「ビルドバーニングガンダム」の版間の差分
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+ | [[カミキ・セカイ]]が使用する[[ガンプラ]]。かつて[[イオリ・セイ]]が第11回[[ガンプラバトル選手権]]世界大会用に製作・使用していた機体で、ベース機が存在しないフルスクラッチビルドのオリジナル機である。以前は[[スターバーニングガンダム|別の姿]]だったが、いつか[[レイジ|大切な親友]]が使用する時が来るのを想定して改造を加えた事で現在の姿になった。その完成度は「究極的」と評される程に高い。使いやすさを重視している為に操作性も良好で、[[ガンプラバトル]]どころかガンプラの事すら知らなかったセカイでも自由に扱える。 | ||
− | + | [[スタービルドストライクガンダム]]で採用されたRGシステムの応用型が搭載されており、胸部にはそのコアユニットを内蔵している。内部フレームの各所には[[プラフスキー粒子]]貯蔵用の青いクリアパーツを配している(胸と両肘、両膝のみに存在するように見えるが、両肩等にも装甲で隠されるようにして組み込まれている)。これによって膨大な粒子放出量を誇り、高い性能が与えられている(後に[[キジマ・シア]]の協力でセカイ自身が本機を改修し、基本性能の底上げと今まで以上の追従性の向上を果たした)。更に本機とファイターのコンディションが最大まで高まると「アシムレイト」と呼ばれる状態になり、性能が更に引き上げられる。この時、クリアパーツがオレンジに輝き出し、背部のバックパック等からは炎に似たエフェクトが形成される。 | |
− | + | 戦闘スタイルは格闘戦に特化しており、当然射撃兵装のような弾切れやエネルギー切れとは無縁なので継戦能力が高い。加えて[[次元覇王流拳法]]を習得しているセカイの実力を存分に発揮可能で、近接戦闘では無類の強さを発揮する。しかし武器を一切装備していない非武装機体でもある為、中距離以遠の敵からの攻撃に対しては基本的に反撃手段が無いという欠点もある。その為、如何にして自身に有利な間合いでの戦いに持ち込むかが問われる。また、セカイのバトルスタイルが自分の会得している次元覇王流の動きと言う事から自身の体感した事のない水中や宇宙でのバトルにおいて上手く技を繰り出す事が出来ずにいたが、プールで特訓を行った結果、粒子で足場を形成して踏み台にする事で宇宙でのバトルでも技を繰り出せるようになった。 | |
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+ | 本機は当初、セイが親友との思い出と一緒に封印すべく、[[ドム]]の姿に偽装した上で第7回ガンプラバトル選手権世界大会の優勝トロフィーの台座部分に秘匿していた。その後セカイによって発見され、親友と戦い方が似ている彼の愛機として戦っているのを見たセイはそれに感銘を受け、[[コウサカ・チナ|コウサカ]][[コウサカ・ユウマ|姉弟]]を通してビルドバーニングを譲渡する旨を伝え、予備パーツ一式も提供している。なお、偽装された状態でもホバー走行など、通常のドムと同じように運用する事が可能である。 | ||
== 登場作品と操縦者 == | == 登場作品と操縦者 == | ||
;[[ガンダムビルドファイターズトライ]] | ;[[ガンダムビルドファイターズトライ]] | ||
− | : | + | :初登場作品。ファイターは[[カミキ・セカイ]]で、彼の専用機として使用されている。ドムの姿のまま[[ホシノ・フミナ]]の[[パワードジムカーディガン]]と共に[[プラモ部]]部長の[[ミヤガ・ダイキ]]が駆る[[AEUイナクト]]と戦い、勝利している。直後に乱入した[[コウサカ・ユウマ]]の[[ライトニングガンダム]]から狙撃されて撃破されたかに思われたが、ドムの外装が失われた事で真の姿を現し、バトルを続行。しかし[[カミキ・ミライ]]によって中断させられてしまった。その後、ガンプラバトル部の存続をかけたバトルでユウマと再戦し、互角以上の戦いぶりを見せている。チーム「[[トライ・ファイターズ]]」結成後は格闘能力を活かしての切り込み役と他のファイターにとって完全に未知である次元覇王流の技を活かしての状況の打開と言ったチームの攻撃の要として活躍している。[[ニールセン・ラボ]]でのバトルロワイヤルで[[キジマ・ウィルフリッド]]の[[トランジェントガンダム]]と互角以上の戦いを繰り広げるも、そこで新たに体得した技(正確には極限まで増大した粒子放出量)に機体が耐え切れない事が発覚した為に[[トライバーニングガンダム|改造]]される事となった。 |
