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| 登場作品 = [[アナハイム・ラボラトリー・ログ]]
 
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| タイトル = スペック
 
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| 分類 = 量産試作型[[モビルスーツ]]
 
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| 生産形態 = 量産試作機
 
| 型式番号 =  RX-80PR-4
 
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== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[ティターンズ]][[ペイルライダー・デュラハン]]をセカンドロットのパーツを用いて復元した機体。
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[[ティターンズ]]が開発した[[ペイルライダー・デュラハン]]の兄弟機かつ後継機。ティターンズは[[ジム・クゥエル]]に代わる次期主力機を模索する中で、過去に量産が検討された一部の高性能機を現代的な改修を行って配備を進め、様々な実戦データの収集を行っており、本機はその流れで開発された。
  
[[ジム・クゥエル]]に代わる次世代主力機として、実戦データ収集を目的に建造された。
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[[ペイルライダー計画]]」の到達点であった[[ペイルライダー・キャバルリー]]は全ての実機が喪失し、計画の核であった特殊システム「[[HADES]]」に関わるデータも失われた。しかし、残されたキャバルリーのパーツから「HADES」未搭載のデュラハンが建造されたことで、ハイスペック機であるペイルライダーシリーズの機体データのみは消失を免れた。
  
基本設計はほとんど変わっていないが、[[オーガスタ研究所]]の技術陣らによって[[宇宙世紀]]0084年当時の最新技術で改修された。
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デュラハンの実機はファーストロットのパーツを使い潰して消失していたため、ティターンズが[[ジム・スナイパーII]]をベースにセカンドロットとしてパーツを用意することで復元され、同時に[[宇宙世紀]]0084年の技術で近代化改修が施されている。
  
主な改修内容は
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機体の基本設計は[[一年戦争]]終戦直後のものだが、最新鋭機と同様の機体制御を行うアビオニクスを搭載し、スラスター周りを強化やセンサー類の増強。[[リニアシート]]の搭載といった改修により、ジム・クゥエルを凌駕する性能を発揮し、改修を手掛けた[[オーガスタ研究所]]の太鼓判を押されて実戦配備されている。
  
*[[ペイルライダー・キャバルリー]]用の増加装甲の装着。
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武装はデュラハンと異なりキャバルリーと同様の物が用意されており、複合型特殊武装シェキナーや専用リアクティブ・アーマーなどが装備されている。これにより中距離戦闘を中心に、より多彩な戦況に対応する[[モビルスーツ]]として生まれ変わっている。
*スラスター周りの強化。
 
*最新の機体制御用アビオニクスの搭載。
 
*センサー類の増強。
 
*コクピットのリニア・シート化。
 
 
 
これにより[[ジム・クゥエル]]を凌駕する性能を獲得したが、量産されることはなかった。
 
  
 
== 登場作品と搭乗者 ==
 
== 登場作品と搭乗者 ==
 
;[[アナハイム・ラボラトリー・ログ]]
 
;[[アナハイム・ラボラトリー・ログ]]
:第2話「アクシズからの帰還」に登場。
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:初登場作品。第2話「アクシズからの帰還」に登場。
:[[アクシズ]]のジオン残党軍と交戦し、[[ガルバルディα]]を[[ジム・スナイパーII (ティターンズ仕様)]]との連携で撃破したが、[[ロベルト|リカルド]]の[[高機動型ガルバルディα]]に両腕を切断され、無力化された。
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:[[アクシズ]]の[[ジオン残党]]軍と交戦し、[[ガルバルディα]]を[[ジム・スナイパーII (ティターンズ仕様)]]との連携で撃破したが、[[ロベルト|リカルド]]の[[高機動型ガルバルディα]]に両腕を切断され、無力化された。
  
 
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
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=== 特殊機能 ===
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;専用リアクティブ・アーマー
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:機体各部に装着されている増加装甲。[[ペイルライダー・キャバルリー]]と同様の物。
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=== 武装・必殺攻撃 ===
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;頭部バルカン砲
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:頭部に左右一対2門内蔵されている機関砲。他のペイルライダーシリーズと同様の独立配置のターレット式が採用されている。
 
;シェキナー
 
;シェキナー
:[[ガンダム5号機]]のジャイアント・ガトリング、[[ガンダム4号機|4号機]]のメガ・ビーム・ランチャー、マイクロ・ミサイルランチャーを一つに集約した複合特殊武装。
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:腕部を覆う形で装備される複合型特殊武装。[[ガンダム4号機]]のメガ・ビーム・ランチャー、[[ガンダム5号機]]のジャイアント・ガトリング、マイクロ・ミサイル・ランチャーが一体となった武装で、メガ・ビーム・ランチャー運用のために右腰部には補助ジェネレーターが追加装備されている。
;ビーム・サーベル
 
:バックパックに2基装備された近接戦闘用武装。
 
 
;ハイパー・ビーム・ライフル
 
;ハイパー・ビーム・ライフル
 
:ガンダム4号機と5号機が装備している物と同タイプのビーム・ライフル。
 
:ガンダム4号機と5号機が装備している物と同タイプのビーム・ライフル。
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;[[ビーム・サーベル]] / ビーム・ジャベリン
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:バックパックに計2本装備されているビーム・サーベル。ビーム・ジャベリンとしても使用可能なタイプが採用されている。
 
