ギーセン・ドーガ
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ギーセン・ドーガ | |
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登場作品 | 機動戦士ガンダム U.C. ENGAGE |
スペック | |
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分類 | ニュータイプ専用試作モビルスーツ |
生産形態 | 試作機 / 技術試験機 |
型式番号 | MSN-03B |
主動力 | 熱核融合炉 |
開発組織 | アナハイム・エレクトロニクス社 |
開発拠点 | グラナダ |
所属 | ネオ・ジオン |
主なパイロット |
ギュネイ・ガス ハイデマリー・ハウグ |
概要[編集 | ソースを編集]
スマートフォンアプリ『機動戦士ガンダム U.C. ENGAGE』に登場するゲームオリジナル機体。ヤクト・ドーガのバリエーション機にあたる。
ネオ・ジオンはニュータイプ専用モビルスーツとしてAMS-120 ギラ・ドーガ サイコミュ試験タイプを開発したもののサイコミュの小型化に失敗。これを受け、アナハイム・エレクトロニクス社(以下AE社)に以後の開発を委託し、結果としてサイコフレームの導入により小型化の過程で省略されたサイコミュ機能が補われたMSN-03 ヤクト・ドーガが完成に至った。
ただ、サイコフレームは開発経緯や技術的不明点がある技術であり、これに対しAE社はサイコフレームの試験運用としてヤクト・ドーガのバリエーション機の1つとして本機を開発した。
本機はAMS-120と同様にギラ・ドーガのムーバブルフレームをベースとしているものの、サイコフレーム内蔵のコックピットブロックを搭載する都合で胸部ブロックは大型化。各部の意匠は並行して開発が進められていたヤクト・ドーガのパーツを流用しているため類似点が多いのが特徴となっている。
本機は3機が建造され、フィフス・ルナ攻防戦に投入された。
バリエーション [編集 | ソースを編集]
- ギュネイ機
- ギュネイ・ガスの搭乗機。彼の専用ヤクト・ドーガと同様、深緑と金をベースに塗装されており、頭部モノアイスリット上部にはノーズアートが描かれている。
- ハイデマリー機
- ハイデマリー・ハウグの搭乗機。黄色と銀をベースに塗装されている。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
- 機動戦士ガンダム U.C. ENGAGE
- 出典元。「アムロシャアモード」の逆襲のシャアパートで登場し、ギュネイ機は新規アニメにも登場した。「憎しみの矛先」では月面での連邦軍との戦闘でギュネイ機とハイデマリー機が敵を撃破するものの、機体のサイコフレームと共振しすぎたハイデマリーが再起不能に陥った。「フィフス・ルナの攻防」でのフィフス・ルナ戦ではギュネイ機が『逆シャア』のヤクト・ドーガの代替機を担ったが、『ベルチル』のサイコ・ドーガと同様に損傷した機体がシャアによって意図的に放棄され、ロンド・ベルがこれを回収。解体されνガンダムにサイコフレームが移植された。機体を失ったギュネイはその後ヤクト・ドーガを与えられている。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
特殊機能[編集 | ソースを編集]
- サイコフレーム
- 本機に採用された特殊構造材。サイコミュと同程度の性能を持つサイコチップが金属粒子レベルのサイズで封入されていて、サイコミュシステムの小型化や機体の追従性の向上等といった恩恵を得る事が可能となる。
武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]
- 試作ビーム・アサルトライフル
- 本機の主兵装であるビーム・ライフル。ヤクト・ドーガの物と比べて形状以外にもグレネード・ランチャーが無いなどの違いがある。
- ヒートナイフ付ビーム・サーベル
- グリップ部分に脱着式のヒート・ナイフを装備するヤクト・ドーガ専用のビーム・サーベル。
- メガ粒子砲内蔵シールド (仮称)
- メガ粒子砲を内蔵したシールド。ヤクト・ドーガの物と似通っているが、こちらはビーム砲が2連装となっている。
- ファンネル・ポート・シールド (仮称)
- 左肩に装備されているファンネル・ポートを兼ねたシールド。
- ファンネル
- 左肩のファンネル・ポートに3基マウントされている円筒形の無線式サイコミュ攻撃端末。形状はヤクト・ドーガの物と同一。
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
関連機体[編集 | ソースを編集]
- ヤクト・ドーガ
- 並行して開発されていた機体。
- ギラ・ドーガ
- 原型機。
- ヤクト・ドーガ (袖付き仕様)
- 袖付きが運用するヤクト・ドーガの改修機。右肩にシールド、左肩にファンネル・ポート・シールドを装備しており、本機と似た武装構成となっている。
- サイコ・ドーガ (ベルトーチカ・チルドレン)
- 『ベルトーチカ・チルドレン』に登場するヤクト・ドーガの代替機。「アムロシャアモード」のフィフス・ルナ戦においては本機がその役割を担った。
余談[編集 | ソースを編集]
- 『ガンダムUCE』の逆襲のシャアパートに唐突に組み込まれたオリジナル要素という事もあってか、本機の立ち位置については不明瞭な部分が多い。
- 解説文に「胸部ブロックは大型化」とあるが、同じくギラ・ドーガを原型機とし胸部がほぼ同一形状のヤクト・ドーガに同様の設定は無い。
- AE社がサイコフレーム試験運用のため用意したとあるが、サイコフレームの技術を有するネオ・ジオンにヤクト・ドーガ共々配備されている。
- 型式番号はヤクト・ドーガの物に準じているが、ガンダムUCE公式サイトの年表「アムロとシャアの軌跡」では0090年以前にロールアウトしており、作中でもギュネイが「ギーセンが試作機」と発言するなど、型式番号に反して本機が先発機と思わしき描写になっている。
- 作中では後発機であるサザビーの登場後に本機を用いたシミュレーションや実戦が行われている。サザビーが完成しているのであればヤクト・ドーガも既に完成しているはずなのでフィフス・ルナ戦に至るまで本機を運用する理由が不鮮明。
- 尤も「ガンダムUCE時空における設定のため本来のヤクト・ドーガの設定とは関係ない」と言われればそれまでではある。