「プルクローン」の版間の差分

提供: ガンダムWiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
(新規作成)
 
1行目: 1行目:
== プルクローン(Ple Clone) ==
+
{{登場人物概要
 +
| 読み = <!-- 読み方が難しい場合に使用 -->
 +
| 外国語表記 = Ple Clone
 +
| 登場作品 =  
 +
*[[機動戦士ガンダムΖΖ]]
 +
*[[機動戦士ガンダムUC]]
 +
<!-- *続編、或いは個別作品に出演した作品のみ記載。 -->
 +
| 声優 =  
 +
*松岡ミユキ (ΖΖ)
 +
*甲斐田裕子 (UC)
 +
*本多陽子 (Gジェネ)
 +
| デザイナー = <!-- デザイナー名 -->
 +
}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
  
*登場作品:
+
{{登場人物概要
**[[機動戦士ガンダムΖΖ]]
+
| タイトル  = プロフィール
**[[機動戦士ガンダムUC]]
+
| 種族 = クローン人間 ([[スペースノイド]])
*声優:松岡ミユキ(ΖΖ)、甲斐田裕子(UC)
+
| 性別 = 女
*種族:地球人([[クローン]])
+
| 生年月日 =
*性別:女
+
| 年齢 = 推定10歳前後 (プルと同年代)
<!-- *生年月日: -->
+
| 没年月日 =
*年齢:推定10歳前後(プルと同年代)
+
| 出身 =
<!-- *身長:---cm -->
+
| 身長 =
<!-- *体重:---kg -->
+
| 体重 =
<!-- *血液型: -->
+
| 血液型 =
*所属:[[ネオ・ジオン]](グレミー軍[ΖΖ]⇒袖付き[UC])
+
| 職業 = MSパイロット
<!-- *階級: -->
+
| 所属 = [[ネオ・ジオン]] (グレミー軍)
*役職・称号など:[[MS]]パイロット
+
| 所属組織 =
*主な搭乗機:[[量産型キュベレイ]]
+
| 所属部隊 =
<!-- *キャラクターデザイン: -->
+
| 称号 =
 +
| 階級 =
 +
| 主な搭乗機 = [[量産型キュベレイ]]
 +
}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
  
戦艦[[サンドラ]]のコールドスリープルームで眠りについていた、[[エルピー・プル]]の[[クローン]]兵。プルシリーズとも呼ばれる。
+
== 概要 ==
 +
戦艦[[サンドラ]]のコールドスリープルームで眠りについていた、[[エルピー・プル]]のクローン兵。プルシリーズとも呼ばれる。
  
容姿はプルと同じだが声が違い、性格もそれぞれ微妙に異なるという。現段階では最低10人が確認されており、全員が[[量産型キュベレイ]]に搭乗する。ちゃんとヘルメットの下にプル、[[プルツー]]に似た顔が浮かんでいる。
+
容姿はプルと同じだが、性格などでそれぞれ微妙に個体差がある。現段階では最低10人が確認されており、全員が[[量産型キュベレイ]]に搭乗する。ちゃんとヘルメットの下にプル、[[プルツー]]に似た顔が浮かんでいる。上官であり自分達を生み出した[[グレミー・トト]]を絶対的存在の「マスター」として忠誠を誓うように刷り込まれており、服従と献身こそが唯一の美徳と教え込まれ、過酷な訓練に耐えてきている。
  
[[第一次ネオ・ジオン抗争]]の終盤、グレミー軍の切り札として登場。ハマーン軍と膠着状態に陥る。
+
[[第一次ネオ・ジオン抗争]]の終盤、グレミー軍の切り札として大量投入され、ハマーン軍と膠着状態に陥る。その後、[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]の[[ΖΖガンダム]]と[[ハマーン・カーン]]の[[キュベレイ]]との一騎打ちに乱入するも、代わりを務めた[[キャラ・スーン]]の[[ゲーマルク]]との戦闘で全機が撃墜、プルクローンは全員死亡したものと思われた。
  
その後[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]][[ΖΖガンダム]]と[[ハマーン・カーン]][[キュベレイ]]との一騎打ちに乱入。しかし、代わりを務めた[[キャラ・スーン]][[ゲーマルク]]との戦闘で全機が撃墜、プルクローンは全員死亡したものと思われた。
+
しかし、キャラとの戦闘を生き延びた[[クローン]]の一人、[[マリーダ・クルス|プルトゥエルブ]]は数年間の「過酷極まりない体験」を経た後にようやく発見・救出され、「マリーダ・クルス」の名で[[ネオ・ジオン]]軍([[袖付き]])の兵士として[[ラプラス事変]]に参戦している。
  
