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− | + | 本機はジェガン系の上位機種にも位置づけられ、カタログスペック上は[[νガンダム]]の性能の9割程度にまで達している事もあって、それに相応しい高性能機となっている。一方で、その与えられた役割から「敵に確実に攻撃を命中させられ、同時に敵の攻撃を確実に回避できる」だけの技量を持ったパイロットが乗り込む事を前提としている。 | |
− | + | 肩部や脚部には厚い装甲が取り付けられた事で、スリムな体型だったジェガンとは対照的にかなりマッシブな体型となっている。同時に重量も増加しているが、本機自身の「要」として新規開発されたバックパックのおかげでユニコーンガンダムに追いつけるだけの機動力を持つ<ref>バックパックにはメインバーニアが2基しか設置されていないが、それを実現できる程の推力を発揮する。</ref>。このバックパックは様々なオプション装備を自在に追加できるよう考慮して設計され、高い機能拡張性を持つ。 | |
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+ | 頭部にはヘッドギア型の大型マルチセンサーとカメラユニットが搭載され、どちらも最新技術を多数使用した事で複数の敵機を即座に感知・捕捉できる。マニピュレーターも技術革新によって性能が向上しており、既存の機体のそれとは基本的な構造に大差はないが、内装部品は最新式の物を使っている為に駆動部の繊細さは比べ物にならず、敵機を殴りつけても全く機能に支障が出ない程の耐久性も備えている。 | ||
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:左腕に1本マウントしている。ジェガンの物をベースにしており、稼働時間等に重点を置いている為に出力は下がっているが、長時間の使用が可能。 | :左腕に1本マウントしている。ジェガンの物をベースにしており、稼働時間等に重点を置いている為に出力は下がっているが、長時間の使用が可能。 | ||
− | : | + | :ビームの最大出力がジェガンの物より高められているとする資料もある。 |
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:防御用の実体盾で、ジェガンの物より小型化されている。バックパックの左側から伸びるアームで固定されており、フレキシブルに可動するので防御可能な範囲が広い。 | :防御用の実体盾で、ジェガンの物より小型化されている。バックパックの左側から伸びるアームで固定されており、フレキシブルに可動するので防御可能な範囲が広い。 |
2020年5月30日 (土) 01:57時点における版
ジェスタ | |
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外国語表記 | Jesta |
登場作品 | 機動戦士ガンダムUC |
デザイン | カトキハジメ |
スペック | |
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分類 | 汎用量産型モビルスーツ |
型式番号 | RGM-96X |
全高 | 19.3m |
本体重量 | 24.8t |
全備重量 | 57.2t |
主動力 | 熱核融合炉 |
ジェネレーター出力 | 2,710kW |
スラスター総推力 | 89,030kg |
装甲材質 | チタン合金ハイセラミック複合材、ガンダリウム合金(一部) |
センサー有効半径 | 14,200m |
開発組織 | アナハイム・エレクトロニクス社 |
所属組織 | 地球連邦軍 |
所属部隊 | 地球連邦軍(ロンド・ベル) |
母艦 | ラー・カイラム |
主なパイロット |
概要
アナハイム・エレクトロニクス社が「UC計画」の要としてジェガンの基礎技術をベースに開発した地球連邦軍の量産型モビルスーツ。
同計画の中核であり、同時に継戦能力に難点があるユニコーンガンダムの支援機としての役割を担っている。ユニコーンガンダムが敵ニュータイプと一対一で戦える状況を作り出す露払いや、デストロイモード終了後の援護などが主な任務であり、これに追随しつつ完璧な支援を行えるよう、どのような状況や局面であっても力を発揮できる標準的な運用を可能とするだけの高い性能を持たされている。その為、本機は「スペシャル・スタンダード(特別な標準)」な機体に位置付けられている。
