「機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争」の版間の差分
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+ | | 外国語表記 = Mobile Suit Gundam 0080 War in the Pocket | ||
+ | | 原作 = 矢立 肇<br/>富野 由悠季 | ||
+ | | 作画 = | ||
+ | | 挿絵 = | ||
+ | | 監督 = 髙山 文彦 | ||
+ | | シリーズ構成 = 結城 恭介 | ||
+ | | 脚本 = 山賀 博之 | ||
+ | | キャラクターデザイン = 美樹本 晴彦 | ||
+ | | メカニックデザイン = | ||
+ | ;【モビルスーツ原案】 | ||
+ | :大河原 邦男 | ||
+ | ;【デザイン協力】 | ||
+ | :明貴 美加<br/>石津 泰志 | ||
+ | | デザインワークス = 出渕 裕 | ||
+ | | デザイン協力 = | ||
+ | | 音楽 = かしぶち 哲郎 | ||
+ | | 音響 = 藤野 貞義 | ||
+ | | 撮影 = 奥井 敦 | ||
+ | | 制作 = | ||
+ | *内田 健二 (サンライズ) | ||
+ | *高梨 実 (バンダイ) | ||
+ | | プロデューサー = | ||
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+ | | 放送期間 = | ||
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+ | ;【VHS / レーザーディスク】 | ||
+ | :1989年3月23日~1989年8月24日 | ||
+ | | 話数 = 全6話 | ||
+ | | 巻数 = | ||
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+ | }}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 --> | ||
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+ | | 価格 = | ||
+ | | その他 = | ||
+ | }} | ||
− | モビルスーツも[[アレックス]] | + | == 概要 == |
+ | 1989年に発売された、ガンダムシリーズ初のOVA作品。これまで『[[機動戦士ガンダム]]』~『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]』と続いてきた本編シリーズとは直接的な関係のない外伝的作品であり、従来のシリーズではガンダムパイロットである主人公視点で物語が描かれていたのに対し、本作ではごく普通の一般市民であるアル少年が主人公で、子供の視点から一年戦争が描かれるという、それまでに無い特徴を持つ作品となっている。また、それまでガンダムシリーズを手がけてきた富野由悠季氏から、他の監督へ交代した初の作品でもある。 | ||
+ | |||
+ | 「ポケ戦」の略称で呼ばれ、リリースから長い時間が経っているが未だに根強いファンが多いことでも知られる。TVシリーズと異なりジオン軍側の視点で描かれており、これはガンダムにおける「戦争」は勧善懲悪の物語ではないため、双方の主張や立場があるにもかかわらず、TVシリーズでは対象年齢層を考慮して、わかりやすい地球連邦側からの視点に限定して描かれていることに起因する。そのため、この「ポケットの中の戦争」に限らず、TV版で語りきれなかった敵側の主張を補完するために、TV版は地球連邦、OVA版ではジオン軍(または敵対勢力)寄りの内容になることが多い。 | ||
+ | |||
+ | また、これまでのロボットアニメと異なり、子供達が喜ぶであろう戦闘シーンは極めて少なく、一方で主人公は年齢層を想定した「少年」の目線で描かれており、アンバランスとも取れる構成になっている。物語の序盤は「戦争」をロボットが戦う娯楽の一環としか見ていなかった主人公、アルフレッド・イズルハが、バーニィやクリスとの触れ合いのなかで、近しい人が死傷する「戦争」の恐ろしさ・悲しさを知る、成長の物語であり、出会いと日常、そして別離を経るという「善悪」ではないビターな内容になっている。 | ||
