ジュリック
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ジュリック | |
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外国語表記 | Jurick |
登場作品 | |
デザイナー |
大河原邦男 片貝文洋(原案) |
スペック | |
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分類 | 水陸両用試作型モビルスーツ |
型式番号 | MSM-06 |
全高 | 18.7m |
本体重量 | 84.6t |
主動力 | 熱核融合炉 |
装甲材質 | チタン・セラミック複合材 |
開発組織 | ツィマット社 |
所属 | ジオン公国軍 |
主なパイロット | マサ・オーカー |
概要[編集 | ソースを編集]
ジオン公国軍の水陸両用試作型モビルスーツ。ゴッグやズゴックが高い性能を示したため、他の水陸両用機の開発プランは凍結または中断され、既存の水陸両用機の量産が優先された。本機は開発が中断されていた水陸両用機の1機であり、一年戦争末期に試作機が製作されている。
ベースとなった機体はゴッグであり、ズゴックやゾックの開発思想も本機に反映されている。本機の動力は改良された新型の熱核融合炉であり、その高い出力を活かしてメガ粒子砲を8基装備している。ただし、全砲門の同時発射は不可能。
冷却システムも性能が向上しているため陸上における稼働時間が大幅に延長されている。
水中ではアイアン・ネイルを収納することで水中航行モードとなり最大速度67ノットのスピードを発揮する。
開発が中断されていたため試作機の製作が承認されたのは基本設計完成から5ヶ月後であり、試作機はU.C.0079年11月初めに1号機と2号機がロールアウト。しかし、稼働試験途中で終戦となり、量産化は見送られた。軍の方では正式採用の契約がまとまりかけていたと言われている。
試験機2機の内1機は性能試験中に失われ、グリーンに塗装されたもう1機は終戦後に地球連邦軍に捕獲された。確認された機体は2機だが、発注記録には5機とあり正確な生産数は明らかとなっていない。
カラーバリエーション [編集 | ソースを編集]
- 通常カラー
- 『MSV-R』で設定されている標準のカラーリング。紫を主体としている。
- 南米戦線仕様
- 一年戦争の終戦後に連邦軍に捕獲された機体。緑を主体としており、両肩の装甲板が紫色に塗装されている。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
- MSV-R
- 出典元。「月刊ガンダムエース」2011年12月号掲載のVol.32で紹介された。同コーナーでは「大戦末期に南米大陸で撮影された写真」という体裁の挿絵と共に本機が紹介されており、ファットアンクルから搬出された機体(左肩に01の番号あり)が写っている。
- 機動戦士ガンダム MSV-R ザ・トラブルメーカーズ
- Trouble 04で登場。マ・クベが遺した金塊を手に入れる依頼でマサ・オーカーが搭乗し、ジム・スループと交戦。同じく金塊を手に入れようとした連邦軍を欺くため、金塊入りに見せかけたガラクタ入りのコンテナを連邦軍指揮官に差し出して撤収した。
- アッガイ博士
- 機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト
- 第2話で後姿が1コマだけ登場。サイド3ズムシティのズム特別戦争博物館に展示されているのが確認できる。
- 機動戦士ガンダム バトルオペレーション2
- 2023年11月2日のアップデートで実装。徳島氏の「イケメンゴリラを目指す」というアレンジ方針を基に小顔化、脚部のサイズアップといったアレンジを加えられ、文字通りのゴリラ体型となった(徳島氏のツイート)。なお、ゲームの実装にあたって「メガ粒子砲の連射による全方位への攻撃が可能」といったオリジナル要素が付け加えられている。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
特殊機能[編集 | ソースを編集]
- フリージーヤード
- 頭部先端の発射口から射出されるゲル状の物質。機体を覆うことで、機雷や爆雷を無効化することができる。
武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]
- アイアンネイル
- 両腕に4本ずつ装備されている巨大な爪。ズゴックの物をベースとしている。水中航行モード時には収納される。
- メガ粒子砲
- 両腕部に2門、腰部に8門の計10門内蔵されているビーム砲。腰部の8門はすべてが別の方向を向いており、全方位に発射可能だが、出力の関係から全砲門の同時発射は不可能。この武装はゾックの開発思想を反映した物である。
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
関連機体[編集 | ソースを編集]
商品情報[編集 | ソースを編集]
書籍 [編集 | ソースを編集]
小説 [編集 | ソースを編集]