機動戦士ガンダム外伝 宇宙、閃光の果てに…

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概要
読み きどうせんしガンダムがいでん そら、せんこうのはてに…
ゲームジャンル 3Dアクションゲーム
リメイク版 機動戦士ガンダム サイドストーリーズ
開発元 ベック (チームホワイトディンゴ)
発売元 バンダイ
対応機種 PlayStation 2
プロデューサー 稲垣浩文
ディレクター 徳島雅彦
シナリオ 千葉智宏 (スタジオオルフェ)
キャラクターデザイン 逢坂浩司
メカニックデザイン カトキハジメ
高倉武史
プレイ人数 1人
発売日 2003年9月4日
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漫画版
作画 夏元雅人
出版社 角川書店 (現KADOKAWA)
掲載誌 月刊ガンダムエース
発売日 2004年~2005年 (単行本)
掲載期間 2003年7月号~2004年6月号
巻数 全3巻
話数 全11話
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小説版
著者 宮元一毅
出版社 角川書店 (現KADOKAWA)
レーベル 角川スニーカー文庫
発売日 2003年10月1日
巻数 全1巻
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概要[編集 | ソースを編集]

2003年9月4日に発売されたPlayStation2用ソフト『機動戦士ガンダム めぐりあい宇宙』に収録された『機動戦士ガンダム外伝』の第3弾。ゲーム内の「サイドストーリーモード」を選択することでプレイが可能。全5ステージ。

M-MSV』に登場するガンダム4号機5号機がカトキハジメによってリファインされ、ストーリーもSDクラブに付属していた『モビルスーツコレクション・ノベルズAct.2』「ア・バオア・クー攻防戦」を原作とし、星一号作戦における第16独立戦隊 (サラブレッド隊)の活躍が描かれる。

シナリオはマルチエンディングであり、条件によって月面のグラナダダルシア・バハロを送り届けるルートとア・バオア・クー戦に参戦するルートに分岐し、更にそこからエンディングが派生する形となる。

2003年には『月刊ガンダムエース』誌上にて夏元雅人氏によるコミカライズ版が連載され、上記のグラナダルートを正史として取り扱い、ア・バオア・クー戦参戦ルートが物語の途中から分岐したifストーリーとして描かれている。単行本3巻には『めぐりあい宇宙』発売記念としてガンダムエース2003年10月号増刊「ガンダムゲームエース」に掲載された読み切り漫画『ソロモンの悪夢』が収録されている他、2015年にはタイトルを改めた新装版『機動戦士ガンダム外伝 REBELLION 宇宙、閃光の果てに…』が刊行されている。

また、2003年には宮元一毅氏による上記コミックのノベライズ版も発売されている。上述した「ガンダムゲームエース」には読み切り小説として「煙草とレベル7の日」が掲載されているが、こちらは単行本未収録となっている。

ストーリー[編集 | ソースを編集]

地球連邦軍本部ジャブローを発進する第13独立戦隊「ホワイトベース隊」。それと同様に、第16独立戦隊である「サラブレッド隊」も、ジャブローを発進し地球をはなれた…。

彼らの役割は、ジオン軍の月面基地グラナダの動向を監視し、サイド3方面へと進攻する連邦軍主力艦隊の背後を守るというものだった。

任務遂行のため、月とソロモンの境界に位置すべく航行をつづけていたサラブレッド隊だったが、途中、敵のパトロール艦隊と遭遇してしまう…。

※『機動戦士ガンダム めぐりあい宇宙』サイドストーリーモード、ステージ1冒頭デモより

登場人物[編集 | ソースを編集]

地球連邦軍 / 第16独立戦隊[編集 | ソースを編集]

フォルド・ロムフェロー
ルース・カッセル
ミユ・タキザワ
キルスティン・ロンバート
アニー・ブレビッグ
ウェスリー・ナバーロ
ダリル・ボイド
カーク・ウォルバーグ

ジオン公国軍 / グラナダ特戦隊[編集 | ソースを編集]