+ | |||
+ | モビルスーツも[[ガンダムNT-1|アレックス]]以外は目新しいものはなく、量産機主体であり、これ以降のOVAでは量産機にもスポットが当たるというのが通例になった。 | ||
当時の視聴者層ではなかなか理解され難かったものの、後年になって改めて視聴した際に、当時の自分とアルを重ね、作品の魅力に取り付かれたというケースも案外少なくない。 | 当時の視聴者層ではなかなか理解され難かったものの、後年になって改めて視聴した際に、当時の自分とアルを重ね、作品の魅力に取り付かれたというケースも案外少なくない。 | ||
− | + | == ストーリー == | |
+ | [[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]]と[[ジオン公国軍]]の戦いが再び宇宙へと移った[[一年戦争]]末期。連邦軍が[[ニュータイプ]]専用の新型ガンダムを開発しているとの情報を得たジオン軍はガンダム奪取・破壊作戦である[[ルビコン計画]]を発動させる。ガンダム奪取の任を受けたジオン軍特殊部隊[[サイクロプス隊]]は新型ガンダムが運び込まれたという連邦軍の北極基地を襲撃するも、奮戦虚しくガンダムを載せたシャトルは宇宙へと飛び立ってしまう。 | ||
+ | |||
+ | やがて舞台は宇宙に浮かぶサイド6の中立コロニー・[[リボー]]へと移り変わる。戦争とはほぼ無縁の退屈な日々を過ごす少年アルはある日、コロニー内で起こった戦闘で森林公園へと墜落していく1機のザクを目撃する。ザクを追って森林公園を訪れたアルは、そこでザクのパイロット、バーニィと出会う事になる。 | ||
− | + | アルにとってその出会いは「本物の戦争」との出会いでもあった――。 | |
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== 登場人物 == | == 登場人物 == | ||
=== 主要キャラクター === | === 主要キャラクター === | ||
;[[アルフレッド・イズルハ]](アル) | ;[[アルフレッド・イズルハ]](アル) | ||
− | : | + | :本作の主人公。サイド6・リボーに住む少年で愛称はアル。戦争に対して憧れを持っているが、バーニィとの出会いを切欠に戦争の悲惨さを目の当たりにし、成長していく事になる。 |
;[[バーナード・ワイズマン]](バーニィ) | ;[[バーナード・ワイズマン]](バーニィ) | ||
− | : | + | :ジオン軍の若き学徒動員兵。愛称はバーニィ。リボーでの戦闘で撃墜された事を切欠にアルと出会い、後にサイクロプス隊へ配属された際に再会。以後、彼の親友となる。 |
;[[クリスチーナ・マッケンジー]](クリス) | ;[[クリスチーナ・マッケンジー]](クリス) | ||
− | : | + | :アルの家のお隣さんでアルにとって良きお姉さん。愛称はクリス。リボーへ里帰りした際にアルと再会し、彼と共にいたバーニィとも知り合う事になる。実は[[ガンダムNT-1]](アレックス)のテストパイロットを務めており、やがてバーニィ達と知らず知らずの内に戦ってしまう事になる。 |
=== [[サイクロプス隊]] === | === [[サイクロプス隊]] === | ||
;[[ハーディ・シュタイナー]] | ;[[ハーディ・シュタイナー]] | ||
− | : | + | :サイクロプス隊の隊長。 |
;[[ミハイル・カミンスキー]](ミーシャ) | ;[[ミハイル・カミンスキー]](ミーシャ) | ||
− | : | + | :サイクロプス隊のパイロットで愛称はミーシャ。かなりの飲んだくれであり、コックピットに酒の入ったスキットルを持ち込んでいる。 |
;[[ガブリエル・ラミレス・ガルシア]] | ;[[ガブリエル・ラミレス・ガルシア]] | ||
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=== [[ジオン公国軍]] === | === [[ジオン公国軍]] === | ||