本機はジェガン系の上位機種にも位置づけられ、カタログスペック上はνガンダムの性能の9割程度にまで達している事もあって、それに相応しい高性能機となっている。一方で、その与えられた役割から「敵に確実に攻撃を命中させられ、同時に敵の攻撃を確実に回避できる」だけの技量を持ったパイロットが乗り込む事を前提としている。
肩部や脚部には厚い装甲が取り付けられた事で、スリムな体型だったジェガンとは対照的にかなりマッシブな体型となっている。同時に重量も増加しているが、本機自身の「要」として新規開発されたバックパックのおかげでユニコーンガンダムに追いつけるだけの機動力を持つ[1]。このバックパックは様々なオプション装備を自在に追加できるよう考慮して設計され、高い機能拡張性を持つ。
頭部にはヘッドギア型の大型マルチセンサーとカメラユニットが搭載され、どちらも最新技術を多数使用した事で複数の敵機を即座に感知・捕捉できる。マニピュレーターも技術革新によって性能が向上しており、既存の機体のそれとは基本的な構造に大差はないが、内装部品は最新式の物を使っている為に駆動部の繊細さは比べ物にならず、敵機を殴りつけても全く機能に支障が出ない程の耐久性も備えている。
登場作品と操縦者
- 機動戦士ガンダムUC
- 主なパイロットはトライスター(ナイジェル・ギャレット、ワッツ・ステップニー、ダリル・マッギネス)など。
- 12機が開発され、全機が評価試験という名目でロンド・ベルのラー・カイラムに配備された。ダカールやトリントン基地等で実戦に投入され、ジオン残党や袖付きのMSと交戦している。
- 機動戦士ガンダムUC(OVA版)
- トリントン基地での戦闘やガルダへのユニコーンガンダムの輸送任務等で運用された他、シャイアン基地の制圧時に同基地に配備されていたΖプラスやグスタフ・カールを奇襲とはいえ瞬時に無力化している。
装備・機能
特殊機能
- 換装
- 各種オプションの換装が可能。主なバリエーションにジェスタ・キャノンがある。
武装・必殺攻撃
- バルカン・ポッド・システム
- 頭部右側に1基装備。ジェガンの物との性能差は不明。
- ビーム・ライフル
- 本機の主兵装。ジェガンの物とは別物だが、マガジンは共通化されている(予備マガジンは右腕にマウント)。銃身部には加速/偏向装置を備え、通常射撃からビーム・マシンガンのような連射といったモード変更が可能。また、長大な銃身には様々な装備を取り付けて機能の拡張を図る事も出来る。
- ハンド・グレネード
- 両腰に3基ずつ、計6基装備している接近戦用の特殊擲弾。規格はジェガンと同じ。
- サイズが小さく、コストパフォーマンスにも優れている上に様々な箇所に設置可能といった利点を持つ。後部には推進器が設置され、投擲する以外にラックから直接発射する事も出来る。
- ビーム・サーベル
- 左腕に1本マウントしている。ジェガンの物をベースにしており、稼働時間等に重点を置いている為に出力は下がっているが、長時間の使用が可能。
- ビームの最大出力がジェガンの物より高められているとする資料もある。
- シールド
- 防御用の実体盾で、ジェガンの物より小型化されている。バックパックの左側から伸びるアームで固定されており、フレキシブルに可動するので防御可能な範囲が広い。
- 2連装ミサイル・ランチャー
- シールドに2基内蔵。ジェガンと同じ物。
対決・名場面
関連機体
別仕様・装備バリエーション
- ジェスタ・キャノン
- 砲撃用オプションパーツを装備した仕様。
- ジェスタ (シェザール隊仕様)
- シェザール隊で運用されている機体。頭部にセンサーが増設されている。
- ジェスタ (EWAC)
- 電子戦用オプションパーツを装備した早期警戒仕様。
運用関連
- ユニコーンガンダム
- ジェスタはこの機体の支援機として開発された。
技術的関与のある機体
- ジェガン
- この機体の基礎技術を基にしている。
商品情報
Amazon.co.jp 商品リンク: B00B596V6W
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リンク
脚注
- ↑ バックパックにはメインバーニアが2基しか設置されていないが、それを実現できる程の推力を発揮する。