「量産型バウ」の版間の差分
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− | : | + | :『NEO』や『WARS』など一部シリーズでは変形機能が実装されておらず、『NEO』の機体解説では上述のように「一説によると、量産タイプは生産性向上のため分離機構を廃止していたともいう」「性能的には試作機と変わらないのだが、一般のパイロットの中には、この複雑な分離機能を活用できる者はほとんどいなかった」との記載がある。実際にその事を言及した資料が存在するのか、変形未実装に対する穴埋めのための独自設定かは不明。 |
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− | : | + | :シャア率いる新生ネオ・ジオンの所属機が登場。[[レズン・シュナイダー]]が搭乗し、[[ミナレット]]争奪戦で運用された。 |
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== 装備・機能 == | == 装備・機能 == | ||
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− | : | + | :バウ・アタッカーとバウ・ナッターに可逆分離・合体が可能。また、バックパックも状況に応じて分離射出が可能であった。 |
=== 武装・必殺攻撃 === | === 武装・必殺攻撃 === | ||
+ | ;バルカン砲 | ||
+ | :両肩部に2門内蔵されている機関砲。 | ||
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− | : | + | :専用に開発された携行式のビーム砲。変形時の空力特性や取り回しを機体特性に併せて設計されている。アサルト(突撃)型として開発されており、セレクター操作によって狙撃モードと速射モードを選択可能。出力3.6MW。 |
;[[ビーム・サーベル]] | ;[[ビーム・サーベル]] | ||
− | : | + | :両前腕部の内側に1基ずつ、計2基格納されている。所謂"騎士"用規格のデバイスが採用されたモデルを使用。使用時はオートでマニピュレータに収まるよう設定されている。出力0.88MW。 |
;グレネード・ランチャー | ;グレネード・ランチャー | ||
− | : | + | :Zガンダムを参考に両前腕部の外側に内蔵された4連装接近戦用榴弾砲。主に威嚇や牽制に用いられるが、狙い所が的確であれば部位破壊や携行兵器の無力化に威力を発揮する。弾頭部に誘導用オプティカルシーカーを装備する。 |
;ミサイル | ;ミサイル | ||
− | : | + | :背部左右のフレキシブル・ウイング・バインダーのパイロンに3基ワンセットずつ、計6基をマウントしている。弾種は誘導ミサイルAMM-06H。 |
;シールド | ;シールド | ||
− | : | + | :実体式の盾。ネオ・ジオン軍の紋章のレリーフが存在する。 |
+ | :バウ・アタッカー時には機体の下部に装着され、空力特性を向上させるフェアリングユニットとして機能する。 | ||
:;[[メガ粒子砲]] | :;[[メガ粒子砲]] | ||
− | :: | + | ::シールドに5門内蔵されている。砲門はある程度可動でき、中央部の3門はビームを収束して発射可能。出力0.77MW。 |
+ | ;バウ・ナッター特攻 | ||
+ | :バウ・ナッターを大型ミサイルとして撃ち出す。射程距離は640kmとされ、ビーム砲の有効射程外からの攻撃を可能とする。ペイロードは最大で1,800kgとされ、通常弾頭だけでなく核弾頭も搭載できる。これによりバウは他の機体とは比べものにならない程の戦略的価値を得るに至っている。 | ||
== 対決・名場面 == | == 対決・名場面 == |
2022年7月26日 (火) 10:58時点における版
量産型バウ | |
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外国語表記 | Bawoo |
登場作品 | 機動戦士ガンダムΖΖ |
デザイナー | 出渕裕 |
スペック | |
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分類 | 攻撃用量産型可変モビルスーツ |
生産形態 | 量産機 |
型式番号 | AMX-107 |
頭頂高 | 18.5m |
全高 | 22.05m |
本体重量 | 34.7t |
全備重量 | 67.5t |
主動力 | 熱核融合炉 |
ジェネレーター出力 | 2,410kW |
スラスター総推力 | 75,040kg |
装甲材質 | ガンダリウム合金 |
センサー有効半径 | 12,200m |
開発組織 | ネオ・ジオン軍 |
