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元々は[[ビリー・カタギリ]]主導の元、[[アヘッド]]をベースに開発が進められていたが、[[ミスター・ブシドー]]専用機となることが決定した段階でフラッグをベースに一から設計し直されている。実際に頭部には残存していた[[ダリル・ダッジ]]の[[オーバーフラッグ]]のパーツが用いられており、カメラの発光パターンもフラッグと同様である。また、機体の外見はパイロットのミスター・ブシドーの好みに合わせて武者風となっている。 | 元々は[[ビリー・カタギリ]]主導の元、[[アヘッド]]をベースに開発が進められていたが、[[ミスター・ブシドー]]専用機となることが決定した段階でフラッグをベースに一から設計し直されている。実際に頭部には残存していた[[ダリル・ダッジ]]の[[オーバーフラッグ]]のパーツが用いられており、カメラの発光パターンもフラッグと同様である。また、機体の外見はパイロットのミスター・ブシドーの好みに合わせて武者風となっている。 | ||
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最大の特徴は[[擬似太陽炉]]搭載機でありながら、初めて[[トランザムシステム]]が実装されている点である。これは[[レイフ・エイフマン]]教授の遺した資料からビリーが自ら実証したもので、サイドバインダーに計2基搭載した[[GNドライヴ[Τ]]]を駆使した独自の機構により実現している。ただし、起動後はGNドライヴ[Τ]が焼き切れて損壊してしまうため、[[GNコンデンサー]]に貯蔵された分で帰投する必要があるという欠点を有する。また、パイロットにかかる負荷も多大であり、ミスター・ブシドー以外には扱えない機体となっている。 | 最大の特徴は[[擬似太陽炉]]搭載機でありながら、初めて[[トランザムシステム]]が実装されている点である。これは[[レイフ・エイフマン]]教授の遺した資料からビリーが自ら実証したもので、サイドバインダーに計2基搭載した[[GNドライヴ[Τ]]]を駆使した独自の機構により実現している。ただし、起動後はGNドライヴ[Τ]が焼き切れて損壊してしまうため、[[GNコンデンサー]]に貯蔵された分で帰投する必要があるという欠点を有する。また、パイロットにかかる負荷も多大であり、ミスター・ブシドー以外には扱えない機体となっている。 | ||
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;ビームチャクラム | ;ビームチャクラム | ||
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== 対決・名場面 == | == 対決・名場面 == |
2022年6月17日 (金) 13:55時点における最新版
マスラオ | |
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漢字表記 | 磨修羅生 |
外国語表記 | MASURAO |
登場作品 | 機動戦士ガンダム00 |
デザイナー | 福地仁 |
スペック | |
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分類 | 擬似太陽炉搭載型モビルスーツ |
生産形態 | 実験機 |
型式番号 | GNX-U02X |
頭頂高 | 20.4m |
本体重量 | 61.5t |
主動力 | GNドライヴ[Τ]×2 |
装甲材質 | Eカーボン |
開発組織 | アロウズ (元ユニオン技術陣) |
所属 | アロウズ |
主なパイロット | ミスター・ブシドー |
概要[編集 | ソースを編集]
アロウズの元ユニオン技術陣が次期主力機候補として開発した試作実験機。型式番号の「U02X」はユニオン技術陣のGN系技術検証用試作機番号であり、GNフラッグに次ぐ機体であることを示している。
元々はビリー・カタギリ主導の元、アヘッドをベースに開発が進められていたが、ミスター・ブシドー専用機となることが決定した段階でフラッグをベースに一から設計し直されている。実際に頭部には残存していたダリル・ダッジのオーバーフラッグのパーツが用いられており、カメラの発光パターンもフラッグと同様である。また、機体の外見はパイロットのミスター・ブシドーの好みに合わせて武者風となっている。