== 装備・機能 == | == 装備・機能 == | ||
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+ | ;アシムレイト | ||
+ | :ファイターが自身に強力な暗示をかけ、その肉体や五感をガンプラと一体化させた状態。プラシーボ効果により極限まで機体の性能を発揮できるようになり、その差は通常時の3倍以上となる。言うなれば「ファイターによる[[トランザムシステム]]」。粒子ではなくファイターの精神力を原動力としており、それが持続する限り状態を維持できるので限界時間は存在しない。しかし消耗が非常に激しく、長期戦や連戦には不向き。使用後は気を失ってしまう事も少なくない。また、アブソーブシステム等で機体の粒子を吸収された場合でも解除される。一体化する事でノーシーボ効果によってガンプラが受けたダメージがファイターにもそのままフィードバックされてしまうなど、かなりハイリスク・ハイリターンな機能である。 | ||
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=== 武装・必殺攻撃 === | === 武装・必殺攻撃 === | ||
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:機体の回転と同時に竜巻を起こしながら繰り出す蹴り。また、竜巻を起こすと言う特性上、竜巻で相手にこの技を使うと思わせて別の技を出す為のフェイントにも使える。 | :機体の回転と同時に竜巻を起こしながら繰り出す蹴り。また、竜巻を起こすと言う特性上、竜巻で相手にこの技を使うと思わせて別の技を出す為のフェイントにも使える。 | ||
;ウイニングナックル | ;ウイニングナックル | ||
− | : | + | :[[ウイニングガンダム]]から分離・変形した胴体部を右腕のマニピュレーターと合体させた状態。繰り出される技の威力を強化できる。 |
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+ | :地区予選の決勝にてウイニングナックルと右のマニピュレーターを失った為、フミナの提案でウイニングガンダムのコアファイターを無理矢理ドッキングさせてその代わりとしている。 | ||
;次元覇王流流星螺旋拳 | ;次元覇王流流星螺旋拳 | ||
− | : | + | :拳を回転させると同時に粒子を纏わせて繰り出すパンチ。言うまでもないが、ガンプラだからこそ可能な'''生身では繰り出せない技'''である。 |
;次元覇王流弾丸覇岩拳 | ;次元覇王流弾丸覇岩拳 | ||
− | : | + | :高高度から地面に対してパンチを撃ち込む技。その威力で広範囲に衝撃波が引き起こされる。劇中ではウイニングナックルを装備した状態でのみ使用しているが、通常時でも使用可能かは不明。 |
;次元覇王流閃光魔術蹴り | ;次元覇王流閃光魔術蹴り | ||
− | : | + | :上空から相手の膝関節を狙った蹴りとそこからの跳び膝蹴りの合わせ技。言ってしまえばプロレス技の一つ「シャイニング・ウィザード」である。 |
− | ;ジャイアント・バズ | + | ;次元覇王流波動裂帛拳 |
+ | :拳に纏った粒子の炎を地面に叩きつけ、敵機に向かって地表を走らせる技。空中の敵機に対しても攻撃が可能だが、地面の無いバトルフィールドでは使用できないと思われる。シアの手解きを受けてセカイが機体を改修した事で使用可能となった。ちなみにセカイはこの技を使用する際に「アレが出せる!」と叫んでいる事から、どうやら'''生身でこの技を使える'''ようである。 | ||
+ | ;カミキガンプラ流奥義鳳凰覇王拳 | ||
