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[[オークランド研究所]]が開発した[[強化人間]]専用の高機動型[[モビルスーツ]]。同研究所で調整された強化人間[[ロスヴァイセ]]の専用機となる予定だったが、研究所存続を図る一派によって宇宙での機動試験中に鹵獲に見せかけ[[エゥーゴ]]へと譲渡され、それに伴い研究所内の開発データも破棄された。
 
[[オークランド研究所]]が開発した[[強化人間]]専用の高機動型[[モビルスーツ]]。同研究所で調整された強化人間[[ロスヴァイセ]]の専用機となる予定だったが、研究所存続を図る一派によって宇宙での機動試験中に鹵獲に見せかけ[[エゥーゴ]]へと譲渡され、それに伴い研究所内の開発データも破棄された。
  
1号機と2号機が存在し、1号機は[[ラビアンローズ]]級ドック艦[[ロサ・ギガンティア]]で稼働試験が行われていたが、テストパイロットの一人だった[[エーヴィ・アルヴァ]]が起こした事故を契機に、損傷部位を[[アナハイム・エレクトロニクス社]]製の新規パーツに換装し[[ガンダム[ケストレル]]]へと改修された。2号機は[[グラナダ]]で新型機開発用のテストベッドとして使用され、[[第一次ネオ・ジオン抗争]]後に[[サラミス改]][[デルフォイ]]に実戦配備された。
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1号機と2号機が存在し、1号機は[[ラビアンローズ]]級ドック艦[[ロサ・ギガンティア]]で稼働試験が行われていたが、テストパイロットの一人だった[[エーヴィ・アルヴァ]]が起こした事故を契機に、損傷部位を[[アナハイム・エレクトロニクス社]]製の新規パーツに換装し[[ガンダム[ケストレル]]]へと改修された。2号機は[[グラナダ]]で新型機開発用のテストベッドとして使用され、[[第一次ネオ・ジオン抗争]]後に[[サラミス改級]][[デルフォイ]]に実戦配備された。
  
 
素体部分はケストレルと変わりないが、全身が濃紺のティターンズカラーで塗装されており、背部に姿勢制御用のウイングバインダーが装備されている。またこの段階ではケストレルの特徴である全身のビーム・ブレイドはまだ搭載されていない。
 
素体部分はケストレルと変わりないが、全身が濃紺のティターンズカラーで塗装されており、背部に姿勢制御用のウイングバインダーが装備されている。またこの段階ではケストレルの特徴である全身のビーム・ブレイドはまだ搭載されていない。

2022年3月11日 (金) 07:49時点における最新版

ガンダム[グリンブルスティ]
外国語表記 GUNDAM GULLINBURSTI
登場作品
デザイナー 間垣リョウタ
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スペック
分類 強化人間専用高機動型モビルスーツ
型式番号 ORX-008
主動力 熱核融合炉
装甲材質 ガンダリウム合金
開発組織 オークランド研究所
所属 ティターンズエゥーゴ
母艦 デルフォイ
主なパイロット
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概要[編集 | ソースを編集]

オークランド研究所が開発した強化人間専用の高機動型モビルスーツ。同研究所で調整された強化人間ロスヴァイセの専用機となる予定だったが、研究所存続を図る一派によって宇宙での機動試験中に鹵獲に見せかけエゥーゴへと譲渡され、それに伴い研究所内の開発データも破棄された。

1号機と2号機が存在し、1号機はラビアンローズ級ドック艦ロサ・ギガンティアで稼働試験が行われていたが、テストパイロットの一人だったエーヴィ・アルヴァが起こした事故を契機に、損傷部位をアナハイム・エレクトロニクス社製の新規パーツに換装しガンダム[ケストレル]へと改修された。2号機はグラナダで新型機開発用のテストベッドとして使用され、第一次ネオ・ジオン抗争後にサラミス改級デルフォイに実戦配備された。

素体部分はケストレルと変わりないが、全身が濃紺のティターンズカラーで塗装されており、背部に姿勢制御用のウイングバインダーが装備されている。またこの段階ではケストレルの特徴である全身のビーム・ブレイドはまだ搭載されていない。

本来はガンダムタイプとして開発された機体ではないが、1号機がガンダムタイプに改修された事に加えV字アンテナとツインアイを併せ持つ頭部ユニットがあるという理由でガンダムと呼称されており、2号機パイロットのヨーン・ユルヤナもこの機体を「ガンダム」と呼ぶ。

