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== MS-09 ドム(Dom) ==
 
== MS-09 ドム(Dom) ==
*登場作品:[[機動戦士ガンダム]]、[[機動戦士ガンダム 第08MS小隊]]
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*登場作品:[[機動戦士ガンダム]]、[[機動戦士ガンダム 第08MS小隊]]、[[機動戦士ガンダム MS IGLOO2 重力戦線]]
 
*デザイナー:大河原邦男
 
*デザイナー:大河原邦男
 
*分類:陸戦用量産型[[モビルスーツ]]
 
*分類:陸戦用量産型[[モビルスーツ]]
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*主なパイロット:[[黒い三連星]]、他
 
*主なパイロット:[[黒い三連星]]、他
  
[[ツィマッド社]]が開発した[[ジオン軍|ジオン公国軍]]の量産型[[モビルスーツ]]。今までの[[MS]]と違い、ホバークラフト走行を採用している。そのため、黒い三連星の技であるジェットストリームアタックが陸上でも可能となった。
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[[ツィマッド社]]が開発した[[ジオン軍|ジオン公国軍]]の量産型重[[モビルスーツ]]。連邦軍の兵士からは「スカート付き」と呼ばれることもある。地上戦でネックになるMSの移動速度の遅さを補うため、今までの[[MS]]と違い脚部に搭載した熱核ジェットエンジンとロケットによるホバークラフト走行を採用している。そのため、重装甲を補って余りある高い機動性を獲得し、黒い三連星の戦術であるジェットストリームアタックが陸上でも可能となった。
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<br/>機体自体の性能に加え主兵装のジャイアント・バズもそれまでのジオン製MSを上回る火力を誇り、攻撃力・防御力・機動力を高いレベルで兼ね備えた機体と言える。元々はランバ・ラル隊に配備される予定だったが[[マ・クベ]]によって補給が妨害され、オデッサでホワイトベースを攻撃した黒い三連星の機体が初の実戦参加となる。その後は量産されてオデッサ基地やラサ基地、キャリフォルニアベースでの各防衛戦や、ジャブロー攻略戦に投入された。高い技量が求められるうえ汎用性に乏しい格闘特化型の[[グフ]]とは異なり[[リック・ドム]]や[[ドム・トローペン]]などの多くの派生機が開発され、戦後も残党軍の手によって運用された。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
;[[機動戦士ガンダム]]
 
;[[機動戦士ガンダム]]
:黒い三連星が搭乗。
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:黒い三連星が搭乗し、ホワイトベース隊と交戦する。TVと劇場版でランバ・ラル隊との交戦順序が異なるが、オルテガ機によってマチルダ中尉のミデアが撃墜されるなど[[ザクⅡ]]や[[グフ]]よりも手ごわい機体であることが強調された。<br/>しかしジャブロー戦に投入された量産機は後のリックドム同様完全にやられ役となり、対空砲火でまともな戦闘すらできず撃墜されるシーンが描かれている。
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;[[機動戦士ガンダム 第08MS小隊]]
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:終盤のラサ基地攻防戦で基地所属の機体が登場。[[ジェット・コアブースター]]を迎撃する際はザク・マシンガンを、その後の[[量産型ガンタンク]]や08小隊との戦闘ではジャイアントバズやヒートサーベルを使用。量産型ガンタンクに肉薄するもカレン機に阻止され、最後は量産型ガンタンクに砲撃されて撃破された。
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;[[機動戦士ガンダム MS IGLOO2 重力戦線]]
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:[[陸戦強襲型ガンタンク]]を迎撃するためダブデに随伴していた2機が登場。1機は砲撃で転倒し、もう1機は砲身を切り落とすも機関砲を至近距離で喰らい燃料タンクをぶつけられて炎上した。
  
 
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
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=== 武装・必殺攻撃 ===
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
 
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:本機の代表的武装である大口径バズーカ。
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:本機の代表的武装である大口径バズーカ。ザクバズーカよりも大口径で、後のジオン系MSもザクバズーカより本系列のバズーカを装備していることが多い。
 
;ヒート・サーベル
 
;ヒート・サーベル
:加熱式の実体剣。
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:加熱式の実体剣。ヒートホークと同じような原理の武器だが、ラサ基地の所属機は発熱させないで使おうとしていた。
 
;拡散ビーム砲
 
;拡散ビーム砲
:胸部に内蔵されているビーム砲。出力が低く目くらまし程度にしか使えない。
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:腹部左側に内蔵されているビーム砲。出力が低く目くらまし程度にしか使えない。
;ラケーテン・バズ
 
:ジャイアント・バズを改良した大口径バズーカ。防御用のアーマーが追加され、マガジン式になっている。
 
 
;ザク・マシンガン
 
;ザク・マシンガン
:ドラムマガジン式の120mmマシンガン。
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:パンマガジン式の120mmマシンガン。ラサ基地所属機が対空戦闘に使用した。
  
 
== 対決・名場面 ==
 
== 対決・名場面 ==
 
;対[[ガンダム]]
 
