「リバウ」の版間の差分
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− | + | ベース機と同様に分離・合体機構を採用し、上半身は「リバウ・アタッカー」、下半身は「リバウ・ナッター」と呼ばれる形態に変形する。バウが本来想定していた「2機の戦闘機による連携運用」を可能とする為にリバウ・アタッカーのコクピット周辺部とリバウ・ナッターの機首部には[[サイコフレーム]]が配され、パイロットの感応波によってコントロールされるようになっている。ベース機のバウ・ナッターはそれ自体を「大型ミサイル」として運用していたが、こちらは「大型ファンネル」と考える事で本来の運用目的を実現できるようになった。なお、前述の推力強化の恩恵を受けてリバウ・ナッターは[[サブ・フライト・システム]]としても運用可能となっており、フロントスカートに格納されたグリップにぶら下がらせる格好で味方機を運搬する。 | |
− | 外装の一部は後の[[シナンジュ]] | + | 外装の一部は後の[[シナンジュ]]とよく似た形状となっている。機体各所には「10S」のマーキングがあるが、これはフロンタルの専用機を示している。しかし後にシナンジュが[[アナハイム・エレクトロニクス社]]から非合法に供与される事が決まった為にそちらが正式なフロンタル専用機に決定され、専用機ではなくなった事でマーキングの上から斜線が引かれた。 |
== 登場作品と操縦者 == | == 登場作品と操縦者 == | ||
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:初登場作品。<br />暗礁宙域で比較評価試験を行っていた[[バンシィ (U.C.0095Ver.)|バンシィ]]及び[[フェネクス]]と交戦している。『アクロス・ザ・スカイ』と『ラスト・サン』の間の出来事である。なお、漫画版『[[機動戦士ガンダムNT|NT]]』における同戦闘には一切登場していない。 | :初登場作品。<br />暗礁宙域で比較評価試験を行っていた[[バンシィ (U.C.0095Ver.)|バンシィ]]及び[[フェネクス]]と交戦している。『アクロス・ザ・スカイ』と『ラスト・サン』の間の出来事である。なお、漫画版『[[機動戦士ガンダムNT|NT]]』における同戦闘には一切登場していない。 | ||
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:榴弾を発射する実弾兵器。アドオン式であり、ビーム・ライフルの銃身下部やシールドの裏側に装着できる。 | :榴弾を発射する実弾兵器。アドオン式であり、ビーム・ライフルの銃身下部やシールドの裏側に装着できる。 | ||
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:フロンタルの専用機として正式に採用された機体。 | :フロンタルの専用機として正式に採用された機体。 | ||
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− | + | *メカニック設定に携わる関西リョウジ氏によると、バウは[[ガズエル]]や[[ガズアル]]のように西洋騎士のイメージが強かったため本機の機体色は銀色で進めたかったとの事。色案も用意していたとの事だが、上述のフロンタル用として開発された案が閃いたため没案となった。 | |
+ | **[https://x.com/r_sekinishi/status/1790941766558142946 関西リョウジ氏のポスト] | ||
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== 商品情報 == | == 商品情報 == | ||
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2024年5月16日 (木) 19:51時点における最新版
リバウ | |
---|---|
外国語表記 | Rebawoo |
登場作品 | |
デザイナー | カトキハジメ |
スペック | |
---|---|
分類 | フル・フロンタル専用試作型可変モビルスーツ |
型式番号 | AMX-107R |
頭頂高 | 19.6m |
本体重量 | 40.4t |
全備重量 | 71.2t |
主動力 | 熱核融合炉 |
ジェネレーター出力 | 3,020kW |
スラスター総推力 | 112,240kg |
装甲材質 | ガンダリウム合金 |
センサー有効半径 | 20,300m |
原型機 | バウ |
改修 | 袖付き |
所属組織 | 袖付き |
所属部隊 | ブランダムール隊 |
主なパイロット | ルガー・ルウ |
概要[編集 | ソースを編集]
「袖付き」の試作型可変モビルスーツ。旧ネオ・ジオン軍のバウをベースとしており、最新技術を投じて大規模な改装を行っている。
本機はフル・フロンタルの専用機として開発が進められており、脚部にフレキシブル・スラスターを増設するなど推力が大幅に強化され、カラーリングも赤に染め上げられた。各部には他の袖付き機同様にエングレービングが施されている。
