「インパルスガンダムSpecII」の版間の差分
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+ | :『SEED FEEDOM』より。シンのデスティニー SpecIIを後方支援する際中、コンパスを裏切り[[ファウンデーション王国|ファウンデーション]]側についたアグネスを発見。しかしシンへの好意に対する侮辱に加えてキラが自分に靡かなかった怨嗟をぶつけて攻撃を仕掛けて来るアグネスのあまりにも自分勝手な言い分にルナマリアはただ呆れるしかなかった。 | ||
+ | :ソードシルエットからフォースシルエットへと換装し、一進一退の攻防を繰り広げるが最後はフォースインパルスのビームサーベルが片腕を切り落とし、背後からのCIWS一斉掃射が決まり手となり勝利。一年前、月面で満身創痍のまま戦いを終えた[[メサイア攻防戦]]とは異なり、今回は同じ場所でシンのデスティニー共々無傷で終戦を迎えた。 | ||
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+ | :ベース機。バッテリーが改修された事で鮮やかだったVPS装甲のカラーリングがくすんだ色へと変化した。 | ||
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+ | == 余談 == | ||
+ | *当初『SEED FREEDOM』においては本機ではなく[[デスティニーインパルスガンダム]]が登場する構想があったが、作劇上デスティニーと被ることと武器を使い分けた方が差が出るため通常のインパルスが改良されて出ることになったと3DCG制作デスクの藤田進夢氏より語られている<ref>[https://www.oricon.co.jp/news/2320950/?utm_source=Twitter&utm_medium=social&ref_cd=tw010 『ガンダムSEED FREEDOM』幻のデスティニーインパルス登場プラン判明 戦闘シーンがデスティニーと被るため立ち消え]</ref>。 | ||
+ | **そう考えるとデュートリオンビーム送受信のシーンは燃費の悪いデスティニーインパルスが登場する名残だったとも言える。 | ||
== 商品情報 == | == 商品情報 == | ||
+ | 今作では大半のガンプラがHGCEブランドでの発売となっているが、(フォース)インパルス SpecIIはRGでの展開となっている。これは、映画公開当時インパルスの最新フォーマットだったブランドがRGだったためである。 | ||
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2024年9月14日 (土) 19:27時点における最新版
インパルスガンダムSpecII | |
---|---|
外国語表記 | Impulse Gundam SpecII |
登場作品 | 機動戦士ガンダムSEED FREEDOM |
デザイナー | 大河原邦男 |
スペック | |
---|---|
分類 | 試作型モビルスーツ |
生産形態 | 改修機 |
型式番号 | ZGMF56E2 |
主動力 | バッテリー |
装甲材質 | ヴァリアブルフェイズシフト装甲 |
原型機 | インパルスガンダム |
改修 | モルゲンレーテ社 |
所属組織 | コンパス |
所属部隊 | ヤマト隊 |
母艦 | ミレニアム |
主なパイロット | ルナマリア・ホーク |
概要[編集 | ソースを編集]
第2次連合・プラント大戦で活躍したインパルスを、モルゲンレーテ社のエリカ・シモンズがカガリ・ユラ・アスハの要請を受けて秘密裏に改修した機体。
耐熱性や防弾耐性を強化するためにバッテリーが最新型に換装され、ヴァリアブルフェイズシフト装甲起動時にかかる電圧が変化した事で、カラーリングが変化する事になった。フォースシルエットを装備した際には、以前の鮮やかな赤・青・黄色からくすみがかった色に変化するが、ソードやブラストではそれぞれレッドやグリーンの面積が増え、カラーパターンにも変化が見られる。
また、デスティニーSpecIIからデュートリオンビームを受ける事で電力供給が可能となっている。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
- 機動戦士ガンダムSEED FREEDOM
