シェルフ・シェフィールド

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シェルフ・シェフィールド
外国語表記 Shelf Sheffield
登場作品 機動戦士ガンダム シルエットフォーミュラ91
声優 稲葉実
デザイナー 小林利充
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プロフィール
異名 焔の虎
種族 人間 (スペースノイド)
性別
年齢 23歳
所属組織 クロスボーン・バンガード
所属部隊 ダーク・タイガー隊
階級 大尉
主な搭乗機
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概要[編集 | ソースを編集]

クロスボーン・バンガードに所属する「焔の虎」の異名を持つエースパイロット。MS試験部隊「ダーク・タイガー隊」の指揮官を務めるだけはある優秀な能力の持ち主で厳格な人物であるが、部下想いでもある。同じCV軍の「黒の戦隊」の指揮官であるザビーネ・シャルとは年も近く、盟友であったと言われている。

宇宙世紀0123年2月、彼が率いるダーク・タイガー隊はサイド3と月の中間に位置する「ゼブラゾーン」においてデナン・ゾンのテストをしていたが、同宙域で同じくMSの運用テストを行っていたアナハイム・エレクトロニクス社の試験艦「ブレイウッド」の部隊と遭遇してしまい、クロスボーン・バンガードの存在を秘匿するためブレイウッドの撃墜を試みる。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

機動戦士ガンダム シルエットフォーミュラ91
出典元。同企画における敵側のポジションであり、ブレイウッドが逃げ込んだ元ネオ・ジオンの軍人たちが隠れ住むスペースコロニーに対し包囲網を敷き、ブレイウッドのMS部隊の殲滅を試みている。
機動戦士ガンダム シルエットフォーミュラ91 (小説版)
ザビーネ・シャルと親友の間柄という設定が設けられている。ブレイウッド隊との再戦時にはトキオ・ランドールシルエットガンダムに狙いを定めたが、機体のバランス調整を切った相手の離脱を許してしまう。その後、部隊はブレイウッドが逃げ込んだ元ネオ・ジオン残党の住むコロニーを包囲し、ブレイウッドの脱出を阻止しようとするが、ネオ・ジオンの暗号解析によりバズ・ガレムソン率いる部隊がクロスボーン・バンガードと連携してブレイウッド共々ネオ・ジオン残党の殲滅を画策している事が判明。自分達が利用されていた事を知ったシェフィールドはブレイウッドへの攻撃を中止し、ガレムソンの部隊への攻撃を決定。道中、トキオを襲っていたガレムソンの部下であるヘス大尉のヘビーガンを撃墜し、トキオに事の真相を伝えた後、ガレムソンの下へ向かった。ただ、その段階で物語が完結するため、ガレムソンとの対決がどうなったかは明らかになっていない。
機動戦士ガンダム シルエットフォーミュラ91 (漫画版)
こちらではブレイウッド隊との再戦時にハーディガンGキャノンマグナの2機と交戦するも、僚機を撃墜されたため撤退。ゼブラゾーンの7バンチコロニーに停泊し、協力者であるネオ・ジオン難民と連絡を密にして、同コロニーに逃げ込んだブレイウッドの動向を見守った。その後、裏取引のためガレムソンと接触するも相手の策略により同行していたオバリーが死亡。シェフィールドは乗機を損傷しながらも辛うじて離脱する。その後、ネオ・ジオン難民の委員長を介してブレイウッド隊に事の真相を伝えたシェフィールドは、部隊を率いてガレムソン率いるエイジャックスのMS部隊と交戦。ガレムソンのネオガンダムと再び対峙するも決着はつかず、最終的にブレイウッド隊の活躍によりエイジャックス隊が壊滅したのを見届けると宙域を離脱した。
SDガンダム GGENERATIONシリーズ
『SF91』が初参戦した「F」で初実装。ドクターJ役などを務める稲葉実氏によるボイス収録が行われた。
エース・パイロットログ[U.C.編]
宇宙世紀100年代以降の人物では唯一掲載されている。
月刊モビルマシーン
VOLUME 21にてゲトル・デプレが「ザビーネ・シャルやシェルフ・シェフィールドなどの撃墜王もオールズモビル戦役に参加していたようです」とコメントしている事から、いずれかのオールズモビル戦役に参戦していた事が窺える。さり気なくザビーネと共に名前を列挙しているのがポイント。

人間関係[編集 | ソースを編集]

クロスボーン・バンガード[編集 | ソースを編集]

モーリス・オバリー
部下。新米パイロットという事もあり功を焦る場面が多く、彼の行動を窘める場面も少なくない。
ザビーネ・シャル
同じくクロスボーン・バンガードに所属するエースパイロットであり、盟友であったとされる。現状、公式作品でシェルフとザビーネが顔を合わせたり会話をしている場面は一度もない。

アナハイム・エレクトロニクス社[編集 | ソースを編集]

トキオ・ランドール
AE社にテストパイロットとして出向している連邦軍パイロット。

地球連邦軍[編集 | ソースを編集]

バズ・ガレムソン
306部隊の指揮官。ゼブラゾーン事件において裏取引の仲介者である彼と接触するも、口封じのため抹殺されかけたため敵対する。

名台詞[編集 | ソースを編集]

「ハンターは獲物を前にして油断してはならないのだよ 分かるか」
「彼らが何者であれ我々を見られたからには 口封じに転じなければならない」
我が”焔の虎”の名に賭けても 今 クロスボーン・バンガードの存在を世に出されては困るのだ
漫画『SF91』第1話の締めの台詞。デナン・ゾンの存在を知られた挙句、損傷して逃げ帰るという失態を演じたオバリーを叱責した。設定では23歳という若さだが、それを感じさせない程の貫禄である。

搭乗機体・関連機体[編集 | ソースを編集]

ベルガ・バルス
ベルガ・ギロスの改良型。部隊のパーソナルカラーである赤を基調としたカラーリングとなっている。
ビギナ・ゼラ
ベルガ・バルスから乗り換えた機体。引き続き赤を基調としたカラーリングとなっている。
ビギナ・ゼラ アインツェルカンプ
彼の要請により開発されたという設定。作例担当のモデラーの「シェフィールド大尉には、紫の方がよく似合うと思う」という理由からカラーリングが紫になっている。
ザムス・ジェス級ザムス・ゼナ
ダーク・タイガー隊の母艦。

余談[編集 | ソースを編集]

  • ザビーネとは盟友という設定であるが、各媒体においてその設定が活用されている場面はない。『F91』本編以外でのクロスボーン・バンガードの動向を取り扱った外伝作品が少ないのも起因していると言える。
    • 「エース・パイロットログ」でも盟友という設定に触れられているあたり、設定が棄却された訳ではないようだが、ネオガンダムの「事故」について言及のある『F91プリクエル』でもシェルフに関する描写がない。

資料リンク [編集 | ソースを編集]

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