「ドーベン・ウルフ (袖付き仕様)」の版間の差分

提供: ガンダムWiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
(新規作成)
 
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集
 
(4人の利用者による、間の7版が非表示)
1行目: 1行目:
== AMX-014 ドーベン・ウルフ(袖付き仕様) (Dooben Wolf[The Sleeves]) ==
+
{{登場メカ概要
 +
| 読み = <!-- 読み方が難しい場合に使用 -->
 +
| 外国語表記 = Döven Wolf [The Sleeves]
 +
| 登場作品 =
 +
*[[UC-MSV]]
 +
*[[機動戦士ガンダムUC MSV 楔]]
 +
*[[機動戦士ガンダムUC|機動戦士ガンダムUC バンデシネ]]
 +
<!-- *続編、或いは個別作品に出演した作品のみ記載。 -->
 +
| デザイナー = 明貴美加
 +
}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
  
*登場作品:[[機動戦士ガンダムUC MSV]]、[[機動戦士ガンダムUC|機動戦士ガンダムUC バンデシネ]]
+
{{登場メカ概要
*デザイナー:明貴美加
+
| タイトル = スペック
*分類:量産型[[モビルスーツ]]
+
| 分類 = 量産型[[モビルスーツ]]
*装甲材質:ガンダリウム合金
+
| 生産形態 = 量産機
*頭頂高:22.0m
+
| 型式番号 = AMX-014
<!-- *全高: -->
+
| 頭頂高 = 22.0m
*本体重量:36.8t
+
| 全高 =
*全備重量:74.5t
+
| 本体重量 = 36.8t
*主動力:[[熱核融合炉]]
+
| 全備重量 = 74.5t
*ジェネレーター出力:5,250kw
+
| 主動力 = [[熱核融合炉]]
*スラスター総推力:87,300kg
+
| ジェネレーター出力 = 5,250kW
*センサー有効半径:12,000m
+
| スラスター総推力 = 87,300kg
*開発組織:[[ネオ・ジオン]]
+
| 装甲材質 = [[ガンダリウム合金]]
*主なパイロット:[[ラカン・ダカラン]]、他
+
| センサー有効半径 = 12,000m
 +
| 原型機 = [[ドーベン・ウルフ]]
 +
| 改修 = [[ネオ・ジオン]]残党「[[袖付き]]」
 +
| 所属 = [[ネオ・ジオン]]残党「[[袖付き]]
 +
| 所属組織 =
 +
| 所属部隊 =
 +
| 母艦 =
 +
| 主なパイロット = [[ザミュ・サミュ]]<br/>[[ネオ・ジオン兵]]
 +
}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
  
[[袖付き]]」の量産型[[モビルスーツ]]。
+
== 概要 ==
<br />[[ドーベン・ウルフ]]を改装した機体だが、カラーリングを変更しつつ胸部と前腕部にエングレービングを
+
[[袖付き]]が改装を施した[[ドーベン・ウルフ]]。機体カラーは濃淡ブルーに変更され、胸部と手首部にエングレービングが施されている。
施したのみで、性能は以前と変わっていない。その為、依然として非常に高い火力を維持している。勿論、
 
[[準サイコミュシステム]]やインコムもそのままとなっている。
 
  
「武装数が多すぎて連携しての運用にはあまり向かない」という問題は単機運用、もしくは基本的な連携さえ
+
機体自体に手は加えられておらず、原型機と変わらない武装を装備しており、ドーベン・ウルフの特徴とも言える[[準サイコミュシステム]]や[[インコム]]もそのままである。
取れれば特に問題の無い他機種との小隊運用という形で解消されており、結果として「袖付き」の厳しい台所事情が
 
逆に功を奏した形となっている。
 
  
本機も一般機と指揮官機の2種が存在し、両者の違いも同じである。
+
袖付きは同一機体で小隊を組むことすらままならない状況であったが、それはドーベン・ウルフにとってはある意味僥倖と呼べるものであった。本機は連携戦術で扱うには潤沢すぎる武装を備えており、基本的に単機運用、もしくは基本連携さえ抑えていればよい他機種との小隊行動を強いられる現状の方が、惜しみなく全ての性能を発揮することが可能であり、結果として「袖付き」の厳しい台所事情が逆に功を奏した形となっている。
 +
 
