「セイバーガンダム」の版間の差分

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== ZGMF-X23S セイバーガンダム(Saviour Gundam) ==
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{{登場メカ概要
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| 外国語表記 = Saviour Gundam
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| 登場作品 = [[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]
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| デザイン = 大河原邦男
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}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
  
*登場作品:[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]
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{{登場メカ概要
*デザイナー:大河原邦男
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| タイトル = スペック
*分類:空戦用試作型[[可変モビルスーツ]]
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| 正式名称 = セイバー
*装甲材質:[[ヴァリアブルフェイズシフト装甲]]
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| 分類 = 空戦用試作型可変[[モビルスーツ]]
*全高:18.61m
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| 型式番号 = ZGMF-X23S
*重量:77.13t
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| 全高 = 18.61m
*主動力:バッテリー
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| 重量 = 77.13t
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| 動力 = バッテリー
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| 装甲材質 = [[ヴァリアブルフェイズシフト装甲]]
<!-- *センサー有効半径: -->
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| 開発組織 = [[ザフト軍]]
*開発組織:[[ザフト軍]]
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| 所属部隊 = [[ミネルバ]]
*主なパイロット:[[アスラン・ザラ]]
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| パイロット =
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[[アスラン・ザラ]]
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}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
  
[[ザフト軍]]が開発した「[[セカンドステージシリーズ]]」に属する試作型[[モビルスーツ]]。[[インパルスガンダム]]などと同様、デュートリオンビーム送電システムや[[ヴァリアブルフェイズシフト装甲]]を採用している。[[モビルアーマー]]形態に変形可能で、この時の外見は双胴の戦闘機に近く、大気圏内外では変形機構を活かした緩急の付いた高機動戦闘と多彩な固定兵装を活かした高い火力からの一撃離脱を得意している。MSの敏捷性とMAの加速性を両立させており、これらを活かした空戦能力は他のMSを凌駕している。ちなみに、ランディング・ギアがないので、MA形態での着陸は不可能となっている。
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== 概要==
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[[ザフト軍]]が開発した「[[セカンドステージシリーズ]]」に属する試作型[[モビルスーツ]]。
  
「セイバー」は英語表記では「Saviour」で「救世主」、「救済者」という意味でサーベルを指すセイバー(Saber)ではない。型式番号の23は「2」が航空機系統を、「3」が本機の開発ナンバーを示している。
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他のセカンドステージシリーズと同様、デュートリオンビーム送電システムや[[ヴァリアブルフェイズシフト装甲]]を採用している。[[モビルアーマー]]形態に変形可能で、この時の外見は双胴の戦闘機に近く、大気圏内外では変形機構を活かした緩急の付いた高機動戦闘と多彩な固定兵装を活かした高い火力からの一撃離脱を得意している。MSの敏捷性とMAの加速性を両立させており、これらを活かした空戦能力は他のMSを凌駕している。一見[[カオスガンダム|カオス]]と似たコンセプトと思える機体だが、カオスが宇宙戦を重視した設計であるのに対し、本機は大気圏内での空中戦を重視した設計となっている。ちなみに、ランディング・ギアがないので、MA形態での着陸は不可能となっている。
  
どうにも今一つな印象が拭えない機体だが、原作をよく見るとカオスと交戦し、圧倒して抑えながらもアスランがシンの状況を把握しながら指示や援護したり、シンがガイアを交戦しているときは単機でミネルバを防衛していたなど、実はそれなり以上の活躍をしている。
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「セイバー」は英語表記では「Saviour」で「救世主」、「救済者」という意味で、サーベルを指すセイバー(Saber)ではない。型式番号の23は「2」が航空機系統を、「3」が本機の開発ナンバーを示している。
  
