ドラグーンシステム
ドラグーンシステム (DRAGOON System)[編集 | ソースを編集]
ザフト軍が開発した無線式全周囲攻防兵器。正式名称は「Disconnected Rapid Armament Group Overlook Operation Network System」で、その意味は「分離式統合制御高速機動兵装群ネットワーク・システム」となっている。
その原理はニュートロンジャマーによる電波障害環境下で遮断されない量子通信を用いて、複数の攻撃端末を遠隔操作するものである。この複数の攻撃端末を遠隔操作して全方位から射撃を行うという概念は、地球連合軍のガンバレルで既に実用化されていた。しかし、ガンバレルはニュートロンジャマーの影響を避けるため有線制御式であり、ケーブルが端末の機動性を阻害するという難点があった。これをザフトはかねてより開発していた量子通信技術にゲルフィニート等から得られたデータを合わせ、無線制御式のドラグーンシステムとして発展させた。
ドラグーンシステムによる複数端末のオールレンジ攻撃は、1機の機動兵器で回避困難な包囲攻撃を可能とし、対多数戦闘において絶大な威力を発揮した。だが強力な分、制約も多く、特に初期のものは特殊な空間認識能力を持つ人間にしか性能を引き出せず、その適合者は極めて少ない問題があり、負担も相応なものであった。また機体側も、大量の情報をやり取りする量子通信と攻撃端末への電力チャージで多大な電力を消費するため、最大限運用するには核エンジンの搭載がほぼ必須であった。
コズミック・イラ71年2月頃、完成したドレッドノートにおいて初のドラグーンシステムの実装に成功し、それを発展させたものがプロヴィデンスに採用されてシステムの一定の完成を見た。その後もザフトでは開発が続けられ、ビームブーメランに採用された簡易ドラグーンの他、パイロットをある程度普遍化した改良型がカオスに採用された。さらに量子インターフェイスの改良により特殊な空間認識能力を必要としない次世代型が、プロヴィデンスザクやレジェンドで実用化されている。
他の勢力でもドラグーンシステムの開発は行われており、地球連合軍はドラグーン運用のためのストライカーパックを試作していた他、ペルグランデを開発している。オーブ連合首長国は連合の試作ストライカーの設計データを入手し、ファクトリーにて「ドラグーンストライカー」として完成させた。またドレッドノートを通じて、ジャンク屋組合にもドラグーンシステムの技術が渡っている。
登場作品[編集 | ソースを編集]
- 機動戦士ガンダムSEED
- 初登場作品。物語の終盤にこのシステムを搭載したプロヴィデンスガンダムが登場する。
- 機動戦士ガンダムSEED DESTINY
搭載機[編集 | ソースを編集]
第1世代ドラグーンシステム[編集 | ソースを編集]
第2世代ドラグーンシステム[編集 | ソースを編集]
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- ストライクフリーダムガンダム弐式 (同上)
- Xアストレイ (再改装機)