なお、本機のメインカメラは胸部のモノアイであり、頭部のカメラはサブカメラとして機能している。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

ADVANCE OF Ζ 刻に抗いし者
初出作品。この段階で既に1号機がケストレルに改修されている為、全編に渡ってケストレルとしての登場となる。また、グラナダで2号機が試験機として運用されている事が示唆されており、最終決戦でケストレルが使用したアーマー・エクステリアは2号機の試験データを元に開発されている。
機動戦士Ζガンダム外伝 審判のメイス
グラナダでテストベッドとしての役目を終え、デルフォイに配備された2号機がヨーン・ユルヤナの機体として運用され、ネオ・ジオン残党とカメラードによる審判のメイス作戦の阻止の為に奮闘した。当初はジェネレーターの不調からコア・ピグレット状態で運用される事もあった。
最終決戦ではEパックに充填されたメガ粒子を爆発させる奇策を活用してハンス・シュミットハンマ・ハンマを撃破。しかし、無茶な戦闘を行った為に機体は動作不能となり、ヨーンはコア・ピグレットで脱出した。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

特殊機能[編集 | ソースを編集]

コアブロックシステム
ホリゾンタル・イン・ザ・ボディ方式のコアブロックシステムを採用。機体のコクピットブロックとバックパックが背部から分離し、コア・ピグレットになる。
コア・ピグレットにはレーザーロケットも搭載されている為、搭乗者のバイタルの問題を解決すれば小型の惑星間航行船にする事も出来る。
レーザーロケットエンジン
内惑星航行用のレーザーロケットエンジンをモビルスーツ用にダウンサイジングした内蔵式レーザーロケットを搭載。
ただし、惑星間航行用の繊細な設計を無理矢理小型化している為、実戦に耐えられる信頼性が伴っておらず、これをローテーションで修理する為にバックパックの換装システムが搭載された。
初期の設計では脚部スラスターもレーザーロケットにする予定だったが、信頼性を重視して熱核ロケットエンジンに変更され、増加したプロペラントの分だけ脚部が延長されたという経緯がある。
レーザーロケットに用いられる推進剤は水を使用しており、被弾による誘爆の心配が無く推進剤を燃焼させる為の酸化剤を必要としないといったメリットがある。
シャーマン・フレーム
電子義肢や強化外骨格といった旧世紀技術を発展させた準サイコミュシステム。
感応波はパイロットの危機感知や意思表示に用いられ、それを感知したコンピュータが日常的に収集したパイロットの身体データと教育型コンピュータの行動予測データを照らし合わせ、機体動作をサポートする。
システムのサポートを得た際の動作はパイロットがコクピットで機体を動かすよりも速い。
また、グリンブルスティにはシャーマン・フレームの感度を上げる為のブレードアンテナが外装されている。
ウイング・バインダー
背部に装備されている姿勢制御用バインダー。高い運動性能を機体に与えているが、普通の人間が乗りこなすには過剰過ぎるという理由で、ケストレルでは取り外された。

武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]

バルカン砲
頭部に2門搭載。主に牽制などに活用された。口径などについては明記されていない。
ビーム・ライフル
ストック部分に独自規格のEパックを装備する長銃身型ビーム・ライフル。
予備のEパックは左右のサイドスカートに計4基マウントされている。
非使用時にはバックパックにマウントされ、コア・ピグレット状態でも機体下部にマウントして使用出来る。
ビーム・サーベル
両腕部に内蔵されているボックス・タイプのビーム・サーベル。ヨーンは主に敵のビームを防御する際に活用している。
ビーム・ガンとしても使用可能。
ビーム・ガン
ビーム・サーベルと兼用の小型ビーム砲。
ビーム・ライフル(ジムIII用)
ジムIII用のビーム・ライフル。C/UC0089での最終決戦でサイドアームとして使用したが、グリンブルスティ用のEパックが使用できない為、弾切れと同時に投棄された。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

関連機体[編集 | ソースを編集]

ガンダム[ケストレル]
1号機を改修した機体。
ジムIII・ディフェンサー
ジムIIIGディフェンサーを装備した機体。グリンブルスティに随伴できる機体としてデルフォイに配備された。

商品情報[編集 | ソースを編集]

リンク[編集 | ソースを編集]