「ガンダムMk-IV」の版間の差分
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2024年3月26日 (火) 17:47時点における版
ガンダムMk-IV | |
---|---|
外国語表記 | Gundam Mk-IV |
登場作品 | SDガンダム GGENERATIONシリーズ |
デザイナー |
公募デザイン (ボンボン) 石垣純哉 (Gジェネ) |
スペック | |
---|---|
分類 | 試作型モビルスーツ |
生産形態 | 実験機 |
型式番号 |
ORX-012 MSF-008 |
装甲材質 | ガンダリウム合金 |
開発組織 | オーガスタ研究所 |
所属 | ティターンズ |
概要
『SDガンダム GGENERATION』シリーズに登場するゲームオリジナル機体。ガンダムMk-Ⅳは複数の雑誌によって独自に設定されているが、本項ではGジェネオリジナルの機体について解説する。
ガンダムMk-IIIの上位版としてティターンズが開発したモビルスーツ。本機を開発するにあたってアナハイム・エレクトロニクス社と裏取引を行い、ガンダムMk-IIIの設計データを入手し、オーガスタ研究所で開発された。試験的ではあるが準サイコミュ兵器「インコム」が搭載されている。
本機にはオーガスタ系の他、アナハイム系の型式番号が設定されているが、これはアナハイムからの技師長らのチームが中心となって開発したためと考えられる[1]。この時得たデータはガンダムMk-Vを初めとする後の機体に活かされている。また、本機はティターンズによって開発された機体だが濃紺を基調としたティターンズカラーではなくトリコロールカラーで塗装されている。
登場作品と操縦者
- コミックボンボン
- 1999年4月号で企画されたGジェネZERO用読者公募デザインの結果発表が行われた1999年6月号が初出。優秀作となったデザインは2つで、1つはスーパーガンダムの発展系である敵拠点強襲型MS、もう1つはティターンズ開発の敵地潜入型MSとなっている。
結果発表が行われた6月号にて下記のGジェネ版デザインが「優秀作の合作」というていで「重要拠点への潜入や偵察が得意な超高機動のMSだ。」という説明書きと共に掲載されているものの、下記の通りボンボンの企画とは無関係でデザインされたため、実際はデザインも設定も公募デザインとは一切の関係性が無い。 - SDガンダム GGENERATIONシリーズ
- 出典元。上述のGジェネ版デザインが石垣純哉氏により製作され、『ZERO』で初実装された。「Mk-IIIとMk-Vを繋ぐ機体」というオーダーを受け、Mk-IIIとMk-Vの中間的デザインとなっている[2]。
装備・機能
武装・必殺攻撃
- ビーム・ライフル
- 本機専用のもの。形状はガンダムMk-Vに似る。
- ビーム・サーベル
- バックパックの右側に1基装備されている。『バトオペ2』では「ハイパー・ビーム・サーベル」表記で実装され、ビーム・カノンとしても使用可能となっている。
- インコム
- バックパックの左側に1基装備されている有線式ビーム砲。準サイコミュ兵器のため一般パイロットでも使用可能。
- シールド
- 防御用兵装。ガンダムMk-Vの物とは異なりブースターとしての機能はない。
対決・名場面
関連機体
- ガンダムMk-IVB
- アニメ雑誌『マイアニメ』(1985年10月号)掲載の雑誌企画『ウィリアム・A・ブリッジマンの手記』に登場する機体。エゥーゴにおけるガンダムMk-IVで、Ζガンダムのプロトタイプとして開発された。
- ウェアヴォルフ
- Mk-IVをベースとした実験機。ヘカーテ隊に配属されるも、「コクピット内で起きた密室殺人の現場」という不名誉な記録を残す機体となった。
- ガンダムMk-III
- この機体の上位版として本機が開発された。
- ガンダムMk-V
- サイコガンダムのデータを導入して開発された系列機。本機から得られたデータがガンダムMk-Vにも取り入れられたとされる。
- 武者ガンダムMk-IV
- 『SDガンダム ムシャジェネレーション』に登場する本機がモチーフの機体。
- エンゲージゼロ・インコム搭載型
- 『ガンダムUCE』のゲームオリジナル機体。宇宙世紀0086年時点で開発中のインコムを試験的に搭載しているが、作中世界における本機との関連性は不明。
商品情報
ガンプラ
ガレージキット
リンク
脚注
- ↑ 書籍「データガンダム キャラクター列伝[宇宙世紀編II]」98ページに掲載の本機の項に「フジタ技研からのスタッフが入ったガンダムタイプMS」との記載あり
- ↑ 石垣純哉氏のツイート