機動戦士ガンダム ウェアヴォルフ
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機動戦士ガンダム ウェアヴォルフ | |
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外国語表記 | Mobile Suit Gundam WEARWOLF |
原案 |
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脚本 | 重信康 (チーム・バレルロール) |
発売元 | KADOKAWA |
掲載誌 | 月刊ガンダムエース |
出版社 | KADOKAWA |
発表期間 | 2023年6月26日~ |
概要
『宇宙戦艦ティラミス』の伊藤亰が描く『機動戦士Ζガンダム』の外伝作品。
モビルスーツのコクピットで起きた密室殺人事件に端を発するミステリー作品で、ガンダムシリーズでも珍しく殺人事件の解決を目的としている。また、会話と投票で人狼を探し出す「人狼ゲーム」をテーマにしている側面もあり、タイトルの「ウェアヴォルフ」もそれを現したものである。
ストーリー
宇宙世紀0087――ティターンズ特務部隊《ヘカーテ》は新型モビルスーツの極秘試験任務中にエゥーゴからの奇襲を受け、アクシズ勢力圏へと漂流する事になってしまう。
孤立した《ヘカーテ》に迫るアクシズの軍勢……万事休すの状況下、エースパイロットである羅セッドがガンダムタイプの新型試作機でこれを一蹴。
だが、死地を生き延び安堵する《ヘカーテ》一同の前に、艦内での密室殺人という前代未聞の事態が立ち塞がる――!
登場人物
ヘカーテ隊
- リュコス・フレイバーグ
- 中佐。その能力をバスク・オムに見出されヘカーテの艦長を務める若き天才。
保安部の全滅した中、艦内で起きた殺人事件に対し、投票で疑わしき者を決め、軟禁拘束するという代替案を提示する。 - オクリーヌ・ワーグ
- 少佐。リュコスの推薦により任官されたヘカーテ副長。東欧の名門貴族出身。
- ロビンソン・シュライカー
- 大尉。癖の強いパイロット達をまとめるMS部隊隊長。自分を親と慕うラセッドを息子同然のように可愛がっていた。
- ラセッド・グレンドン
- 中尉。ヘカーテMS部隊のエース。「ウェアヴォルフ」のテストパイロットだったが、戦闘中にコクピット内で謎の死を遂げる。
- クロコッタ・ムアサド
- 少尉。MSパイロット。気さくでマイペースな性格。
- ヴァーリ・キドゥ
- 少尉。MSパイロット。やや軽率な言動が目立つお調子者。
- レト・シーア
- 少尉。MS補欠パイロット。クールで社交性に乏しく、隊内では孤立気味だった。ラセッドからハラスメントを受けており、彼を殺害した容疑をかけられたくないという動機から殺人事件の捜査を開始する。
- マカミ・タルボット
- 軍曹。ヘカーテのメカニック。レトと同じくラセッドからハラスメントを受けており、それを口実に殺人事件の犯人に仕立て上げられそうになるが、レトと共に真相究明の為に行動する。
- アジャク・アンジン
- ヘカーテの医師。死体の隣で食事をするなど、殺人にも動じないエキセントリックな性格。
- マリネット・ネウリアン
- ヘカーテ看護士。アジャクの奇矯さに頭を悩ませる。
- ウルマ・フルール
- ヘカーテのオペレーター。ラセッドとは将来を誓いあった仲だった。
- ハル
- マカミが所有するハロ型のペットロボット。
アクシズ
エゥーゴ
- ヴコドラク
- エゥーゴからアクシズに接触した情報提供者。
登場メカ
ティターンズ
エゥーゴ
アクシズ
用語
- ヘカーテ隊
- ペガサス級強襲揚陸艦《ヘカーテ》を旗艦とするバスク・オム麾下のティターンズ特務部隊。ゼブラゾーンにおける新型機の極秘性能評価試験任務中にエゥーゴの奇襲を受け、エンジントラブルから月軌道外縁を漂流する事になる。保安要員を欠く中で起きた殺人事件に対し、アクシズの襲撃を受けながらこれの解決を迫られる。
- ウェアヴォルフ事件
- ヘカーテで起きた殺人事件の通称。
各話リスト
話数 | サブタイトル | 備考 |
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1 | The first Victim | |
2 | 吊るされるべき者 | |
3 | 銃弾とナイフ | |
4 | 助手と探偵 | |
5 | 宇宙に吠える | |
6 | 狼は誰? | |
7 | 告発の刻 | |
8 | 裁かれざるもの |