ミライ・ヤシマ
ミライ・ヤシマ | |
---|---|
外国語表記 | Mirai Yashima |
登場作品 | |
声優 |
|
デザイナー | 安彦良和 |
プロフィール | |
---|---|
種族 | 人間 |
性別 | 女 |
年齢 | 18歳 (1st) ⇒ 26歳 (Ζ) ⇒ 32歳 (CCA) ⇒ 41歳 (閃ハサ) |
身長 | 163cm |
職業 | 民間人 ⇒ 軍人 ⇒ 民間人 |
所属組織 | 民間 ⇒ 地球連邦軍 ⇒ 民間 |
所属部隊 | ホワイトベース隊 |
役職 | ホワイトベース操舵手 |
階級 | 少尉 |
概要
機動戦士ガンダム
ホワイトベースの操舵手。18歳。元々は避難してきたサイド7の民間人であったが、スペースグライダーのライセンスを持っていたために操舵手となった。
性格は温和の一言で、母性的な女性。ホワイトベースのブリッジにおいても前に出ることはなく、常に控えめ。しかし平時のホワイトベースでは「お袋さん」的な存在で、普段はカツ・レツ・キッカの面倒を見たり、山のような洗濯物を抱えているなど家庭的な姿が見られ、クルーの精神的な支えともなっていた。余談だが年頃のアムロに洗濯物はないかと尋ねてデリカシーがないとボヤかれたり、この時点からして良きお母さんの片鱗が見られた。
といっても決してか弱いわけではなく、毅然とした態度を取るべき時は取り、心労で倒れたブライトに代わって艦長代理もこなすなど、強い女性の部分もしっかりと持っている。
物語中盤以降、わずかながらニュータイプの素養を見せるようになり、鋭い洞察力(カンのようなものと称していたが)を時折発揮することがあったものの開花することはなく、その後は地球に降りて家庭に入ったため、最後までニュータイプ化することはなかったようだ。
元々は名家ヤシマ家の令嬢であり、サイド6の監察官であるカムラン・ブルームは婚約者であったが、彼の態度に失望しており、スレッガー・ロウと相思相愛になるが、ソロモン攻略戦で死別し、最終的にはブライト・ノアと結ばれた。意外や多くの男性からアプローチを受けるという魅力的な女性として描かれている。
機動戦士Ζガンダム
一年戦争後、ブライトと結婚して「ミライ・ノア」となり、ハサウェイとチェーミンの2子をもうけており、ホンコン・シティで生活していた。軍人となったブライトとは半年会えないなどもザラであったが「夫のことを理解するようになると通じ合える」と、気にしてはいなかった。ベルトーチカ・イルマに対して人生の先輩として、また一人の女性として助言を行うなどした(彼女からはまったく理解できない、とその効果はなかったようだが)。
ホワイトベース時代からすでに見せていたように良妻賢母の教科書のような女性になっており、ブライトからは「あれはニュータイプのようなもの」と称されていた。
ベン・ウッダーにより人質にされるが、カミーユ達の活躍で解放された(TV版のみ)。
機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
シャアの地球寒冷化作戦に際して、二人の子供と共に宇宙に上がろうとしたが、アデナウアー・パラヤの割り込みのせいでハサウェイしかシャトルに乗せられず、自身はチェーミンと共に地球に残った。シャアのアクシズ落としを聞きつけた住民たちとホンコン・シティを脱出しようとするさなか、地球から見えるほどに接近したアクシズを虹色の光が押しのけてゆく光景を見上げる。
地球連邦軍のキャリア組としては英雄といって差し支えないブライト・ノアの家族(また本人も政府高官の娘で一年戦争を戦い抜いた)にしてはホンコン・シティの綺麗とはいいがたい雑居ビルで生活しているなど、あまりその立場にふさわしいとは思えない環境にあった。
機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ
第二次ネオ・ジオン抗争終結後に宇宙へ上がり、ロンデ二オンで暮している。最後の任務に向かう夫を見送った。
登場作品と役柄
人間関係
- ブライト・ノア
- 夫。
- スレッガー・ロウ
- 恋愛関係にあった。
- カムラン・ブルーム
- 婚約者。
- ハサウェイ・ノア
- 息子。『閃光のハサウェイ』にて連邦政府の陰謀により夫が彼を処刑したと報道されてしまう。
- チェーミン・ノア
- 娘。
- シュウ・ヤシマ
- 父。「ORIGIN」で登場。有数の大企業ヤシマカンパニーの代表で、シャアとセイラの養父テアボロ・マスと親交があった。
デアボロ・マスがザビ家に命を狙われる立場にあることやその理由を知っていたことから、かなり深い関係にあるらしく、ヤシマカンパニーが所有するテキサスコロニーへの移住を勧めていた。
名台詞
- 「シャアならやるわ。母さんも昔戦ったことがあるから分かるの。」/「地球の人は荒れるばかりでしょう?シャアは、純粋すぎる人よ……。」
- 逆襲のシャアより。地球のニュース報道ではネオ・ジオン軍は武装解除したと発表されていたが、実は巧妙に仕掛けられた罠であった。これを見抜いたアムロとロンド・ベル隊であったが、ミライもシャアという人間を誤解なく理解していたからこそ「シャアならやる」と感知していた。なお、シャアを純粋な人と称したのは、劇中では彼女とララァ・スンの二人の女性だけである。