しかし、キャラとの戦闘を生き延びた[[クローン]]の一人、[[マリーダ・クルス|プルトゥエルブ]]は数年間の「過酷極まりない体験」を経た後にようやく発見・救出され、「マリーダ・クルス」の名で[[ネオ・ジオン]]軍に復帰。[[U.C.]]0096年時には中尉に昇格している。この他、OVA『[[GUNDAM EVOLVE]]』や漫画『[[機動戦士ガンダムΖΖ外伝 ジオンの幻陽]]』『[[機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像]]』にもプルクローンらしき人物が登場する。
+
この他、OVA『[[GUNDAM EVOLVE]]』や漫画『[[機動戦士ガンダムΖΖ外伝 ジオンの幻陽]]』『[[機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像]]』にもプルクローンらしき人物が登場する。
 +
 
 +
== 登場作品と役柄 ==
 +
;[[機動戦士ガンダムΖΖ]]
 +
:初出作品。第45話の1シーンに登場する以外、本人達が姿を見せるシーンは無く、第47話のゲーマルクとの戦闘で全滅に追い込まれた。作中では「ニュータイプ部隊」と言及されている事以外に詳細な情報は無く、『UC』でプルのクローンと明確に設定されるまでは資料ごとに記述にバラつきが生じていた<ref>書籍「総解説ガンダム事典Ver.1.5」では「'''一説に拠れば'''プルやプルツーと同じクローン体だったと言われる」、書籍「週刊ガンダム・ファクトファイル No.49」のプルツーの記事では「彼女ら('''彼ら?''')の素性は明らかではないが、断片的な記録からプルツーに続いて覚醒したクローン戦士と'''推測される'''」といったように断言を避けた記述が見られる</ref>。
 +
;スーパーロボット大戦64
 +
:本人達を指す名称として「プルクローン」が用いられた。以後、ゲーム作品などの各媒体において同様の名称が用いられている。
 +
;[[機動戦士ガンダムUC]]
 +
:クローンの1人である[[マリーダ・クルス]](プルトゥエルブ)が登場。『ΖΖ』に登場した彼女達がプルのクローンであると明確に描写された。
 +
;[[SDガンダム GGENERATIONシリーズ]]
 +
:『GENESIS』では逝去した松岡ミユキの代役を務める本多陽子氏が声を当てている。
  
 
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
32行目: 58行目:
 
:オリジナル。一部では彼女もクローンであるとする資料もある。
 
:オリジナル。一部では彼女もクローンであるとする資料もある。
 
;[[プルツー]]
 
;[[プルツー]]
:一番最初の[[クローン]]。以後のモデルと違い声はオリジナルと同じだが、性格や口調が大幅に異なる。
+
:一番最初のクローン。好戦的な性格が特徴。
 +
;プルスリー
 +
:原作小説版『UC』にてプルトゥエルブ以外で唯一名前が確認できるクローン。
 +
;六番目の姉さん
 +
:原作小説版『UC』の地の文で説明のある6番目の姉。1番目が誰を基準にしているかは不明。一人称は「あたし」。
 +
;[[マリーダ・クルス]](プルトゥエルブ)
 +
:クローンの生き残り。後に[[スベロア・ジンネマン]]に助けられ、[[袖付き]]の兵士として戦う事になる。
 +
;[[グレミー・トト]]
 +
:忠誠を誓うマスター。クローン達にとって無くてはならない存在であり、[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]達によって討たれた事が彼女達に破滅をもたらした。
 
;[[ハマーン・カーン]]
 
;[[ハマーン・カーン]]
:
+
:ハマーン軍の総大将であり、倒すべき対象の1人。
;[[マリーダ・クルス]](プルトゥエルブ)
 
:
 
  
 
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
 +
=== 機動戦士ガンダムΖΖ ===
 
;「はっ、グレミー様のために、命に代えてもハマーンの艦隊を叩いて見せます!」
 
;「はっ、グレミー様のために、命に代えてもハマーンの艦隊を叩いて見せます!」
:名台詞、というより[[ΖΖ]]本編ではこれしか台詞がなかった。発言者のナンバーは不明。
+
:第45話より、[[クィン・マンサ]]に随伴するクローンの1人の発言。本編ではこれしか台詞が無く、ノーマルスーツ姿のため顔立ち以外の容姿を確認する事はできない。
 +
 
