「メッサーラ」の版間の差分

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:両肩に内蔵されたミサイルランチャー。発射されるミサイルは先端部のシーカーと側面のバーニアによって、ある程度の追尾が可能。
 
:両肩に内蔵されたミサイルランチャー。発射されるミサイルは先端部のシーカーと側面のバーニアによって、ある程度の追尾が可能。
 
;クローアーム
 
;クローアーム
:両腕の可動式ポッドに設置。通常はグレネードランチャーの発射口を塞ぐ形で畳まれている。腕のギミックの上手さはシロッコの開発技術が如何に優れているかが分かる。
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:両腕の可動式ポッドに設置された上2本下1本の折り畳み式クロー。通常はグレネードランチャーの発射口を塞ぐ形で畳まれている。
 
:;バルカン
 
:;バルカン
 
::クローアームポッド側面に1門ずつ計2門を備えポッド自体は左右一対の為計四門備えられている。劇中での発砲描写は無い。
 
::クローアームポッド側面に1門ずつ計2門を備えポッド自体は左右一対の為計四門備えられている。劇中での発砲描写は無い。
 
:;グレネードランチャー
 
:;グレネードランチャー
 
::クローアームポッド中心部に内蔵。グレネードは2発ずつ装填されている。
 
::クローアームポッド中心部に内蔵。グレネードは2発ずつ装填されている。
;;ビーム・サーベル
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;;[[ビーム・サーベル]]
 
;:前腕とクローアームポッドの間に1基収容(両腕装備の為計二基)。使用時にグリップが伸長する独自仕様である。取り出す際は手首を180度回転させ、グリップを握らせる。本機は一撃離脱戦法が主なので、使う局面が少ない。
 
;:前腕とクローアームポッドの間に1基収容(両腕装備の為計二基)。使用時にグリップが伸長する独自仕様である。取り出す際は手首を180度回転させ、グリップを握らせる。本機は一撃離脱戦法が主なので、使う局面が少ない。
;メガ粒子砲
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;[[メガ粒子砲]]
 
:背部推進機ポッドと一体化した左右一対二基のスラスター内蔵型ビーム砲。MSなら一撃で破壊できる。
 
:背部推進機ポッドと一体化した左右一対二基のスラスター内蔵型ビーム砲。MSなら一撃で破壊できる。
 
;脚部クロー
 
;脚部クロー
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;対 [[百式]]&[[ガンダムMk-II]]
 
;対 [[百式]]&[[ガンダムMk-II]]
 
:第10話より、シロッコとメッサーラの初登場シーン。メッサーラの機能テストを兼ねて[[テンプテーション]]を襲撃し、救助に訪れたクワトロとカミーユを高い機動性で翻弄。特にクワトロに対しては、高いニュータイプ能力でプレッシャーを与えた。テンプテーションにしか危害を加えず、終始無言だったものの、突如現れた謎のニュータイプとして強い印象を残した。
 
:第10話より、シロッコとメッサーラの初登場シーン。メッサーラの機能テストを兼ねて[[テンプテーション]]を襲撃し、救助に訪れたクワトロとカミーユを高い機動性で翻弄。特にクワトロに対しては、高いニュータイプ能力でプレッシャーを与えた。テンプテーションにしか危害を加えず、終始無言だったものの、突如現れた謎のニュータイプとして強い印象を残した。
;可変モビルアーマー
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;[[可変モビルアーマー]]
 
:第11話より。エゥーゴのジャブロー降下作戦の開始に合わせて艦隊を襲撃。現れるや否や[[サラミス改|シチリア]]を轟沈せしめ、[[ジムII]]複数機をまとめて撃墜した。そして迎撃に現れたエマとカミーユの目の前でMS形態へ変形。ガンダムシリーズ初の可変機としての姿を、カミーユ達だけでなく視聴者に対しても見せ付けた。
 
:第11話より。エゥーゴのジャブロー降下作戦の開始に合わせて艦隊を襲撃。現れるや否や[[サラミス改|シチリア]]を轟沈せしめ、[[ジムII]]複数機をまとめて撃墜した。そして迎撃に現れたエマとカミーユの目の前でMS形態へ変形。ガンダムシリーズ初の可変機としての姿を、カミーユ達だけでなく視聴者に対しても見せ付けた。
  
