ガンダム・バルバトスルプスレクス

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ASW-G-08 ガンダム・バルバトスルプスレクス (Gundam Barbatos Lupus Rex)

MA「ハシュマル」との戦闘で大破したガンダム・バルバトスルプスをテイワズで全面改修した機体。

改修の際に両腕をフレームから改修し大型化した事で、更に獰猛な外観の機体になっている。

背部には撃破し鹵獲したハシュマルのパーツを流用したテイルブレードが追加されている他、三日月に合わせて機体の反応速度を限界値まで高め、各関節部の挙動を三日月の肌感覚に合うように調整されている。

レクスとはラテン語で「王」と意味し、マクギリスはルプス(狼)を合わせて「狼の王」と称した。

設定資料等で最終決戦仕様として左腕を初期のバルバトスの状態に戻し肩にレギンレイズの装甲、腕に第一形態で装備していたガントレットを装備した状態が考案され公開されたが、作中で披露される事はなかった。


登場作品と操縦者

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ(第二期)
ハシュマルとの戦闘で大破したガンダム・バルバトスルプスを全面改修し、ジャスレイのJPTトラストとの戦闘で投入され、多大な戦果を挙げてジャスレイを仕留めた。
その後、マクギリスのクーデターの際には地球に降りてギャラルホルンと戦闘し、ヴィーンゴールヴにてガンダムヴィダールと交戦するもガンダムヴィダールに搭載されている疑似阿頼耶識により互角の戦いに持ち込まれるが、ガンダムバエルの起動により戦況が有利になったところで、ガンダムヴィダールは撤退し決着をつける事は無かった。アリアンロッド艦隊との全面対決の際にはジュリエッタの駆るレギンレイズジュリアと交戦する。戦闘そのものは終始優位に立っていたが、ラスタルの為にバルバトスを足止めしようとするジュリエッタの戦いにより戦果を殆ど挙げる事もなく、シノの決死の攻撃を妨害されてしまう。その後、レギンレイズジュリアを大破させるも、撤退命令により撤退した。
鉄華団火星本部を包囲された際には多くの敵を撃破し、昭弘のガンダムグシオンリベイクフルシティと最後まで戦うが、その圧倒的な強さが故にラスタルがもはや人ではなく化け物だとして火星軌道上からダインスレイヴを撃ち込み、その余波で大破する。
大破するも三日月は最後の力を振り絞り、リミッターを解除してギャラルホルンを相手に戦うが、火星に下りて来たジュリエッタとの戦いの末に彼女の駆るレギンレイズ・ジュリアによって打ち取られてしまう(コックピットハッチを吹き飛ばされた時、三日月は既に事切れる寸前になるまで意識が消えかけていた)。
最期は力尽きたところをジュリアの剣で首をはねられ、アリアンロッドの残存部隊の前に掲げられていた。
戦いの後、本機は放置されたのか、ギャラルホルンに回収されたかは不明だが、愛用のメイスはエピローグで荒野に残っていたものが映し出された。

装備・機能

ナノラミネートアーマー
動力源であるエイハブ・リアクターから発せられるエイハブ・ウェーブに反応して硬化する性質を持つ特殊な塗料を塗布した装甲。詳細はリンク先参照。
阿頼耶識システム
ナノマシンを介してパイロットの脳神経と機体のコンピュータを繋げる有機デバイスシステム。詳細はリンク先参照。
サブアーム
両腕に内蔵されているサブアーム。

武装・必殺攻撃

超大型メイス
メイン武装。かつてバルバトスが装備していたメイスを超大型化させた物で対艦攻撃も視野にいれている。かつてのバルバトスが装備していたメイスよろしく先端にパイルバンカーがあり、柄の先端にも小型のパイルバンカーが仕込まれてある。また、柄は間合いに合わせて伸縮する事が可能。
テイルブレード
ハシュマルが装備していた物を流用している。阿頼耶識システムにより三日月の感覚通りに操作する事が可能で、初陣の後三日月は今まで自分に尻尾が付いていない事を不思議がっていた。
レクスネイル
指の先端に装備されている。手持ちの武器が超大型メイスのみである為、超大型メイスを手放した際等の接近戦で使われる。バエルソードやテイルブレード等に使用されているレアメタルを使っている為、貫通力は高い。
200mm砲
両腕に内蔵されている火器。カバーをスライドさせ使用する。
ヒールバンカー
両足の踵に装備されているパイルバンカー。ルプスの頃のヒールにパイルバンカーユニットを接続させただけである。
対艦ランスメイス

対決・名場面

関連機体

ガンダム・バルバトス
原型機。
ガンダム・バルバトスルプス
ベース機
ハシュマル
テイルブレードを流用している。
ガンダム・バエルガンダム・グシオンガンダム・キマリスガンダム・フラウロスガンダム・アスタロトガンダム・ウヴァルガンダム・ダンタリオンガンダム・グレモリー
本機と同じくガンダム・フレームを採用した機体。

リンク