他のセカンドシリーズの中ではロールアウトが遅れていたのか、アーモリーワンでの強奪事件から逃れたが、外伝作品『DESTINY ASTRAY』では[[プロトセイバー|セイバーのプロトタイプ]]が連合に強奪されており、このため、実質的にインパルス以外のセカンドステージシリーズの機体は全て連合に強奪された形となっている。
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本機は他のセカンドステージの機体に比べ開発、ロールアウトが遅れたため、インパルスとともにアーモリーワンでの強奪を免れた数少ない機体となっている。
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他のアスランの搭乗機に比べると今一つな印象が拭えない機体だが、原作をよく見るとカオスと交戦し、圧倒して抑えながらもアスランがシンの状況を把握しながら指示や援護したり、シンがガイアを交戦しているときは単機でミネルバを防衛していたなど、実はそれなり以上の活躍をしている。
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アスラン搭乗機こそアーモリーワンでの強奪事件から逃れているが、外伝作品[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY]]では[[プロトセイバー|セイバーのプロトタイプ]]が連合に強奪されており、実質的にインパルス以外のセカンドステージシリーズの機体は全て連合に強奪された形となっている。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
<!-- :作品名:説明 -->
 
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;[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]
 
;[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]
:[[ザフト]]軍に復隊した[[アスラン・ザラ]]が[[ギルバート・デュランダル]]から[[FAITH]]の称号と共に託される。アスランは[[ミネルバ]]と合流しようとオーブへと向かうが、その時には既にミネルバはオーブを出向しており、そうとは知らずにオーブへ接近した彼は[[ムラサメ]]2機と交戦状態になり、これを一蹴した。インド洋での戦闘では[[カオス]]と交戦。終始、優勢だった。また、[[フォースインパルスガンダム|インパルス]]を援護し、[[ネオ・ロアノーク]]の[[ネオ専用ウィンダム|ウィンダム]]を抑えつつ、数機の[[ウィンダム]]を撃墜している。続く、ガルナハンのローエングリン・ゲートでの戦闘では、MA[[ゲルズゲー]]を撃破。ゲートの突破に貢献している。ダーダネルス海峡の戦闘ではカオスと再戦するが、撃破には至らなかった。<br />クレタ沖の戦闘で再びカオスと戦闘になるが、その後、戦闘に介入してきたキラの[[フリーダムガンダム]]と交戦。その際にキラの怒りを買ってしまった為、セイバーは頭部と四肢を切り落とされて大破。戦闘終了後、胴体部は回収されたが、損傷が酷すぎて修復は不可能であった。結局、残った胴体部は破棄されたと思われる。
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:[[ザフト]]軍に復隊した[[アスラン・ザラ]]が[[ギルバート・デュランダル]]から[[FAITH]]の称号と共に託される。[[ミネルバ]]隊に配属されるが、クレタ沖での戦闘で[[フリーダムガンダム|フリーダム]]との交戦の末、大破する。
  
 
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
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=== 特殊機能 ===
 
=== 特殊機能 ===
 
;[[ヴァリアブルフェイズシフト装甲]]
 
;[[ヴァリアブルフェイズシフト装甲]]
:[[フェイズシフト装甲]]の改良型。装甲に掛ける電圧を調整できるようになっており、エネルギー消費の効率化を図っている。その影響で装甲の色が変化するようになった。
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:[[フェイズシフト装甲]]の改良型。装甲に掛ける電圧を調整できるようになっており、エネルギー消費の効率化を図っている。装甲の色は電圧に応じて変化するようになった。
 
;デュートリオンビーム送電システム
 
;デュートリオンビーム送電システム
 
:MSにデュートリオンビームを照射してワイヤレスでエネルギーを供給するシステム。これにより、(母艦が存在する限り)帰艦する事なく戦い続ける事が可能となった。
 
:MSにデュートリオンビームを照射してワイヤレスでエネルギーを供給するシステム。これにより、(母艦が存在する限り)帰艦する事なく戦い続ける事が可能となった。
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=== 武装・必殺攻撃 ===
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
 
;MMI-GAU25A 20mmCIWS
 
;MMI-GAU25A 20mmCIWS
:頭部に内蔵された機関砲。MA形態時は砲口がシールドで覆われてしまうため、使用不可。
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:頭部に内蔵された機関砲。<br />MA形態時は砲口がシールドで覆われてしまうため使用不可。
 
