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+ | :初出作品。第45話の1シーンに登場する以外、本人達が姿を見せるシーンは無く、第47話のゲーマルクとの戦闘で全滅に追い込まれた。作中では「ニュータイプ部隊」と言及されている事以外に詳細な情報は無く、『UC』でプルのクローンと明確に設定されるまでは資料ごとに記述にバラつきが生じていた<ref>書籍「総解説ガンダム事典Ver.1.5」では「'''一説に拠れば'''プルやプルツーと同じクローン体だったと言われる」、書籍「週刊ガンダム・ファクトファイル No.49」のプルツーの記事では「彼女ら('''彼ら?''')の素性は明らかではないが、断片的な記録からプルツーに続いて覚醒したクローン戦士と'''推測される'''」といったように断言を避けた記述が見られる</ref>。 | ||
+ | ;スーパーロボット大戦64 | ||
+ | :本人達を指す名称として「プルクローン」が用いられた。以後、ゲーム作品などの各媒体において同様の名称が用いられている。 | ||
+ | ;[[機動戦士ガンダムUC]] | ||
+ | :クローンの1人である[[マリーダ・クルス]](プルトゥエルブ)が登場。『ΖΖ』に登場した彼女達がプルのクローンであると明確に描写された。 | ||
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+ | :『GENESIS』では逝去した松岡ミユキの代役を務める本多陽子氏が声を当てている。 | ||
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+ | :原作小説版『UC』にてプルトゥエルブ以外で唯一名前が確認できるクローン。 | ||
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+ | :原作小説版『UC』の地の文で説明のある6番目の姉。1番目が誰を基準にしているかは不明。一人称は「あたし」。 | ||
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+ | :クローンの生き残り。後に[[スベロア・ジンネマン]]に助けられ、[[袖付き]]の兵士として戦う事になる。 | ||
+ | ;[[グレミー・トト]] | ||
+ | :忠誠を誓うマスター。クローン達にとって無くてはならない存在であり、[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]達によって討たれた事が彼女達に破滅をもたらした。 | ||
;[[ハマーン・カーン]] | ;[[ハマーン・カーン]] | ||
− | : | + | :ハマーン軍の総大将であり、倒すべき対象の1人。 |
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− | : | + | :第45話より、[[クィン・マンサ]]に随伴するクローンの1人の発言。本編ではこれしか台詞が無く、ノーマルスーツ姿のため顔立ち以外の容姿を確認する事はできない。 |
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+ | :小説第4巻より、マリーダと精神感応を果たした[[バナージ・リンクス|バナージ]]が見たマリーダの過去にて。それは『ΖΖ』本編でゲーマルクと交戦していたクローン達の混迷を極めたやり取りであり、四番目のクローンが皆を落ち着かせるも、内心の動揺が収まらないままゲーマルクに対し密集隊形で接近してしまう。この状況に対しプルトゥエルブは「密集していたらやられる」と判断。初めて規律を破り、わずかに戦列を離れた瞬間、クローン達は放たれた一撃で無残にも散ってしまう。ポッドで放り出されたプルトゥエルブを残して……。 | ||
== 搭乗機体・関連機体 == | == 搭乗機体・関連機体 == | ||
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<!-- キャラクターが大きく関わった(開発した、搭乗した)機体を記述してください。 --> | <!-- キャラクターが大きく関わった(開発した、搭乗した)機体を記述してください。 --> | ||
;[[量産型キュベレイ]] | ;[[量産型キュベレイ]] | ||
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2021年2月25日 (木) 01:37時点における版
プルクローン | |
---|---|
外国語表記 | Ple Clone |
登場作品 | |
声優 |
|
プロフィール | |
---|---|
種族 | クローン人間 (スペースノイド) |
性別 | 女 |
年齢 | 推定10歳前後 (プルと同年代) |
職業 | MSパイロット |
