ブラレロ
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ブラレロ | |
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外国語表記 | Bra-Rello |
登場作品 | MSV-R |
デザイナー | 大河原邦男 |
スペック | |
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分類 | ニュータイプ専用量産型モビルアーマー |
型式番号 | MAN-00X-2 |
主動力 | 熱核融合炉 |
開発組織 | ジオン公国軍 |
所属 | ジオン公国軍 |
概要
ジオン公国軍のニュータイプ専用量産型モビルアーマー。ザクレロをベースに開発された。
グラナダ基地でサイコミュシステムを使用したブラウ・ブロの有線コントロール式メガ粒子砲技術の実証検証は成功し、それと同時に同システムをダウンサイジング化した物を搭載したモビルスーツ、あるいはモビルアーマーの開発が命じられた。その理由としてブラウ・ブロは大型突撃艇並みの大きさであったため、量産に向かないと判断されたためである。
開発陣がダウンサイジング機の候補に挙げたのはザクIIとザクレロであり、その案は了承され前者はサイコミュシステム初期試験型ザク、サイコミュ試験用ザク、サイコミュ高機動試験用ザクへと発展することとなる。もう一方のプランは量産計画の頓挫したザクレロを再利用して、新たにニュータイプ対応の量産機を開発するものであった。
本機は先行生産されたザクレロをベースにわずか1ヶ月で改造された。機体後部にはブラウ・ブロの物の小型化を目指した有線メガ粒子砲が装備され、口部に搭載されている拡散メガ粒子砲にはシャッターが設けられている。プロペラントタンクも増設され、稼働時間が延長されている。コックピットはタンデム化されており、ニュータイプ能力が発揮できない場合でも通常パイロットによって操縦可能となっている。ア・バオア・クーにて腕部も改修され、ヒート・ナタも有線制御式となっている。これにより計4基の攻撃ユニットによるオールレンジ攻撃が可能となった。テスト結果は良好であり、高い攻撃性能を発揮した。
ア・バオア・クーに送られた本機はニュータイプのトレーナー機として運用された。後にア・バオア・クー防衛任務のために配置転換され、腕部を改修して実戦に参加している。
登場作品と操縦者
- MSV-R
- 出典元。一年戦争の末期である12月下旬頃に、腕部改修後のテストフライトに向かう本機が撮影されている。本機は稼働した時期の記録や腕部改修前の姿が発見されておらず、フラナガン機関に残された設計図等のみ確認されている。
装備・機能
武装・必殺攻撃
- 拡散メガ粒子砲
- 機体中央部に内蔵されているメガ粒子砲。メガ粒子砲は改修前と変わりないが、非使用時に遮断するシャッターが追加されている。
- 4連装ミサイルランチャー
- 機体両側面に装備されているミサイル。
- 有線制御式メガ粒子砲
- 機体後部に2基装備されている有線制御式のメガ粒子砲。ブラウ・ブロの物より小型化されている。エネルギーは本体のパワーコンデンサーから供給される。
- 有線式大型ヒート・ナタ
- 両腕部に装備された有線制御式のヒート・ナタ。出力の限界からメガ粒子砲の代替案として採用された。実戦での効果は確認されていない。