「フルアーマー・ユニコーンガンダム」の版間の差分
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− | + | 腕部や脚部、背部に機種を問わず[[ネェル・アーガマ]]に保管されていた武装を可能な限り装備しており、火力を大幅に向上させていると共に、ユニコーンガンダムの問題点であった継戦能力も向上させている。一見するとこれらの追加兵器群は考え無しに装備されているように見えるが、実際には計算が入念に行われており、機体バランスを保っている他、全ての武装を装備したままデストロイモードへの「変身」することも全く問題ない。また、これらの火器はインテンション・オートマチック・システムと連動することで、パイロットが敵機からの「敵意」と感じ取るだけである程度オートで照準可能となっている。各武装は使い切った後、デッドウェイト化を避けるために即座にパージ可能。 | |
− | + | 武装の追加により重量も増加しているため、背部に[[94式ベースジャバー]]の大型ブースター・ユニットを2基追加することで低下した機動性を補っている。なお、背部の追加武装と大型ブースターは急遽造り上げた追加マウント・フレームに装着されている。 | |
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+ | シールド以外の増加装甲等は装着されていないので、正しくはフル「アーマー」ではないのだが、タクヤが提示した設計案を「フルアーマー」と呼んだ事からこのように呼称されるようになった(armorには「外装」の意味があるため、火器外装という意味では全くの誤りではない)。 | ||
== 登場作品と操縦者 == | == 登場作品と操縦者 == | ||
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+ | ;機動戦士ガンダムUC (PS3版) | ||
+ | :DLC第4弾にて機体およびミッション「僕の考えた最強のユニコーン」が実装。後者は「タクヤが妄想したFAユニコーンがある時夢の中に現れ、性能を遺憾なく発揮する」という設定で、戦闘中は終始タクヤによる自機・敵機の機体解説が流れる。 | ||
== 装備・機能 == | == 装備・機能 == | ||
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− | :本機に搭載されているOSで、「'''エヌティーディー'''」と呼称する。名称は「ニュータイプ・ドライブ」の略称とされているが、実は「ニュータイプ・デストロイヤー」の略称で、[[ニュータイプ]] | + | ;La+プログラム |
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:本機のみが搭載しているシステムで、「[[ラプラスの箱]]」の在処を示す「鍵」である。また、パイロットの生体認証も兼ねており、バナージ以外の人間に本機を動かす事は出来ない。さらに本機のパイロットがニュータイプかどうかを判別する機能もあり、強化人間が乗り込んだ場合はNT-Dが発動しないようになっている。 | :本機のみが搭載しているシステムで、「[[ラプラスの箱]]」の在処を示す「鍵」である。また、パイロットの生体認証も兼ねており、バナージ以外の人間に本機を動かす事は出来ない。さらに本機のパイロットがニュータイプかどうかを判別する機能もあり、強化人間が乗り込んだ場合はNT-Dが発動しないようになっている。 | ||
;インテンション・オートマチック・システム | ;インテンション・オートマチック・システム | ||
− | : | + | :デストロイモード時に発動する、サイコフレームにパイロットの脳波を直接反映するシステム。要は「考えるだけで機体を動かせる」というもの。自分以外にも敵の脳波を傍受できる。その反面、乗っているパイロットをシステムに取り込んで「制御」してしまう危険性も孕んでいる。 |
;フル・サイコフレーム | ;フル・サイコフレーム | ||
:その名の通り、全身の[[ムーバブルフレーム]]を[[サイコフレーム]]で構成したもの。本機に従来機とは比べ物にならない程の高い追従性を持たせている。 | :その名の通り、全身の[[ムーバブルフレーム]]を[[サイコフレーム]]で構成したもの。本機に従来機とは比べ物にならない程の高い追従性を持たせている。 | ||
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=== 武装・必殺攻撃 === | === 武装・必殺攻撃 === | ||
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;60mmバルカン砲 | ;60mmバルカン砲 | ||
− | : | + | :頭部に左右一対2門内蔵されている機関砲。 |
− | ; | + | ;[[ビーム・サーベル]] |
− | : | + | :バックパックに2基、両前腕部に1基ずつの計4基装備されている接近戦用ビーム兵器。ユニコーンモード時には基本的に腕部の物を携行し使用する。 |