ベース機と同様に分離・合体機構を採用し、上半身は「リバウ・アタッカー」、下半身は「リバウ・ナッター」と呼ばれる形態に変形する。バウが本来想定していた「2機の戦闘機による連携運用」を可能とする為にリバウ・アタッカーのコクピット周辺部とリバウ・ナッターの機首部にはサイコフレームが配され、パイロットの感応波によってコントロールされるようになっている。ベース機のバウ・ナッターはそれ自体を「大型ミサイル」として運用していたが、こちらは「大型ファンネル」と考える事で本来の運用目的を実現できるようになった。なお、前述の推力強化の恩恵を受けてリバウ・ナッターはサブ・フライト・システムとしても運用可能となっており、フロントスカートに格納されたグリップにぶら下がらせる格好で味方機を運搬する。
外装の一部は後のシナンジュとよく似た形状となっている。機体各所には「10S」のマーキングがあるが、これはフロンタルの専用機を示している。しかし後にシナンジュがアナハイム・エレクトロニクス社から非合法に供与される事が決まった為にそちらが正式なフロンタル専用機に決定され、専用機ではなくなった事でマーキングの上から斜線が引かれた。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
- 機動戦士ガンダムUC One of Seventy Two
- 初登場作品。
暗礁宙域で比較評価試験を行っていたバンシィ及びフェネクスと交戦している。『アクロス・ザ・スカイ』と『ラスト・サン』の間の出来事である。なお、漫画版『NT』における同戦闘には一切登場していない。 - UC-MSV
- 上記『One of Seventy Two』への登場に伴い、UC-MSV枠に追加されている。
- 機動戦士ガンダム U.C.0094 アクロス・ザ・スカイ
- パイロットはルガー・ルウ。
フロンタルの指示でバト・パンセリノスのフロンタル専用ギラ・ドーガと共にレイヴン隊に協力し、ティターンズ残党と戦った。なおレイヴン隊との合流時に邂逅したデルタカイと偶発的に交戦。すぐに誤解が解けて敵ではなくなったが、その後はデビルズ・ネスト戦に至るまで僚機として共闘した。 - 機動戦士ガンダム U.C.0096 ラスト・サン
- 引き続きルガー・ルウが搭乗。
パラオ宙域にてバウと交戦している。交戦後は地球圏内のジオン残党の調査の名目で編成された『ブランダムール隊』の隊長機としてルガーと共に配備されている。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
特殊機能[編集 | ソースを編集]
- サイコフレーム
- リバウ・アタッカーのコクピット周辺部とバウ・ナッターの機首部に採用されている構造材。サイコミュと同程度の性能を持つサイコチップが金属粒子レベルのサイズで封入されていて、サイコミュシステムの小型化や機体の追従性の向上等といった恩恵を得る事ができる。リバウはこれによって分離状態であってもリバウ・ナッターを遠隔操作する事が可能になった。
- 分離/合体
- リバウ・アタッカーとリバウ・ナッターに分離可能。二機が合体してMS形態となる。
武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]
- ビーム・バルカン
- 胸部に2門内蔵。インテークの内側に装備されている。
- マシン・キャノン
- サイドスカートに1門ずつ、計2門内蔵されている。
- ビーム・ライフル
- 本機の主兵装で、「袖付き」がシナンジュ用として開発していた物。特殊な機能等は特に存在しないが、一般的な物よりも出力が高い。銃身が長く、その下側には別の武装を装着可能。
リバウ・アタッカー時には機体の下部にマウントされる。
シナンジュ・スタインのハイ・ビーム・ライフルを銃身を切り詰めた上で装備させるというプランも存在したが、開発者の意向で実現しなかった。 - ビーム・サーベル
- 両腕部の内側に1本ずつ、計2本マウントされている。
- 腕部グレネード・ランチャー
- 両腕部の外側に1門ずつ内蔵された4連装の実弾兵器。
- フレキシブル・ビーム・ガン
- 両脚部のフレキシブル・スラスターに1門ずつ、計2門を装備。
- シールド
- 防御用の実体盾。バウの物をベースに改造されており、下部に白い装甲が追加されているが、内蔵されていたメガ粒子砲はオミットされている。
裏面には武装を装着可能など、シナンジュ用のシールドと同じギミックが採用されている。 - グレネード・ランチャー
- 榴弾を発射する実弾兵器。アドオン式であり、ビーム・ライフルの銃身下部やシールドの裏側に装着できる。
- ビーム・アックス
- 斧状の格闘戦用ビーム兵器で、2本装備している。出力を上げればビーム刃を大型化させられる。不使用時はシールドの裏側に上向きで装着されるが、その状態でも下に向けてビーム刃を形成すれば攻撃可能。また、連結すればビームナギナタとなり、高速回転させる事でビームシールドのような役割を果たすことも出来る。
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
関連機体[編集 | ソースを編集]
- バウ
- ベース機。
- フロンタル専用ギラ・ドーガ
- フロンタル用の当初の暫定的な専用機。
- シナンジュ
- フロンタルの専用機として正式に採用された機体。
余談[編集 | ソースを編集]
- メカニック設定に携わる関西リョウジ氏によると、バウはガズエルやガズアルのように西洋騎士のイメージが強かったため本機の機体色は銀色で進めたかったとの事。色案も用意していたとの事だが、上述のフロンタル用として開発された案が閃いたため没案となった。
商品情報[編集 | ソースを編集]
ガンプラ[編集 | ソースを編集]
資料リンク [編集 | ソースを編集]
リンク[編集 | ソースを編集]
脚注[編集 | ソースを編集]