ΖII

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ΖII
読み ゼッツー
外国語表記 ΖII
登場作品
デザイン 藤田一巳
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スペック
分類 試作型可変モビルスーツ
型式番号 MSZ-008
頭頂高 18.3m
本体重量 31.1t
全備重量 69.7t
主動力 熱核融合炉
ジェネレーター出力 2,130kW
スラスター総推力 114,300kg
装甲材質 ガンダリウム合金
センサー有効半径 14,000m
開発組織 アナハイム・エレクトロニクス社
所属 エゥーゴ
主なパイロット
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概要[編集 | ソースを編集]

Ζガンダムの発展機としてΖ計画で開発された可変モビルスーツ。機体名は「ゼッツー」と発音する。Ζガンダムの生産コスト高騰の原因となった可変機構をメタスと同様の方式に変更する事で簡略化し、生産性や操縦性を向上させている。

同時期に開発されたMSと同等の機体性能を持ち、量産にも問題のないレベルだったが、財政の逼迫していた当時のエゥーゴ上層部の意向でより多機能かつ高性能なΖΖガンダムの開発が優先されたため廃案となった。しかし、完成した試作機は第一次ネオ・ジオン抗争時にアクシズ侵攻作戦に使用されており、その際のデータから少数の機体が生産された。また、後に本機の構造やコンセプトを踏襲した量産機としてリゼルが開発された。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

Ζ-MSV
出典元。この段階では試作機に関する設定は無く、ほぼペーパープランの機体としての扱いだった。ただ、後発の作品では試作機が実際に登場しているため、資料によってはそれら試作機の存在を示唆する記述が見られる。
機動戦士ガンダムΖΖ外伝 ジオンの幻陽
パイロットはケイ・キリシマ。試作機が完成されエゥーゴによるアクシズ攻略戦で使用され、想定されていた性能を発揮した。この時実戦データを収集できたことから、再び少数生産されいくつかの改良機が開発された。
機動戦士ガンダム外伝 ミッシングリンク (原作ゲーム)
宇宙世紀0090年、元連邦軍であったトラヴィス・カークランドがアナハイムから払い下げられた本機を所有していた。この機体は、ジオン残党軍として活動していた彼の息子、ヴィンセントや仲間達を救う為に活躍している。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

特殊機能[編集 | ソースを編集]

変形
航宙戦闘機形態に変形可能。大気圏突入能力は持たないが、Ζガンダムに因んで便宜上「ウェイブライダー形態」と呼ばれる。加速性については同時期の標準的なMSを圧倒する性能を有している。

武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]

ビーム・サーベル
近接格闘用の装備。ジムIIIなどが採用していた物と同じデバイスが採用されている。
メガ・ビーム・ライフル
本機の主兵装。通常使用時はハイパー・メガ・ランチャーより出力が劣るがウェイブライダー形態時には各部のジェネレーターと直結させる事でハイパー・メガ・ランチャーに匹敵する威力を発揮する事が出来る。また先端からビーム・サーベルを発生させる事が可能。
ビーム・ライフル
Zガンダムの物を流用したビーム・ライフル。更新用の生産品を使用しており、先端部からビーム・サーベルを展開出来る仕様もΖのそれと同一。
クレイ・バズーカ
リック・ディアス用の物を装備している。バックパックに2基装備しており、ウェイブライダー形態でも使用可能。
バルカン砲
ケイ・キリシマの機体の頭部に2門装備されている機関砲。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

関連機体[編集 | ソースを編集]

Ζガンダム / メタス
原型機。Ζの複雑な可変機構をメタスのそれを使用し簡略化する事がΖIIのコンセプトの一つとなっている。
ΖII V型
本機の改良機の1つ。白兵戦能力が強化されている。
リゼル
本機の開発データを使用して開発された量産機。
ジムIII / リック・ディアス
装備を流用している。
ΖΖII
ガンダムビルドファイターズトライ アイランド・ウォーズ』に登場するガンプラ。ガンダムトライオン3を参考にしており、またユウマライトニングΖガンダムを意識しているのか可変機としても高い完成度を誇る。

商品情報[編集 | ソースを編集]

ガンプラ[編集 | ソースを編集]

フィギュア [編集 | ソースを編集]

リンク[編集 | ソースを編集]