− | ; | + | :;ビーム・トンファー |
− | : | + | ::前腕部のサーベル・ホルダーを展開し、ビーム・サーベルを取り外さずにそのままビーム刃を発振した状態。デストロイモード時にのみ使用可能だが、腕部にシールドを装着している場合は可動が妨げられ使用不可となっている。 |
− | ; | + | ;ビーム・マグナム |
− | : | + | :RX-0シリーズ専用の[[ビーム・ライフル]]。多数の武装に彩られた本機においても、この武装が最大威力を有する武装であることに変わりはない。予備のEパックはリアスカートに2基装着可能。なお武装が追加された影響で、この武装をマウントすることは不可能となっている。 |
− | ; | + | ;ハイパー・バズーカ |
− | : | + | :背部に2挺装着された実弾兵器で、ユニコーン用の武装として仕様変更された物。弾頭は通常弾ではなく散弾を標準搭載している。砲身にはオプション装備を装着する事も可能な為、本機では背部の追加武装を装着するマウントフレームの役割も兼ねている。ビーム・マグナム同様、予備カートリッジはリアスカートに2つまで装着できる。 |
− | ; | + | :;アンダーバレル・グレネード・ランチャー |
− | : | + | ::[[ジェスタ]]のビーム・ライフルに装着される実弾兵器。本機ではハイパー・バズーカに1基ずつ、計2基を装着している。 |
+ | :;3連装ミサイル・ポッド | ||
+ | ::[[スタークジェガン]]の武装で、ハイパー・バズーカに1基ずつ、計2基を装備。ユニットにはセンサーが内蔵されており、命中率が高い。 | ||
;ハンド・グレネード | ;ハンド・グレネード | ||
− | :[[ジェガンD型]] | + | :[[ジェガンD型]]の左腰に3基1セットで装備されている接近戦用の武装。信管は使用する際に時限式とセンサー式を選択できる。本機では脚部に4セット、ハイパー・バズーカに4セットの計8セットを装着している。 |
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;シールド | ;シールド | ||
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− | ; | + | :;ビーム・ガトリングガン |
− | : | + | ::本来は[[クシャトリヤ]]用に開発された武装で、アナハイムと同じ規格品を使っている為、本機でも使用可能。[[ヤクト・ドーガ]]のメガ・ガトリングガンをベースに改良が加えられており、[[U.C.]]0096時の標準的な携行式ビーム兵器と同等の威力のビーム弾を高速で連射するようになっている。手に持って使う以外に、両腕に最大4挺まで装着可能。本機では更に背部に2挺を装着しており、総計で6挺を装備している。 |
− | ; | + | :;シールド・ファンネル |
− | : | + | ::ローゼン・ズールとの戦闘の際に見せた運用法。インテンション・オートマチック・システムとの連動により、シールドに装備されているサイコフレームがMS本体と共鳴して独自に推進力を得る事で、スラスターは一つも付いていないはずのシールドがまるでファンネルのように機体の周囲を移動して敵からの攻撃を防ぐ……というものである。多くの技術者達にとっては当然この運用は想定外であったが、とある技術者はこのような機能性が存在しているという可能性を仄めかしていたらしい。アニメ版ではビームガトリングガンも装備した状態で使われており、まさに「ファンネル」として攻撃や防御に使用されていた。 |
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+ | ;大型ブースター | ||
+ | :[[94式ベースジャバー]]のスラスター部を転用したもの。重装備による加重状態を避けるために装備されたもので、バックパックに装着した追加フレームにより計2基接続される。 | ||
+ | ;ハイパー・ビーム・ジャベリン | ||
+ | :ユニコーンガンダムのオプション武器として開発されていた槍型の接近戦用ビーム兵器。増加サイコフレーム兵装「アームド・アーマー」のプロトタイプとなった武器で、ビームの発生装置にはサイコフレームが使われている。また、シールドやビーム・マグナム等に装着可能。先端部からは槍と斧のような高出力のビーム刃を展開可能で、それぞれ刺突と斬撃に特化されている。長い柄は折り畳む事ができ、槍型のビーム発生装置は外せる仕組みである。1/100MGが発売された際に追加されたオリジナル武器で、『[[機動戦士ガンダム]]』放映中に発売された「ガンダムDX合体セット」に付属していた槍をモチーフとしている。『UC』episode 6でも一瞬だけ登場し、『ガンダムUC テスタメント』では戦闘で使用している姿も描かれた。 | ||
+ | ;ビーム・ライフル | ||