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;[[フォン・ヘルシング]] | ;[[フォン・ヘルシング]] | ||
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=== 民間人 === | === 民間人 === | ||
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== 登場メカ == | == 登場メカ == | ||
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+ | :サイクロプス隊が従事した新型ガンダムの奪取もしくは破壊を目的とする作戦。作戦責任者のキリングは同隊の失敗時にサイド6への核攻撃を予定していた。 | ||
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+ | :ルビコン計画失敗後、コロニーへの核攻撃を防ぐべくバーニィが立案・実行したガンダム破壊作戦。実行日は12月25日14:00。 | ||
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+ | :グレイファントムを母艦とする部隊。最新鋭のモビルスーツを有しているが、ケンプファーの前に呆気なく全滅させられた悲劇の部隊。 | ||
+ | ;[[リーア軍]] | ||
+ | :サイド6(リーア)の中立部隊。戦力はドラケンEや装甲車。 | ||
+ | ;出来損ない | ||
+ | :小説版でジオン公国軍が未完成の新型ガンダムに付けたコードネーム。 | ||
+ | |||
+ | == 楽曲 == | ||
+ | === オープニングテーマ === | ||
+ | ;「いつか空に届いて」 | ||
+ | :作詞・作曲・歌:椎名恵 / 編曲:戸塚修 | ||
+ | |||
+ | === エンディングテーマ === | ||
+ | ;「遠い記憶」 | ||
+ | :作詞・作曲・歌:椎名恵 / 編曲:戸塚修 | ||
+ | |||
+ | === イメージソング === | ||
+ | ;「夜明けのShooting Star」 | ||
+ | :作詞・作曲:辛島美登里 / 編曲:矢萩秀明 / 歌:林原めぐみ | ||
+ | |||
+ | == 各話リスト == | ||
+ | {| class="wikitable" | ||
+ | |- | ||
+ | ! 話数 !! サブタイトル !! 備考 | ||
+ | |- | ||
+ | | 第1話 || 戦争まで何マイル? || | ||
+ | |- | ||
+ | | 第2話 || 茶色の瞳に映るもの || | ||
+ | |- | ||
+ | | 第3話 || 虹の果てには? || | ||
+ | |- | ||
+ | | 第4話 || 河を渡って木立を抜けて || | ||
+ | |- | ||
+ | | 第5話 || 嘘だと言ってよ、バーニィ || | ||
+ | |- | ||
+ | | 第6話 || ポケットの中の戦争 || | ||
+ | |} | ||
+ | |||
+ | == 関連作品 == | ||
+ | ;[[機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争 クリスが見る夢]] | ||
+ | :アニメ雑誌「アニメージュ89年4月号」の付録を初出とする小説作品。0080本編以前、シューフィッターを務めていた頃のクリス視点で描かれている。 | ||
+ | ;[[機動戦士ガンダム ポケットの中の戦争]] | ||
+ | :[[月刊ガンダムエース]]掲載のコミカライズ作品。前日譚といったオリジナルパートも存在しており、G4計画の掘り下げなどが行われている。 | ||
+ | ;[[夢のマロン社・宇宙の旅]] | ||
+ | :本作に登場するモビルスーツの初期設定(1st機体のリデザイン版)を踏まえた各種機体が登場する。 | ||
+ | ;[[機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY]] | ||
+ | :本作に続くガンダムシリーズのOVA作品第2作。こちらは『1st』と『Ζ』を繋ぐ作品として描かれている。 | ||