;MA-BAR70 高エネルギービームライフル
 
;MA-BAR70 高エネルギービームライフル
:マティウス・アーセナリー製のビームライフル。インパルスなどのライフルと機構は共通。MA形態時は左肩にマウントされ、固定兵装として使用される。
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:フリーダムやジャスティスに装備されたルプスを改良したビームライフル。<br />エネルギー消費効率が大幅に向上している。[[インパルスガンダム|インパルス]]やカオス、[[ガイアガンダム|ガイア]]のビームライフルも外観こそ違うが、基本設計は同一である。
 
;MA-M941 ヴァジュラビームサーベル
 
;MA-M941 ヴァジュラビームサーベル
:インパルスなどに装備された物と同型のビームサーベル。両肩アーマーに2本装備。
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:フリーダム、ジャスティスに装備されたラケルタを改良したビームサーベル。<br />ラケルタ以上の出力を持ち、エネルギー効率も改善されている。インパルス、ガイア、カオスと同一のものを装備。
 
;M106 アムフォルタス プラズマ収束ビーム砲
 
;M106 アムフォルタス プラズマ収束ビーム砲
:背部に装備された2門の高出力プラズマ砲。フリーダムのパラエーナをデュートリオンビーム送電システム対応仕様に改良し、エネルギー変換効率を高めたもの。MS形態時は両脇から前方に振り向けて使う。
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:背部に装備された2門の高出力プラズマ砲。<br />フリーダムのパラエーナをデュートリオンビーム送電システム対応仕様に改良し、エネルギー変換効率を高めたもの。MS形態時は両脇から前方に振り向けて使う。
 
;MA-7B スーパーフォルティスビーム砲
 
;MA-7B スーパーフォルティスビーム砲
:アムフォルタス砲身と同軸上に設置されたビーム砲。ジャスティスのフォルティスをアムフォルタスと同様、デュートリオンビーム送電システム対応仕様に改良したもの。連射性能を重視した設計となっている。
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:アムフォルタス砲身と同軸上に設置されたビーム砲。<br />ジャスティスのフォルティスをアムフォルタスと同様、デュートリオンビーム送電システム対応仕様に改良したもの。連射性能を重視した設計となっている。
 
;MMI-GAU2 ピクウス 76mm機関砲
 
;MMI-GAU2 ピクウス 76mm機関砲
:フリーダムなどに装備された物と同型。MA形態時の機首部分に2門内蔵。ミサイルの迎撃の時に使われた程度。
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:フリーダムなどに装備された物と同型。MA形態時の機首部分に2門内蔵。<br />本編では変形時にミサイルの迎撃の時に使われた程度。
 
;MMI-RD11 空力防盾
 
;MMI-RD11 空力防盾
 
:対ビームコーティングシールド。MA形態時には機体下面に装着され、死角からの攻撃に対応すると共に、整流効果を担っている。
 
:対ビームコーティングシールド。MA形態時には機体下面に装着され、死角からの攻撃に対応すると共に、整流効果を担っている。
  
 
== 対決・名場面 ==
 
== 対決・名場面 ==
;対[[フリーダムガンダム]]
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:クレタ沖の戦闘で[[ミネルバ]][[地球連合軍]]と[[オーブ軍]]の混成部隊と交戦中に再び介入してきた[[キラ・ヤマト|キラ]]のフリーダムと交戦。何とか介入行動を止めさせようと説得を試みるものの、アスランのその行動に業を煮やしたキラはセイバーのコクピットだけを残して機体をバラバラに切り刻んでしまった。
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:[[ミネルバ]]との合流のためにオーブへと向かうが、その時には既にミネルバはオーブを出向しており、そうとは知らずにオーブへ接近した彼はスクランブル発進した[[ムラサメ]]2機に攻撃を受けたためやむなく応戦、これを一蹴した。
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;インド洋攻防戦
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:カーペンタリア基地を出港した直後にファントムペインの急襲を受けたミネルバの護衛のため出撃。シンの[[フォースインパルスガンダム|インパルス]]の援護、[[ネオ・ロアノーク]]の[[ネオ専用ウィンダム|ウィンダム]]を抑えつつ、数機の[[ウィンダム]]を撃墜している。<br />[[スティング・オークレー]]の駆るカオスとはこの戦いで初交戦。終始セイバーが優勢だったが、撃墜には至らなかった。
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;ガルナハン基地攻防戦
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:陽電子リフレクターを装備した[[ゲルズゲー]]をローエングリンから遠ざけるための陽動役として出撃。シンのインパルスがローエングリンに取り付いた事を確認するとそのままゲルズゲーを戦闘不能にした。
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;ダーダネルス海峡戦
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:再びカオスと交戦するも、[[キラ・ヤマト|キラ]]が[[フリーダムガンダム|フリーダム]]に乗って戦闘に介入したため、今回も撃破には至らなかった。この戦いで[[ハイネ・ヴェステンフル|ハイネ]]が戦死し、アスランは彼の死を眼前で見せられる事となった。
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;クレタ沖挟撃戦、対[[フリーダムガンダム]]
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:[[地球連合軍]]と[[オーブ軍]]の混成部隊と交戦中に再び介入してきたキラのフリーダムと交戦。何とか介入行動を止めさせようと説得を試みるものの、[[カガリ・ユラ・アスハ|カガリ]]の必死の叫びに気付かないアスランの態度がキラの怒りを買い、交戦の末ビームサーベルで四肢を切り刻まれ、胴体部分を残し大破した。戦闘終了後ミネルバに回収はされたものの、修復不可能と判断され廃棄されたと思われる。
  