;シールド
 
;シールド
:ガンダム4号機と5号機が装備している物と同タイプの実体盾。
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:ガンダム4号機と5号機が装備している物と同タイプのシールド。
;60mmバルカン砲
 
:頭部に2門搭載されている。
 
  
 
== 対決・名場面 ==
 
== 対決・名場面 ==
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==関連機体 ==
 
==関連機体 ==
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:原型機。
 
:原型機。
 
;[[ペイルライダー]]
 
;[[ペイルライダー]]
:本機の元の元に当たる機体。
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:本機の大元にあたる機体。
 
;[[ペイルライダー・キャバルリー]]
 
;[[ペイルライダー・キャバルリー]]
 
:原型機であるデュラハンは元々建造途中だったキャバルリーをベースに開発されたため、本機はキャバルリーの再生産機であるとも言える。
 
:原型機であるデュラハンは元々建造途中だったキャバルリーをベースに開発されたため、本機はキャバルリーの再生産機であるとも言える。
;[[ガンダム4号機]]、[[ガンダム5号機]]
 
:本機のビーム・ライフルとシールドを装備している機体。
 
  
 
== リンク ==
 
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2023年4月16日 (日) 14:08時点における版

ペイルライダーDII
外国語表記 PALE RIDER DII
登場作品 アナハイム・ラボラトリー・ログ
デザイナー 瀧川虚至
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スペック
分類 量産試作型モビルスーツ
生産形態 量産試作機
型式番号 RX-80PR-4
頭頂高 18.0m
本体重量 43.7t
全備重量 56.7t
主動力 熱核融合炉
装甲材質 ルナ・チタニウム合金
開発組織 オーガスタ研究所
所属組織 ティターンズ
所属部隊 第7小隊
母艦 アル・ギザ
主なパイロット ティターンズ兵
テンプレートを表示

概要

ティターンズが開発したペイルライダー・デュラハンの兄弟機かつ後継機。ティターンズはジム・クゥエルに代わる次期主力機を模索する中で、過去に量産が検討された一部の高性能機を現代的な改修を行って配備を進め、様々な実戦データの収集を行っており、本機はその流れで開発された。

ペイルライダー計画」の到達点であったペイルライダー・キャバルリーは全ての実機が喪失し、計画の核であった特殊システム「HADES」に関わるデータも失われた。しかし、残されたキャバルリーのパーツから「HADES」未搭載のデュラハンが建造されたことで、ハイスペック機であるペイルライダーシリーズの機体データのみは消失を免れた。

デュラハンの実機はファーストロットのパーツを使い潰して消失していたため、ティターンズがジム・スナイパーIIをベースにセカンドロットとしてパーツを用意することで復元され、同時に宇宙世紀0084年の技術で近代化改修が施されている。

機体の基本設計は一年戦争終戦直後のものだが、最新鋭機と同様の機体制御を行うアビオニクスを搭載し、スラスター周りを強化やセンサー類の増強。リニアシートの搭載といった改修により、ジム・クゥエルを凌駕する性能を発揮し、改修を手掛けたオーガスタ研究所の太鼓判を押されて実戦配備されている。

武装はデュラハンと異なりキャバルリーと同様の物が用意されており、複合型特殊武装シェキナーや専用リアクティブ・アーマーなどが装備されている。これにより中距離戦闘を中心に、より多彩な戦況に対応するモビルスーツとして生まれ変わっている。

登場作品と搭乗者

アナハイム・ラボラトリー・ログ
初登場作品。第2話「アクシズからの帰還」に登場。
アクシズジオン残党軍と交戦し、ガルバルディαジム・スナイパーII (ティターンズ仕様)との連携で撃破したが、リカルド高機動型ガルバルディαに両腕を切断され、無力化された。

装備・機能

特殊機能

専用リアクティブ・アーマー
機体各部に装着されている増加装甲。ペイルライダー・キャバルリーと同様の物。

武装・必殺攻撃

頭部バルカン砲
頭部に左右一対2門内蔵されている機関砲。他のペイルライダーシリーズと同様の独立配置のターレット式が採用されている。
シェキナー
腕部を覆う形で装備される複合型特殊武装。ガンダム4号機のメガ・ビーム・ランチャー、ガンダム5号機のジャイアント・ガトリング、マイクロ・ミサイル・ランチャーが一体となった武装で、メガ・ビーム・ランチャー運用のために右腰部には補助ジェネレーターが追加装備されている。
ハイパー・ビーム・ライフル
ガンダム4号機と5号機が装備している物と同タイプのビーム・ライフル。
ビーム・サーベル / ビーム・ジャベリン
バックパックに計2本装備されているビーム・サーベル。ビーム・ジャベリンとしても使用可能なタイプが採用されている。
シールド
ガンダム4号機と5号機が装備している物と同タイプのシールド。

対決・名場面

関連機体

ペイルライダー・デュラハン
原型機。
ペイルライダー
本機の大元にあたる機体。
ペイルライダー・キャバルリー
原型機であるデュラハンは元々建造途中だったキャバルリーをベースに開発されたため、本機はキャバルリーの再生産機であるとも言える。

リンク