 +
[[サイコミュ]]搭載[[モビルスーツ]]及びそれを扱うパイロットが圧倒的に不足していた袖付きでは、準サイコミュ搭載機である本機は特に重要視されており、軍内でもエース級の技量を持ったパイロットに優先して回されている。なお、本機も一般機と指揮官機の2種が存在し、両者の違いも同じである。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
<!-- :作品名:説明 -->
+
;[[UC-MSV]]
;[[機動戦士ガンダムUC MSV]]
+
:出典元。準サイコミュを搭載するこの機体の存在は[[ニュータイプ]]専用機及びニュータイプ([[強化人間]])パイロットが非常に少ない「袖付き」でも特に重要視されており、主にエースパイロットに向けて優先配備された。
:準サイコミュを搭載するこの機体の存在は[[ニュータイプ]]専用機及びニュータイプ([[強化人間]])パイロットが非常に少ない「袖付き」でも特に重要視されており、主にエースパイロットに向けて優先配備された。
+
;[[機動戦士ガンダムUC MSV ]]
 +
:パイロットは[[ザミュ・サミュ]]。[[ジェトロ・ロイド]]が苦労して用意し、[[パラオ]]周辺で運用していた。<br />偵察に来ていた[[EWACジェガン]]と戦闘状態になったが取り逃がしている。その後、「やはり自分には[[ドライセン]]が性に合っている」として機体を降りてしまい、そのせいで一旦登録から外されてモスポール保管される事が決定し[[ペンプティ・ラス]][[ドーベン・ウルフ (ワークラッハ・バナム専用機)|預けられた]]
 
;[[機動戦士ガンダムUC|機動戦士ガンダムUC バンデシネ]]
 
;[[機動戦士ガンダムUC|機動戦士ガンダムUC バンデシネ]]
 
:[[パラオ]]を離れようとした[[ユニコーンガンダム]]に攻撃を仕掛けたが、返り討ちとなって撃破されている。
 
:[[パラオ]]を離れようとした[[ユニコーンガンダム]]に攻撃を仕掛けたが、返り討ちとなって撃破されている。
  
 
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
 
 
=== 特殊機能 ===
 
=== 特殊機能 ===
 
;隠し腕
 
;隠し腕
42行目: 57行目:
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
 
;30mmバルカン砲
 
;30mmバルカン砲
:頭部に2門内蔵されており、装弾数は300発。本機の武装の中では地味だが、有効射程内における集弾性や弾速は目を見張るものがある。
+
:頭部に左右一対2門内蔵されている機関砲。
 
;グレネード・ランチャー
 
;グレネード・ランチャー
:脇下に2基内蔵している隠し武装。<br />「ロケット・ランチャー」と呼ばれる事もある。
+
:両脇下に計2基内蔵されている擲弾発射器。
;対艦用ミサイルAMS-09R型
+
;対艦ミサイル
:背部に2基装着可能。その名の通り、対艦用の大型実弾兵器。
+
:バックパック上部パイロンに2発装備可能な大型ミサイル。
;12連装ミサイルランチャー
+
;12連装ミサイル・ランチャー
:背部バインダーに1基ずつ、計2基内蔵されている。弾種は対MS用の「AMS-01H型」。
+
:背部バインダーに計2基装備されているミサイル・ランチャー。
;ビーム・サーベル
+
;[[ビーム・サーベル]]
:両腰部に1本ずつ、計2本マウントしている。
+
:両大腿部に計2本収納されているビーム・サーベル。
;ビーム・キャノン
+
;肩部ビーム・キャノン
:背部バインダーの先端部に1門ずつ、計2門内蔵されている。ジェネレーターと直結しており、前方に向けての発射も可能。
+
:背部バインダー先端部に計2門内蔵されているビーム・キャノン。
;ビーム・ライフル
+
;胸部[[メガ粒子砲]]
:携行式のビーム砲。
+
:胸部に縦列に2門内蔵されているメガ粒子砲。
;メガ粒子砲
+
;[[ビーム・ライフル]] / メガ・ランチャー
:胸部に2門内蔵されている。
+
:ドーベン・ウルフ専用の大型ビーム・ライフル。ビーム・ライフルをメガ粒子砲に接続することでメガ・ランチャーとして使用可能。
;メガ・ランチャー
+
;ビーム・ハンド
:ビーム・ライフルをメガ粒子砲口に接続する事で、通常の3倍以上という高い出力を持ったメガ・ランチャーとして使用出来る。この時、ビーム・ライフルは砲身を伸ばしてメガ粒子の加速装置とするようになっている。
+
:前腕部を分離させて使用する武装。掌底部のビーム砲と高圧電流発生機能を備える。一般機は有線式、指揮官機は無線式でコントロールされる。
;有線式ビーム・ハンド
+
;[[インコム]]
:前腕部は分離する事で武装として使用可能。掌底部にはビーム砲が各1門内蔵され、捕らえた敵機に零距離からビームを発射して破壊する。また高圧電流を流す事も出来る。有線式であり、コントロールは準サイコミュによって行われる。<br />一般機用の装備で、分離中は携行武装が使用できない。
+
:バックパックに計2基収納されている有線式の[[準サイコミュ]]兵器。
;指揮官用ビーム・ハンド
 
