「ジム・ナイトシーカー」の版間の差分
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− | 頭部の右側にはセンサーポッドが取り付けられている。これは指揮官機、あるいは誘導機から発信される信号を受け取る為の装備で、降下作戦を行うには必要不可欠な物である。一方、指揮官機や誘導機には頭部左側にマーカー・ポッドが取り付けられ、[[ミノフスキー粒子]] | + | 頭部の右側にはセンサーポッドが取り付けられている。これは指揮官機、あるいは誘導機から発信される信号を受け取る為の装備で、降下作戦を行うには必要不可欠な物である。一方、指揮官機や誘導機には頭部左側にマーカー・ポッドが取り付けられ、[[ミノフスキー粒子]]の影響下にある環境でも僚機の誘導や作戦指揮等が円滑に行えるようになっている。マーカー・ポッドの信号の送信は赤外線や発光等といった電波以外の複数の手段が用いられ、ナイトシーカー以外のジムでも作戦によっては使われた事があったようだ。 |
− | + | 生産は第3次生産まで行われ、88機が生産された。その内、初期生産型は新規生産ではなく既存のジム12機を改修する形で建造されている。完成した機体は主に特殊部隊等に配備され、[[ジオン軍|ジオン公国軍]]に制圧された重要拠点の奪還作戦等に投入された。そこで非常に高い戦果を挙げた本機は高度な機密性を与えられ続け、また潤沢な予算、熟練のパイロットと整備士、強力な支援機も用意され幾度と無くジオン地上軍に大打撃を与えた。 | |
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:MSV-R枠として登場。カトキハジメ氏によりリデザインされ、MSV-R版とほぼ同設定・同デザインとなっている。 | :MSV-R枠として登場。カトキハジメ氏によりリデザインされ、MSV-R版とほぼ同設定・同デザインとなっている。 | ||
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+ | *『MSV-R』で本機と強襲型ガンペリーが創作された経緯について『ジョニ帰』の作者Ark Performance氏(石川氏と光吉氏のどちらか)は、「作劇上、空挺の特殊部隊用ジムが欲しい」と『MSV-R』で設定協力を担っている草刈氏にコンセプトデザインの作成を依頼した事を明かしている。 | ||
+ | **[https://twitter.com/nabeatama/status/1479681657812942852?s=20 ArkPerformance氏のツイート1] / [https://twitter.com/nabeatama/status/1479689479179083779?s=20 2] | ||
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2024年6月9日 (日) 16:15時点における最新版
ジム・ナイトシーカー | |
---|---|
外国語表記 | GM Night Seeker |
登場作品 | |
デザイナー | 大河原邦男 |
スペック | |
---|---|
分類 | 量産型モビルスーツ |
型式番号 | RGM-79V |
全高 | 18.0m |
本体重量 | 46.7t |
主動力 | 熱核融合炉 |
装甲材質 | チタン系合金 |
開発組織 | 地球連邦軍 |
所属組織 | 地球連邦軍 |
所属部隊 | 033特務MS中隊など |
主なパイロット |
バレンスタイン デイモン・ケイスリー、他 |
概要[編集 | ソースを編集]
高々度からの降下による敵基地への奇襲を目的としており、ジムをベースにして胸部とバックパックにスラスター6基とプロペラントを追加している。これは出力がかなり高く、高度6,000mという位置から降下しても10秒前後噴射し続ける事で機体の落下速度を即座に落とす事が可能。また、スラスターをフル稼働させれば最大で400mまで高々度ジャンプする事が出来、ミッション終了後はこのジャンプ力で上空に待機している輸送機へと帰投する。
頭部の右側にはセンサーポッドが取り付けられている。これは指揮官機、あるいは誘導機から発信される信号を受け取る為の装備で、降下作戦を行うには必要不可欠な物である。一方、指揮官機や誘導機には頭部左側にマーカー・ポッドが取り付けられ、ミノフスキー粒子の影響下にある環境でも僚機の誘導や作戦指揮等が円滑に行えるようになっている。マーカー・ポッドの信号の送信は赤外線や発光等といった電波以外の複数の手段が用いられ、ナイトシーカー以外のジムでも作戦によっては使われた事があったようだ。
生産は第3次生産まで行われ、88機が生産された。その内、初期生産型は新規生産ではなく既存のジム12機を改修する形で建造されている。完成した機体は主に特殊部隊等に配備され、ジオン公国軍に制圧された重要拠点の奪還作戦等に投入された。そこで非常に高い戦果を挙げた本機は高度な機密性を与えられ続け、また潤沢な予算、熟練のパイロットと整備士、強力な支援機も用意され幾度と無くジオン地上軍に大打撃を与えた。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
