カミーユ・ビダン
ナビゲーションに移動
検索に移動
カミーユ・ビダン(Kamille Bidan)
- 登場作品:機動戦士Ζガンダム、機動戦士Ζガンダム A New Translation、機動戦士ガンダムΖΖ、機動戦士ガンダム ムーンクライシス
- 声優:
- 種族・性別:
- 生年月日:
- 年齢:--歳
- 身長:---cm
- 体重:---kg
- 血液型:
- 所属:民間人→エゥーゴ→民間人
- 階級:なし(中尉待遇)
- 役職・称号など:MSパイロット
- 主な搭乗機:ガンダムMk-II、Ζガンダム、他
- キャラクターデザイン:
グリーン・オアシスに住む少年。両親ともに連邦軍の技術士官で、家庭を顧みない両親によって孤独な子供時代をすごす。女性的な「カミーユ」という名前にコンプレックスを持っている。非常に繊細で、感情の起伏が激しい。
登場作品と役柄
- 機動戦士Ζガンダム
- エゥーゴの「ガンダムMk-II強奪事件」に巻き込まれ、どさくさにまぎれてエゥーゴに参加。以降エゥーゴのニュータイプとして活躍する。原作者であり総監督の富野氏曰くニュータイプ能力は最も高いがその力故に最終決戦で精神崩壊、以降戦いから身を引く。
- 機動戦士Ζガンダム A New Translation
- 人の痛みを理解しない人間に対して怒りをあらわにし、これを否定していったTVと比べ、暴力的でヒステリーな面はややなりを潜めている。エゴで人を傷つける人間を否定したTV、視野の狭い人間を否定した新訳の差だと言える。最後はシロッコの怨念を防ぎ、無事に生還した。
- 機動戦士ガンダムΖΖ
- 地球のダブリンで介護を受ける生活をしているが、神懸かり的なニュータイプ能力は健在で幾度もジュドー達をその力で導いた。アクシズ抗争後、精神面でも回復していることが描写されているが、その後の消息は定かではない。
- 機動戦士ガンダム ムーンクライシス
- 医者となり、月面のグラナダ市でファと共に生活している。
人間関係
- ジェリド・メサ
- 名前を馬鹿にされて殴り、ティターンズ様の顔に傷つけたと捕らえられたのがそもそものきっかけ。互いに相手の大事な人を殺し、殺される関係。『機動戦士ガンダム』のアムロとシャアみたいな関係になると思われたが、それにしてはジェリドの能力、キャラクター性が足りずにヤザンやシロッコにいいところを奪われてしまった。
- フォウ・ムラサメ
- 「名前コンプレックス」が共通しているからか、それとも強化人間とニュータイプという似たような状態だからか、恋に落ちる。が、ララァを思わせる悲劇的な結末に。
劇場版では二人の関係性は大きく変わっている。 - ロザミア・バダム
- カミーユを兄とする偽の記憶を植えつけられ、慕う。戦場で再会したときはそのときの彼女ではなくなっており、カミーユは自らの手で撃破する。実際はロザミアの方が年上なのだが…。
劇場版では記憶云々からのカミーユとの絡みは省略され、ただギャプランでブラン・ブルタークとともに強襲を仕掛けただけの1パイロットになり下がってしまった。ところが死んだ描写もないくせに、なぜか最終決戦の死者の魂があれこれするシーンに現れ、ちゃっかりフォウ・ムラサメばりのヒロイン的ポジションを頂いている。 - ファ・ユイリィ
- 幼馴染。カミーユはいろいろな女に惚れたり影響を受けたりしたが、最終的には彼女のところに落ち着いたようだ。
- エマ・シーン
- レコア・ロンド
- サラ・ザビアロフ
- ハマーン・カーン
- クワトロ・バジーナ(シャア・アズナブル)
- アムロ・レイ
- ブライト・ノア
- カイ・シデン
- ハヤト・コバヤシ
- アストナージ・メドッソ
- トーレス
- シンタ
クム - パプテマス・シロッコ
- ジュドー・アーシタ
名台詞
TV版
- 「カミーユが男の名前で何で悪いんだ!俺は男だよ!」
- ジェリドに軽口を叩かれ激怒しながら鉄拳一発!この行動がお互いを不幸一直線に呼び込む。アニメ史における初の「キレる若者」が主人公になった瞬間か。
- 「そこのMP!一方的に殴られる痛さと怖さを教えてやろうか!」
「ははははは!ざまあないぜ!」 - 第1話で自分をボコボコにしたMPを第2話で奪ったMk-IIで仕返ししようとした時の台詞。流石に殺すまでには至らなかったが、生身の人間に対してバルカンを乱射したり踏み潰そうとして、この台詞をのたまっている。
なお、彼のエキセントリックな面が抑えられている劇場版においても、このシーンはカットされていない。 - 「一人で組織に対抗しようとして敗れた、馬鹿な人です」
- クワトロ・バジーナの偽名を使っていたシャア・アズナブル本人に、シャアを知っているかと問われた時の返答。
しかし後にカミーユ自身も、一人で戦争を続ける世界に対抗しようとして敗れ去るのだった。 - 「自分だけが特別だと思うな!あの人が喜ぶものかよ、生き返るのかよ!」