 +
=== 機動戦士ガンダムUC ===
 +
;「プルスリーがやられた!」<br/>「マスターも死んだ!死んじゃったよぉ!」<br/>「どうすればいいの、あたしたち」<br/>「落ち着いて。敵はまだ残っている。連邦軍を排除するんだ。《ガンダム》も、ハマーンも、マスターの敵になるものはすべて!」
 +
:小説第4巻より、マリーダと精神感応を果たした[[バナージ・リンクス|バナージ]]が見たマリーダの過去にて。それは『ΖΖ』本編でゲーマルクと交戦していたクローン達の混迷を極めたやり取りであり、四番目のクローンが皆を落ち着かせるも、内心の動揺が収まらないままゲーマルクに対し密集隊形で接近してしまう。この状況に対しプルトゥエルブは「密集していたらやられる」と判断。初めて規律を破り、わずかに戦列を離れた瞬間、クローン達は放たれた一撃で無残にも散ってしまう。ポッドで放り出されたプルトゥエルブを残して……。
  
 
== 搭乗機体・関連機体 ==
 
== 搭乗機体・関連機体 ==
46行目: 83行目:
 
<!-- キャラクターが大きく関わった(開発した、搭乗した)機体を記述してください。 -->
 
<!-- キャラクターが大きく関わった(開発した、搭乗した)機体を記述してください。 -->
 
;[[量産型キュベレイ]]
 
;[[量産型キュベレイ]]
:
+
:搭乗機。
  
 +
<!-- == 余談 == -->
 +
<!-- *説明 -->
 
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==
<!-- *<amazon>B000BUNV78</amazon> -->
+
<!-- <amazon>ASIN</amazon> -->
 +
<!-- ASINにはAmazonの商品ページに記載されている10桁の番号を入力してください。 -->
  
== 話題まとめ ==
+
== リンク ==
<!-- *[[namazu:プルクローン]] (全文検索結果) -->
+
*[[登場人物]]
  
== 資料リンク ==
+
== 脚注 ==
<!-- *[[一覧:プルクローン]] -->
+
<references />
 +
<!-- 本文には<ref>内容</ref>のかたちで挿入してください。 -->
  
== リンク ==
+
{{DEFAULTSORT:ふるくろおん}}<!-- 濁点・半濁点は除く。「っ」のような小書き文字は「つ」のように大きくする。「・」のような区切り文字は半角空白「 」に変える。 -->
*[[登場人物]]
+
[[Category:登場人物は行]]
 +
[[Category:機動戦士ガンダムΖΖ]]
 +
[[Category:機動戦士ガンダムUC]]
 +
<!-- DEFAULTSORTとCategoryを元に、各カテゴリページに表示・自動整列されます。 -->

2021年2月25日 (木) 01:37時点における版

プルクローン
外国語表記 Ple Clone
登場作品
声優
  • 松岡ミユキ (ΖΖ)
  • 甲斐田裕子 (UC)
  • 本多陽子 (Gジェネ)
  • テンプレートを表示
    プロフィール
    種族 クローン人間 (スペースノイド)
    性別
    年齢 推定10歳前後 (プルと同年代)
    職業 MSパイロット
    所属 ネオ・ジオン (グレミー軍)
    主な搭乗機 量産型キュベレイ
    テンプレートを表示

    概要 

    戦艦サンドラのコールドスリープルームで眠りについていた、エルピー・プルのクローン兵。プルシリーズとも呼ばれる。

    容姿はプルと同じだが、性格などでそれぞれ微妙に個体差がある。現段階では最低10人が確認されており、全員が量産型キュベレイに搭乗する。ちゃんとヘルメットの下にプル、プルツーに似た顔が浮かんでいる。上官であり自分達を生み出したグレミー・トトを絶対的存在の「マスター」として忠誠を誓うように刷り込まれており、服従と献身こそが唯一の美徳と教え込まれ、過酷な訓練に耐えてきている。

