マン・ロディ
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UGY-R41 マン・ロディ (Man Rodi)
- 登場作品:機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ
- デザイナー:形部一平
- 分類:量産型モビルスーツ
- 装甲:ナノラミネートアーマー
- 全高:17.1m
- 本体重量:40.6t
- 主動力:エイハブ・リアクター
- 開発組織:不明(ロディ・フレーム)、ブルワーズ(レストア)
- 主なパイロット:昌弘・アルトランド、ビトー、アスマン、デルマ、ペドロ、他
ブルワーズの量産型モビルスーツ。同組織の主力機として運用されている。
本機は「ロディ・フレーム」を流用したレストア機で、積載重量の限界ギリギリまで強度を向上させた超重装甲と高い出力を持つ。このフレームは厄祭戦の中期に量産された物であり、圏外圏で長期に渡って運用された主力機によく採用されていた。その汎用性の高さと癖の無さから「特徴の無さが特徴的」と評され、重装甲機体のフレームとしても適している。コクピットには阿頼耶識システムが採用されている。
ブルワーズが宇宙海賊である事から宇宙空間での運用に特化されており、鈍重そうな外見に似合わず各部のスラスターによって柔軟な挙動を可能としつつ高い機動力を有する。しかしその重量から推進剤の消費もかなり多く、長時間運用には不向き。
装備している武器は近・中距離戦用の物を充実させており、重装甲に物を言わせて対空砲火を無理やり突破し、ターゲットとなる商船に即座に取り付いてブリッジを制圧するという戦法を基本としている。
重力下ではその重装甲が仇となる事から、主だった運用記録は存在しないとされる。
登場作品と操縦者
- 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ
- パイロットは昌弘・アルトランド、ビトー、アスマン、デルマ、ペドロ、他。
鉄華団とタービンズを襲撃し昭弘のグレイズ改を追い詰めたが、参戦した三日月のガンダム・バルバトスによってペドロ機が撃墜される。一方でモビルワーカーを大破させて乗っていたタカキに重傷を負わせ、昌弘機が一度鹵獲する。だが昭弘に奪還され、タービンズからの攻撃と推進剤の残量の問題もあって撤退した。その後の再戦では鉄華団とタービンズの作戦に乗せられて数機が撃墜され、昌弘機もクダルのガンダム・グシオンの攻撃から昭弘を庇って大破した。
ブルワーズ壊滅後、残存していた機体は全て鉄華団とタービンズが鹵獲し売却された他、搭載されていた阿頼耶識システムがガンダム・グシオンリベイクや流星号に流用されている。
装備・機能
武装・必殺攻撃
- バルカン砲
- 頭部に2門内蔵されている。
- サブマシンガン
- 携行式の実弾兵器。広く流通しており、ナノラミネートアーマーが相手でも傷をつけられる程度の威力がある。
重量が軽く使い勝手が良い上に比較的安価である事から、海賊が好んで使用している。
不使用時にはリアスカートにマウント可能。 - ハンマーチョッパー
- 鉈状の格闘武器。対象に向かって振り下ろし叩き切る他、峰側の先端部にある突起をハンマーとして使用する事も可能。
こちらも不使用時にはリアスカートにマウントされる(ラックは一つしかない為、サブマシンガンと同時にマウントする事は不可能)。 - 手榴弾
- サイドスカートに格納されている球体状の投擲武器。
対決・名場面
関連機体
- ガンダム・グシオン
- ブルワーズが所有しているガンダム・フレーム機。マン・ロディと似た外見となっている。
- ガンダム・グシオンリベイク、流星号
- マン・ロディの阿頼耶識システムを流用している。
- スピナ・ロディ
- マン・ロディと同じくロディ・フレーム由来の作業用MS。
- ランドマン・ロディ
- エドモントン戦の後、鉄華団が新たに開設した地球支部の機体として改修したもの。宇宙での戦闘しか想定していなかった本機であったが、改修によって地上戦用機となった。
- ガルム・ロディ
- ロディ・フレームの持つ汎用性を重視して開発された機体。機動力・防御性能が両立されている他、大規模な装備換装無しで宇宙・重力下双方での運用が可能。
- ハクリ・ロディ
- 傭兵であるハクリ兄妹が、大破したマン・ロディを独自改修して完成させた機体。バックパックに可動式のブースターを搭載し、本来持っていた阿頼耶識システムは除かれている。全2機が完成しており、兄サンポの機体は左肩と頭部を青色に塗装したブルーショルダーが特徴。妹ユハナ機は左肩と頭部を黄色で塗られたイエローショルダー。なお本来ガンダム・グシオンの武装である大鉈のグシオンチョッパーをサンボ機が、長柄のグシオンアックスをユハナ機が装備している。
- ラブルス
- 月面コロニーを支配するマフィア『タントテンポ』の要人警護用MS。装甲形状はマン・ロディに似るが、通信機能やセンサー増設で大型化した頭部や重力下での運用も想定した脚部を有している。