+ | :トランジェントガンダムとのバトル中に編み出した新必殺技。次元覇王流拳法の技ではなく、完全なセカイのオリジナルの技である。前方に突き出された両腕に全身のクリアパーツから放出された粒子の炎を全て収束させて打ち出す。この時、炎は火の鳥となって相手に襲い掛かる。その威力は凄まじく、バトルフィールド上の月を'''一撃で粉砕した'''。しかし一度に大量の粒子を放出するので機体にかかる負担も非常に大きく、使用後に両腕が砕けてしまった(ダメージレベルがCに設定されていた為、実際に砕けた訳ではないが)。当初は技名が特につけられておらず、[[メイジン杯]]で[[カミキバーニングガンダム]]が使用した際に明らかになった。 | ||
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;ビーム・スプレーガン | ;ビーム・スプレーガン | ||
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== 関連機体 == | == 関連機体 == | ||
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:イオリ・セイがこれまで製作したオリジナルのガンプラ達。 | :イオリ・セイがこれまで製作したオリジナルのガンプラ達。 | ||
;[[ウイニングガンダム]] | ;[[ウイニングガンダム]] | ||
− | : | + | :フミナが制作したガンプラで、チームの僚機。機体の一部がビルドバーニングガンダムと合体する事で格闘能力を更に向上させる事が出来る。 |
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;[[ドム]] | ;[[ドム]] | ||
:ビルドバーニングガンダムが隠されていたガンプラ。 | :ビルドバーニングガンダムが隠されていたガンプラ。 | ||
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== 余談 == | == 余談 == | ||
*[[ゴッドガンダム]]も英語圏では都合により「'''バーニングガンダム'''」と呼ばれ、ビルドバーニングガンダムもゴッドガンダム同様に格闘戦用であるが、あくまでも偶然一致しただけであり、特に関係はない。 | *[[ゴッドガンダム]]も英語圏では都合により「'''バーニングガンダム'''」と呼ばれ、ビルドバーニングガンダムもゴッドガンダム同様に格闘戦用であるが、あくまでも偶然一致しただけであり、特に関係はない。 | ||
− | * | + | *市販されているHGBFビルドバーニングガンダムは「体術で戦う」というコンセプトを最大限に再現するため、これまでの「肘膝二重関節」「太腿三軸可動」「胴体部分割」「足首ロール軸・ボールジョイント可動」に加えて「肩部引き出し・二重ボールジョイントハイブリッド可動」「手首全方位可動」を導入し、驚異的な可動範囲を誇っている。一方で肩関節が外れやすいという問題点もある。 |
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2023年10月27日 (金) 18:18時点における最新版
ビルドバーニングガンダム | |
---|---|
外国語表記 | BUILD BURNING GUNDAM |
登場作品 | ガンダムビルドファイターズトライ |
デザイナー | 大河原邦男 |
スペック | |
---|---|
分類 | モビルスーツ (ガンプラ) |
型式番号 | BG-011B |
全高 | 18.0m (ビルダーの独自設定) |
重量 | 78.3t (ビルダーの独自設定) |
主動力 | プラフスキー粒子 |
装甲材質 | プラスチック |
原型機 | スターバーニングガンダム |
ビルダー | イオリ・セイ |
所属チーム | トライ・ファイターズ |
ファイター | カミキ・セカイ |
概要[編集 | ソースを編集]
