ガンダムTR-1[ヘイズル改]イカロス・ユニット装備
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| ガンダムTR-1[ヘイズル改]イカロス・ユニット装備 | |
|---|---|
| 外国語表記 | GUNDAM TR-1[HAZEL CUSTOM]with FLYING UNIT "ICARUS" |
| 登場作品 | ADVANCE OF Ζ ティターンズの旗のもとに |
| スペック | |
|---|---|
| 型式番号 | RX-121-1 |
| 主動力 | 熱核融合炉 |
| 開発組織 | ティターンズ |
| 所属組織 | ティターンズ |
| 所属部隊 | T3部隊 |
| 主なパイロット | エリアルド・ハンター |
概要[編集 | ソースを編集]
ガンダムTR-1[ヘイズル改]が大気圏内飛行用ユニット「イカロス・ユニット」を装備した形態。胴体部分をほぼ覆ってしまうほどのユニットにより、元の機体から大きくシルエットが変わっているのが特徴である。
イカロス・ユニットは「重力下でのMS単体による飛行」をコンセプトとしたヘイズル専用の空戦ユニットであり、TR-3[キハール]のようにMS形態から飛行形態に可変する事で飛行能力を得るのではなく、MS形態のまま腰部に装備された強力な熱核ジェットエンジンと両肩の熱核ロケットエンジンが生み出す大推力によって、強引に飛行を実現させている。実際の戦闘ではサブ・フライト・システムの援護が必要ではあるものの、既存機に比べその空戦能力は飛躍的に向上している。
このイカロス・ユニットの完成には当時開発が進んでいた小型大推力の熱核エンジンの存在が必要不可欠であり、試作プランでは「揚力+推進力による飛行の実現」をコンセプトとしていたのが空戦特性の低さから「大推力による飛行の実現」に方針転換を余儀なくされるなど、幾多の試行錯誤があった。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
- ADVANCE OF Ζ ティターンズの旗のもとに
- 初登場作品。EPISODE 5.0で一度顔見せした後、5.2~5.4でエリアルド・ハンターの搭乗機として登場した。ギャプランTR-5[ファイバー]にロゼットと共に搭載され宇宙から北米のネバダ基地に降下した後、3機でカラバのカムチャッカ基地攻略戦に参加。大気圏再突入を完了したファイバーから分離し、地上で守備隊と交戦していたところガブリエル・ゾラのアッシマーと交戦状態に陥り、苦戦しながらもファイバーとの連携でこれを退け、基地の制圧に成功した。制圧後は空戦装備を外した状態でロゼットと共にカムチャッカ基地からスペースシャトルで宇宙へと打ち上げられた。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
特殊機能[編集 | ソースを編集]
- イカロス・ユニット
- 本機の特徴である飛行強化パーツ。上半身に装備する胴パーツと下半身に装備する腰パーツで構成されている。胴パーツの肩部にはTR-5[ファイバー]に搭載される際に90度前に回転させる機構が備わっている他、飛行中の姿勢安定用のスタビライザー(揚力を得るための物ではない)が装備されている。また、腰パーツにはTRシリーズ共通のジェネレーターハッチが設けられている。
- ビームリフレクター
- 胴パーツの胸部に2基装備されている板状の対ビーム用防御機構。使用時に展開し、自機に向けて発射されたビームを反射して防ぐ。
- オプションラッチ
- 胴パーツの両肩部に設けられているオプション装備用のラッチ。ミサイルポッドやシールド・ブースター、シールドやサブアームユニット(バイアランの腕)など多種多様な装備の取り付けが検討されていた。
武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]
- ロング・ビーム・ライフル
- TR-4[ダンディライアン]の主兵装。下記のXBR-M54aにロングバレルを装着した物。
- XBR-M54a ビーム・ライフル
- ヘイズル系列機の主兵装であるショートバレルタイプのビーム・ライフル。A.O.Ζ本編ではこちらを装備している。
- シールド・ブースター
- 補助推進器となるスラスターとプロペラントタンクを内蔵した複合型シールド。本機では背部のブースター・ポッドに装備されており、推進剤が尽きた後はデッドウェイト化を避けるためパージが可能となっている。
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
関連機体[編集 | ソースを編集]
- ガンダムTR-1[ヘイズル改]
- 素体。
- ガンダムTR-1[ヘイズル改]イカロス・ユニット試作プラン
- イカロス・ユニットの試作プラン。揚力と推進力による単独飛行が計画されていたが、コンセプトの変更に伴いペーパープランとなった。
- バイアラン
- 後にティターンズが開発した試作モビルスーツ。単独飛行が可能なモビルスーツであり、本機の運用データが開発に活かされている。