 
== 関連機体 ==
 
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== 商品情報 ==
 
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== 話題まとめ ==
 
== 話題まとめ ==

2019年9月2日 (月) 23:40時点における版

セイバーガンダム
外国語表記 Saviour Gundam
登場作品 機動戦士ガンダムSEED DESTINY
デザイン 大河原邦男
テンプレートを表示
スペック
正式名称 セイバー
分類 空戦用試作型可変モビルスーツ
型式番号 ZGMF-X23S
全高 18.61m
重量 77.13t
動力 バッテリー
装甲材質 ヴァリアブルフェイズシフト装甲
開発組織 ザフト軍
所属部隊 ミネルバ
パイロット アスラン・ザラ
テンプレートを表示

概要

ザフト軍が開発した「セカンドステージシリーズ」に属する試作型モビルスーツ

他のセカンドステージシリーズと同様、デュートリオンビーム送電システムやヴァリアブルフェイズシフト装甲を採用している。モビルアーマー形態に変形可能で、この時の外見は双胴の戦闘機に近く、大気圏内外では変形機構を活かした緩急の付いた高機動戦闘と多彩な固定兵装を活かした高い火力からの一撃離脱を得意している。MSの敏捷性とMAの加速性を両立させており、これらを活かした空戦能力は他のMSを凌駕している。一見カオスと似たコンセプトと思える機体だが、カオスが宇宙戦を重視した設計であるのに対し、本機は大気圏内での空中戦を重視した設計となっている。ちなみに、ランディング・ギアがないので、MA形態での着陸は不可能となっている。

「セイバー」は英語表記では「Saviour」で「救世主」、「救済者」という意味で、サーベルを指すセイバー(Saber)ではない。型式番号の23は「2」が航空機系統を、「3」が本機の開発ナンバーを示している。

本機は他のセカンドステージの機体に比べ開発、ロールアウトが遅れたため、インパルスとともにアーモリーワンでの強奪を免れた数少ない機体となっている。 他のアスランの搭乗機に比べると今一つな印象が拭えない機体だが、原作をよく見るとカオスと交戦し、圧倒して抑えながらもアスランがシンの状況を把握しながら指示や援護したり、シンがガイアを交戦しているときは単機でミネルバを防衛していたなど、実はそれなり以上の活躍をしている。

アスラン搭乗機こそアーモリーワンでの強奪事件から逃れているが、外伝作品機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAYではセイバーのプロトタイプが連合に強奪されており、実質的にインパルス以外のセカンドステージシリーズの機体は全て連合に強奪された形となっている。

登場作品と操縦者

機動戦士ガンダムSEED DESTINY
ザフト軍に復隊したアスラン・ザラギルバート・デュランダルからFAITHの称号と共に託される。ミネルバ隊に配属されるが、クレタ沖での戦闘でフリーダムとの交戦の末、大破する。