+ | :[[リゼル]]用のビーム・ライフル。『UC』episode 7にて戦闘不能になったリゼルから借りて使用しており、ギロチン・バーストで放出したブースター・ユニットを撃ち抜いて爆発させ、敵戦線を打開した。その後も複数の敵を戦闘不能にしている。 | ||
+ | ;アームド・アーマーDE | ||
+ | :『バンデシネ』でシールドに増設する形で装備している武装。増加サイコフレーム兵装の一つで、複数ある「アームド・アーマー」の中で最も初期に造られた。「DE」は「Defense-Extension」の略称。シールドの上から被せる形で装着され、その機能を拡張する事に主眼が置かれている。また展開式スラスターとメガ・キャノンを内蔵しており、前者は機体の機動力を強化する。後者は広範囲への攻撃を可能とする他、ビーム・マグナムの扱い辛さをカバーする事が可能である。 | ||
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== 関連機体 == | == 関連機体 == | ||
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:武装追加前の姿。 | :武装追加前の姿。 | ||
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:ユニコーンガンダムの2号機。 | :ユニコーンガンダムの2号機。 | ||
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== 商品情報 == | == 商品情報 == | ||
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== 資料リンク == | == 資料リンク == | ||
− | + | *[http://www.gundam-unicorn.net/tv/ms/46.php 『機動戦士ガンダムUC RE:0096』公式サイト:フルアーマー・ユニコーンガンダム (ユニコーンモード)] | |
+ | *[http://www.gundam-unicorn.net/tv/ms/47.php 『機動戦士ガンダムUC RE:0096』公式サイト:フルアーマー・ユニコーンガンダム (デストロイモード)] | ||
== リンク == | == リンク == | ||
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+ | <!-- DEFAULTSORTとCategoryを元に、各カテゴリページに表示・自動整列されます。 --> |
2021年3月29日 (月) 21:28時点における最新版
フルアーマー・ユニコーンガンダム | |
---|---|
外国語表記 | Full Armor Unicorn Gundam |
登場作品 | 機動戦士ガンダムUC |
デザイナー | カトキハジメ |
スペック | |
---|---|
分類 | フルサイコフレーム実装型試作モビルスーツ |
生産形態 | 試作機 |
型式番号 | RX-0 |
全高 |
19.7m (ユニコーンモード) 21.7m (デストロイモード) |
本体重量 | 45.1t |
全備重量 | 76.9t |
主動力 | 熱核融合炉 |
ジェネレーター出力 |
3,480kW (ユニコーンモード) 計測不能 (デストロイモード) |
スラスター総推力 |
189,700kg (ユニコーンモード) 計測不能 (デストロイモード) |
装甲材質 | ガンダリウム合金 |
センサー有効半径 | 22,000m |
素体 | ユニコーンガンダム |
開発者 |
|
所属組織 | 地球連邦軍 |
所属部隊 | ロンド・ベル |
母艦 | ネェル・アーガマ |
主なパイロット | バナージ・リンクス |
概要[編集 | ソースを編集]
袖付きの艦隊勢力との決戦に備えて、ユニコーンガンダムに武装を可能な限り追加した最終決戦仕様。発案はタクヤ・イレイで、それを元にアーロン・テルジェフが調整して完成させた。
腕部や脚部、背部に機種を問わずネェル・アーガマに保管されていた武装を可能な限り装備しており、火力を大幅に向上させていると共に、ユニコーンガンダムの問題点であった継戦能力も向上させている。一見するとこれらの追加兵器群は考え無しに装備されているように見えるが、実際には計算が入念に行われており、機体バランスを保っている他、全ての武装を装備したままデストロイモードへの「変身」することも全く問題ない。また、これらの火器はインテンション・オートマチック・システムと連動することで、パイロットが敵機からの「敵意」と感じ取るだけである程度オートで照準可能となっている。各武装は使い切った後、デッドウェイト化を避けるために即座にパージ可能。
武装の追加により重量も増加しているため、背部に94式ベースジャバーの大型ブースター・ユニットを2基追加することで低下した機動性を補っている。なお、背部の追加武装と大型ブースターは急遽造り上げた追加マウント・フレームに装着されている。