    第一次ネオ・ジオン抗争の終盤、グレミー軍の切り札として大量投入され、ハマーン軍と膠着状態に陥る。その後、ジュドーΖΖガンダムハマーン・カーンキュベレイとの一騎打ちに乱入するも、代わりを務めたキャラ・スーンゲーマルクとの戦闘で全機が撃墜、プルクローンは全員死亡したものと思われた。

    しかし、キャラとの戦闘を生き延びたクローンの一人、プルトゥエルブは数年間の「過酷極まりない体験」を経た後にようやく発見・救出され、「マリーダ・クルス」の名でネオ・ジオン軍(袖付き)の兵士としてラプラス事変に参戦している。

    この他、OVA『GUNDAM EVOLVE』や漫画『機動戦士ガンダムΖΖ外伝 ジオンの幻陽』『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』にもプルクローンらしき人物が登場する。

    登場作品と役柄 

    機動戦士ガンダムΖΖ
    初出作品。第45話の1シーンに登場する以外、本人達が姿を見せるシーンは無く、第47話のゲーマルクとの戦闘で全滅に追い込まれた。作中では「ニュータイプ部隊」と言及されている事以外に詳細な情報は無く、『UC』でプルのクローンと明確に設定されるまでは資料ごとに記述にバラつきが生じていた[1]
    スーパーロボット大戦64
    本人達を指す名称として「プルクローン」が用いられた。以後、ゲーム作品などの各媒体において同様の名称が用いられている。
    機動戦士ガンダムUC
    クローンの1人であるマリーダ・クルス(プルトゥエルブ)が登場。『ΖΖ』に登場した彼女達がプルのクローンであると明確に描写された。
    SDガンダム GGENERATIONシリーズ
    『GENESIS』では逝去した松岡ミユキの代役を務める本多陽子氏が声を当てている。

    人間関係

    エルピー・プル
    オリジナル。一部では彼女もクローンであるとする資料もある。
    プルツー
    一番最初のクローン。好戦的な性格が特徴。
    プルスリー
    原作小説版『UC』にてプルトゥエルブ以外で唯一名前が確認できるクローン。
    六番目の姉さん
    原作小説版『UC』の地の文で説明のある6番目の姉。1番目が誰を基準にしているかは不明。一人称は「あたし」。
    マリーダ・クルス(プルトゥエルブ)
    クローンの生き残り。後にスベロア・ジンネマンに助けられ、袖付きの兵士として戦う事になる。
    グレミー・トト
    忠誠を誓うマスター。クローン達にとって無くてはならない存在であり、ジュドー達によって討たれた事が彼女達に破滅をもたらした。
    ハマーン・カーン
    ハマーン軍の総大将であり、倒すべき対象の1人。

    名台詞

    機動戦士ガンダムΖΖ 

    「はっ、グレミー様のために、命に代えてもハマーンの艦隊を叩いて見せます!」
    第45話より、クィン・マンサに随伴するクローンの1人の発言。本編ではこれしか台詞が無く、ノーマルスーツ姿のため顔立ち以外の容姿を確認する事はできない。

    機動戦士ガンダムUC 

    「プルスリーがやられた!」
    「マスターも死んだ!死んじゃったよぉ!」
    「どうすればいいの、あたしたち」
    「落ち着いて。敵はまだ残っている。連邦軍を排除するんだ。《ガンダム》も、ハマーンも、マスターの敵になるものはすべて!」
    小説第4巻より、マリーダと精神感応を果たしたバナージが見たマリーダの過去にて。それは『ΖΖ』本編でゲーマルクと交戦していたクローン達の混迷を極めたやり取りであり、四番目のクローンが皆を落ち着かせるも、内心の動揺が収まらないままゲーマルクに対し密集隊形で接近してしまう。この状況に対しプルトゥエルブは「密集していたらやられる」と判断。初めて規律を破り、わずかに戦列を離れた瞬間、クローン達は放たれた一撃で無残にも散ってしまう。ポッドで放り出されたプルトゥエルブを残して……。

    搭乗機体・関連機体

    量産型キュベレイ
    搭乗機。

    商品情報

    リンク

    脚注

    1. 書籍「総解説ガンダム事典Ver.1.5」では「一説に拠ればプルやプルツーと同じクローン体だったと言われる」、書籍「週刊ガンダム・ファクトファイル No.49」のプルツーの記事では「彼女ら(彼ら?)の素性は明らかではないが、断片的な記録からプルツーに続いて覚醒したクローン戦士と推測される」といったように断言を避けた記述が見られる