グリプス2
グリプス2 (Gryps2)[編集 | ソースを編集]
ティターンズがグリーン・ノア2(グリプス)を分割し、その片方を改修する形で建造されたコロニーレーザー。グリプスは元々2つのスペースコロニーを連結させたものであり、分割した際に残ったもう一方は「グリプス1」と呼ばれ、工場ブロックに改造されている。
核パルスエンジンで移動でき、地球圏全てを狙撃可能。また、エネルギー充填システムの改良により、一年戦争で使用されたソーラ・レイよりもエネルギーチャージに必要な時間が大幅に短縮されている。
宇宙世紀0087年11月下旬に改造を終え、サイド2への恫喝を兼ねて試射を行い18バンチコロニーを破壊。その後グラナダへと照準を向けた。この脅威を排除するべくエゥーゴは戦力不足を補う目的でザビ家再興の承認を条件にアクシズの協力を取り付けた。この結果、グラナダ狙撃の阻止に成功し、グリプス2はアクシズの手に落ちるが、ゼダンの門を破壊した小惑星アクシズがグラナダへの落下軌道を取ったため、この軌道変更のためにエゥーゴはアクシズ側からグリプス2を奪取するべく宇宙世紀0088年2月2日にメールシュトローム作戦を発動。グリプス2を入手したエゥーゴはコロニーレーザーの照射によってアクシズのグラナダ落下阻止に成功する。宇宙世紀0088年2月20日、エゥーゴの占拠したグリプス2を巡り、エゥーゴ、ティターンズ、アクシズとの間で三つ巴の争奪戦が繰り広げられたが、最終的にエゥーゴがコロニーレーザーをティターンズ艦隊へ照射したことでその戦力を消滅させ、ティターンズは事実上崩壊した。
グリプス戦役で損傷したグリプス2はその後秘密裏に補修が進められ、コントロールはシャイアン基地の地下に設置された「カフカスの森」と呼ばれる管制施設から行われるよう改修された。修復されたグリプス2は宇宙世紀0096年のラプラス事変の終盤、ラプラスの箱が眠るメガラニカを消滅させるべく使用されたが、ユニコーンガンダムとバンシィが発したサイコフィールドによって砲撃を無力化されている。
登場作品[編集 | ソースを編集]
- 機動戦士Ζガンダム
- 初登場作品。当初はルナツー、ア・バオア・クーとともにゼ・ダンの門を構築していたが、核パルスエンジンで独自に移動が可能な戦略兵器として特に危険視された。結果、各勢力による争奪戦が繰り広げられ、最終的にエゥーゴがコロニーレーザーを照射、ティターンズ艦隊を壊滅させたことでグリプス戦役は終結に向かうことになった。
- 機動戦士ガンダムUC
- グリプス戦役後、「システム」の符丁が与えられ、極秘裏に補修が進められていたことが語られ、シャイアン基地からコントロールされる形でメガラニカに向けて砲撃を行ったが、ユニコーンガンダムとバンシィのサイコフィールドによって砲撃を無力化され、失敗に終わっている。
- ADVANCE OF Ζ 刻に抗いし者
- 『Ζ』で試射が行われた際、サイド2で戦闘中だったアレイオーン隊が18バンチコロニー外壁に穴を開ける様子を目撃しており、この際、生存者を避難させるために尽力した。結果、相当数の生存者を救出出来たが、エゥーゴはこの際の砲撃で18バンチの住民は全員死亡したと発表している。
- 機動戦士クロスボーン・ガンダム DUST
- 連邦の依頼を受けたアンクル・キングがグリプス2の修復のためにサイド7を訪れるが、コロニーレーザーの修復を行うことに反発した現地住民との諍いが発生。暴徒化した住民に対し、エバンス・ジルベスターはやむなく彼らを射殺したが、アンクルのコロニーレーザー修復が事実だったことから、エバンスは今度はアンクルを殺害。これがエバンスが「首切り王」へと変貌する切っ掛けとなった。コロニーレーザーそのものはその後エオス・ニュクスを秘匿する隠れ蓑となっていたがコロニーレーザーとしては使用されず、サイド7に残ったコロニーがコロニーレーザーへと改装されている。
関連用語[編集 | ソースを編集]
- コロニーレーザー
- グリプス2を含む、巨大なレーザー照射装置兵器。
- ソーラ・レイ
- 一年戦争時に、ジオン軍がマハルをベースに建造したコロニーレーザー。
- メールシュトローム作戦
- エゥーゴによるグリプス2のコロニーレーザー奪取作戦。