「ストライクE」の版間の差分

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| 生産形態 = 少数生産機
 
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| 全高 = 17.72m
 
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| 装甲材質 = [[ヴァリアブルフェイズシフト装甲]]
 
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== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[アクタイオン・インダストリー社]]が開発した[[地球連合軍]]の試作型[[モビルスーツ]]。[[ファントムペイン]]の推進する「[[アクタイオン・プロジェクト]]」にて開発された[[ストライクガンダム]](再製造機)を強化した機体。型式番号及び機体名称の「E」は「Enhanced(強化型)」の頭文字から取られている。
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[[アクタイオン・プロジェクト]]」に基づいて再製造された[[ストライクガンダム]]を改修した機体。[[型式番号]]及び機体名称の「E」は「Enhanced (強化型)」の頭文字から取られている。
  
装甲には[[ヴァリアブルフェイズシフト装甲]]を採用し、パワーエクステンダーを搭載した事で強化前より稼働時間が延長された。また、頭部冷却システムの配置や肩部スラスターの追加、OSの改良なども行われ、[[C.E.]]73時の新型機とも互角以上に渡り合える性能を獲得している。[[ストライカーパックシステム]]も引き続き採用され、高い汎用性も健在である。通常時の装甲色は改良前と同様の黄色を廃したトリコロールだが、ややグレーががったものとなっている。
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ストライクの持つ高い汎用性はそのままに、各部の改良により基本性能を向上させている。頭部の冷却スリットの配置は変更され、それに連動したインテークをチークガード部に追加。ブレードアンテナには新開発の誘電構造体が採用され、アップデートされた通信システムに対応しデータ通信の信頼性を向上させている。装甲レイヤーは複層化され、内部に環境センサーを設置することで即応能力を向上。他の機体に比べて四肢各部への制御の分散処理の比重が高められたことで応答性も向上し、さらに大戦により得た多くの実戦データをプログラムに反映させることで、分散処理がよりスムーズとなっている。
  
なお、本機は複数が製造されている。
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装甲は[[ヴァリアブルフェイズシフト装甲]]が採用されており、ストライクの欠点の一つであったPSディアクティブ状態での抗堪性の著しい低下を改善すると共に、パワーエクステンダーの搭載による省エネルギー化により稼働時間が延長されている。OSやAIも改良されたことで操作性も向上し、[[ナチュラル]]のパイロットでも極めて扱いやすい機体へと成熟している。
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武装面は近接戦闘に特化した仕様となっており、新たに[[ビームライフル]]ショーティーが装備された他、各部にアンカーランチャーが収納されている。特に腕部は大きな設計変更が加えられており、従来の内部構造を見直しコンパクトに再設計しながらも、マニピュレータの強度を落とさずに求められた水準に達している。しかし、コストのかかるパーツという評価が決定的となっている。
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[[ストライカーパックシステム]]も引き続き採用されており、「[[ストライクガンダムI.W.S.P. (再製造機)|I.W.S.P.]]」の運用データを元に新たな専用ストライカーである「ノワールストライカー」も同時に開発された。しかし、肩部にサブスラスターが追加されたことにより一部のストライカーが装備できなくなったため、それらは「アナザートライアルストライカー」として仕様変更されている。
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ストライクEは汎用性の高さから他の「アクタイオン・プロジェクト」で開発された機体と異なり、トライアル機として複数機が生産されている。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
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=== 武装・必殺攻撃 ===
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
 
;M2M5 トーデスシュレッケン12.5mm自動近接防御火器
 
;M2M5 トーデスシュレッケン12.5mm自動近接防御火器
:頭部に2門内蔵されている近接防御機関砲。イーゲルシュテルンの改良型で、[[ダガーL]]の物と同型。主に牽制などに使用される。
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:頭部に左右一対2門内蔵されている近接防御機関砲。[[ダガーL]]や[[ウィンダム]]の物と同型。
;M8F-SB1 ビームライフルショーティー
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;M8F-SB1 [[ビームライフル]]ショーティー
:腰部に2挺装備されている小型のビーム銃。通常のビームライフルの銃身をギリギリまで切り詰めており、接近戦での使い勝手と連射性に優れる反面、威力と射程は通常の物より劣っている。ちなみにこの装備のためにコンバットナイフ「アーマーシュナイダー」はオミットされた。
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:2挺装備されている本機専用の小型ビームライフル。近接特化の運用思想に合わせた武装で、フルサイズのビームライフルを短縮化したモデルとなっている。これによりMSサイズのハンドガンと言えるほどコンパクトとなり、極めて良好な取り回しを獲得している。なお銃身長を切り詰めたことにより、有効射程はフルサイズモデルと比較して15%低下している。非使用時には両腰部にマウントされる。
 
