「Sガンダム (ブースター・ユニット装着型)」の版間の差分
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:MSの完全自動化を目指して造られたコンピューターシステム。正式名称は「'''A'''dvanced '''L'''ogistic & '''I'''nconsequence '''C'''ognizing '''E'''quipment(発展型論理・非論理認識装置)」。<br />Gコアに搭載された学習型コンピューターとA、Bパーツに搭載された補助機器で構成され、戦闘や機動を全て自身で判断して行う事を可能としている。ただし、それらとのリンクが絶たれた状態ではただの学習型コンピューターでしかなく、あくまでもMS形態時での運用が前提である。<br />α任務部隊に配備される際に封印されたと思われていたが実はそのままとなっており、時折リョウの制御下を離れては勝手に戦闘を行う事があった。 | :MSの完全自動化を目指して造られたコンピューターシステム。正式名称は「'''A'''dvanced '''L'''ogistic & '''I'''nconsequence '''C'''ognizing '''E'''quipment(発展型論理・非論理認識装置)」。<br />Gコアに搭載された学習型コンピューターとA、Bパーツに搭載された補助機器で構成され、戦闘や機動を全て自身で判断して行う事を可能としている。ただし、それらとのリンクが絶たれた状態ではただの学習型コンピューターでしかなく、あくまでもMS形態時での運用が前提である。<br />α任務部隊に配備される際に封印されたと思われていたが実はそのままとなっており、時折リョウの制御下を離れては勝手に戦闘を行う事があった。 | ||
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− | : | + | :背部及び脚部に装備するブースターパック。Sガンダムを構成する包括的なシステムとして高度に規格化されたコンフォマーブルユニットであり、Sガンダム、あるいはGコアとの組み合わせにより多様なモードで使用することが可能。プロペラントタンク、コ・ジェネレーター、エネルギーターミナル、大出力ブースターなどが一体化されており、操縦設備がないだけの航宙航空ユニットと呼べる。 |
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:緊急時にはコクピットブロックであるGコアやジェネレーターを分離し、被弾時のリスクを軽減可能。 | :緊急時にはコクピットブロックであるGコアやジェネレーターを分離し、被弾時のリスクを軽減可能。 |
2024年8月25日 (日) 07:12時点における最新版
Sガンダム (ブースター・ユニット装着型) | |
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外国語表記 | S-Gundam plus Booster Unit |
登場作品 | ガンダム・センチネル |
デザイナー | カトキハジメ |
スペック | |
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分類 | 試作型可変モビルスーツ (VMsAWrs) |
型式番号 | MSA-0011〔Bst〕 |
頭頂高 | 15.71m |
全高 | 19.16m |
本体重量 | 82.18t |
全備重量 | 220.13t |
主動力 | 熱核融合炉 |
ジェネレーター出力 | 12,250kw |
スラスター総推力 | 2,140,000kg (267,500kg×8) |
姿勢制御バーニア数 | 16基 |
装甲材質 | ガンダリウムγコンポジット |
センサー有効半径 | 18,800m |
搭載システム | ALICE |
開発組織 | アナハイム・エレクトロニクス社 |
所属組織 | 地球連邦軍 |
所属部隊 | α任務部隊 |
主なパイロット | リョウ・ルーツ |
概要 [編集 | ソースを編集]
Sガンダムの換装用パーツとして開発された強化バックパックを、Bパーツにアダプターを介して下半身に履かせた高速・高機動型バリエーションであり、便宜上「Bst型」と区別されている。Sガンダムが当初からユニット交換を考慮して開発され、また強化バックパックも本体と同時開発されたからこそ可能な形態である。
作動肢としての脚部を持たない「ガンダム系モビルアーマー」と形容出来るフォルムを持ち、「人型」にこだわる連邦のガンダム系MSとしては異例とも言える構成だが、用途を限定した実に合理的形態であると称する事が出来る。そのコンセプトとフォルムはジオン公国軍のジオングと共通している部分が多いとされる。
同型のブースター・ユニットを脚部と背部に計四基装着した事で、その加速性の高さは大型宇宙艦艇並の大幅な軌道移行をも可能とし、地球低軌道から単独で月軌道に達するだけの到着速度と加速度を有する。また、テールスタビレーターと肩口のAパーツ主翼を作動肢として併用する事により、攻撃時による機動性も通常MS形態時に大幅に劣る事もない。