- ライラを殺されたジェリドに対しての台詞。
- 「ぼ、暴力はいけない…」
- 正式にエゥーゴのパイロットになってまだ日が浅い第9話にて。ミーティングに遅刻して言い訳しまくった為、幹部のウォン・リーに気絶するまでカンフーでボコボコにされ、ノックアウト寸前での一言。他人の事言えないと思うのだが…(気がついた後もエマやクワトロに愚痴を垂れた為『自分の都合で大人と子供を使い分けないで!』と当然のように説教を食らう。正しく真剣に怒ってくれる大人に囲まれて幸せな事である)。
- 「歯ぁ食いしばれぇ!そんな大人、修正してやる!」
- 第13話、あからさまにバレてるのに、気取ったはぐらかしを繰り返して自分をシャアだとはっきり認めないクワトロを殴った時の台詞。
- 「好きさ!自分の名前だもの!」
- フォウに「今でも自分の名前が嫌いか」と問われて。カミーユのコンプレックスがフォウによって救われた瞬間である。
劇場版では「自分の名前は今でも好きか」と問われ、「とっくに好きさ!自分の名前になっているもの!」と答えている。やや冗長な上に日本語として会話が成立していないような…。 - 「僕はもう貴方の事をクワトロ大尉とは呼びませんよ。貴方はシャア・アズナブルに戻らなくてはいけないんです!」
- キリマンジャロにて息絶えたフォウを横抱きに抱えながら。結論から言えばダカール演説編の伏線なのだが、お話の流れ的には唐突であり、生き返ったフォウがまた劇作的に安易な方法で殺される等視聴者が振り回されているときにでてくるセリフなので取ってつけた感が強く、BGMや雰囲気はカッコイイものの意味不明である。しかも、結局物語終了までカミーユは「クワトロ大尉」と呼び続ける。(実際にクワトロを「シャア」と呼ぼうとしたが妙に違和感のある表情を見せ、それに対してシャアも「クワトロでいい」と返している)
- 「何故そうも簡単に人を殺すんだよ!死んでしまえ!」
- カミーユというアニメ的に爽快な人物をワンセンテンスであらわした最高の迷言。「Vガンダム」のウッソのようにいつまでもうじうじ悩んで尺を稼ぐことはなかった。
- 「ニュータイプも、強化人間も、結局何もできないのさ」
「できることといったら、人殺しだけみたいだな」
「気にしてなんていませんよ。気にしてたら、ニュータイプなんてやってられないでしょ?」 - 原作48話、精神崩壊し暴走するロザミアのサイコガンダムMk-IIをやむなく撃墜した後、自虐を連発した。崩壊の予兆が見て取れ、労ろうとしたクワトロも言葉を失ってしまった。
- 「遊びでやってんじゃないんだよー!」
- 第49話より。戦闘を狩猟のように楽しむヤザンを断罪する叫び。同時にカミーユとΖガンダムがピンク色に光り出してハイパー化を始め、例のハイパー・ビーム・サーベルでヤザンのハンブラビを両断する。
- 「本当に排除しなければならないのは、地球の重力に魂を引かれた人間達だろう!?けど、そのために大勢の人間が死ななければならないのは、間違っている!!」
- シロッコ、ハマーンと対峙して。フォローしているとは言え、何気なくとんでもない事を言っている。
- 「この戦いで死んだ人は、それで世界が救われると思ったから死んだんです!僕もあなたを信じますから!」
- 最終決戦にて、クワトロに対して「こんなところで何をやっているんだ」と一喝して。皮肉にも、カミーユが信じたシャアはこの数年後に地球潰しを行うのだが……。
- 「わかるまい!戦争を遊びにしているシロッコには、この俺の身体を通してでる力が!」
- シロッコとの最終決戦時の台詞。
- 「ここからいなくなれー!」
- ウェイブライダーによる突撃をシロッコに仕掛けた時の台詞。
- 「あ…大きな星がついたり消えたりしている…。あはは。あぁ、大きい!彗星かな?いや違う、違うな。彗星はもっとこう、バーッて動くもんな!」
「暑苦しいなぁ、ここ。うーん…出られないのかなぁ?…おーい、出してくださいよ。ねぇ!」 - 正に全身全霊をかけてシロッコを打倒したカミーユであったが、これまでの精神的な疲弊の為に遂に精神崩壊をしてしまった際の台詞。
劇場版ではシロッコに完全勝利し、精神崩壊しないためこのセリフはない。
劇場版
- 「戦争に女性を利用するなんて、まともじゃないよ!」
- 劇場版でサラをシロッコから離そうと必死に説得する。まったくの正論だが、クワトロ……シャアが女性を戦争に利用し続けた事は皮肉としか言いようがない。
- 「本当に排除しなければならないのは、地球の重さと大きさを想像できないあなたたちです!」
- シロッコ、ハマーンと対峙して。目的のための犠牲を省みないエゴを否定している、といったニュアンスをより強調している。
- 「女たちの所へ戻るんだ!」
- ウェイブライダーによる突撃をシロッコに仕掛けた時の台詞。