本機の性質にはミスター・ブシドーの要望が強く反映されており、高機動で格闘戦に特化した機体となっている。頭部の大型クラビカルアンテナと腰部のサイドバインダーはジンクスの技術を受け継いだ物で、X字型に配置することで高い粒子制御能力を獲得している。背部にはユニオンのマークを模したカバーアーマーが装着されており、中央にチャージコネクタが備わる。主武装は極めて高い破壊力を有する大小2振りのGNビームサーベルで、後頭部にはサキガケと同様のパワー供給ケーブルが備わっている。
最大の特徴は擬似太陽炉搭載機でありながら、初めてトランザムシステムが実装されている点である。これはレイフ・エイフマン教授の遺した資料からビリーが自ら実証したもので、サイドバインダーに計2基搭載したGNドライヴ[Τ]を駆使した独自の機構により実現している。ただし、起動後はGNドライヴ[Τ]が焼き切れて損壊してしまうため、GNコンデンサーに貯蔵された分で帰投する必要があるという欠点を有する。また、パイロットにかかる負荷も多大であり、ミスター・ブシドー以外には扱えない機体となっている。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
- 機動戦士ガンダム00 (2ndシーズン)
- 初出作品。パイロットはミスター・ブシドー。
開発当初はアヘッドをベースにしていたが、ブシドーからの依頼を受けるにあたって一度白紙に戻され、フラッグをベースとした機体として完成した。
その後、アフリカタワー付近にて刹那・F・セイエイの駆るダブルオーライザーと交戦するが決着はつかず、撤退している。 - 機動戦士ガンダム00 (小説版)
- こちらでは終始漢字表記の「磨修羅生」が用いられている。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
特殊機能[編集 | ソースを編集]
- トランザムシステム (TRANS-AM)
- 元々はオリジナルのGNドライヴのブラックボックス内に組み込まれていた、機体性能を一時的に向上させるシステム。本機のシステムはビリーがエイフマン教授の残した資料を基に実証されたもので、オリジナルと同等の機能を発揮する。ただし、使用後はGNドライヴ[Τ]が焼き切れ停止状態となるため、帰還用の予備粒子をGNコンデンサー内に残すように設計されている。
- GNフィールド
- 両肩部と両肘部の突起から形成されるGN粒子のバリア。二刀流のスタイルを採用しているため、実体シールドではなくGNフィールドが採用されている。格闘戦での防御を想定しているため展開範囲は小さい。サブスラスターとしての機能も持ち、空中姿勢制御能力が高められている。
武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]
- レーザー機銃
- 頭部に左右一対2門内蔵されている小口径レーザー砲。破壊力が低いため対MS戦では効果がないが、命中率と速射性に優れているため、主に対人や対空といった小型の標的に対応する。
- GNバルカン
- 胸部に2門内蔵されている小型ビーム砲。威力は低いが速射性に優れており、主に敵機への牽制に用いられる。
- GNロングビームサーベル「ハワード」
- 左手用の大型ビームサーベル。鍔の形状はユニオンのマークを模している。非使用時にはサイドバインダー裏に装備されており、使用時には柄尻のスラスターで手に自動的に飛ぶようになっている。名称はかつての部下の一人であるハワード・メイスンの名が冠されている。
- GNショートビームサーベル「ダリル」
- 右手用のビームサーベル。基本的な機能は「ハワード」と同様だが、グリップの長さが短く、やや太く短いビーム刃を形成する。非使用時にはサイドバインダー裏に装備される。こちらの名称はかつての部下の一人であるダリル・ダッジの名が冠されている。
- ビームチャクラム
- 頭部から射出されるリング状の粒子ビーム。大型クラビカルアンテナによる粒子制御能力を応用した試作兵器で、アンテナ間で形成し主に牽制に用いられる。
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
関連機体[編集 | ソースを編集]
- スサノオ
- マスラオの強化改良機。
- ユニオンフラッグカスタムII
- マスラオの前身に位置する機体。
- オーバーフラッグ
- マスラオの頭部にダリル機の物が使用されている。
- トランザム実験用試作機
- 当初開発されていたアヘッドベースの実験機。マスラオの開発に移行したことで試作と実験は中止されたとされる。
商品情報[編集 | ソースを編集]
ガンプラ[編集 | ソースを編集]
フィギュア[編集 | ソースを編集]