 
== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
;[[パラス・アテネ]][[ボリノーク・サマーン]][[ジ・O]][[タイタニア]]
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;[[パラス・アテネ]] / [[ボリノーク・サマーン]] / [[ジ・O]] / [[タイタニア]]
 
:本機以降のPMXナンバー。
 
:本機以降のPMXナンバー。
 
;[[メッサーラ・ディノファウスト・ジュピター]]
 
;[[メッサーラ・ディノファウスト・ジュピター]]
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
 
*重力の大きい木星圏での使用を想定している本機だが、どういう訳かスラスター推力が96,000kgと、同時代の可変機<ref>[[アッシマー]](68,200kg)、[[Ζガンダム]](112,600kg)、[[ギャプラン]](183,000kg)</ref>の中では特に優れた数値ではない。これは一年戦争時の[[ガンダムNT-1]](174,000kg)などにすら劣っている。これはスペック表の記載漏れが原因と見られており、96,000kgという数値はスラスターユニットの熱核ロケット6基(各16,000kg)の合計に過ぎず、胴体や脚部のスラスターを含める事で本来の総推力が求め出されるとされている。
 
*重力の大きい木星圏での使用を想定している本機だが、どういう訳かスラスター推力が96,000kgと、同時代の可変機<ref>[[アッシマー]](68,200kg)、[[Ζガンダム]](112,600kg)、[[ギャプラン]](183,000kg)</ref>の中では特に優れた数値ではない。これは一年戦争時の[[ガンダムNT-1]](174,000kg)などにすら劣っている。これはスペック表の記載漏れが原因と見られており、96,000kgという数値はスラスターユニットの熱核ロケット6基(各16,000kg)の合計に過ぎず、胴体や脚部のスラスターを含める事で本来の総推力が求め出されるとされている。
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*[[ガンプラ]]「HGUC 1/144 メッサーラ」のバーニア部分には[[GNドライヴ]]を無加工でハメ込む事ができ(接続ピンは無いため接着必須)、6基のGNドライヴを搭載した[[ダブルオーガンダム|ツインドライヴ]]ならぬセクスタプレットドライヴにする事が可能。『[[ガンダムビルドダイバーズRe:RISE|GBD:R]]』第26話には同様の改造が施された機体が一瞬登場している(直後に砲撃によって撃墜)。
  
 
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==

2020年8月30日 (日) 21:24時点における版

メッサーラ
外国語表記 Messala
登場作品
デザイン
  • 永野護(Ζ)
  • 瀧川虚至(Ζ Define)
  • テンプレートを表示
    スペック
    分類 宇宙用試作型可変モビルアーマー
    型式番号 PMX-000
    頭頂高 23.0m
    全高 30.3m
    本体重量 37.3t
    全備重量 89.1t
    主動力 熱核融合炉
    ジェネレーター出力 4,900kw
    スラスター総推力 96,000kg
    姿勢制御バーニア数 8
    装甲材質 ガンダリウム合金
    センサー有効半径 11,300m
    開発拠点 ジュピトリス
    開発者 パプテマス・シロッコ
    所属 木星船団 ⇒ ティターンズ
    母艦 ジュピトリス
    主なパイロット
    テンプレートを表示

    概要 

    超大型輸送艦ジュピトリスパプテマス・シロッコ大尉が設計・開発したハンドメイドの試作型可変モビルアーマーモビルスーツ形態に変形可能。

    木星の高重力下での運用を前提に設計されており、地球圏で使用されている物よりも大型のスラスターが装備されており、その為、従来のモビルスーツをはるかに凌駕する機動性を有している。フレームも強度の高いものが採用されている。

    登場作品と操縦者

    機動戦士Ζガンダム
    第10話で初登場。劇中で初めて登場した可変モビルアーマーである。劇中初期はシロッコが搭乗し、ブライト・ノアの乗るテンプテーションの襲撃を始めに、エゥーゴのジャブロー降下作戦の阻止に現れ、クワトロの乗る百式カミーユの乗るガンダムMk-IIを圧倒した。その後、サラやレコアが搭乗したが、それ以後の本機の行方は不明である。
    機動戦士Ζガンダム Define
    瀧川虚至氏によりデザインが一新。細身になり、メガ粒子砲とメインスラスターが大型化している。