- MSV-R
- 出典元。同企画のVol.29で紹介された。同コーナーでは「一年戦争後に連邦軍が033特務MS中隊の作戦中の様子を捉えた写真を公表した」という体裁で本機が紹介されており、強襲型ガンペリーから降下する本機が挿絵として掲載されている。待機中の部隊など計5枚の写真が公表されたが、いずれも作戦内容などの詳細が非公開であり、FSSによる考察や調査が進められている。
- 機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還
- MATERIAL-D019からナイトイェーガー隊の隊員機として登場。ジムIIベースの機体となっており、バレンスタインやカワセ、ダナーらが搭乗し、テミスのMS部隊等と交戦した。
- 機動戦士ガンダム MSV-R ザ・トラブルメーカーズ
- 憲兵MS部隊の隊長デイモン・ケイスリーの陸戦型ガンダムに次ぐ搭乗機として登場。
- MSD
- MSV-R枠として登場。カトキハジメ氏によりリデザインされ、MSV-R版とほぼ同設定・同デザインとなっている。
- 機動戦士ガンダム0083 REBELLION
- 第10話~第11話に第404空挺部隊に所属する6機が登場。強襲型ガンペリーから降下し、ガンダム試作2号機を搬入したコムサイIIやMS部隊を強襲し離陸を阻止するも、試作2号機とその僚機の猛攻の前に全滅に追い込まれた。
- 機動戦士ガンダム バンディエラ
- 第30話から第226師団北米支部所属のレービー・マートルとハッティ・ドルングスの機体として登場。シモン・バラのフルアーマーガンダム (タイプB)と共に軍事パレード中のキャリフォルニアベースへ急襲を仕掛け、ドップやグフを撃破し、レプス部隊のザクIIを無力化するなど露払いを行った。なお機体デザインは『MSD』版となっている。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
特殊機能[編集 | ソースを編集]
- センサーポッド
- 右側頭部に装備される通信機器。マーカー・ポッドを装備した機体からの情報を受信する。
- マーカー・ポッド
- 左側頭部に装備される通信機器。バイザーおよびセンサーポッドとの選択式であり、主に指揮官機などマーカーを務める機体に装備された。ミノフスキー粒子影響下での作戦指揮及び誘導をスムーズに行うための装備であり、電波以外に発光、赤外線など複数の方式で信号を送信する。
- 分離
- 爆発ボルトで追加スラスターを分離可能。ジム・ナイトシーカーIIによって実装された機能で、本機にも取り入れられた。
武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]
- 60mmバルカン砲
- 頭部に左右一対2門内蔵されている機関砲。
- ビーム・スプレーガン (BR-M-79C-1)
- 本機の主兵装で、ジムと同じ物。ビーム・ライフルと比べると射程は劣るが、収束率と出力は保たれ、連射性が高まっている。
- 専用ビーム・ガン
- 『MSD』で新たに追加された武装。ジム・ライトアーマーのビーム・ライフルをベースに開発され、エネルギーCAP方式を採用している。装弾数は少ないものの、一撃で敵機を破壊することができる。なおスペックにはないが、『MSV-R』の時点で携行は確認されていた。
- ビーム・サーベル (BSiG01)
- ランドセル左側に1基装備されているジムと同様のビーム・サーベル。
- ビーム・ジャベリン
- ビーム・サーベルのモードの1つで、グリップを延長し先端に高出力のビーム刃を形成した槍。『REBELLION』で第404空挺部隊が使用している。
- 100mmマシンガン (YHI YF-MG100)
- ヤシマ重工製のマシンガン。ナイトイェーガー隊の機体が装備。
- シールド (RGM・S-Sh-WF / S-00109)
- 腕部に装備される陸戦型ジム等と同様の小型シールド。同じくナイトイェーガー隊の機体が装備。
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
関連機体[編集 | ソースを編集]
別仕様・改修機 [編集 | ソースを編集]
- ジム・ナイトシーカーII
- ジム・ライトアーマーをベースとした上位機種。
- ジム・ナイトシーカー (ヴァースキ機)
- ジムIIIをベースとしたヴァースキ中隊長の搭乗機。
- ジム・ナイトシーカー (宇宙仕様)
- ナイトシーカーに先行開発段階のジェガンのパーツを組み込んだ機体。
系列機・派生機 [編集 | ソースを編集]
支援機 [編集 | ソースを編集]
- 強襲型ガンペリー
- 作戦行動を行う際の空輸を担当するMSキャリアー。
余談[編集 | ソースを編集]
- 『MSV-R』で本機と強襲型ガンペリーが創作された経緯について『ジョニ帰』の作者Ark Performance氏(石川氏と光吉氏のどちらか)は、「作劇上、空挺の特殊部隊用ジムが欲しい」と『MSV-R』で設定協力を担っている草刈氏にコンセプトデザインの作成を依頼した事を明かしている。