カミキ・セカイが使用するガンプラ。かつてイオリ・セイが第11回ガンプラバトル選手権世界大会用に製作・使用していた機体で、ベース機が存在しないフルスクラッチビルドのオリジナル機である。以前は別の姿だったが、いつか大切な親友が使用する時が来るのを想定して改造を加えた事で現在の姿になった。その完成度は「究極的」と評される程に高い。使いやすさを重視している為に操作性も良好で、ガンプラバトルどころかガンプラの事すら知らなかったセカイでも自由に扱える。
スタービルドストライクガンダムで採用されたRGシステムの応用型が搭載されており、胸部にはそのコアユニットを内蔵している。内部フレームの各所にはプラフスキー粒子貯蔵用の青いクリアパーツを配している(胸と両肘、両膝のみに存在するように見えるが、両肩等にも装甲で隠されるようにして組み込まれている)。これによって膨大な粒子放出量を誇り、高い性能が与えられている(後にキジマ・シアの協力でセカイ自身が本機を改修し、基本性能の底上げと今まで以上の追従性の向上を果たした)。更に本機とファイターのコンディションが最大まで高まると「アシムレイト」と呼ばれる状態になり、性能が更に引き上げられる。この時、クリアパーツがオレンジに輝き出し、背部のバックパック等からは炎に似たエフェクトが形成される。
戦闘スタイルは格闘戦に特化しており、当然射撃兵装のような弾切れやエネルギー切れとは無縁なので継戦能力が高い。加えて次元覇王流拳法を習得しているセカイの実力を存分に発揮可能で、近接戦闘では無類の強さを発揮する。しかし武器を一切装備していない非武装機体でもある為、中距離以遠の敵からの攻撃に対しては基本的に反撃手段が無いという欠点もある。その為、如何にして自身に有利な間合いでの戦いに持ち込むかが問われる。また、セカイのバトルスタイルが自分の会得している次元覇王流の動きと言う事から自身の体感した事のない水中や宇宙でのバトルにおいて上手く技を繰り出す事が出来ずにいたが、プールで特訓を行った結果、粒子で足場を形成して踏み台にする事で宇宙でのバトルでも技を繰り出せるようになった。
本機は当初、セイが親友との思い出と一緒に封印すべく、ドムの姿に偽装した上で第7回ガンプラバトル選手権世界大会の優勝トロフィーの台座部分に秘匿していた。その後セカイによって発見され、親友と戦い方が似ている彼の愛機として戦っているのを見たセイはそれに感銘を受け、コウサカ姉弟を通してビルドバーニングを譲渡する旨を伝え、予備パーツ一式も提供している。なお、偽装された状態でもホバー走行など、通常のドムと同じように運用する事が可能である。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
- ガンダムビルドファイターズトライ
- 初登場作品。ファイターはカミキ・セカイで、彼の専用機として使用されている。ドムの姿のままホシノ・フミナのパワードジムカーディガンと共にプラモ部部長のミヤガ・ダイキが駆るAEUイナクトと戦い、勝利している。直後に乱入したコウサカ・ユウマのライトニングガンダムから狙撃されて撃破されたかに思われたが、ドムの外装が失われた事で真の姿を現し、バトルを続行。しかしカミキ・ミライによって中断させられてしまった。その後、ガンプラバトル部の存続をかけたバトルでユウマと再戦し、互角以上の戦いぶりを見せている。チーム「トライ・ファイターズ」結成後は格闘能力を活かしての切り込み役と他のファイターにとって完全に未知である次元覇王流の技を活かしての状況の打開と言ったチームの攻撃の要として活躍している。ニールセン・ラボでのバトルロワイヤルでキジマ・ウィルフリッドのトランジェントガンダムと互角以上の戦いを繰り広げるも、そこで新たに体得した技(正確には極限まで増大した粒子放出量)に機体が耐え切れない事が発覚した為に改造される事となった。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
特殊機能[編集 | ソースを編集]
- アシムレイト
- ファイターが自身に強力な暗示をかけ、その肉体や五感をガンプラと一体化させた状態。プラシーボ効果により極限まで機体の性能を発揮できるようになり、その差は通常時の3倍以上となる。言うなれば「ファイターによるトランザムシステム」。粒子ではなくファイターの精神力を原動力としており、それが持続する限り状態を維持できるので限界時間は存在しない。しかし消耗が非常に激しく、長期戦や連戦には不向き。使用後は気を失ってしまう事も少なくない。また、アブソーブシステム等で機体の粒子を吸収された場合でも解除される。一体化する事でノーシーボ効果によってガンプラが受けたダメージがファイターにもそのままフィードバックされてしまうなど、かなりハイリスク・ハイリターンな機能である。