マレット・サンギーヌ
ユイマン・カーライル
リリア・フローベール
ギュスター・パイパー
ノルド・ランゲル
ダルシア・バハロ
グレニス・エスコット
メイ・カーウィン
ジェイク・ガンス
バルスト

民間人[編集 | ソースを編集]

トレイシー・ラムーア

登場メカ[編集 | ソースを編集]

地球連邦軍[編集 | ソースを編集]

ジオン公国軍[編集 | ソースを編集]

用語[編集 | ソースを編集]

第16独立戦隊
ペガサス級4番艦「サラブレッド」を旗艦とする連邦軍部隊。隠密行動を主体とし、グラナダからソロモンへの補給路を断つことを任務とする。
グラナダ特戦隊
コミカライズ版に登場するキシリア・ザビ麾下の直属部隊。テストパイロットで構成された遊撃隊であり、マレット・サンギーヌが隊長を務める。

楽曲[編集 | ソースを編集]

雷光の第16独立戦隊
「サイドストーリーモード」のタイトル画面やステージ上で流れるBGM。本作を代表する曲であり、外部出演する際も採用される事が多い。
G04、強襲
ステージ3のメガ・ビーム・ランチャー発射イベント後やステージ5の増援出現後に流れるBGM。前者はクリア評価がシナリオ分岐に関わるステージであり、後者は護衛対象や自機のHPに注意を払いながら戦うステージであるため、緊張感と共に戦ったステージのBGMとして印象に残ったプレイヤーも多いのではないだろうか?

各話リスト[編集 | ソースを編集]

漫画版 [編集 | ソースを編集]

話数 サブタイトル 備考
1巻  OPERATION 1 初陣
OPERATION 2  連携 
OPERATION 3  閃光 
OPERATION 4  月面 
2巻  OPERATION 5  爆光 
OPERATION 6  希光 
OPERATION 7  和平 
OPERATION 8  終結 
3巻  OPERATION if 5  光芒 
OPERATION if 6  激戦 
OPERATION if 7  帰還 
  ソロモンの悪夢  「ガンダムゲームエース」収録の読み切り漫画

関連作品[編集 | ソースを編集]

PS2用ソフト「機動戦士ガンダム めぐりあい宇宙」
本作を収録している3Dアクションゲーム。コミカライズ版では「ミッションモード」でプレイヤーが作成するオリジナルキャラクターの一部がネームドとして設定された上で登場する。
ガンダムセンチュリー / MSV
ガンダム4~5号機やサラブレッドなどの文字設定の初出。
M-MSV
ガンダム4~5号機のデザインの初出。本作への登場にあたりリデザインが行われている。
モビルスーツコレクション・ノベルズ
本作のストーリーの基となった「Act.2 ア・バオア・クー攻防戦」の収録作品。フォルドとルースの初出でもある(掲載当時はファミリーネームのみ)が、ストーリー展開は本作と大幅に異なる。
機動戦士ガンダム戦記 Lost War Chronicles
漫画版では同作者によって設定が共有されており、同作の登場人物の一部が本作に登場。フォルドとルースも、本作に先行する形でこちらに登場している。
ガンダムバトルオンライン / ガンダム戦略戦術大図鑑
上記の『ガンダム戦記』と同様、これらを出典とするキャラクターが漫画版や小説版にゲスト出演している。
GUNDAM LEGACY
夏元雅人による漫画作品。『戦記』や本作のキャラクターが登場するオムニバス。

余談[編集 | ソースを編集]

  • 上述の通り、『めぐりあい宇宙』に収録されている本作はマルチエンディングとなっており、ステージ3のクリア評価や最終ステージで耐久値が一定値以下になる事でエンディングが変動する。ア・バオア・クー戦を戦い抜くベストエンドもあれば第16独立戦隊が全滅するバッドエンドなども存在しているが、いずれも宇宙世紀の年表に影響を及ぼさないような措置が施された展開になっているのが特徴となっている。

リンク[編集 | ソースを編集]