+ | <!-- == 余談 == --> | ||
+ | <!-- *説明 --> | ||
== 商品情報 == | == 商品情報 == | ||
− | <amazon>B00005EDOI</amazon><amazon>B00005EDOJ</amazon> | + | <!-- <amazon>ASIN</amazon> --> |
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+ | === Blu-ray === | ||
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+ | |||
+ | === 小説 === | ||
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+ | |||
+ | == 外部リンク == | ||
+ | *[http://www.gundam0080.net/ 『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』公式サイト] | ||
== リンク == | == リンク == | ||
*[[シリーズ一覧]] | *[[シリーズ一覧]] | ||
+ | <!-- == 脚注 == --> | ||
+ | <!-- <references /> --> | ||
+ | <!-- 本文には<ref>内容</ref>のかたちで挿入してください。 --> | ||
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− | [[Category: | + | [[Category:作品一覧]] |
[[Category:機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争|*きとうせんしかんたむ0080 ほけつとのなかのせんそう]] | [[Category:機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争|*きとうせんしかんたむ0080 ほけつとのなかのせんそう]] |
2023年12月25日 (月) 20:37時点における最新版
機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争 | |
---|---|
外国語表記 | Mobile Suit Gundam 0080 War in the Pocket |
原作 |
矢立 肇 富野 由悠季 |
監督 | 髙山 文彦 |
シリーズ構成 | 結城 恭介 |
脚本 | 山賀 博之 |
キャラクターデザイン | 美樹本 晴彦 |
メカニックデザイン |
|
デザインワークス | 出渕 裕 |
音楽 | かしぶち 哲郎 |
音響 | 藤野 貞義 |
撮影 | 奥井 敦 |
制作 |
|
発表期間 |
|
話数 | 全6話 |
ノベライズ版 | |
---|---|
著者 | 結城恭介 |
原作 | 矢立肇・富野由悠季 |
発行所 | 角川書店 |
出版社 | 角川スニーカー文庫 |
発売日 | 1989年10月 |
コミカライズ版 (玉越博幸版) | |
---|---|
作者 | 玉越博幸 |
原作 | 矢立肇・富野由悠季 |
掲載誌 | 月刊ガンダムエース |
掲載期間 | 2021年8月号~ |
概要[編集 | ソースを編集]
1989年に発売された、ガンダムシリーズ初のOVA作品。これまで『機動戦士ガンダム』~『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』と続いてきた本編シリーズとは直接的な関係のない外伝的作品であり、従来のシリーズではガンダムパイロットである主人公視点で物語が描かれていたのに対し、本作ではごく普通の一般市民であるアル少年が主人公で、子供の視点から一年戦争が描かれるという、それまでに無い特徴を持つ作品となっている。また、それまでガンダムシリーズを手がけてきた富野由悠季氏から、他の監督へ交代した初の作品でもある。
