マフティー
[編集 | ソースを編集]
宇宙世紀0103年頃から活動を活発化させた反連邦組織。
「マフティー」とは略称であり、正式名称は「マフティー・ナビーユ・エリン」。その名はスーダン語、アラブ語、古いアイルランド語を組み合わせた造語であり、訳した場合は「正当なる預言者の王」となる。これは組織の名前であると同時に架空のリーダー名でもあり、ハサウェイ・ノアがマフティーを「演じて」リーダーとして振る舞っている。
地球環境の保全と再生を目的としており、その為に全人類を地球から宇宙へ移民させる為の政策実施を地球連邦政府に要求した。また、世襲制の様相を呈し、固定化しつつある現連邦政府の官僚主義と、そこに起因する差別政策を批判し、これを粛清する事も目的としている。この現体制の打破と地球保全という目的は、「シャアの反乱」でシャア・アズナブルが掲げていたものに近いが、スペースノイドの自主独立を主張していない点など、これまでの反連邦勢力と性質が異なる部分も多い。
Ξガンダムやメッサーといったモビルスーツで武装しているが、これは組織の黒幕であるクワック・サルヴァーの持つアナハイム・エレクトロニクス社とのパイプによる所が大きい。また、構成員の中には元連邦軍人も在籍しており、軍事組織としての練度も高い。
一年戦争時のコロニー落としの残骸とクレーターを基地化したロドイセヤや、鉱物運搬船を改装した支掩艦ヴァリアントなど複数の活動拠点を持つ。
マフティーの活動により民間人にも犠牲は出ているものの、その姿勢からスペースノイドの支持を得ており、アースノイドの間でもある程度マフティーの信条は受け入れられていた。また、指導者マフティーの正体が対外的に秘匿されている事もあって市井ではマフティーの正体について様々な憶測や噂が流れていた[1]。
宇宙世紀105年にマフティー動乱と呼ばれる紛争を勃発させ、連邦議会の開かれるアデレードを襲撃する為にΞガンダムをアナハイムから受領。本格的に作戦行動を開始するが、アデレードでの戦闘の最中に指導者マフティーを拘束・処刑された事で組織は瓦解した。しかし、マフティーの名は決して枯れることのない水道を意味する「マランビジー」のように語り継がれている。
登場作品[編集 | ソースを編集]
- 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ
- 初登場作品。主人公ハサウェイ・ノアが率いる組織として登場した。
- 機動戦士ガンダム デイアフタートゥモロー ―カイ・シデンのメモリーより―
- 『閃ハサ』と同年代の作品の為、カイ・シデンとジョブ・ジョンの会話でその活動について言及が成されている。
- 月刊モビルマシーン
- マフティー動乱後のマフティーに対する評価が度々語られており、連邦政府はマフティーをジオン残党の一派としてカテゴライズし、マフティー動乱もガンダムタイプが反連邦の象徴として扱われるようになった要因の一つとして扱われている。
構成員[編集 | ソースを編集]
- ハサウェイ・ノア (マフティー・ナビーユ・エリン)
- イラム・マサム
- ウェッジ
- エメラルダ・ズービン
- カウッサリア・ゲース
- ガウマン・ノビル
- クワック・サルヴァー
- ケリア・デース
- ゴルフ
- シベット・アンハーン
- ジュリア・スガ
- チャチャイ・コールマン
- ミツダ・ケンジ
- ミヘッシャ・ヘンス
- レイモンド・ケイン
運用兵器[編集 | ソースを編集]
関連組織[編集 | ソースを編集]
- アナハイム・エレクトロニクス社
- クワック・サルヴァーとのつながりにより、密かにモビルスーツ等の戦力を提供している。
- オエンベリ
- ファビオ・リベラがマフティーを騙り、戦力を集結させていたオーストラリアの都市。
- ルー・ラヴァータ
- U.C.0106年頃から活動を開始した、地球不法居住者によるテロ組織。連邦政府の土地強制収用に反発し、閣僚の暗殺を行っているなど、活動内容に共通項が見られる。
リンク[編集 | ソースを編集]
脚注[編集 | ソースを編集]
- ↑ 中にはそれに便乗する形でマフティーの名前を騙るテロリストも存在した。『閃光のハサウェイ』で登場したハイジャッカーや、オエンベリ等がその典型。