ラクシャサ
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ラクシャサ | |
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外国語表記 | Rakshasa |
登場作品 | ADVANCE OF Ζ 刻に抗いし者 |
デザイナー | 片貝文洋 |
スペック | |
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分類 | 宇宙用試作型モビルアーマー |
生産形態 | 試作機 |
型式番号 | RX-136-1 |
主動力 | 熱核融合炉 |
開発組織 | ティターンズ |
開発拠点 | ゼダンの門工廠 |
所属 | ティターンズ |
母艦 | サラミス改級トブルク |
主なパイロット | ユーイン・バーダー |
概要[編集 | ソースを編集]
ティターンズがゼダンの門工廠で開発した大型モビルアーマー。名称の由来となる「ラクシャサ(羅刹娑)」とはヒンドゥー教における鬼神であり、仏教圏では十二天の一神「羅刹天」となる。
旧ジオン公国軍のビグロなどと同じく、高速離脱戦闘を指向して開発されており、直線機動での加速性能は同時代のモビルスーツを大きく上回る。元々は可変モビルアーマーとして開発が進められていたが、結果として非可変のモビルアーマーとして完成に至っており、設計の名残として機体上下に展開可動アームが備わっている。モビルアーマーとしては珍しく、兵装の一部が外付けのオプション方式となっており、ミッションに応じて換装が可能となっている。
翼を広げた鳥のような機体形状が特徴で、放熱板として機能する主翼や機首の形状にはハンブラビとの共通点が見受けられる。機体構造は機首のコクピット・ブロック兼脱出艇と主機関を備えた胴体、その左右に設けられた2対の展開可動式アームで構成される。オプション兵装は胴体上部に装着可能で、Iフィールド・ジェネレーターを標準装備している。
全2機がグリプス戦役に投入され、1号機はIフィールドの出力が不安定であったが、2号機は出力の安定化により機体全面に展開可能となっている。
なおその機体サイズから巡洋艦の設備に収まらないため、アレキサンドリア級やドゴス・ギア級といった大型艦艇での運用を想定しているが、新型機を熱望したユーイン・バーダーによってサラミス改級の船腹に固定する形で強引に運用されることとなった。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
- ADVANCE OF Ζ 刻に抗いし者
- 初登場作品。宇宙に出たユーイン・バーダーの乗機として運用された。1号機はコンペイトウでの戦闘でシャーマン・フレームの性能を発揮したガンダム[ケストレル]との戦闘で失われ、2号機もコロニーレーザーを巡る戦闘でメタス[エーヴィ・アルヴァ専用機]の援護を受けたソウイチ・オビノの乗るリック・ディアス[デルフォイ所属機]の攻撃により撃破された。いずれの戦闘でもバーダーは脱出艇によって脱出している。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
特殊機能[編集 | ソースを編集]
- Iフィールド・ジェネレーター
- ビームを偏向することで無効化する装置。1号機は前面にしか展開できなかったが、2号機は出力の安定化により機体全面に展開することが可能となっている。
- 分離
- 機首部分を分離することで脱出艇として機能する。この部位だけでも通常のMSに匹敵するサイズである。
武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]
- 上部クロー
- 機体上部両側面の主翼に備わっている大型クロー。クロー中央部には大出力のビーム・サーベルが内蔵されている。また主翼は展開可動式アームにより可動させることが可能。
- 脚部クロー
- 機体下部両側面に備わっている展開式の大型クロー。3本爪のクローが格闘兵装として機能する他、着地する際の設置面ともなる。機体に比例してサイズが大きく、MSを軽々とつかめるほどである。
- ヒート剣
- 大型クロー中央部に内蔵されている加熱式の実体剣。実体剣は伸縮式となっている。
- メガ粒子砲
- 機体上部に装備可能な長砲身の高出力メガ粒子砲。基部に射撃レーダーと放熱版が備わっている。1号機は1門、2号機は2門装備している。
- 18連装誘導弾発射機
- 機体上部に装備可能な誘導弾発射機。照準用のバトルアンテナとセットになっている。1号機のみ装備した。
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
関連機体[編集 | ソースを編集]
- ハンブラビ
- MA形態に一部共通点が見られる。
- ガンダムGP-羅刹 / ガンダムGP-羅刹天
- 本機と機体名の由来を同じくする機体。