    装備・機能

    特殊機能

    変形
    MS形態に変形可能。変形所要時間は約0.5秒。

    武装・必殺攻撃

    9連装ミサイルポッド
    両肩に内蔵されたミサイルランチャー。発射されるミサイルは先端部のシーカーと側面のバーニアによって、ある程度の追尾が可能。
    クローアーム
    両腕の可動式ポッドに設置された上2本下1本の折り畳み式クロー。通常はグレネードランチャーの発射口を塞ぐ形で畳まれている。
    バルカン
    クローアームポッド側面に1門ずつ計2門を備えポッド自体は左右一対の為計四門備えられている。劇中での発砲描写は無い。
    グレネードランチャー
    クローアームポッド中心部に内蔵。グレネードは2発ずつ装填されている。
    ビーム・サーベル
    前腕とクローアームポッドの間に1基収容(両腕装備の為計二基)。使用時にグリップが伸長する独自仕様である。取り出す際は手首を180度回転させ、グリップを握らせる。本機は一撃離脱戦法が主なので、使う局面が少ない。
    メガ粒子砲
    背部推進機ポッドと一体化した左右一対二基のスラスター内蔵型ビーム砲。MSなら一撃で破壊できる。
    脚部クロー
    MS形態の踵の部分に併設されているクローで、可動肢として機能する。設置箇所からして戦闘に使用したとは考えにくく、隕石などの浮遊物への機体の固定などに用いるジャッキやアウトリガーの類似物と思われる。

    対決・名場面

    機動戦士Ζガンダム 

    百式ガンダムMk-II
    第10話より、シロッコとメッサーラの初登場シーン。メッサーラの機能テストを兼ねてテンプテーションを襲撃し、救助に訪れたクワトロとカミーユを高い機動性で翻弄。特にクワトロに対しては、高いニュータイプ能力でプレッシャーを与えた。テンプテーションにしか危害を加えず、終始無言だったものの、突如現れた謎のニュータイプとして強い印象を残した。
    可変モビルアーマー
    第11話より。エゥーゴのジャブロー降下作戦の開始に合わせて艦隊を襲撃。現れるや否やシチリアを轟沈せしめ、ジムII複数機をまとめて撃墜した。そして迎撃に現れたエマとカミーユの目の前でMS形態へ変形。ガンダムシリーズ初の可変機としての姿を、カミーユ達だけでなく視聴者に対しても見せ付けた。

    関連機体

    パラス・アテネ / ボリノーク・サマーン / ジ・O / タイタニア
    本機以降のPMXナンバー。
    メッサーラ・ディノファウスト・ジュピター
    雑誌企画『TYRANT SWORD of NEOFALIA』に登場する木星師団専用機。
    メッサーラ・ディノファウスト・アルファ
    上記ジュピターの量産型。

    余談

    • 重力の大きい木星圏での使用を想定している本機だが、どういう訳かスラスター推力が96,000kgと、同時代の可変機[1]の中では特に優れた数値ではない。これは一年戦争時のガンダムNT-1(174,000kg)などにすら劣っている。これはスペック表の記載漏れが原因と見られており、96,000kgという数値はスラスターユニットの熱核ロケット6基(各16,000kg)の合計に過ぎず、胴体や脚部のスラスターを含める事で本来の総推力が求め出されるとされている。
    • ガンプラ「HGUC 1/144 メッサーラ」のバーニア部分にはGNドライヴを無加工でハメ込む事ができ(接続ピンは無いため接着必須)、6基のGNドライヴを搭載したツインドライヴならぬセクスタプレットドライヴにする事が可能。『GBD:R』第26話には同様の改造が施された機体が一瞬登場している(直後に砲撃によって撃墜)。

    商品情報

    ガンプラ 

    リンク

    脚注

    1. アッシマー(68,200kg)、Ζガンダム(112,600kg)、ギャプラン(183,000kg)