ティエレン対空型
ナビゲーションに移動
検索に移動
ティエレン対空型 | |
---|---|
外国語表記 | Tieren Antiaircaft Cannon Type |
登場作品 | 機動戦士ガンダム00V |
デザイナー | 寺岡賢二 |
スペック | |
---|---|
通称 | ティエレンツーウェイ |
分類 | 対空戦用モビルスーツ |
生産形態 | 量産機 |
型式番号 | MSJ-06II-AC |
頭頂高 | 19.6m |
本体重量 | 126.0t |
総重量 | 141.2t |
主動力 | バッテリー |
装甲材質 | Eカーボン |
開発組織 | 人類革新連盟 |
所属 | |
主なパイロット | 人革連兵 |
概要[編集 | ソースを編集]
人類革新連盟がティエレン地上型をベースに対空戦に特化させた機体。通称は「ティエレンツーウェイ」で、「ツーウェイ」は「ハリネズミ」を意味し、現場の兵士達は好んでこの名称を使用する。
人革連と敵対するユニオンやAEUの飛行対応モビルスーツに対抗するために開発された機体で、主に兵装面の変更によって対空仕様へと改修されている。頭部の4連装155ミリ50口径対空速射砲に加え、4連装対空ミサイルランチャーや60mm6連液冷バルカン砲など、過激なほどの対空装備を持つ。頭部後方には上空の敵を確実に捉えるための各種センサー及びレーダーを組み合わせた複合索敵システムが搭載されており、無人飛行モビルアーマーから得たデータを使用することも可能で、高精度の命中率を備える機体として完成した。
なお、機体本体の改修は頭部の全面換装以外は最低限で、胸部と左脚シールドに装甲板が追加された程度である。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
- 機動戦士ガンダム00V
- 出典元。人革軍の演習中に現れたテロリストのヘリオン4機を瞬く間に全滅させている。
ちなみにこの時居合わせていたデボラ・ガリエナ曰く、「自作自演」であるらしい。 - 機動戦士ガンダム00F
- #10に登場。人革軍の軌道エレベーターに特攻を仕掛けてきたテロリストのヘリオン3機を迎撃し、1機撃ち漏らしてしまうが、ヒクサーのガンダムサダルスードTYPE-Fが撃墜したことでことなきを得た。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
特殊機能[編集 | ソースを編集]
- スモークディスチャージャー
- 胸部に6基装備された発煙弾発射機。
武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]
- 4連装155ミリ50口径対空速射砲
- 頭部に装備された本機の主兵装。その発射速度は毎分720発で、実に秒間12発にも及ぶ。銃口初速では1655m/s(マッハ5)という凄まじい速さであるが、その性能と引き換えに砲身の消耗率は高く、予備の砲身を腰背部にマウントしている。砲弾は自立誘導弾頭、対空散弾、通常弾の3種が用意されており、それぞれに時限式、接近式、直射式が存在し、その攻撃パターンは多様性に富む。
- 4連装対空ミサイルランチャー
- 両肩部に計4基装備されたミサイルランチャー。通常ミサイルが基本装備となるが、ガンダム登場後は有線コントロール式のミサイルも搭載されるようになっている。
- 60mm6連液冷バルカン砲
- 腕部に装備されるバルカン砲。地上の敵にも使用可能な武装。連射時に砲身が持つ熱量は200mm×25口径長滑腔砲の比ではなく、廃熱効果の高い液冷方式が採用されている。
- カーボンブレイド
- 60mm6連液冷バルカン砲の先端に装備された実体剣。格闘戦にも対応可能となっている。
- 30mm機銃
- 左胸部に内蔵された機関砲。ティエレンシリーズ共通の基本武装で、対空や対人用として使用される。
- 脚部シールド
- 左脚部に装備されたシールド。本機では装甲板が追加されている。
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
関連機体[編集 | ソースを編集]
- ティエレン地上型
- ベース機。
- ティエレン長距離射撃型
- 本機と同じく射撃戦に特化したバリエーション機。こちらは対地仕様となっている。