
;[[ビーム・ライフル]]
:ジオン初の携行ビーム兵器。外見上は量産機の物と変わらないが、威力が強化されており弾数も増加している。
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:[[ゲルググ]]用のビーム・ライフル。外見上は量産機の物と変わらないが、威力が強化されており弾数も増加している。
 
;ロケット・ランチャー
 
;ロケット・ランチャー
:ビーム・ライフルの代わりに装備しているロケット弾を発射する武装。機動性を重視する場合装備する。
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:ブルパップ式の360mm口径ロケット・ランチャー。開発の遅れていたビーム・ライフルの代わりとして試作された武装。同口径のジャイアント・バズと比べて取り回しが容易であったとされている。
 
;ビーム・ナギナタ
 
;ビーム・ナギナタ
:量産機としてはジオン初の携行ビーム兵器。柄の両端からS字にビーム刃が発生。ただし取り回しに難があり、振り回すと自身を斬ってしまいかねないので、ビーム刃を片側のみ発生させて使用するパイロットもいる。
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:柄の両端からS字にビーム刃を発振する両刃型の[[ビーム・サーベル]]。非使用時には腰背部にマウント可能。
 
;シールド
 
;シールド
:ラグビーボールのような端の尖った楕円形のシールド。耐ビームコーティングが施されている。
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:腕部に装備される楕円形のシールド。
;ビーム・キャノン
 
:バックパックをC型の物に換装して装備する。頭部は換装されていないが問題なかったらしい。
 
  
 
== 対決・名場面 ==
 
== 対決・名場面 ==
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== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
 
;[[高機動型ゲルググ]]
 
;[[高機動型ゲルググ]]
:原型機。
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:一般機。
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;[[ゲルググキャノン (ジョニー・ライデン少佐機)]]
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:紅に塗装されたジョニー専用のゲルググキャノン。予備機であったとされている。
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;[[高機動型ゲルググ (ジョニー・ライデン中佐機)]]
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:[[ユーマ・ライトニング|ユーマ]]が[[アナハイム・エレクトロニクス社|アナハイム社]]に作らせた再現機。外見はオリジナルと同一だが、中身に最新鋭の技術を用いた高性能機となっている。なお本機との区別のため「高機動型ゲルググ改」と表記される場合がある。
 
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2023年1月29日 (日) 11:31時点における最新版

高機動型ゲルググ (ジョニー・ライデン少佐機)
外国語表記 Gelgoog High Mobility Type Johnny's Custom
登場作品
デザイナー 大河原邦男
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スペック
分類 汎用量産型モビルスーツ
生産形態 パーソナルカスタム機
型式番号 MS-14B
頭頂高 19.2m
全高 19.6m
本体重量 53.5t
全備重量 76.8t
主動力 熱核融合炉
ジェネレーター出力 1,440kW
スラスター総推力 79,900kg
装甲材質 超硬スチール合金
センサー有効半径 6,300m
開発組織 ジオン公国軍
所属組織 ジオン公国軍・突撃機動軍
所属部隊 キマイラ隊
母艦 ザンジバル改級キマイラ
主なパイロット ジョニー・ライデン
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概要[編集 | ソースを編集]

ジオン公国軍突撃機動軍特別編成大隊「キマイラ隊」の第1中隊長を務めるジョニー・ライデン少佐専用の高機動型ゲルググ。装甲はジョニーのパーソナルカラーである紅を基調に黒で塗り分けられている。機体番号は「010」で、左腕部にはキマイラのマークが描かれている。

本機は高機動型ゲルググの1号機で、装備のテストで外装や機器の換装が頻繁に行われたとされている。そのため引き渡す際にはブレードアンテナが装備されておらず、配備後に装備が確認されているなど、時期によって外見が多少異なっていた。また機体色の塗り分けについても、チューニング後に再塗装されたとされている。チューニングにより機動性だけでなく運動性も大きく向上しており、外見は変わらないが武装も強化されている。

一年戦争末期のア・バオア・クー攻防戦ではキマイラ隊の内乱が発生し、それが原因でユーマ・ライトニングが叛乱。本機はユーマの高機動型ゲルググと交戦しながら宙域を離脱し、無力化するがその際にジョニーは負傷した。その後、追ってきた地球連邦軍のウェイライン隊と交戦。単機でありながら多大な被害を与えるが撃破され、ジョニーと共に捕獲された。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

MSV
出典元。
機動戦士ガンダムMSV戦記 ジョニー・ライデン
第1話にジョニー・ライデンの搭乗機として登場。ア・バオア・クー攻防戦にてフルアーマーガンダムと交戦し撃墜されるが、ジョニーは機体から脱出することに成功している。
機動戦士ガンダム MSV-R 宇宙世紀英雄伝説 虹霓のシン・マツナガ
FABULOUS-R039からジョニーの機体として登場。コレヒドール宙域にて反乱分子の疑いをかけられたシン・マツナガを拘束するために抵抗したマツナガのザクIIと交戦し、撃墜してシンの確保に成功している。後にサイド3宙域にてロバート・ギリアムの要請で味方の隊員を下がらせた後、マツナガのゲルググJと互角に渡り合うが、デギン公王のロイヤルガードとしてギャン・エーオースが現れ、戦闘は中止された。
機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還
MATERIAL-F033に登場。FSS本部の地下で捕獲された機体が冷凍保存されている。また、同話で一年戦争において本機が鹵獲された経緯が回想されている。他にユーマの回想などにも度々登場する。
機動戦士ガンダム U.C. ENGAGE
イベント「0079 真紅の稲妻」にて登場。イベント戦闘にてジョニーと思われる人物が搭乗し連邦軍と交戦して撃墜されている。イベントムービーでは本物のジョニーと思われる人物がア・バオア・クー戦にて一度ミナレットへと帰投し、出撃後に再びア・バオア・クーへと向かっている。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

特殊機能[編集 | ソースを編集]

換装
前腕部の装備及びランドセルの換装が可能。

武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]

ビーム・ライフル
ゲルググ用のビーム・ライフル。外見上は量産機の物と変わらないが、威力が強化されており弾数も増加している。
ロケット・ランチャー
ブルパップ式の360mm口径ロケット・ランチャー。開発の遅れていたビーム・ライフルの代わりとして試作された武装。同口径のジャイアント・バズと比べて取り回しが容易であったとされている。
ビーム・ナギナタ
柄の両端からS字にビーム刃を発振する両刃型のビーム・サーベル。非使用時には腰背部にマウント可能。
シールド
腕部に装備される楕円形のシールド。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

関連機体[編集 | ソースを編集]

高機動型ゲルググ
一般機。
ゲルググキャノン (ジョニー・ライデン少佐機)
紅に塗装されたジョニー専用のゲルググキャノン。予備機であったとされている。
高機動型ゲルググ (ジョニー・ライデン中佐機)
ユーマアナハイム社に作らせた再現機。外見はオリジナルと同一だが、中身に最新鋭の技術を用いた高性能機となっている。なお本機との区別のため「高機動型ゲルググ改」と表記される場合がある。

商品情報[編集 | ソースを編集]

ガンプラ[編集 | ソースを編集]

フィギュア[編集 | ソースを編集]

リンク[編集 | ソースを編集]