シールド以外の増加装甲等は装着されていないので、正しくはフル「アーマー」ではないのだが、タクヤが提示した設計案を「フルアーマー」と呼んだ事からこのように呼称されるようになった(armorには「外装」の意味があるため、火器外装という意味では全くの誤りではない)。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
- 機動戦士ガンダムUC
- 初出作品。原作小説第9巻およびOVA版episode 6~7にて登場した。
ラプラスの箱を巡る最終決戦において袖付きのテニスン艦隊のMSを多数撃墜する大戦果を挙げる。しかしその後、アンジェロ・ザウパーのローゼン・ズールと交戦した際、敵のサイコ・ジャマーによりNT-Dが封じられ動きが鈍ったところをシールド・ファンネル以外の残りの追加武装を破壊されてしまった。 - 機動戦士ガンダムUC (PS3版)
- DLC第4弾にて機体およびミッション「僕の考えた最強のユニコーン」が実装。後者は「タクヤが妄想したFAユニコーンがある時夢の中に現れ、性能を遺憾なく発揮する」という設定で、戦闘中は終始タクヤによる自機・敵機の機体解説が流れる。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
特殊機能[編集 | ソースを編集]
- NT-D
- 本機に搭載されているOSで、「エヌティーディー」と呼称する。名称は「ニュータイプ・ドライブ」の略称とされているが、実は「ニュータイプ・デストロイヤー」の略称で、ニュータイプを抹殺するために開発されたシステムである。発動させる条件は敵機のパイロットがニュータイプか強化人間、本機のパイロットがニュータイプである事。発動するとデストロイモードに変形し、機体性能を飛躍的に向上させたり、サイコミュ・ジャック(後述)が可能となる。しかし、パイロットや機体にも負担が大きく、5分間が限度とされる。システム起動時の負担を軽減するためにシートが変形してパイロットの体を固定するようになっており、パイロットスーツも専用の物を用意して薬理的にGを軽減する機能を付加している。
- La+プログラム
- 本機のみが搭載しているシステムで、「ラプラスの箱」の在処を示す「鍵」である。また、パイロットの生体認証も兼ねており、バナージ以外の人間に本機を動かす事は出来ない。さらに本機のパイロットがニュータイプかどうかを判別する機能もあり、強化人間が乗り込んだ場合はNT-Dが発動しないようになっている。
- インテンション・オートマチック・システム
- デストロイモード時に発動する、サイコフレームにパイロットの脳波を直接反映するシステム。要は「考えるだけで機体を動かせる」というもの。自分以外にも敵の脳波を傍受できる。その反面、乗っているパイロットをシステムに取り込んで「制御」してしまう危険性も孕んでいる。
- フル・サイコフレーム
- その名の通り、全身のムーバブルフレームをサイコフレームで構成したもの。本機に従来機とは比べ物にならない程の高い追従性を持たせている。
- Iフィールド
- 対ビームバリア。シールドから発生させる。ユニコーン、デストロイ両形態で使用可能。
- 変形
- ユニコーンモードからデストロイモードへ変形する。その様子から「変身」とよく言われる。
- サイコミュ・ジャック
- ファンネルのコントロールを奪う等、敵のサイコミュシステムを自分の制御下に置く事を可能とする機能。デストロイモード時にのみ行える。
ちなみに変身する際に角が割れるのは、送信能力を高める事でこの機能をより効果的に使う為。 - 分離
- 使い終えた武装から順次パージが可能。
武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]
- 60mmバルカン砲
- 頭部に左右一対2門内蔵されている機関砲。
- ビーム・サーベル
- バックパックに2基、両前腕部に1基ずつの計4基装備されている接近戦用ビーム兵器。ユニコーンモード時には基本的に腕部の物を携行し使用する。
- ビーム・トンファー
- 前腕部のサーベル・ホルダーを展開し、ビーム・サーベルを取り外さずにそのままビーム刃を発振した状態。デストロイモード時にのみ使用可能だが、腕部にシールドを装着している場合は可動が妨げられ使用不可となっている。
- ビーム・マグナム
- RX-0シリーズ専用のビーム・ライフル。多数の武装に彩られた本機においても、この武装が最大威力を有する武装であることに変わりはない。予備のEパックはリアスカートに2基装着可能。なお武装が追加された影響で、この武装をマウントすることは不可能となっている。
- ハイパー・バズーカ
- 背部に2挺装着された実弾兵器で、ユニコーン用の武装として仕様変更された物。弾頭は通常弾ではなく散弾を標準搭載している。砲身にはオプション装備を装着する事も可能な為、本機では背部の追加武装を装着するマウントフレームの役割も兼ねている。ビーム・マグナム同様、予備カートリッジはリアスカートに2つまで装着できる。
- ハンド・グレネード
- ジェガンD型の左腰に3基1セットで装備されている接近戦用の武装。信管は使用する際に時限式とセンサー式を選択できる。本機では脚部に4セット、ハイパー・バズーカに4セットの計8セットを装着している。
- シールド