所属 | ネオ・ジオン (グレミー軍) |
主な搭乗機 | 量産型キュベレイ |
概要
戦艦サンドラのコールドスリープルームで眠りについていた、エルピー・プルのクローン兵。プルシリーズとも呼ばれる。
容姿はプルと同じだが、性格などでそれぞれ微妙に個体差がある。現段階では最低10人が確認されており、全員が量産型キュベレイに搭乗する。ちゃんとヘルメットの下にプル、プルツーに似た顔が浮かんでいる。上官であり自分達を生み出したグレミー・トトを絶対的存在の「マスター」として忠誠を誓うように刷り込まれており、服従と献身こそが唯一の美徳と教え込まれ、過酷な訓練に耐えてきている。
第一次ネオ・ジオン抗争の終盤、グレミー軍の切り札として大量投入され、ハマーン軍と膠着状態に陥る。その後、ジュドーのΖΖガンダムとハマーン・カーンのキュベレイとの一騎打ちに乱入するも、代わりを務めたキャラ・スーンのゲーマルクとの戦闘で全機が撃墜、プルクローンは全員死亡したものと思われた。
しかし、キャラとの戦闘を生き延びたクローンの一人、プルトゥエルブは数年間の「過酷極まりない体験」を経た後にようやく発見・救出され、「マリーダ・クルス」の名でネオ・ジオン軍(袖付き)の兵士としてラプラス事変に参戦している。
この他、OVA『GUNDAM EVOLVE』や漫画『機動戦士ガンダムΖΖ外伝 ジオンの幻陽』『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』にもプルクローンらしき人物が登場する。
登場作品と役柄
- 機動戦士ガンダムΖΖ
- 初出作品。第45話の1シーンに登場する以外、本人達が姿を見せるシーンは無く、第47話のゲーマルクとの戦闘で全滅に追い込まれた。作中では「ニュータイプ部隊」と言及されている事以外に詳細な情報は無く、『UC』でプルのクローンと明確に設定されるまでは資料ごとに記述にバラつきが生じていた[1]。
- スーパーロボット大戦64
- 本人達を指す名称として「プルクローン」が用いられた。以後、ゲーム作品などの各媒体において同様の名称が用いられている。
- 機動戦士ガンダムUC
- クローンの1人であるマリーダ・クルス(プルトゥエルブ)が登場。『ΖΖ』に登場した彼女達がプルのクローンであると明確に描写された。
- SDガンダム GGENERATIONシリーズ
- 『GENESIS』では逝去した松岡ミユキの代役を務める本多陽子氏が声を当てている。
人間関係
- エルピー・プル
- オリジナル。一部では彼女もクローンであるとする資料もある。
- プルツー
- 一番最初のクローン。好戦的な性格が特徴。
- プルスリー
- 原作小説版『UC』にてプルトゥエルブ以外で唯一名前が確認できるクローン。
- 六番目の姉さん
- 原作小説版『UC』の地の文で説明のある6番目の姉。1番目が誰を基準にしているかは不明。一人称は「あたし」。
- マリーダ・クルス(プルトゥエルブ)
- クローンの生き残り。後にスベロア・ジンネマンに助けられ、袖付きの兵士として戦う事になる。
- グレミー・トト
- 忠誠を誓うマスター。クローン達にとって無くてはならない存在であり、ジュドー達によって討たれた事が彼女達に破滅をもたらした。
- ハマーン・カーン
- ハマーン軍の総大将であり、倒すべき対象の1人。
名台詞
機動戦士ガンダムΖΖ
- 「はっ、グレミー様のために、命に代えてもハマーンの艦隊を叩いて見せます!」
- 第45話より、クィン・マンサに随伴するクローンの1人の発言。本編ではこれしか台詞が無く、ノーマルスーツ姿のため顔立ち以外の容姿を確認する事はできない。
機動戦士ガンダムUC
- 「プルスリーがやられた!」
「マスターも死んだ!死んじゃったよぉ!」
「どうすればいいの、あたしたち」
「落ち着いて。敵はまだ残っている。連邦軍を排除するんだ。《ガンダム》も、ハマーンも、マスターの敵になるものはすべて!」 - 小説第4巻より、マリーダと精神感応を果たしたバナージが見たマリーダの過去にて。それは『ΖΖ』本編でゲーマルクと交戦していたクローン達の混迷を極めたやり取りであり、四番目のクローンが皆を落ち着かせるも、内心の動揺が収まらないままゲーマルクに対し密集隊形で接近してしまう。この状況に対しプルトゥエルブは「密集していたらやられる」と判断。初めて規律を破り、わずかに戦列を離れた瞬間、クローン達は放たれた一撃で無残にも散ってしまう。ポッドで放り出されたプルトゥエルブを残して……。
搭乗機体・関連機体
- 量産型キュベレイ
- 搭乗機。
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脚注
- ↑ 書籍「総解説ガンダム事典Ver.1.5」では「一説に拠ればプルやプルツーと同じクローン体だったと言われる」、書籍「週刊ガンダム・ファクトファイル No.49」のプルツーの記事では「彼女ら(彼ら?)の素性は明らかではないが、断片的な記録からプルツーに続いて覚醒したクローン戦士と推測される」といったように断言を避けた記述が見られる