所属 | |
主なパイロット |
アリアス・モマ ダナ・キライ デガス レズン・シュナイダー ネオ・ジオン兵 他 |
概要
バウは元々士官専用の可変機だったが、ムーバブルフレームの採用によってコピーしやすく、また堅牢で自由度も高い上に他に類を見ない戦術展開を可能とする特性を持った機体と言う点が上層部の目に留まった事で量産化に踏み切った。性能は試作機と同等だがカラーリングが変更され、左側のフロントスカートに書かれた「龍飛」の文字も消されている。
カラーリングはグリーンとグレーの2種が存在し、後者はグレミー・トトがハマーン・カーンに対して叛乱を起こした際に自軍の機体を識別用に塗り替えたものである。
登場作品と操縦者
- 機動戦士ガンダムΖΖ
- 初出作品。第33話で初登場。主なパイロットはアリアス・モマ、ダナ・キライ。どちらもグリーンの機体に乗っている。
サイコガンダムMk-IIの輸送任務中にアーガマと遭遇し、これを襲撃するも失敗して撤退。ダブリンでも攻撃をかけたがプルのΖΖガンダムの攻撃でやはり撤退している。その後、プルがサンドラを攻撃してきた際に迎撃し、彼女の乗るガンダムMk-IIを戦闘不能に陥らせる。だが、そこに駆け付けたジュドーのΖΖガンダムによってダナ機が撃破された。
劇中では分離・変形を行うシーンが存在せず、地上では主にベースジャバーを使用していたが機体設定でその理由についての言及は特に無く、量産化する際にオミットしたという解釈と単にパイロット達が活用できなかっただけといった解釈が散見される。その為、各媒体でも変形の有無についての扱いにバラつきが見られる。 - SDガンダム GGENERATIONシリーズ
- 『NEO』や『WARS』など一部シリーズでは変形機能が実装されておらず、『NEO』の機体解説では上述のように「一説によると、量産タイプは生産性向上のため分離機構を廃止していたともいう」「性能的には試作機と変わらないのだが、一般のパイロットの中には、この複雑な分離機能を活用できる者はほとんどいなかった」との記載がある。実際にその事を言及した資料が存在するのか、変形未実装に対する穴埋めのための独自設定かは不明。
- 機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還
- シャア率いる新生ネオ・ジオンの所属機が登場。レズン・シュナイダーが搭乗し、ミナレット争奪戦で運用された。
- 機動戦士ガンダムUC MSV 楔
- 機動戦士ガンダム U.C.0096 ラスト・サン
- 機動戦士ガンダムF90FF
装備・機能
特殊機能
- 分離 / 合体
- バウ・アタッカーとバウ・ナッターに可逆分離・合体が可能。また、バックパックも状況に応じて分離射出が可能であった。
武装・必殺攻撃
- バルカン砲
- 両肩部に2門内蔵されている機関砲。
- ビーム・ライフル
- 専用に開発された携行式のビーム砲。変形時の空力特性や取り回しを機体特性に併せて設計されている。アサルト(突撃)型として開発されており、セレクター操作によって狙撃モードと速射モードを選択可能。出力3.6MW。
- ビーム・サーベル
- 両前腕部の内側に1基ずつ、計2基格納されている。所謂"騎士"用規格のデバイスが採用されたモデルを使用。使用時はオートでマニピュレータに収まるよう設定されている。出力0.88MW。
- グレネード・ランチャー
- Zガンダムを参考に両前腕部の外側に内蔵された4連装接近戦用榴弾砲。主に威嚇や牽制に用いられるが、狙い所が的確であれば部位破壊や携行兵器の無力化に威力を発揮する。弾頭部に誘導用オプティカルシーカーを装備する。
- ミサイル
- 背部左右のフレキシブル・ウイング・バインダーのパイロンに3基ワンセットずつ、計6基をマウントしている。弾種は誘導ミサイルAMM-06H。
- シールド
- 実体式の盾。ネオ・ジオン軍の紋章のレリーフが存在する。
- バウ・アタッカー時には機体の下部に装着され、空力特性を向上させるフェアリングユニットとして機能する。
- メガ粒子砲
- シールドに5門内蔵されている。砲門はある程度可動でき、中央部の3門はビームを収束して発射可能。出力0.77MW。
- バウ・ナッター特攻
- バウ・ナッターを大型ミサイルとして撃ち出す。射程距離は640kmとされ、ビーム砲の有効射程外からの攻撃を可能とする。ペイロードは最大で1,800kgとされ、通常弾頭だけでなく核弾頭も搭載できる。これによりバウは他の機体とは比べものにならない程の戦略的価値を得るに至っている。
対決・名場面
関連機体
- バウ
- 試作機。
- バウ (袖付き仕様)
- バウの「袖付き」仕様。当初のコンセプト通り、複座式となっている。
- リバウ
- フル・フロンタル専用機として改造されたバウ。サイコフレームを搭載する事で当初のコンセプトを実現させている。
- バウ GPBカラー
- 『ガンプラビルダーズ』第1話に登場したピンク色のバウ。
商品情報
ガンプラ