「ポケ戦」の略称で呼ばれ、リリースから長い時間が経っているが未だに根強いファンが多いことでも知られる。TVシリーズと異なりジオン軍側の視点で描かれており、これはガンダムにおける「戦争」は勧善懲悪の物語ではないため、双方の主張や立場があるにもかかわらず、TVシリーズでは対象年齢層を考慮して、わかりやすい地球連邦側からの視点に限定して描かれていることに起因する。そのため、この「ポケットの中の戦争」に限らず、TV版で語りきれなかった敵側の主張を補完するために、TV版は地球連邦、OVA版ではジオン軍(または敵対勢力)寄りの内容になることが多い。
また、これまでのロボットアニメと異なり、子供達が喜ぶであろう戦闘シーンは極めて少なく、一方で主人公は年齢層を想定した「少年」の目線で描かれており、アンバランスとも取れる構成になっている。物語の序盤は「戦争」をロボットが戦う娯楽の一環としか見ていなかった主人公、アルフレッド・イズルハが、バーニィやクリスとの触れ合いのなかで、近しい人が死傷する「戦争」の恐ろしさ・悲しさを知る、成長の物語であり、出会いと日常、そして別離を経るという「善悪」ではないビターな内容になっている。
モビルスーツもアレックス以外は目新しいものはなく、量産機主体であり、これ以降のOVAでは量産機にもスポットが当たるというのが通例になった。
当時の視聴者層ではなかなか理解され難かったものの、後年になって改めて視聴した際に、当時の自分とアルを重ね、作品の魅力に取り付かれたというケースも案外少なくない。
ストーリー[編集 | ソースを編集]
地球連邦軍とジオン公国軍の戦いが再び宇宙へと移った一年戦争末期。連邦軍がニュータイプ専用の新型ガンダムを開発しているとの情報を得たジオン軍はガンダム奪取・破壊作戦であるルビコン計画を発動させる。ガンダム奪取の任を受けたジオン軍特殊部隊サイクロプス隊は新型ガンダムが運び込まれたという連邦軍の北極基地を襲撃するも、奮戦虚しくガンダムを載せたシャトルは宇宙へと飛び立ってしまう。
やがて舞台は宇宙に浮かぶサイド6の中立コロニー・リボーへと移り変わる。戦争とはほぼ無縁の退屈な日々を過ごす少年アルはある日、コロニー内で起こった戦闘で森林公園へと墜落していく1機のザクを目撃する。ザクを追って森林公園を訪れたアルは、そこでザクのパイロット、バーニィと出会う事になる。
アルにとってその出会いは「本物の戦争」との出会いでもあった――。
登場人物[編集 | ソースを編集]
主要キャラクター[編集 | ソースを編集]
- アルフレッド・イズルハ(アル)
- 本作の主人公。サイド6・リボーに住む少年で愛称はアル。戦争に対して憧れを持っているが、バーニィとの出会いを切欠に戦争の悲惨さを目の当たりにし、成長していく事になる。
- バーナード・ワイズマン(バーニィ)
- ジオン軍の若き学徒動員兵。愛称はバーニィ。リボーでの戦闘で撃墜された事を切欠にアルと出会い、後にサイクロプス隊へ配属された際に再会。以後、彼の親友となる。
- クリスチーナ・マッケンジー(クリス)
- アルの家のお隣さんでアルにとって良きお姉さん。愛称はクリス。リボーへ里帰りした際にアルと再会し、彼と共にいたバーニィとも知り合う事になる。実はガンダムNT-1(アレックス)のテストパイロットを務めており、やがてバーニィ達と知らず知らずの内に戦ってしまう事になる。
サイクロプス隊[編集 | ソースを編集]
- ハーディ・シュタイナー
- サイクロプス隊の隊長。
- ミハイル・カミンスキー(ミーシャ)
- サイクロプス隊のパイロットで愛称はミーシャ。かなりの飲んだくれであり、コックピットに酒の入ったスキットルを持ち込んでいる。
- ガブリエル・ラミレス・ガルシア
- 頭に巻いたバンダナがトレードマークのパイロット。銃器の扱いに長けており、新米であるバーニィに厳しくも真剣に接する。
- アンディ・ストロース
- サイクロプス隊のパイロットの1人。髪型に常に気を配っており、コックピットに櫛を持ち込んでいる。
ジオン公国軍[編集 | ソースを編集]
- キリング
- ルビコン計画の総責任者。ガンダム破壊のためであればコロニーへの核攻撃も辞さない冷酷非道な性格の持ち主である。
- フォン・ヘルシング
- グラーフ・ツェッペリンの艦長。コロニーへの核攻撃に不服とするもやむなく従い、艦隊をコロニーへと進ませる。
- ルーゲンス
- グラナダ基地の司令官。キリングの凶行を止めようとするも、彼に射殺されてしまう。
地球連邦軍[編集 | ソースを編集]
- スチュアート
- クリスの所属するG-4部隊の指揮官。