- 合体
- ウイニングガンダムのパーツと合体可能。
武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]
- 格闘
- 徒手空拳による格闘戦を行う。セカイの次元覇王流拳法により非常に高い攻撃力を発揮。
- 次元覇王流聖拳突き
- いわゆる「正拳突き」だがその威力は凄まじく、敵機は攻撃を受けた際の衝撃で遠くまで吹き飛ばされてしまう。またコロニー内で使用した際、外壁に穴を開けている。
- 次元覇王流疾風突き
- 拳を突き出して突撃する技。この時、プラフスキー粒子の衝撃波で突風が生み出される。
- 次元覇王流聖槍蹴り
- 空高くジャンプした後に落下する際のスピードを上乗せする事で威力を倍化させた蹴り。こちらでも粒子の衝撃波が発生する。
- 次元覇王流蒼天紅蓮拳
- 回転しながら繰り出すアッパー。
- 次元覇王流旋風竜巻蹴り
- 機体の回転と同時に竜巻を起こしながら繰り出す蹴り。また、竜巻を起こすと言う特性上、竜巻で相手にこの技を使うと思わせて別の技を出す為のフェイントにも使える。
- ウイニングナックル
- ウイニングガンダムから分離・変形した胴体部を右腕のマニピュレーターと合体させた状態。繰り出される技の威力を強化できる。
- コアファイター
- 地区予選の決勝にてウイニングナックルと右のマニピュレーターを失った為、フミナの提案でウイニングガンダムのコアファイターを無理矢理ドッキングさせてその代わりとしている。
- 次元覇王流流星螺旋拳
- 拳を回転させると同時に粒子を纏わせて繰り出すパンチ。言うまでもないが、ガンプラだからこそ可能な生身では繰り出せない技である。
- 次元覇王流弾丸覇岩拳
- 高高度から地面に対してパンチを撃ち込む技。その威力で広範囲に衝撃波が引き起こされる。劇中ではウイニングナックルを装備した状態でのみ使用しているが、通常時でも使用可能かは不明。
- 次元覇王流閃光魔術蹴り
- 上空から相手の膝関節を狙った蹴りとそこからの跳び膝蹴りの合わせ技。言ってしまえばプロレス技の一つ「シャイニング・ウィザード」である。
- 次元覇王流波動裂帛拳
- 拳に纏った粒子の炎を地面に叩きつけ、敵機に向かって地表を走らせる技。空中の敵機に対しても攻撃が可能だが、地面の無いバトルフィールドでは使用できないと思われる。シアの手解きを受けてセカイが機体を改修した事で使用可能となった。ちなみにセカイはこの技を使用する際に「アレが出せる!」と叫んでいる事から、どうやら生身でこの技を使えるようである。
- カミキガンプラ流奥義鳳凰覇王拳
- トランジェントガンダムとのバトル中に編み出した新必殺技。次元覇王流拳法の技ではなく、完全なセカイのオリジナルの技である。前方に突き出された両腕に全身のクリアパーツから放出された粒子の炎を全て収束させて打ち出す。この時、炎は火の鳥となって相手に襲い掛かる。その威力は凄まじく、バトルフィールド上の月を一撃で粉砕した。しかし一度に大量の粒子を放出するので機体にかかる負担も非常に大きく、使用後に両腕が砕けてしまった(ダメージレベルがCに設定されていた為、実際に砕けた訳ではないが)。当初は技名が特につけられておらず、メイジン杯でカミキバーニングガンダムが使用した際に明らかになった。
- シールド
- 肘のクリアパーツから粒子で出来た小型シールドを形成し、攻撃を逸らす。ギャン子とシモンとの特訓で編み出した防御法。
- ジャイアント・バズ / ヒート・サーベル
- ドムに偽装していた際に使用した武装。
- ビーム・スプレーガン
- ジムから流用したと思われる武装。射撃訓練時に使用していたがセカイの腕では標的のハイモックに全く当てられず、苛立ちを募らせた挙句に投げつけている。
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
- 限界なんてない!