- 両腕部と背部に計3枚を装備。実体式の防御兵装で、これにもサイコフレームが使われている。デストロイモード時には中央部がスライドしてサイコフレームをX字状に展開し、Iフィールド・ジェネレーターが現れる仕組みとなっており、通常時より防御力が向上する。
- ビーム・ガトリングガン
- 本来はクシャトリヤ用に開発された武装で、アナハイムと同じ規格品を使っている為、本機でも使用可能。ヤクト・ドーガのメガ・ガトリングガンをベースに改良が加えられており、U.C.0096時の標準的な携行式ビーム兵器と同等の威力のビーム弾を高速で連射するようになっている。手に持って使う以外に、両腕に最大4挺まで装着可能。本機では更に背部に2挺を装着しており、総計で6挺を装備している。
- シールド・ファンネル
- ローゼン・ズールとの戦闘の際に見せた運用法。インテンション・オートマチック・システムとの連動により、シールドに装備されているサイコフレームがMS本体と共鳴して独自に推進力を得る事で、スラスターは一つも付いていないはずのシールドがまるでファンネルのように機体の周囲を移動して敵からの攻撃を防ぐ……というものである。多くの技術者達にとっては当然この運用は想定外であったが、とある技術者はこのような機能性が存在しているという可能性を仄めかしていたらしい。アニメ版ではビームガトリングガンも装備した状態で使われており、まさに「ファンネル」として攻撃や防御に使用されていた。
その他 [編集 | ソースを編集]
- 大型ブースター
- 94式ベースジャバーのスラスター部を転用したもの。重装備による加重状態を避けるために装備されたもので、バックパックに装着した追加フレームにより計2基接続される。
- ハイパー・ビーム・ジャベリン
- ユニコーンガンダムのオプション武器として開発されていた槍型の接近戦用ビーム兵器。増加サイコフレーム兵装「アームド・アーマー」のプロトタイプとなった武器で、ビームの発生装置にはサイコフレームが使われている。また、シールドやビーム・マグナム等に装着可能。先端部からは槍と斧のような高出力のビーム刃を展開可能で、それぞれ刺突と斬撃に特化されている。長い柄は折り畳む事ができ、槍型のビーム発生装置は外せる仕組みである。1/100MGが発売された際に追加されたオリジナル武器で、『機動戦士ガンダム』放映中に発売された「ガンダムDX合体セット」に付属していた槍をモチーフとしている。『UC』episode 6でも一瞬だけ登場し、『ガンダムUC テスタメント』では戦闘で使用している姿も描かれた。
- ビーム・ライフル
- リゼル用のビーム・ライフル。『UC』episode 7にて戦闘不能になったリゼルから借りて使用しており、ギロチン・バーストで放出したブースター・ユニットを撃ち抜いて爆発させ、敵戦線を打開した。その後も複数の敵を戦闘不能にしている。
- アームド・アーマーDE
- 『バンデシネ』でシールドに増設する形で装備している武装。増加サイコフレーム兵装の一つで、複数ある「アームド・アーマー」の中で最も初期に造られた。「DE」は「Defense-Extension」の略称。シールドの上から被せる形で装着され、その機能を拡張する事に主眼が置かれている。また展開式スラスターとメガ・キャノンを内蔵しており、前者は機体の機動力を強化する。後者は広範囲への攻撃を可能とする他、ビーム・マグナムの扱い辛さをカバーする事が可能である。
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
関連機体[編集 | ソースを編集]
- フルアーマー・ユニコーンガンダム・プランB / ユニコーンガンダム ペルフェクティビリティ・ディバイン
- FAユニコーンガンダムの内、同じくタクヤが妄想または設計したバリエーション。
- ユニコーンガンダム
- 武装追加前の姿。
- ユニコーンガンダム2号機 バンシィ
- ユニコーンガンダムの2号機。
- ユニコーンガンダム3号機 フェネクス
- ユニコーンガンダムの3号機。
- ジェガンD型 / スタークジェガン / ジェスタ / クシャトリヤ
- これらの機体の武装を追加している。
- クシャトリヤ・リペアード
- 本機のハイパービームジャベリンを流用している。
- 94式ベースジャバー
- ブースターユニットを流用。
- RX-零丸 (神気結晶)
- 『ガンダムビルドダイバーズ』に登場する本機をモチーフとしたガンプラ。
余談[編集 | ソースを編集]
- 立体物やゲーム作品など一部媒体ではサイコフレームが赤色ではなく緑色に発光している場合もあるが、作中では緑色に発光する前にシールド・ファンネル以外の装備をパージ・損失しているため、緑色のものは原作に無いオリジナル設定である。
商品情報[編集 | ソースを編集]
ガンプラ[編集 | ソースを編集]
フィギュア[編集 | ソースを編集]
資料リンク[編集 | ソースを編集]
- 『機動戦士ガンダムUC RE:0096』公式サイト:フルアーマー・ユニコーンガンダム (ユニコーンモード)
- 『機動戦士ガンダムUC RE:0096』公式サイト:フルアーマー・ユニコーンガンダム (デストロイモード)