:こちらは指揮官用で、有線式からレーザー通信を使用した無線式に変更された事以外に違いは無い。ただし操作性は低下しており、準サイコミュによるコントロールをもってしても非常に扱いにくい。
 
;インコム
 
:背部に2基搭載されている有線式の準サイコミュ兵器。コントロールワイヤーを延ばしながら敵機に向かって飛んでいき、ビームを発射して攻撃する。一定の長さまで到達した場合はインコム本体から「リレー・インコム」と呼ばれる中継器が射出され、距離を延長できるようになっている。ちなみに、このリレー・インコムには威嚇射撃を行う為のマイクロ・レーザーが各1門内蔵されている。<br />本機ではガンダムMk-Vのそれよりも洗練された物となり、(2次元的な軌道しか描けない為に簡易的ではあるものの)オールドタイプの一般兵でもオールレンジ攻撃を行う事が可能となった。
 
  
 
== 対決・名場面 ==
 
== 対決・名場面 ==
73行目: 84行目:
 
;[[ドーベン・ウルフ]]
 
;[[ドーベン・ウルフ]]
 
:原型機。
 
:原型機。
 +
;[[ドーベン・ウルフ (ワークラッハ・バナム専用機)]]
 +
:[[ザミュ・サミュ]]機を改装した機体。
 +
<!-- == 余談 == -->
 +
<!-- *説明 -->
  
 
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==
*<amazon>B00CSJZS3K</amazon>
+
=== [[ガンプラ]] ===
 +
<amazon>B00CSJZS3K</amazon>
 +
<!-- === フィギュア === -->
 +
<!-- <amazon>ASIN</amazon> -->
 +
<!-- ASINにはAmazonの商品ページに記載されている10桁の番号を入力してください。 -->
  
== 話題まとめ ==
+
== リンク ==
<!-- *[[namazu:ドーベン・ウルフ(袖付き仕様)]] (全文検索結果) -->
+
*[[登場メカ]]
  
== 資料リンク ==
+
<!-- == 脚注 == -->
<!-- *[[一覧:ドーベン・ウルフ(袖付き仕様)]] -->
+
<!-- <references /> -->
 +
<!-- 本文には<ref>内容</ref>のかたちで挿入してください。 -->
  
== リンク ==
+
{{DEFAULTSORT:とおへん うるふ そてつきしよう}}<!-- 濁点・半濁点は除く。「っ」のような小書き文字は「つ」のように大きくする。「・」のような区切り文字は半角空白「 」に変える。 -->
*[[登場メカ]]
+
[[Category:登場メカた行]]
 +
[[Category:UC-MSV]]
 +
[[Category:機動戦士ガンダム UC MSV 楔]]
 +
[[Category:機動戦士ガンダムUC]]
 +
<!-- DEFAULTSORTとCategoryを元に、各カテゴリページに表示・自動整列されます。 -->