民間人[編集 | ソースを編集]
- チェイ / ティルコット
- アルのクラスメイトであり悪友。アルと同様、戦争に憧れており、戦利品集めに嬉々として勤しむ。
- ドロレス・ヘイズ (ドロシー)
- アルのクラスメイトの1人。生徒会長的な厳しい性格の持ち主で、アル達にとって特に苦手な人物。
- 先生
- アル達の担任。
- イームズ・イズルハ / ミチコ・イズルハ
- アルの両親。
- チャーリー
- 酒場「ピンクエレファント」を経営する店主。ジオンのスパイであり、シュタイナーとは古い付き合い。
- ディック・ルムンバ
- 車椅子に乗るG-4部隊のNT-1開発責任者。メカニカルアームの平和利用を志している。
- 刑事
登場メカ[編集 | ソースを編集]
地球連邦軍[編集 | ソースを編集]
モビルスーツ[編集 | ソースを編集]
戦艦[編集 | ソースを編集]
その他[編集 | ソースを編集]
ジオン公国軍[編集 | ソースを編集]
モビルスーツ[編集 | ソースを編集]
戦艦[編集 | ソースを編集]
- ユーコン級(U-99)
- チベ級ティベ型 グラーフ・ツェッペリン
- ムサイ級最終生産型 ジークフリート / ヴァルキューレ
その他 [編集 | ソースを編集]
- 偽装輸送船 アグアベルデ
用語[編集 | ソースを編集]
- リボー
- 本編の舞台であるサイド6(リーア)のコロニー。ガンダムNT-1の実験を目的に、地球連邦軍が極秘で基地を設けている。
- サイクロプス隊
- ハーディ・シュタイナーが隊長を務めるジオン特殊部隊。北極基地襲撃後、新兵のバーニィを加えてリボー・コロニーに潜入した。
- ルビコン計画
- サイクロプス隊が従事した新型ガンダムの奪取もしくは破壊を目的とする作戦。作戦責任者のキリングは同隊の失敗時にサイド6への核攻撃を予定していた。
- クリスマス作戦
- ルビコン計画失敗後、コロニーへの核攻撃を防ぐべくバーニィが立案・実行したガンダム破壊作戦。実行日は12月25日14:00。
- スカーレット隊
- グレイファントムを母艦とする部隊。最新鋭のモビルスーツを有しているが、ケンプファーの前に呆気なく全滅させられた悲劇の部隊。
- リーア軍
- サイド6(リーア)の中立部隊。戦力はドラケンEや装甲車。
- 出来損ない
- 小説版でジオン公国軍が未完成の新型ガンダムに付けたコードネーム。
楽曲[編集 | ソースを編集]
オープニングテーマ[編集 | ソースを編集]
- 「いつか空に届いて」
- 作詞・作曲・歌:椎名恵 / 編曲:戸塚修
エンディングテーマ[編集 | ソースを編集]
- 「遠い記憶」
- 作詞・作曲・歌:椎名恵 / 編曲:戸塚修
イメージソング[編集 | ソースを編集]
- 「夜明けのShooting Star」
- 作詞・作曲:辛島美登里 / 編曲:矢萩秀明 / 歌:林原めぐみ
各話リスト[編集 | ソースを編集]
話数 | サブタイトル | 備考 |
---|---|---|
第1話 | 戦争まで何マイル? | |
第2話 | 茶色の瞳に映るもの | |
第3話 | 虹の果てには? | |
第4話 | 河を渡って木立を抜けて | |
第5話 | 嘘だと言ってよ、バーニィ | |
第6話 | ポケットの中の戦争 |
関連作品[編集 | ソースを編集]
- 機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争 クリスが見る夢
- アニメ雑誌「アニメージュ89年4月号」の付録を初出とする小説作品。0080本編以前、シューフィッターを務めていた頃のクリス視点で描かれている。
- 機動戦士ガンダム ポケットの中の戦争
- 月刊ガンダムエース掲載のコミカライズ作品。前日譚といったオリジナルパートも存在しており、G4計画の掘り下げなどが行われている。
- 夢のマロン社・宇宙の旅
- 本作に登場するモビルスーツの初期設定(1st機体のリデザイン版)を踏まえた各種機体が登場する。
- 機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY
- 本作に続くガンダムシリーズのOVA作品第2作。こちらは『1st』と『Ζ』を繋ぐ作品として描かれている。
商品情報[編集 | ソースを編集]
DVD[編集 | ソースを編集]
Blu-ray[編集 | ソースを編集]
小説 [編集 | ソースを編集]