第二次ネオ・ジオン抗争
第二次ネオ・ジオン抗争(Second Neo-Zeon movement)
宇宙世紀0093年に勃発した地球連邦軍とシャア・アズナブル率いるネオ・ジオンとの戦争で、機動戦士ガンダム 逆襲のシャアの舞台となる。「シャアの反乱」、「第二次ネオ・ジオン戦争」とも呼ばれる。
難民用コロニーのスウィートウォーターを占拠して地球連邦政府に宣戦を布告し、小惑星5thルナを当時の地球連邦軍の本部だったラサに落下させて壊滅させるまでに至り、ロンデニオンにおける会談でネオ・ジオンへのアクシズ譲渡で和平交渉を成立させたかにみえたが、その後、ネオ・ジオン軍はルナツーを急襲して核を奪い、アースノイドの粛正のためにアクシズの地球への落下を目論むことになる。
ロンド・ベル隊の活躍でネオ・ジオン軍を撃退しながらもアクシズの地球落下は不可避の状況に陥いるが、νガンダム搭乗のアムロ・レイを筆頭に、両軍のモビルスーツパイロットがアクシズ落下を防ぐためにアクシズに取りつき、最後はνガンダムのサイコフレームの共振によってアクシズは地球圏内を離れ、第二次ネオ・ジオン抗争は終結する。また、この時にアムロとシャアは行方不明となった。
関連人物
その後の地球圏
アクシズ阻止時に起きた不可解な出来事は一部の人間からは「アクシズ・ショック」と称されている。以後のロンド・ベル隊はネオ・ジオン軍の残存勢力掃討にあたっていたが、宇宙世紀0096年、連邦政府の最高機密「ラプラスの箱」をめぐる事件が発生する。
宇宙世紀100年。ジオン共和国の自治権は地球連邦政府に返還され、事実上によりジオン公国は消滅。
宇宙世紀0105年。「マフティー・ナビーユ・エリン」を名乗る人物が、依然として高圧的な政策を取り続ける連邦政府への抵抗を試みる。しかし、地球連邦軍キルケー部隊に逮捕され、処刑された。
宇宙世紀0120年代には、元ホワイトベースのクルーであるジョブ・ジョンがガンダムF90の開発に関わっている。また、宇宙世紀0120年から0122年の2年間、火星へと逃げ延びたジオン公国軍の残党がオールズモビル(火星独立ジオン軍)として連邦軍と対立したが、鎮圧された。
交戦勢力
関連用語
- 第一次ネオ・ジオン抗争
- 本抗争の3、4年前にエゥーゴとネオ・ジオン間で勃発した軍事衝突。
- サイコフレーム
- 両軍のフラグシップ機に採用された特殊素材。
- ラプラス事変
- 本抗争の5年後に連邦軍とジオン系残党組織の間で発生した軍事衝突。