;EQS1358 アンカーランチャー
 
;EQS1358 アンカーランチャー
:両掌に1基ずつ、両爪先及び踵裏に1基ずつの計6基が内蔵されたワイヤー式のアンカー。ワイヤーは特殊高分子物質製で、これ1本でMS1機を軽々と振り回せるだけの強靭な耐久力を持つ。使い手によっては非常に汎用性が高い武装。
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:両掌、両爪先、踵裏に1基ずつ計6基内蔵されているアンカーランチャー。アンカーはリールに巻き取られたワイヤーに接続されており、対象物にアンカーを貫入したり巻き付けたりして、破壊や牽引するなど多彩な運用が可能となっている。ワイヤーは高機能性高分子ポリマー層でコーティングされており、1G環境下で総重量100t前後の敵機を捕らえ、振り回しても切断されず機能障害も起こさない強度を有する。武器としてではなく機体制御の補助システムとしての運用も可能で、建造物や艦艇を利用して移動するなどパイロットの技能次第で無限の活用法がある。
;57mm高エネルギービームライフル
 
:携行式のビーム砲。ストライクの物と同型で、対フェイズシフト装甲用に装備される事があったという。
 
;175mmグレネードランチャー装備57mm高エネルギービームライフル
 
:[[デュエルガンダム]]の物と同型の武装。その名の通り、グレネードランチャーを装備している。パイロットからの信頼も厚く、連合製ビームライフルのベストセラーであるという。
 
  
 
== 対決・名場面 ==
 
== 対決・名場面 ==
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== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
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=== 各種ストライカー換装形態 ===
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;[[ストライクノワール]]
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:ノワールストライカーを装備した状態。
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;[[ソードストライクE]]
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:アナザートライアルソードストライカーを装備した状態。
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;[[ランチャーストライクE]]
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:アナザートライアルランチャーストライカーを装備した状態。
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;[[ストライクE I.W.S.P.]]
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:I.W.S.P.を装備した状態。
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=== 系列機・派生機 ===
 
;[[ストライクガンダム]]
 
;[[ストライクガンダム]]
 
:ベース機。
 
:ベース機。
 
;[[ルカス専用ストライクE]]
 
;[[ルカス専用ストライクE]]
 
:ルカス用に改修されたストライクE。
 
:ルカス用に改修されたストライクE。
;[[ソードストライクE]]
 
:アナザートライアルソードストライカーを装備した接近戦仕様。
 
;[[ランチャーストライクE]]
 
:アナザートライアルランチャーストライカーを装備した砲撃戦仕様。
 
;[[ストライクE I.W.S.P.]]
 
:I.W.S.P.を装備。
 
;[[ストライクノワール]]
 
:ノワールストライカーを装備。
 
 
;[[ライゴウガンダム]]
 
;[[ライゴウガンダム]]
 
:本機の発展型として[[フジヤマ社]]が開発した機体。
 
:本機の発展型として[[フジヤマ社]]が開発した機体。

2021年9月23日 (木) 20:00時点における版

ストライクE
外国語表記 Strike E
登場作品
デザイナー 大河原邦男
テンプレートを表示
スペック
分類 汎用試作型モビルスーツ
生産形態 少数生産機
型式番号 GAT-X105E
全高 17.72m
本体重量 64.8t
主動力 バッテリー
装甲材質 ヴァリアブルフェイズシフト装甲
開発組織 アクタイオン・インダストリー社
所属 地球連合軍
主なパイロット
テンプレートを表示

概要

アクタイオン・プロジェクト」に基づいて再製造されたストライクガンダムを改修した機体。型式番号及び機体名称の「E」は「Enhanced (強化型)」の頭文字から取られている。

ストライクの持つ高い汎用性はそのままに、各部の改良により基本性能を向上させている。頭部の冷却スリットの配置は変更され、それに連動したインテークをチークガード部に追加。ブレードアンテナには新開発の誘電構造体が採用され、アップデートされた通信システムに対応しデータ通信の信頼性を向上させている。装甲レイヤーは複層化され、内部に環境センサーを設置することで即応能力を向上。他の機体に比べて四肢各部への制御の分散処理の比重が高められたことで応答性も向上し、さらに大戦により得た多くの実戦データをプログラムに反映させることで、分散処理がよりスムーズとなっている。

