AEUイナクト (デモカラー)

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AEUイナクト (デモカラー)
外国語表記 AEU ENACT Demonstration Color
登場作品
デザイナー 福地仁
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スペック
分類 量産型可変モビルスーツ
生産形態 カラーバリエーション
型式番号 AEU-09T
頭頂高 17.6m
本体重量 66.8t
主動力 水素発電
装甲材質 Eカーボン
開発組織 AEU
所属 AEU
主なパイロット パトリック・コーラサワー
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概要 [編集 | ソースを編集]

AEUが開発した量産型モビルスーツイナクトのデモンストレーション仕様。指揮官型をベースとしたものであり、頭部に三本のアンテナを持つ他、機体カラーは青みがかったライトグリーンとなっている。

ユニオンが類似した基本コンセプトを持つフラッグを開発した事を受け、本機の公開は西暦2307年10月6日、アフリカ大陸の赤道上に建てられた軌道エレベーター「ラ・トゥール」に程近いAEUの軍事施設で行われた。AEUは人類革新連盟の軌道エレベーター「天柱」稼働十周年式典の日を選んだ上、各国の軍関係者やジャーナリストを招待し、世界の関心を集めることに成功する。しかし、その「注目度の高さ」を逆にソレスタルビーイングに利用されることとなり、デモ機はガンダムエクシアの突然の襲撃の前に完膚なきまでに破壊された。結果、イナクトは技術的な評価を得られないどころか、お披露目で「ガンダムに初めて倒された機体」という不名誉な印象を強く植え付けられてしまうことになった。

一方で、技術陣にとって同事件は非常に収穫が大きく、破壊されたイナクトに残されたビームによる破壊痕は、ビーム兵器の研究に貴重なデータをもたらす事となった。記録には、カーボン製の装甲が高熱により瞬時に溶け、冷え固まり、漆黒の鏡のような光沢を放っていたと残されている。しかし、GN粒子を生み出すGNドライヴがなければビーム兵器も造り出す事が出来なかったがために、この際得られたデータによるAEUのビーム兵器開発の進展は微々たるものとなった。得られたデータは耐ビームコーティング装甲などに応用されたものの、その後、アレハンドロ・コーナーにより太陽炉搭載機が各陣営に与えられた事でビーム兵器の開発そのものが凍結される結果となった。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

機動戦士ガンダム00(1stシーズン)
初登場作品。第1話に登場した。パトリック・コーラサワーが搭乗し、AEUが自国の威信を賭け披露したのだが、ユニオンフラッグを知るビリー・カタギリからは「フラッグの猿真似」と揶揄された上、デモンストレーションをソレスタルビーイングの初お披露目に利用される事となり、ガンダムエクシアの武力介入によって瞬殺されてしまった。これを機にコーラサワーとガンダムの奇妙な因縁が始まる事となる。
機動戦士ガンダム00N / 書籍「機動戦士ガンダム00N integrated G-ROOMS」
第1回で紹介された。消火作業後を表現したジオラマ画像が「AEUの技術士官が事件直後に撮影した写真」という体裁で掲載されており、当初は機密扱いだったものの、西暦2327年10月に情報統制の解除を進めていた地球連邦政府によって一般公開された事が明かされている。消火作業については、機体は構成材に分子レベルで貯蔵された水素発電により起動しているため誘爆の危険性は極めて低いものの、フライトユニット内のプラズマジェットの燃料は非常に引火しやすく、転倒時に背中の燃料用リザーバータンクが破損した可能性があったため、消火剤が使用されたと書籍で解説されている。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

特殊機能[編集 | ソースを編集]

変形
飛行形態に変形可能。フラッグと同じく装備換装による変形ではなく、作戦行動中の変形にも対応している。AEUの変形システムは長距離&広範囲の運用を想定しておらず、他国の運用ではなく空中移動により複雑に入り込んだ地形を回避し、AEU内にいまだ残る「国境」を越えて展開する事を目的としている。
ウエポンベイ
脚部は空洞であり、ウェポンベイになっている。通常はミサイルなど長距離武装が収納されているが、長距離飛行時などは予備の燃料を搭載したり、多目的に使用することが可能である。

武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]

リニアライフル
本機の主兵装。銃の後部に装着したバッテリーにより電磁加速した実体弾を撃ち出す。ビームライフルほどの威力はないものの、その破壊力はMS戦において十分なものである。開発計画では本体が受信した太陽光発電のパワーを銃へも供給する事を予定していたが、完成する事はなかった。
ソニックブレイド
格闘戦における主兵装。超硬質カーボン製の剣で、刃の部分は高周波振動によって高い切断能力を持つ。
プラズマソード
ソニックブレイドの刃の周囲にプラズマを纏わせた状態。出力を高めれば、ガンダムのビームサーベルと一時的ながら打ち合うことも可能。
20mm機銃
股関節に内蔵された円形パーツの左側に装備された実体弾機銃。飛行時に敵ミサイルの迎撃に使用される他、人型時の対人・対車輌など大きな火力を必要としない時に使用される。威力がない代わりに連射が可能であり、その利用価値は高いが、一方で対MS戦では牽制目的の使用がほとんどである。
ミサイル
脚部ウエポンベイに搭載可能なミサイル。
ディフェンスロッド
敵からの攻撃に対し、その弾着の角度を調整して跳弾を狙う盾。使用時には腕の軸を中心に可動する。重い盾を装備できない飛行機体ならではの装備だが、仮に正面から攻撃を受けた場合にはロッドが折れてしまう事もある。飛行形態では使用しないため、飛行形態のみのミッションでは装備されない。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

ガンダムエクシア
『00』1stシーズン第1話より。パトリックと共に意気揚々と現れたイナクトだったものの、お披露目会場に突如としてガンダムエクシアが乱入。高周波振動による騒音を出しながらソニックブレイドで挑みかかったものの、その瞬間、エクシアはGNソードで瞬く間にソニックブレイドを持った左手を切断。立て続けに繰り出された斬撃を捌き切る事も叶わず、イナクトは両腕・頭部を斬り落とされ擱座する事となった。

関連機体[編集 | ソースを編集]

AEUイナクト指揮官型
一般カラー。
クラウス専用イナクト ランドストライカーパッケージ
カタロンのメンバーであるクラウス・グラードの機体。他人の専用機だが、機体色が似通っている。

余談 [編集 | ソースを編集]

  • ガンプラ「HG 1/144 AEUイナクト (デモカラー)」は成形色の色合いが設定画よりも濃いめであるため、原作再現をする場合は塗装が必須となっている。

商品情報[編集 | ソースを編集]

ガンプラ[編集 | ソースを編集]

資料リンク[編集 | ソースを編集]

リンク[編集 | ソースを編集]