;対[[ガンダム]]
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:ガイア・オルテガ・マッシュの3人が一直線に突撃して連携攻撃を行う「ジェット・ストリーム・アタック」でガンダムを苦しめるが、最終的に見切られて全機撃破される。この時のガイアの「俺を踏み台にしたぁ!?」という発言は1stの中でも有名なセリフの一つ。
  
 
== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==

2018年8月9日 (木) 00:13時点における版

MS-09 ドム(Dom)

ツィマッド社が開発したジオン公国軍の量産型重モビルスーツ。連邦軍の兵士からは「スカート付き」と呼ばれることもある。地上戦でネックになるMSの移動速度の遅さを補うため、今までのMSと違い脚部に搭載した熱核ジェットエンジンとロケットによるホバークラフト走行を採用している。そのため、重装甲を補って余りある高い機動性を獲得し、黒い三連星の戦術であるジェットストリームアタックが陸上でも可能となった。
機体自体の性能に加え主兵装のジャイアント・バズもそれまでのジオン製MSを上回る火力を誇り、攻撃力・防御力・機動力を高いレベルで兼ね備えた機体と言える。元々はランバ・ラル隊に配備される予定だったがマ・クベによって補給が妨害され、オデッサでホワイトベースを攻撃した黒い三連星の機体が初の実戦参加となる。その後は量産されてオデッサ基地やラサ基地、キャリフォルニアベースでの各防衛戦や、ジャブロー攻略戦に投入された。高い技量が求められるうえ汎用性に乏しい格闘特化型のグフとは異なりリック・ドムドム・トローペンなどの多くの派生機が開発され、戦後も残党軍の手によって運用された。

登場作品と操縦者

機動戦士ガンダム
黒い三連星が搭乗し、ホワイトベース隊と交戦する。TVと劇場版でランバ・ラル隊との交戦順序が異なるが、オルテガ機によってマチルダ中尉のミデアが撃墜されるなどザクⅡグフよりも手ごわい機体であることが強調された。
しかしジャブロー戦に投入された量産機は後のリックドム同様完全にやられ役となり、対空砲火でまともな戦闘すらできず撃墜されるシーンが描かれている。
機動戦士ガンダム 第08MS小隊
終盤のラサ基地攻防戦で基地所属の機体が登場。ジェット・コアブースターを迎撃する際はザク・マシンガンを、その後の量産型ガンタンクや08小隊との戦闘ではジャイアントバズやヒートサーベルを使用。量産型ガンタンクに肉薄するもカレン機に阻止され、最後は量産型ガンタンクに砲撃されて撃破された。
機動戦士ガンダム MS IGLOO2 重力戦線
陸戦強襲型ガンタンクを迎撃するためダブデに随伴していた2機が登場。1機は砲撃で転倒し、もう1機は砲身を切り落とすも機関砲を至近距離で喰らい燃料タンクをぶつけられて炎上した。

装備・機能

武装・必殺攻撃

ジャイアント・バズ
本機の代表的武装である大口径バズーカ。ザクバズーカよりも大口径で、後のジオン系MSもザクバズーカより本系列のバズーカを装備していることが多い。
ヒート・サーベル
加熱式の実体剣。ヒートホークと同じような原理の武器だが、ラサ基地の所属機は発熱させないで使おうとしていた。
拡散ビーム砲
腹部左側に内蔵されているビーム砲。出力が低く目くらまし程度にしか使えない。
ザク・マシンガン
パンマガジン式の120mmマシンガン。ラサ基地所属機が対空戦闘に使用した。

対決・名場面

ガンダム
ガイア・オルテガ・マッシュの3人が一直線に突撃して連携攻撃を行う「ジェット・ストリーム・アタック」でガンダムを苦しめるが、最終的に見切られて全機撃破される。この時のガイアの「俺を踏み台にしたぁ!?」という発言は1stの中でも有名なセリフの一つ。

関連機体

ドム試作実験機
プロトタイプドムの前段階にあたる機体。
プロトタイプドム
本機の試作機。
ドム (寒冷地仕様)
寒冷地用に改修された機体。
ドム・トロピカルテストタイプ
砂漠・熱帯戦用に開発された機体。
ドム・キャノン単砲仕様
長距離砲撃用に開発された機体。
ドム・キャノン複砲仕様
火力を向上させた機体。
リック・ドム
ドムの宇宙戦仕様機。
ドム・フュンフ
後期型の一種。
ドム・トローペン
砂漠、熱帯地方専用のバリエーション機。
ドム・バラッジ
残党軍が強化改修したバリエーション機。
ドム・グロウスバイル
格闘戦特化のバリエーション機。
ドム・バインニヒツ
脚部が高機動スラスターに換装されたバリエーション機。
ドム高速実験機
機動性を向上するために開発された試作機。
ドム改
本機とドワッジの中間にあたる機体。
ドワッジ
本機の最終生産型。
ドライセン
設計思想を引き継いだ機体。
グフ試作実験機
本機とグフの中間的機体。
RFドム
オールズモビルが開発した本機を模した機体。
ドムトルーパー
C.E.世界のドム。
ドムR35
本機をベースに製作されたガンプラ。

商品情報

話題まとめ

銅大の読書日記 2003年04月
ドムについての考察。

リンク