装備・機能

特殊機能

ヴァリアブルフェイズシフト装甲
フェイズシフト装甲の改良型。装甲に掛ける電圧を調整できるようになっており、エネルギー消費の効率化を図っている。装甲の色は電圧に応じて変化するようになった。
デュートリオンビーム送電システム
MSにデュートリオンビームを照射してワイヤレスでエネルギーを供給するシステム。これにより、(母艦が存在する限り)帰艦する事なく戦い続ける事が可能となった。
変形
MA形態へ変形する。

武装・必殺攻撃

MMI-GAU25A 20mmCIWS
頭部に内蔵された機関砲。
MA形態時は砲口がシールドで覆われてしまうため使用不可。
MA-BAR70 高エネルギービームライフル
フリーダムやジャスティスに装備されたルプスを改良したビームライフル。
エネルギー消費効率が大幅に向上している。インパルスやカオス、ガイアのビームライフルも外観こそ違うが、基本設計は同一である。
MA-M941 ヴァジュラビームサーベル
フリーダム、ジャスティスに装備されたラケルタを改良したビームサーベル。
ラケルタ以上の出力を持ち、エネルギー効率も改善されている。インパルス、ガイア、カオスと同一のものを装備。
M106 アムフォルタス プラズマ収束ビーム砲
背部に装備された2門の高出力プラズマ砲。
フリーダムのパラエーナをデュートリオンビーム送電システム対応仕様に改良し、エネルギー変換効率を高めたもの。MS形態時は両脇から前方に振り向けて使う。
MA-7B スーパーフォルティスビーム砲
アムフォルタス砲身と同軸上に設置されたビーム砲。
ジャスティスのフォルティスをアムフォルタスと同様、デュートリオンビーム送電システム対応仕様に改良したもの。連射性能を重視した設計となっている。
MMI-GAU2 ピクウス 76mm機関砲
フリーダムなどに装備された物と同型。MA形態時の機首部分に2門内蔵。
本編では変形時にミサイルの迎撃の時に使われた程度。
MMI-RD11 空力防盾
対ビームコーティングシールド。MA形態時には機体下面に装着され、死角からの攻撃に対応すると共に、整流効果を担っている。

対決・名場面

ムラサメ
ミネルバとの合流のためにオーブへと向かうが、その時には既にミネルバはオーブを出向しており、そうとは知らずにオーブへ接近した彼はスクランブル発進したムラサメ2機に攻撃を受けたためやむなく応戦、これを一蹴した。
インド洋攻防戦
カーペンタリア基地を出港した直後にファントムペインの急襲を受けたミネルバの護衛のため出撃。シンのインパルスの援護、ネオ・ロアノークウィンダムを抑えつつ、数機のウィンダムを撃墜している。
スティング・オークレーの駆るカオスとはこの戦いで初交戦。終始セイバーが優勢だったが、撃墜には至らなかった。
ガルナハン基地攻防戦
陽電子リフレクターを装備したゲルズゲーをローエングリンから遠ざけるための陽動役として出撃。シンのインパルスがローエングリンに取り付いた事を確認するとそのままゲルズゲーを戦闘不能にした。
ダーダネルス海峡戦
再びカオスと交戦するも、キラフリーダムに乗って戦闘に介入したため、今回も撃破には至らなかった。この戦いでハイネが戦死し、アスランは彼の死を眼前で見せられる事となった。
クレタ沖挟撃戦、対フリーダムガンダム
地球連合軍オーブ軍の混成部隊と交戦中に再び介入してきたキラのフリーダムと交戦。何とか介入行動を止めさせようと説得を試みるものの、カガリの必死の叫びに気付かないアスランの態度がキラの怒りを買い、交戦の末ビームサーベルで四肢を切り刻まれ、胴体部分を残し大破した。戦闘終了後ミネルバに回収はされたものの、修復不可能と判断され廃棄されたと思われる。

関連機体

プロトセイバー
重力下での可変、起動試験を目的に作られた機体。開戦前に謎の組織『一族』に奪取される。
プロトセイバー+11
『一族』が奪取したプロトセイバーを強化した形態。
ヴァンセイバーガンダム
ライブラリアンによって再設計された機体。
レイダーガンダム
開発に当たり、参考にした。

商品情報

ガンプラ

フィギュア

話題まとめ

資料リンク

リンク