「カロッゾ・ロナ」の版間の差分
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2021年3月11日 (木) 18:43時点における版
カロッゾ・ロナ | |
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外国語表記 | Karozo Ronah |
登場作品 | |
声優 | 前田昌明 |
デザイナー | 安彦良和 |
プロフィール | |
---|---|
旧名 | カロッゾ・ビゲンゾン |
異名 | 鉄仮面 |
種族 | 人間(強化人間) |
性別 | 男 |
年齢 | 45歳 |
職業 | クロスボーン・バンガード最高司令官 |
所属 | クロスボーン・バンガード |
主な搭乗機 |
概要
ベラ・ロナことセシリー・フェアチャイルドの実父にして、クロスボーン・バンガードの最高司令官。常に仮面を被っている事から「鉄仮面」とも呼ばれている。
元はバイオコンピューターの研究者であったが、コスモ貴族主義を掲げるマイッツァー・ロナの思想に共鳴し、彼の娘ナディア・ロナと結婚、ロナ家の婿養子となる。しかしナディアは貴族としての生活を拒みセシリーを連れて出奔。また、義兄ハウゼリーの死とマイッツァーへの恩義もあって一年の休暇を経てロナ家の理想実現の為に心身を強化した強化人間となった。仮面で素顔を隠すのは彼が妻に逃げられたという弱みを隠すという意味もあった。
彼が自らに施した強化は従来の強化人間による物とは異なり、精神的な側面(エゴ)の強化以外にも生身で宇宙空間を活動し、モビルスーツのハッチを生身でこじ開けられるだけの身体能力が付与されており、実質的にはサイボーグであるとされている。
コスモ貴族主義の至上命題である「人類の永遠の繁栄」を拡大解釈し独自にラフレシア・プロジェクトを実施、コスモ・バビロニア建国戦争に乗じて人類の余剰人口の粛正を画策。その最中に自身の乗る巨大モビルアーマー・ラフレシアで出撃するが、ガンダムF91との戦闘中、F91のM.E.P.Eに翻弄され、自身の攻撃でラフレシアのコクピットを破壊してしまい、半ば自滅に近い形で戦死した。
登場作品と役柄
人間関係
- マイッツァー・ロナ
- 義父。彼の掲げるコスモ貴族主義に傾倒し、その果てに独自にラフレシア・プロジェクトを推進した。
- ナディア・ロナ
- 妻。ロナ家の家風を嫌悪し、シオと駆け落ちした事が、カロッゾが鉄仮面を被る切欠となった。
- ハウゼリー・ロナ
- 義兄。彼が連邦によって暗殺された事が、ラフレシア・プロジェクトを掲げる理由の一つであったとされる。
- セシリー・フェアチャイルド(ベラ・ロナ)
- 娘。マイッツァーの命令で彼女を捜索、クロスボーン・バンガードの武装蜂起の折に保護するが、後に敵対。
- ドレル・ロナ
- 息子。前妻との間に生まれた子であるとされ、ベラとは腹違いの兄妹となる。
- ジレ・クリューガー
- 腹心の部下。ラフレシア・プロジェクトの詳細を知る数少ないスタッフの一人。
- ザビーネ・シャル
- 黒の戦隊隊長。命令系統上は部下に当たるが、ザビーネはカロッゾに対して懐疑的な部分があり、バグの投入が切欠となり最終的にコスモ・バビロニアを離反したとされる。
- シオ・フェアチャイルド
- ナディアを寝取った男。セシリーを引き渡した見返りに養育費という名目で多額の支援金を渡されるが、その後報復される事になる。
名台詞
- 「私がこうなったのもお前が原因なのだと解れば、そんな事は言えんはずだ!」
「私も感情を持つ人間だ。素顔であれば今お前を殴り殺していたかも知れん。それを抑える為のマスクなのだ。人間はかようにも情念を押さえねばならん時代なのだよ」 - 妻ナディアに対して。
- 「人類の10分の9を抹殺しろと命令されれば、こうもなろう!」
- 「つくづく女という生き物は御し難い。大人の言う事に疑いを持つのは良くないな!」
- 娘セシリーに対して。
- 「フハハハ……怖かろう?」
- ラフレシアのテンタクラーロッドをビギナ・ギナに放った際の台詞。
- 「化け物かっ!?」
- 最期の台詞。F91のM.E.P.Eに翻弄されて絶命。もっとも、彼自身も十分化け物と言えるのだが……。