- 初登場作品。物語後半、保有MSの大半を失ったコンパスに対してエリカがデスティニーガンダムSpecII、ストライクフリーダムガンダム弐式、各種シルエットとともに提供し、ゲルググメナースをヒルダ・ハーケンに譲ったルナマリア・ホークが搭乗。3種類のシルエットを活用してデスティニーやゲルググと共にミレニアムの直掩として活躍し、会敵したアグネス・ギーベンラートの乗るギャン・シュトロームを降すとディアッカ・エルスマンから提供されたミーティアでレクイエムに対する攻撃へ参加した。
なお、母艦であるミレニアムはインパルス専用カタパルトを有していないため、出撃時は最初からドッキングした状態でカタパルトから発進している。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
特殊機能[編集 | ソースを編集]
- ヴァリアブルフェイズシフト装甲
- フェイズシフト装甲を発展させた相転移装甲。インパルスSpecIIはバッテリーを最新型に変更した事で、起動時にかかる電圧が変化し、カラーリングも変化している。
- デュートリオンビーム送電システム
- 電力を指向性のビームに返還し、機体へ照射する事でワイヤレスでエネルギーを供給するシステム。母艦からの照射の他、デスティニーSpecIIからのビーム照射によって電力供給も可能となっている。
- シルエットシステム
- 機体の背部装備を換装し、様々な運用用途に対応する。元来はユニウス条約によるMSの保有数が制限される中で、一機のMSで複数の用途に対応する目的で採用された物で、SpecII改修後も引き続き採用されている。
武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]
- MMI-GAU25A 20mmCIWS
- 胸部に2門内蔵された機関砲。ミサイル迎撃などの防御や牽制、対人戦や対ソフトスキン目標への攻撃を目的としている。連射性能に優れ、至近距離ではMSの装甲を破壊したケースも確認されているが、搭載部位の関係上、有効射界が限定されるという欠点がある。
- M71-AAK フォールディングレイザー対装甲ナイフ
- ストライクの装備するアーマーシュナイダーのデータをベースに開発された格闘兵装。両腰部に1本ずつ、計2本を装備する。高硬度のブレードと振動波を併用し、一般的なMSの装甲であれば切断するほどの攻撃力を発揮する他、使用時に電力を消費しない。
- MA-BAR72 高エネルギービームライフル
- フリーダムやジャスティスに装備されたルプス・ビームライフルの改良型。デュートリオンビーム送電システムによるエネルギー供給を前提として設計されている。連射性能や攻撃力などのバランスに優れる事から、主にフォースインパルスの主兵装として使用される。
- MMI-RG59V 機動防盾
- 左腕部に装備されている装甲板式のシールド。伸縮機能を有しており、非使用時には縮小させ、使用時に装甲を伸長させる事で防御面積を拡大させるなど、機体の状態に合わせて使い分けられる。
- 試製35式改レールガン
- 対フェムテク装甲用に配備された大型レールガン。
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
関連機体[編集 | ソースを編集]
各種換装形態 [編集 | ソースを編集]
- フォースインパルスガンダムSpecII
- フォースシルエットを装備した形態。
- ソードインパルスガンダムSpecII
- ソードシルエットを装備した形態。
- ブラストインパルスガンダムSpecII
- ブラストシルエットを装備した形態。
系列機・派生機 [編集 | ソースを編集]
- インパルスガンダム
- ベース機。バッテリーが改修された事で鮮やかだったVPS装甲のカラーリングがくすんだ色へと変化した。
- デスティニーガンダムSpecII
- デスティニーガンダムの改修機。同機から直接デュートリオンビームを受信する事が可能。
余談[編集 | ソースを編集]
- 当初『SEED FREEDOM』においては本機ではなくデスティニーインパルスガンダムが登場する構想があったが、作劇上デスティニーと被ることと武器を使い分けた方が差が出るため通常のインパルスが改良されて出ることになったと3DCG制作デスクの藤田進夢氏より語られている[1]。
- そう考えるとデュートリオンビーム送受信のシーンは燃費の悪いデスティニーインパルスが登場する名残だったとも言える。
商品情報[編集 | ソースを編集]
今作では大半のガンプラがHGCEブランドでの発売となっているが、(フォース)インパルス SpecIIはRGでの展開となっている。これは、映画公開当時インパルスの最新フォーマットだったブランドがRGだったためである。