ブースター・ユニットを二基装備したEx-Sガンダムが1,182,000kgという既存のMSを凌駕する推力を有していたのに対し、それを四基装備するBst型は更にその上を行く2,140,000kgもの推力を発揮する。全備重量も200tを超えているがその状態でも10G以上の加速力を発揮でき、ウェイブライダー形態時のΖプラスをも凌駕する程である。一方で旋回性能は高いとは言えず、高速巡航時は敵弾を回避する事は困難。特に前方から攻撃を受けると、相対速度によりダメージが大きくなるリスクを有する。そういった極端な性能故に実戦投入されるまで有人による実戦評価は行われておらず、耐Gスーツやリニアシートを持ってしてもパイロットへの負担も大きい。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
- ガンダム・センチネル
- 初登場作品。第三章でリョウ・ルーツが搭乗し、小惑星ペズンの防衛用砲台に電力を供給する発電衛星「SOL7804」破壊の為に出撃し、被弾しつつも任務を成し遂げている。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
特殊機能[編集 | ソースを編集]
- ALICE(アリス)
- MSの完全自動化を目指して造られたコンピューターシステム。正式名称は「Advanced Logistic & Inconsequence Cognizing Equipment(発展型論理・非論理認識装置)」。
Gコアに搭載された学習型コンピューターとA、Bパーツに搭載された補助機器で構成され、戦闘や機動を全て自身で判断して行う事を可能としている。ただし、それらとのリンクが絶たれた状態ではただの学習型コンピューターでしかなく、あくまでもMS形態時での運用が前提である。
α任務部隊に配備される際に封印されたと思われていたが実はそのままとなっており、時折リョウの制御下を離れては勝手に戦闘を行う事があった。 - ブースターパック
- 背部及び脚部に装備するブースターパック。Sガンダムを構成する包括的なシステムとして高度に規格化されたコンフォマーブルユニットであり、Sガンダム、あるいはGコアとの組み合わせにより多様なモードで使用することが可能。プロペラントタンク、コ・ジェネレーター、エネルギーターミナル、大出力ブースターなどが一体化されており、操縦設備がないだけの航宙航空ユニットと呼べる。
- 分離
- 緊急時にはコクピットブロックであるGコアやジェネレーターを分離し、被弾時のリスクを軽減可能。
- 換装
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- 機体各部のパーツを交換・増設する事で各種バリエーションに換装出来る。主な換装バリエーションとしてEx-S、ディープストライカーがある。
武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]
- 60mmバルカン砲
- 頭部に4門内蔵されている近接防御用武器。炸裂弾を発射する。
- テール・スタビレーター・60㎜バルカン砲
- テール・スタビレーターに4門内蔵。主に後方の敵機に対して使用される。
固定武装ではなくオプションであり、装備する場合はテール・スタビレーターそのものをバルカン砲内蔵型に換装する必要がある。 - インコム・システム
- 頭部に1基装備されている有線式の準サイコミュ兵器。オーガスタ研究所からの流出技術を使用している。その為、ガンダムMk-Vが装備している物と基本設計を共有している。
左右にビームの発射口を3門ずつ、計6門備える。1回の使用につき3発まで発射でき、回収してエネルギーを再充填すれば再使用も可能。
2次元的な軌道しか描けない為に簡易的ではあるものの、オールドタイプの一般兵でもオールレンジ攻撃を行う事が可能。ビームの出力はあまり高くないが、不意打ちに使えるなど有効性が高い。 - 大口径ビーム・カノン
- バックパックにムーバブルフレームを介して4門装備。
Sガンダムの装備の中ではコストパフォーマンスが比較的に良好であり、FAZZにも転用されている。 - ビーム・スマートガン
- 本機のオプションとして採用された長砲身のビーム・ライフル。メガ・バズーカ・ランチャーと比較して出力は劣る(それでも通常のビーム・ライフルを凌駕するレベル)が、使い勝手はこちらの方が良い。
Bst型ではスマートガン自体をブースター・ユニットのエネルギー供給コネクタに接続して使用する。
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
関連機体[編集 | ソースを編集]
- Sガンダム
- 素体。
- ディープストライカー
- ブースター・ユニットやレドーム、艦艇の主砲、Iフィールドと多数の装備を追加した状態。
- ΖプラスC1Bst型
- Ζプラスのバリエーション機。Bst型の随伴機として計画されていた。
- ジオング
- 一年戦争時に旧ジオン軍が開発したMS。その外見やコンセプトはブースター・ユニット装着型のSガンダムと共通する部分が多いとされる。
商品情報[編集 | ソースを編集]
ガンプラ[編集 | ソースを編集]
フィギュア[編集 | ソースを編集]