2023年5月18日 (木) 14:34時点における最新版

ドーベン・ウルフ (袖付き仕様)
外国語表記 Döven Wolf [The Sleeves]
登場作品
デザイナー 明貴美加
テンプレートを表示
スペック
分類 量産型モビルスーツ
生産形態 量産機
型式番号 AMX-014
頭頂高 22.0m
本体重量 36.8t
全備重量 74.5t
主動力 熱核融合炉
ジェネレーター出力 5,250kW
スラスター総推力 87,300kg
装甲材質 ガンダリウム合金
センサー有効半径 12,000m
原型機 ドーベン・ウルフ
改修 ネオ・ジオン残党「袖付き
所属 ネオ・ジオン残党「袖付き
主なパイロット ザミュ・サミュ
ネオ・ジオン兵
テンプレートを表示

概要[編集 | ソースを編集]

袖付きが改装を施したドーベン・ウルフ。機体カラーは濃淡ブルーに変更され、胸部と手首部にエングレービングが施されている。

機体自体に手は加えられておらず、原型機と変わらない武装を装備しており、ドーベン・ウルフの特徴とも言える準サイコミュシステムインコムもそのままである。

袖付きは同一機体で小隊を組むことすらままならない状況であったが、それはドーベン・ウルフにとってはある意味僥倖と呼べるものであった。本機は連携戦術で扱うには潤沢すぎる武装を備えており、基本的に単機運用、もしくは基本連携さえ抑えていればよい他機種との小隊行動を強いられる現状の方が、惜しみなく全ての性能を発揮することが可能であり、結果として「袖付き」の厳しい台所事情が逆に功を奏した形となっている。

サイコミュ搭載モビルスーツ及びそれを扱うパイロットが圧倒的に不足していた袖付きでは、準サイコミュ搭載機である本機は特に重要視されており、軍内でもエース級の技量を持ったパイロットに優先して回されている。なお、本機も一般機と指揮官機の2種が存在し、両者の違いも同じである。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

UC-MSV
出典元。準サイコミュを搭載するこの機体の存在はニュータイプ専用機及びニュータイプ(強化人間)パイロットが非常に少ない「袖付き」でも特に重要視されており、主にエースパイロットに向けて優先配備された。
機動戦士ガンダムUC MSV 楔
パイロットはザミュ・サミュジェトロ・ロイドが苦労して用意し、パラオ周辺で運用していた。
偵察に来ていたEWACジェガンと戦闘状態になったが取り逃がしている。その後、「やはり自分にはドライセンが性に合っている」として機体を降りてしまい、そのせいで一旦登録から外されてモスポール保管される事が決定しペンプティ・ラス預けられた
機動戦士ガンダムUC バンデシネ
パラオを離れようとしたユニコーンガンダムに攻撃を仕掛けたが、返り討ちとなって撃破されている。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

特殊機能[編集 | ソースを編集]

隠し腕
指揮官機のみ装備。ビーム・サーベルやメガ・ランチャーを携行する事が出来るが、あくまでも補助的な物でしかないとされる。

武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]

30mmバルカン砲
頭部に左右一対2門内蔵されている機関砲。
グレネード・ランチャー
両脇下に計2基内蔵されている擲弾発射器。
対艦ミサイル
バックパック上部パイロンに2発装備可能な大型ミサイル。
12連装ミサイル・ランチャー
背部バインダーに計2基装備されているミサイル・ランチャー。
ビーム・サーベル
両大腿部に計2本収納されているビーム・サーベル。
肩部ビーム・キャノン
背部バインダー先端部に計2門内蔵されているビーム・キャノン。
胸部メガ粒子砲
胸部に縦列に2門内蔵されているメガ粒子砲。
ビーム・ライフル / メガ・ランチャー
ドーベン・ウルフ専用の大型ビーム・ライフル。ビーム・ライフルをメガ粒子砲に接続することでメガ・ランチャーとして使用可能。
ビーム・ハンド
前腕部を分離させて使用する武装。掌底部のビーム砲と高圧電流発生機能を備える。一般機は有線式、指揮官機は無線式でコントロールされる。
インコム
バックパックに計2基収納されている有線式の準サイコミュ兵器。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

ユニコーンガンダム

関連機体[編集 | ソースを編集]

ドーベン・ウルフ
原型機。
ドーベン・ウルフ (ワークラッハ・バナム専用機)
ザミュ・サミュ機を改装した機体。

商品情報[編集 | ソースを編集]

ガンプラ[編集 | ソースを編集]

リンク[編集 | ソースを編集]