- ガンプラバトル部の存続をかけた戦いに現れた乱入者コウサカ・ユウマのライトニングガンダム。その偏差射撃に劣勢になりながらも、カミキ・セカイは諦めず言い放つ。
「このガンプラが叫んでる。俺はまだ、負けてない。負けてなんかないって!」
その意気やよしと主を認めたのか、ひび割れから光を放ち突進するドム。しかし気合及ばず最後の一撃で胸部を撃ち抜かれ、勝負あったと誰もが思った瞬間、爆炎が竜巻のように巻き上がる。
そこには、灼熱の炎の色に輝くビルドバーニングガンダムが立ち上がっていた。 - ビヨンド・ザ・ナックル
- ニールセン・ラボでの合宿の最中、セカイはガンプラバトルにおいて当代無敗を誇るキジマ・ウィルフリッドと彼の駆るガンプラ、トランジェントガンダムとのバトルを行った。
当初、セカイは他の全国大会メンバー相手に圧倒的な強さを見せるキジマ相手に闘志を燃やしており、キジマもまた全力で戦おうとするセカイに敬意を表していたため、双方が素手と体術のみを駆使した一騎打ちへと発展した。
次元覇王流を惜しみなく繰り出すビルドバーニングガンダムと、天才的な反射、戦闘力を有するトランジェントガンダム。互いに一歩も譲らない熱戦であったが、最後にはビルドバーニングの大技でバトルフィールド上の月を木端微塵に破壊するという結果を残しつつも時間切れで勝負はつかなかった。
この圧倒的な大技のために両腕が砕けてしまい、これが本機をトライバーニングガンダムへと生まれ変わらせる切っ掛けとなる。
関連機体[編集 | ソースを編集]
- トライバーニングガンダム
- トランジェントガンダムとの一騎打ちの後、本機を全国大会用に改修した機体。セカイが新たに習得した技に対応できるようになっている。
- カミキバーニングガンダム
- ガンプラバトル選手権全国大会の後にセカイが自作したガンプラ。
- スターバーニングガンダム
- 元となった機体。
- ビルドストライクガンダム / ビルドストライクガンダム フルパッケージ / スタービルドストライクガンダム / ビルドストライクコスモス / ビルドガンダムMk-II
- イオリ・セイがこれまで製作したオリジナルのガンプラ達。
- ウイニングガンダム
- フミナが制作したガンプラで、チームの僚機。機体の一部がビルドバーニングガンダムと合体する事で格闘能力を更に向上させる事が出来る。
- ライトニングガンダム
- ユウマが製作したガンプラで、チームの僚機。
- ドム
- ビルドバーニングガンダムが隠されていたガンプラ。
余談[編集 | ソースを編集]
- ゴッドガンダムも英語圏では都合により「バーニングガンダム」と呼ばれ、ビルドバーニングガンダムもゴッドガンダム同様に格闘戦用であるが、あくまでも偶然一致しただけであり、特に関係はない。
- 市販されているHGBFビルドバーニングガンダムは「体術で戦う」というコンセプトを最大限に再現するため、これまでの「肘膝二重関節」「太腿三軸可動」「胴体部分割」「足首ロール軸・ボールジョイント可動」に加えて「肩部引き出し・二重ボールジョイントハイブリッド可動」「手首全方位可動」を導入し、驚異的な可動範囲を誇っている。一方で肩関節が外れやすいという問題点もある。
商品情報[編集 | ソースを編集]
ガンプラ[編集 | ソースを編集]