装甲はヴァリアブルフェイズシフト装甲が採用されており、ストライクの欠点の一つであったPSディアクティブ状態での抗堪性の著しい低下を改善すると共に、パワーエクステンダーの搭載による省エネルギー化により稼働時間が延長されている。OSやAIも改良されたことで操作性も向上し、ナチュラルのパイロットでも極めて扱いやすい機体へと成熟している。

武装面は近接戦闘に特化した仕様となっており、新たにビームライフルショーティーが装備された他、各部にアンカーランチャーが収納されている。特に腕部は大きな設計変更が加えられており、従来の内部構造を見直しコンパクトに再設計しながらも、マニピュレータの強度を落とさずに求められた水準に達している。しかし、コストのかかるパーツという評価が決定的となっている。

ストライカーパックシステムも引き続き採用されており、「I.W.S.P.」の運用データを元に新たな専用ストライカーである「ノワールストライカー」も同時に開発された。しかし、肩部にサブスラスターが追加されたことにより一部のストライカーが装備できなくなったため、それらは「アナザートライアルストライカー」として仕様変更されている。

ストライクEは汎用性の高さから他の「アクタイオン・プロジェクト」で開発された機体と異なり、トライアル機として複数機が生産されている。

登場作品と操縦者

機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER
出典元。スウェン・カル・バヤンの搭乗機ではあるものの、劇中は最後までストライクノワールの状態で運用されているため、ストライカーパック未装備の本形態は登場しない。
機動戦士ガンダムSEED C.E.73 Δ ASTRAY
スウェンが搭乗。マーシャンとの戦闘中にノワールストライカーを破壊された事から、味方機のI.W.S.Pを奪って換装している。
機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER PHANTOM PAIN REPORT
エミリオ・ブロデリックダナ・スニップが搭乗。アナザートライアルストライカーを装備していた。

装備・機能

特殊機能

ヴァリアブルフェイズシフト装甲
フェイズシフト装甲の改良型。装甲に掛ける電圧を調整できるようになっており、エネルギー消費の効率化を図っている。その影響で装甲の色が変化するようになった。
ストライカーパックシステム
各種ストライカーパックに換装可能。

武装・必殺攻撃

M2M5 トーデスシュレッケン12.5mm自動近接防御火器
頭部に左右一対2門内蔵されている近接防御機関砲。ダガーLウィンダムの物と同型。
M8F-SB1 ビームライフルショーティー
2挺装備されている本機専用の小型ビームライフル。近接特化の運用思想に合わせた武装で、フルサイズのビームライフルを短縮化したモデルとなっている。これによりMSサイズのハンドガンと言えるほどコンパクトとなり、極めて良好な取り回しを獲得している。なお銃身長を切り詰めたことにより、有効射程はフルサイズモデルと比較して15%低下している。非使用時には両腰部にマウントされる。
EQS1358 アンカーランチャー
両掌、両爪先、踵裏に1基ずつ計6基内蔵されているアンカーランチャー。アンカーはリールに巻き取られたワイヤーに接続されており、対象物にアンカーを貫入したり巻き付けたりして、破壊や牽引するなど多彩な運用が可能となっている。ワイヤーは高機能性高分子ポリマー層でコーティングされており、1G環境下で総重量100t前後の敵機を捕らえ、振り回しても切断されず機能障害も起こさない強度を有する。武器としてではなく機体制御の補助システムとしての運用も可能で、建造物や艦艇を利用して移動するなどパイロットの技能次第で無限の活用法がある。

対決・名場面

関連機体

各種ストライカー換装形態

ストライクノワール
ノワールストライカーを装備した状態。
ソードストライクE
アナザートライアルソードストライカーを装備した状態。
ランチャーストライクE
アナザートライアルランチャーストライカーを装備した状態。
ストライクE I.W.S.P.
I.W.S.P.を装備した状態。

系列機・派生機

ストライクガンダム
ベース機。
ルカス専用ストライクE
ルカス用に改修されたストライクE。
ライゴウガンダム
本機の発展型としてフジヤマ社が開発した機体。

余談

  • フェイス部分は両頬にあたる部分にそれぞれ「=」の形のスリットが入っているという珍しいものだが、初代ガンダムの初期デザインの1つにも同様のものが見られる。

商品情報

ガンプラ

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