ソードカラミティ
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ソードカラミティ | |
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外国語表記 | Sword Calamity |
登場作品 | |
デザイナー | 大河原邦男 |
スペック | |
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分類 | 試作型モビルスーツ |
生産形態 | 試作機 |
型式番号 | GAT-X133 |
全高 | 18.26m |
主動力 | バッテリー |
装甲材質 | トランスフェイズ装甲 |
開発組織 | 地球連合軍 |
所属 | |
主なパイロット |
エドワード・ハレルソン (2号機) フォー・ソキウス (3号機) |
概要
地球連合軍が「リビルド1416プログラム」の一環として開発したカラミティガンダムの派生機。機体カラーは赤を基調としている。
「リビルド1416プログラム」とはストライカーパックシステムのコンセプトをさらに押し進めた兵装換装システムで、メインの武装や装甲だけでなく、OSなども含むモビルスーツの基幹部分も換装可能とすることで、1機種であらゆる作戦に対応できる万能機の開発を目指した計画である。本機はその計画に基づいて砲撃仕様のカラミティを接近戦仕様に変更した機体である。
カラミティの武装のほとんどは撤去され、ソードストライカーと同系列の武装に変更されている。背部にはシュラークに代わりシュベルトゲベールが装備され、両肩部の高機動スラスターはマイダスメッサーに換装。両腕部にはパンツァーアイゼンが装備され、両脚部に補助兵装としてアーマーシュナイダーが装備されている。胸部のスキュラはそのまま残されているが、機体の駆動時間延伸のため出力上限が70%に抑えられている。装備の変更で機体重量が軽量化され、運動性能や機動性が大幅に向上している。
この他、斬撃系兵器運用のためFCS及びベトロニクスにパラメータの変更が施されている。またカラミティには性能をフルに発揮させるためにブーステッドマン専用OSが搭載されていたが、本機には一般ナチュラル用に調整されたバージョンが搭載され、多くの人物が搭乗可能な機体となっている。
戦況の変化に伴い「リビルド1416プログラム」のベース機はダガーを基本としたものに移行したため、他タイプへの換装テストは実施されず、ソードカラミティの製造数は試作機3機のみに終わった。
登場作品と操縦者
- 機動戦士ガンダムSEED MSV
- 出典元。
- 機動戦士ガンダムSEED ASTRAY
- パイロットは2号機がエドワード・ハレルソン、3号機がフォー・ソキウス。
カラミティとほぼ同時期に完成され、第三次ビクトリア攻防戦で投入された。そこでジン2機を同時に瞬殺する等の戦果を挙げている。
戦闘終了後、3号機はパイロットごとオーブ連合首長国のサハク家に譲渡された。 - 機動戦士ガンダムSEED ASTRAY(小説版)
- カガリ・ユラ・アスハ抹殺の為に3号機がクサナギを襲撃したが、叢雲劾のガンダムアストレイ ブルーフレームセカンドLによって撃退されている。
- 機動戦士ガンダムSEED MSV戦記
- 第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦で2号機が投入され、ミハイル・コーストの部隊と交戦、敵機を数機撃墜して彼の乗るジンハイマニューバも追い詰めたが、ジェネシスの爆発を見て戦意を喪失して撤退を開始する。それを見て怒ったミハイルから攻撃されるが、モーガン・シュバリエのガンバレルダガーによって救われた。
- 機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY
- 停戦後に軍を脱走したエドが持ち出しており、南米独立戦争では南米軍のフラッグシップ機として運用されている。
攻め込んでくる地球軍の部隊を次々と撃退していき、最後の戦いではレナ・イメリアのソードカラミティ初号機と交戦して勝利するも、本機も破損している。その後、カイト・マディガンが秘密裏に回収・修復して自身のコレクションに加えているが、エドから返還を要求されれば応じるとしている。 - 機動戦士ガンダムSEED MSV ASTRAY
- ジンハイマニューバの鹵獲任務を終えたサーペントテールの前に2号機が現れており、ブルーフレームセカンドLと交戦した。(勝敗は不明)
- 機動戦士ガンダムSEED ASTRAY 天空の皇女
装備・機能
特殊機能
- トランスフェイズ装甲
- 通常装甲とフェイズシフト装甲を組み合わせた二重装甲。通常装甲の裏側に圧力センサーを設置し、攻撃を受けた時にのみフェイズシフト装甲をアクティブ化させる事でエネルギー消費を抑えている。また通常装甲は色が変化しないので、敵機からエネルギー残量を把握されにくい。
武装・必殺攻撃
- 15.78m対艦刀「シュベルトゲベール」
- 背部に2基マウントされている対艦刀。ソードストライカーの試作品を完成させた武装で、元とは異なり両手ではなく片手持ちの二刀流で使用される。また、2基を重ね合わせ1基の大剣のように使用することも可能。試作品では未完成だったレーザー砲がグリップエンドに内蔵されており、マウント状態は勿論、携行状態でも発射可能。
- ロケットアンカー「パンツァーアイゼン」
- 両腕部に2基装備されている有線式ロケットアンカー。ソードストライカーの物とは形状が異なり、アンカー使用時にはシールドごと射出される。非使用時には対ビームシールドとして機能する。
- ビームブーメラン「マイダスメッサー」
- 両肩部に2基マウントされている投擲武装。形状は異なるが機能はソードストライカーの物と同様。
- 対装甲コンバットナイフ「アーマーシュナイダー」
- 両脚部に2基収納されている戦闘ナイフ。補助兵装として装備されており、ストライクの物とは異なり折り畳み式ではなく、シースナイフのような形状となっている。
- 580mm複列位相エネルギー砲「スキュラ」
- 胸部に内蔵されている大口径エネルギービーム砲。カラミティから残された武装だが、出力は70%に抑えられている。
対決・名場面
関連機体
- カラミティガンダム
- ベース機。
- ソードカラミティ初号機
- 初号機。カラーリングが異なっている。
- ソードストライクガンダム
- ソードカラミティの装備はソードストライカーパックの物の改良型である。
商品情報
ガンプラ