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2019年7月1日 (月) 17:40時点における版
ヘビーガン | |
---|---|
外国語表記 | Heavy Gun |
登場作品 | |
デザイン | 大河原邦男 |
スペック | |
---|---|
分類 | 汎用量産型モビルスーツ |
型式番号 | RGM-109 |
全高 | 15.8m |
本体重量 | 9.5t |
全備重量 | 23.5t |
主動力 | 熱核融合炉 |
ジェネレーター出力 | 2,870kW |
スラスター総推力 | 82,260kg |
アポジモーター数 | 59 |
装甲材質 | ガンダリウム合金 |
開発組織 | アナハイム・エレクトロニクス社 |
所属 | 地球連邦軍 |
主なパイロット |
概要
サナリィが提出した「モビルスーツの小型化」の案を地球連邦軍が受け入れ、その試作機としてアナハイム・エレクトロニクス社に開発を依頼して完成したのがヘビーガンである。
ジェガンの機能を小型化、ジェネレータ等の部品はジェガンの流用である。しかし、出力や推進面、及び装備拡張機能ではジェガンを上回っており当時のジオン残党の掃討を主目的として想定した次世代の小型モビルスーツの埋め合わせとして量産が決定し、オールズモビル戦役においては同期のGキャノンと共に十分な働きを示した。この際、サナリィはヘビーガンの性能と開発、GキャノンのOEM生産時のでチューニングによるAE社に対する不満から、後に自主開発への道を切り開くことになる。
しかし後に現れたクロスボーン・バンガードの量産機と比べると、出力や運動性能、ビーム・シールドの未装備など大半の面で劣るのは否めない。 この頃になると現地のパイロットからも「ジェガンと大差無い」と不評だった。
配備数は多く、宇宙世紀0130年代の「機動戦士クロスボーン・ガンダム」でも主力モビルスーツとして勤め、後年宇宙世紀0153年「機動戦士Vガンダム」でも地球連邦軍の払い下げのヘビーガンがマケドニア政庁に配備されている。
登場作品
- 機動戦士ガンダムF91
- ビルギット機を初めとして多数の機体が登場する。クロスボーン・バンガードの機体には歯が立たず撃破されている。
- 機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122
- 後半ステージからジェガンに代わる味方機として登場する。…が、これといって能力面で変化は無く、相変わらずの壁役である。
- 機動戦士クロスボーン・ガンダム
- 連邦軍の主力モビルスーツとして登場する。
- 機動戦士ガンダムF90FF
- 第1話から登場。第13実験戦団の機体はリゼルとの模擬戦で、小型機ゆえの機動性を活かしこれを圧倒。ガンダムF90-Eタイプの電子支援があったとはいえ、従来のガンダムシリーズにない戦いぶりを見せた。
装備・機能
武装・必殺攻撃
- バルカン砲
- 頭部に左右一対二基内蔵。
- ハンドグレネード
- 両腰に各4発。マニピュレーターによる手動投擲も装備位置からの自力推進発射も可能。
- ビーム・ライフル
- 重厚で肉厚のブルバレル構造を採用している当時の連邦軍機標準ビーム・ライフル。サブセンサーも用意されコロニー内での使用に適した低出力モードを使用可能。
- ビーム・サーベル
- 標準的な近接戦用の武装。手首を回転させることでビーム・シールドの様に扱う事ができる。
- シールド
- 実体式の防御兵装。
対決・名場面
機動戦士ガンダムF91
- 対バグ
機動戦士ガンダムF90FF
- 対リゼル
- 第1話より、ガンダムF90-Eタイプの運用試験を兼ねた模擬戦にて。3機のヘビーガンと3機のリゼルがデブリ帯で対決し、ヘビーガンが接近戦でリゼルを圧倒。変形し距離をとるリゼルだったが、身を潜めている最中にF90のジャミングによりレーダーとモニターに不具合が発生。そこに奇襲を掛け、見事圧勝した。
『F91』では終始CV軍の小型機に圧倒されたヘビーガンではあるが、腐っても小型機。大型機相手には無類の強さを発揮できる事を証明したシーンである。
関連機体
- ヘビーガンパワードウェポン(ヘビーガン重装攻撃型)
- 火力不足を補うためのオプションユニットを装備した機体。
- ヘビーガン (マケドニア仕様)
- マケドニアコロニーの防衛用に配備されていた機体。『F91』の物とはデザインが異なる。
- ハーディガン
- サナリィのキャノンガンダムを本機をベースに再現し、量産性と本機との互換性を重視して開発した機体。
- シルエットガンダム
- 本機のフレームをベースに開発された機体。
- MSA-120
- 本機の発展型として開発された試作機。
- ジェガン
- 前世代機。
- ジェムズガン
- 後継機。
商品情報